私たちは意外に近いうちに老いなくなる

私たちは意外に近いうちに老いなくなる

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

★ノーベル賞/大隅良典氏推薦!
★老化研究の最前線は、本当のところいまどうなってるの!?
★オートファジーの世界的権威が分かりやすくご案内!

これまで権力者も、どんな大富豪も手に入れられなかった「老いない体」、私たちは手に入れられるのでしょうか?
老化は複雑な現象なので、さまざまな面があります。それを各分野の専門家に取材してなるべくわかりやすく解説したのが本書です。
本書は、ノーベル賞級の活躍をする教授陣に吉森先生が取材し、現在の研究の最前線をわかりやすく解説したものです。
細胞老化、免疫、皮膚、NMNなど10のジャンルを紹介。「老化の敵は『慢性炎症』」「できるだけ紫外線を浴びないようにする」「オートファジーは脳も守る」「NMNは点滴で入れるのは危険」「100歳以上生きる人は、病気を起こす遺伝子をそもそもあまり持っていない」など。
分かりやすく、豊富な図解で説明しているので、生命科学の基本的な知識も、楽しく読んでいるうちに身につきます。

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私たちは意外に近いうちに老いなくなる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「老化を遅らせられるか」という結論よりも、その根拠をどう評価するかに注目しました。

    老化研究では、細胞実験やモデル生物の研究、ヒトを対象とした臨床試験など、さまざまな証拠が使われます。しかし、魚やマウスで寿命が延びても、人間で同じ効果が得られるとは限りません。生物種による違いや生活環境の影響があるためです。

    NMNのように注目される物質についても、生体内の指標が変化したことと、人間の老化そのものが遅くなることは同じではありません。だからこそ、「何が分かったのか」だけでなく、「まだ何が分かっていないのか」を区別する必要があります。

    本書を通して、老化研究は確実に進歩している一方、人への応用には慎重な検証が必要だと感じました。科学への期待と、証拠の限界を冷静に見る姿勢の両方が大切だと思います。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    大学で分子生物学は習いましたが、ほぼ忘れていたので、比喩が使われていて分かりやすかったです。
    自由診療のものは安全性が確立されていない場合もあるので、飛びつかないようにしようと思います。
    最先端の研究についても紹介されていて今後が楽しみになりました。

    •オートファジー自食作用
    •ルビコン:オートファジーにブレーキかける
    •エクソソーム:運び屋
    •MondoA:転写因子、ルビコンを抑える働きあり

    •DNA:設計図をかく紙
    ゲノム:家全体の設計図の全情報
    遺伝子:個別の部屋の設計図

    ○体全体が老化することと細胞が老化することは別
    •個体老化:Aging体全体が老化すること
    →原因の一つは新しい細胞を生み出せなくなること、肝細胞ステムセルの枯渇

    •細胞老化:Senescence細胞の老化
    →これ以上細胞が新しくならない、増えないこと、細胞分裂の停止

    •老化細胞が増えると個体が老化するのは、SASP(老化細胞が炎症物質を分泌する現象)が原因とみなされている。

    •老化細胞を根こそぎ取り除くことはよくない
    セノリティクス
    →細胞老化をなるべく起こさない生活を

    •免疫は、鍵をひたすら先に作って、敵を撃退できるようにしている。
    •制御性Tcell:危険なTcellにブレーキをかける。
    •胸腺(学校)にて、
    何も認識できないものが脱落
    →自分の体を標的にしてしまうものが脱落
    →非自己だけを敵として見つけられるTcellのみ卒業
    40代以降自己免疫疾患が起こりがちなのは、胸腺が老化するからかも

    •日焼け止めを塗る

    •DNAが巻き付いてるヒストンにアセチル基があるとゆるんだ状態になる
    →細胞が本来の働きができなくなる
    サーチュイン•NADはヒストンの脱アセチル化する。
    →余計なタンパク質つくるのを防ぐ

    •サーチュインを、動かすのがNAD、加齢によって減少
    →NMN(ニコチンアミド•モノヌクレオシド)を摂取すると体内でNADに変換される(が、点滴で入れると危険)

    •視床下部→脂肪細胞にNAMPT作れと命令→他の組織に取り込まれる→NMNが作られる→即座にNADに変換→サーチュインが働くようになる

    •百寿者にはアポリポたんぱく質E4型(APOE4)をもってる人が少ない
    APOEには、Choを溶かして血中を流れやすくする働きあり
    4型、2型、3型がある。
    両親から1つずつ受け継ぐ、
    4型が1つでもあると(日本人の15-20%)アルツハイマー病になるリスクは3倍、2つともだと(1-2%以下)最大15倍

    •新技術
    アルファフォールド、CRISPR-Cas9

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    オートファジーなど老化に関する研究の最前線の話を一般人向けに書いた本

    これを読めば老化対策ができるわけではないが、アンチエイジング関連サプリに、飛びつく傾向がある人には一読の価値はあるかもしれません。

    研究をしている大学院生の娘との、共通の話題になることに微かな期待。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    素人にもわかりやすく解説されており、入門書としてとても良い。入門書ではあるが、書かれている中身は最先端で専門的。これ一冊読めば老化研究に関して広く浅い知識が得られる。

    次は構造生物学による創薬の可能性と、サラッと触れられていた臓器間ネットワークについて詳しく勉強してみたい。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    オートファジーに興味があり実践していたので(間食しない等)、新しい情報が知りたくて読みました。
    また、父がアルツハイマー型認知症で亡くなっているので、自分への遺伝など、気になっていたのでとても参考になりました。大量にメモしました。
    遺伝子があっても必ず発症するわけではない事など、希望が持てました。
    そのためにも、少しでも老化を遅くできるように実践していきたいと思います。

    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    老化が起こる要因は、細胞レベルで起こるいくつもの現象が複合的に影響している。最新の研究に基づき、明らかになりつつあるそのメカニズムを分かりやすく教えてくれる。精子と卵子の存在が寿命の性差を生み出している、生殖と寿命のトレードオフは生命の本質的な仕組みなのかもしれないというのが印象的。不老長寿が現実になるかもしれないなと思わせてくれる1冊。

    0
    2026年03月29日

    Posted by ブクログ

    老化研究の進捗が簡単に解説されている一冊。
    序章と10章仕立てで、不老長寿の生物、不老が人間で実現した場合の社会、老化に関わる免疫、老化に関わる遺伝子と細胞、症状として出る老化、老化対策となりうる研究、などが簡潔明瞭に説明されています。
    大衆向けに書かれた資料なので、難しい内容ではあってもスラスラと読み進めることができました。
    本来は体の益になる炎症や免疫は急激に長寿となった人類に適応できておらず、リウマチやガンの原因となることを知り不憫に思いました。
    長寿の秘訣も紹介されていますが当たり前の事ばかり、しかしその当たり前を遵守するのもなかなか難しいのが人生だと思います。
    今後の研究に期待したいです。

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    老化のメカニズムについて現時点の研究結果をまとめた本。遺伝、生活習慣が寿命に影響するとの事だが、今後更に研究が進めば遺伝子編集などで寿命を延ばすことも出来る可能性がある様で驚いている。
    個人的にはあまり長寿にこだわりなく自然に人生を全うしたいと思っているが、近い将来人間寿命の常識がどう変わるのかは非常に楽しみである。

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    老化をテーマにした作品
    医学知識がなくても読みやすいようになっていて面白かった
    長生きする人の特徴は
    炎症の少なさ、紫外線を浴びない、睡眠は7時間以上取る、など。
    免疫の仕組みや構造生物学などの触りが記載されていた

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    老化の仕組みの部分は大体理解できなかったが色々わかってきたことはわかった。ピンピンコロリのためにはいわゆる健康的な生活が良いと改めて思った。

    0
    2026年01月01日

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