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ユーザーレビュー

  • 自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    異文化の習慣と私達日本人の習慣の違いを知り、文化的な多様性を認めることができることを研究しているのが、文化人類学という学問だということがわかるような本の作りになっています。非常に面白いですが、表紙の絵のようなポップな軽い感じの文章ではなく、中身はしっかりしています。

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    2025年12月05日
  • 自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文化人類学というものを本書で初めて知りました。日常にある素朴な疑問を、世界各地の多様な文化と事例により紐解いていく内容でしたが、どれも興味深いものでした。学生の頃にこんな講義があったらぜひ聞いてみたかったです。
    全く別なところに住んでいても、意外な部分で文化や風習における共通点があるものですね。面白いです。

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    2025年08月07日
  • 自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    そうそう、これこれ。
    こういった本に出合うために本を読んでいるんですよ。私は。

    他の文化に触れることで、自分の文化を見直したり、共通項を探したりして色々弄ったり眺めたりすることで、外から自分の文化を見る視点を獲得出来るんじゃないかと思っていて、まぁ、それって文化人類学的なのかもしれない。

    本当は参与観察するのがよいんでしょうけど、そんなに期間を取るのは難しい、海外に行くのも金銭的に難しいし、そもそも外に出るのがあんまり好きじゃない。そんな私は本で自分の常識と違う常識を持った人を見るのが好きなんですよ。だから自分が体験したことがない状況にある人の目線で書かれた本が好きだったりします。

    そう

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    2025年04月11日
  • 自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    興味のある内容とそうでない内容に差はあったものの、自分の正解=皆んなの正解ではない。
    同じ地球上に生活しているものの、国が違えば風習や考え方も全く違う。

    例えば、私は犬を可愛いと家族として生活しているが、他国の文化ではイヌ食もある。これは私にとっては信じ難きことだが、それを当然と捉える人も地球上に多くいる。

    国という大きな視点で文化の違う人類がいることは分かっていた。
    だが、自分が関わる職場や地域のコミュニティなど対象を小さくしたとき違和感やズレと感じていた。

    育った環境や経験も違うから考えや意見も違ってくるよね、と。身近になればなるほど同じ括りで決めつけてしまっていたので、根本が違うん

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    2025年12月04日
  • 自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    青少年向けに文化人類学の概説として書かれた本だと思うけどどの世代が読んでも面白いと思う。汚穢れと禁忌の章が特に面白かった。はっきりとしたカテゴリー分けに収まらない境界のアノマリーが穢れと見られてしまうというのは色々なところで見られる現象だと思う。この説を唱えたメアリ・ダグラスの著作も読んでみたい。

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    2025年11月15日

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