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Posted by ブクログ 2023年07月02日
「哲学100の基本」を読んだ後なので、少しは哲学に対する理解が進むかと思い読んでみたが、やはり難しかった。そもそもフーコーの当初よって立っていた「人間学」というものが何なのかが全く理解できなかったので、その後のフーコーの過去の自分の思想からの脱却という流れが理解できないまま読み終わってしまった。ただ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月21日
知的8
かかった時間3時間半くらい
フーコーの入門書。彼の思考の変遷を、代表的著作をとおして追っている。
筆者がかなり頭のいい人で(そりゃそうだ)、フーコーを貫く、既存の思考を疑うやり方と、自身を新しいものごとに向けるやり方を軸にしつつ、年代ごとの問題意識について概観してくれているので、わからない...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月18日
フーコーの著作と主張の移り変わりを西洋知の文脈を踏まえて、端的にまとめている。
最後にある通り、彼の問題意識は「主体と真理」の関係の問題化にあった。
『言葉と物』で人間の有限性への覚醒を促す。人間を基礎づける無意識なようなものはないのだ。
『知の考古学』で歴史の連続性の否定と歴史解釈の拒絶を通...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月17日
僕が学生時代から読もうとして、怠惰ゆえに今までほとんど読まずに過ごしてきた本、それがフーコー、ドゥルーズ、メルロ=ポンティ等の哲学書である。
先月、ブルデューの「世界の悲惨」の感想を書いたときに、《「世界の悲惨」とは、まさに哲学の悲惨に他ならない。》(「世界の悲惨Ⅲ」(監訳者あとがき))という言葉を...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月15日
「ラカン 哲学空間のエクソダス」 (原和之著)からの流れ読みだ。
ミシェル・フーコーの思索の足跡がわかりやすく書かれている。「狂気の歴史」「臨床医学の誕生」「言葉と物」「知の考古学」「監獄の誕生」まではなんとか着いていけるが、「性の歴史」になると難度が上がるような気がした。
フーコーの著書にチ...続きを読む
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