・シンプルでわかりやすい論理でリーダーシップを発揮する
・上司から求められたものは必ず100%を返す。できれば120%を返す。その追加20%の付加価値の差が、いずれアマかプロ化の実力の違いにつながっていく
・戦略を組織に落とし込む
1)トップ自らが「ハンズオン」のスタイルで事業組織に立ち入る
2)経
...続きを読む営幹部に対する戦略教育を行う。彼らの戦略リテラシー(戦略の読み書き能力)を画期的に上げることを狙う
3)それを受けてトップと幹部は、熱くなって新戦略を立案する
4)その戦略を彼らは、自らの手で、組織一体になって実行に移す
5)このステップで事業革新を目指すと同時に、経営者人材が育成される
・粗利益を画期的に上げる方法が見つけられないなら「構造的」に魅力のない事業である可能性が高い
・事業の説明
業績→市場の規模、成長率→競合→当社の強み、弱み
・会社を強くするためには、組織の適度な不安定化が常に必要である。それが最大の効果を発揮するためには、同時または先行して、社内に向けて戦略目標が提示されていなければならない。みなさそれに向けて努力を結集し始めたとき、組織の中に「ゆらぎ」がうまれ、それがさらに大きなアンバランスを受容する素地となる。だから問題は、当面の戦略目標を以下に設定し、組織のベクトルを束ねられるかどうかである
・社内のだれもが理解できる「単純な目標」と、その実現を支援するための一連の施策。それによって「目標と現実のギャップ」に橋を架ける。組織の中で「戦略意識」を醸成し、社員が共通の「戦略言語」をしゃべるようにならなくてはならない
・行動管理をうまく活用するためのポイント
1)しつこく実行する。頻度を決め何カ月でもやり続ける
2)報告対象に「漏れ」や「例外」を作らない。そこから無駄が生まれる
3)管理チャートの数や種類を少なくする
・抜本改革の時間軸は二年
・不振会社を元気にするために改革を目指す場合、戦略をいじり始める前に、まず「創る、作る、売る」の組織機能が「肥大化」していないかを点検する。事業組織ごとに「創る、作る、売る」のワンセットが含まれていて、自律的に経営のできる小ぶりな体制を整えることを狙う。顧客ないし競合に対して、組織の対応スピードが上がり、自社の強みが最速で発揮されるようなビジネスプロセス・組織のコンセプトを目指す