ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
暇と退屈からこっちも気になって読んだ。
正直かなり難しい。ちょっと読み飛ばした部分もある。
ただ、中動態という新しい(?)概念も知ることができた。今の言語では中動態が広まっていないのがもどかしくなる。
以下、本書と直接関係ないが感想。
小説などの物語がなくならない理由の一端に、中動態の喪失があるかもしれない。
特に悲劇のような物語では、登場人物は誰かに強制された行動もあれば、進んで自分で行ったとは言えない行動もする。大きな物語の流れの中で、彼らは思い通りに行かない行動を自らとる。こういった行為は能動態/受動態では書き表せない。
物語を読む人は、ストーリーを楽しむだけでなく、確かにあるが表現 -
Posted by ブクログ
第一部の近代日本哲学史の通史パートと第二部の個別著作の解説パートの二部構成。第一部は類書が少なく、編者の言を信じるなら新書では恐らく初の試みと言われておりとても有益。第二部はある程度既に知ってる人向けだがそれぞれの専門分野で活躍する人たちの分担執筆であり内容の確度は高いだろう。
第一部の近代日本哲学史は京都学派を中心に展開されており、それぞれの人間関係にも及んだゴシップ的な面白さも強く読みやすい。一方思想的な読み解きは二部に譲り師弟関係をはじめとした人間同士の繋がりに力点を置きすぎているところは気になるものの、確かに流れを通しで読める新書は少なくとても面白かった。 -
Posted by ブクログ
もちろん誰もが話が面白い人になる必要はない。しかしながら社会人である程度の立場の人間なら、多少は話を面白くする技術は必要だと思う。私はまだ年齢的にそういう機会はないのだが、飲み会の席(自社=内輪の飲み会や、他社も参加するようなパーティのような場も含む)で乾杯の音頭を取る際の短いスピーチを聞かされる側の人間としては、少しでも話は面白い方が良い(つまらない話を聞かされると「はよ乾杯させんかい!」と心の中でツッコむ)。
著者によると話が面白い人は、インプットした小説、漫画、ドラマ、映画などの内容を比較、抽象、発見、流行、不易の5つの型の内のどれかに当てはめ、面白く話すための「ネタ」としてストックして -
Posted by ブクログ
美的判断に関するあれこれを「センス」という言葉をあらためて定義するところから始めて、展開していく感じ。そこに最後、そのセンスを構造的に支える概念としてのアンチセンスなるものが提出される。
これはもう千葉先生の真骨頂(!)とも言えるような。イデアルな命題に対するプラティカルなどうしようもなさ、ジレンマ(、当てはまる言葉なら如何様にでも)を、あいまいでグラデーションな緩衝地帯の中で一旦受け止めて仮固定する、<想像力>=やさしさで包み込むような千葉先生の言葉に僕は救われてばかりだ。
この本で言われていた「センスが良い」状態は自分がよく言ってる「ヒキがイイ」(即ち、技術としての偶然性)ってのに近い気
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