【感想・ネタバレ】哲学的な何か、あと科学とかのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

高校の時の授業では全く興味のなかった哲学ですが、この本に当時出逢えてたらなあ。。と思うくらい哲学が面白くなる本でした。自分は理系なので科学のことはそれなりに分かっていたつもりだけど、哲学と結びつけたことはなかった!理系にこそぜひ読んで欲しい一冊です。

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購入済み

2024年03月10日

哲学とか科学関連に興味があるけど…という初めての人におすすめの本です。
量子力学とかも一通りどんなものなのかわかりやすく、書物としても軽快に読めました。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

著者の飲茶さんは哲学の専門家ではなく、元理系のサラリーマン。著書に「14歳からの哲学入門」など哲学や科学などの学問を平易に解説する本を書いています。

本書も哲学を全く知らない人向けに書かれた、大変面白い本になっています。
「相対性理論」、「カオス理論」、「エントロピーの法則」等を大雑把にかつわかり...続きを読むやすく解説したあと、「2重スリット実験」、「コペンハーゲン解釈」、「シュレディンガーの猫」といった量子力学の入口まで読者を導き、だんだんと科学から哲学や倫理問題の領域に議論を移してゆき、科学論理の脆さを突いてゆくのはうまい流れと思いました。

「哲学的な視点で『科学的な正しさ』を問いかけていくと、実はそれがかなり危ういものだと気づかされるだろう。
いままで確かだと思っていた景色がガラガラと崩れる瞬間は、怖いけども、ちょっぴり楽しかったりもする」

終盤では「意識」の問題に入ります。「どこでもドア」の寓話はかなり怖いけど「意識」の本質がモヤモヤながらも見えてきました。

哲学の難しさよりも面白さに重点を置いた本。文庫版の面白い本です。哲学の入門の入門として手に取って損はないと思います。

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Posted by ブクログ 2023年05月01日

漫画やアニメ、小説やドラマでたまに聞く「シュレーディンガーの猫」。
こういう意味だったんですね。
量子力学…すごく不思議で面白い!

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Posted by ブクログ 2023年01月07日

「科学的に証明された」というと曲げられそうもなく、正しいものだと思われがちだし、自分もそう思ってきたが、実はそんなこともなく、科学なんてもっと哲学的で抽象的な辻褄合わせであることをわかりやすい言葉、具体例を用いて説明してくれる本。
量子力学の各解釈が素人にもわかりやすく概説されており、とても面白かっ...続きを読むた。哲学的な思考をすることが大事だし、学ぶことでより知らないことを知れて楽しくなる。

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

科学と哲学が論理という観点から近い存在だったとは知らなかった!
「科学とは、今のところまだ反証されていない仮説にすぎない」は、道具主義に陥りやすい人間への戒めの言葉かもしれない。

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

当たり前のように有名だけど私にはよくわかってなかった科学や哲学の話が、
非常にわかりやすく説明されている。

様々な内容をまとめてどこでもドアで
例え話を作っているのも圧巻。

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Posted by ブクログ 2021年01月09日

爽快な読み心地と言うべきか、哲学も科学もとっつきやすいとは言えない分野にも関わらず、誰でも理解できる言語、思考プロセスの再現によってわかり易く書かれている。

特殊相対性理論、二重スリット問題はじめ、科学って意外と大胆な解釈がたくさん採用されているんだなと良い気づきになった。

例えで出てくるダーク...続きを読むなドラえもんの世界観も個人的に好きだった。

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

専門書で扱えば超難解になるであろう哲学的や科学的な内容をわかりやすい言い回しで書いている
特に量子力学の電子の二重性、スリット実験からのコペンハーゲン解釈や多世界解釈の流れが面白く、わかりやすかった
量子力学を学ぶ前の入門として一読すると理解がしやすくなると思う

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Posted by ブクログ 2020年05月13日

シュレディンガーの猫に代表される量子論やや相対性理論など、難しいと思われがちな分野を数式をほとんど(あるいは全く)使わないでわかりやすく、楽しく説明している。
哲学と科学の間を書いた本で、自分たちが普段認識している「当たり前」についてよく考えることができる本。
たのしぎてすぐに読み切った。

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購入済み

最後まで面白く読める良本

2020年02月26日

普段は漫画メインで活字の本はほとんど読まないのだが、最後まで読みやすく、この世の不思議が理解できてしまう良本。
学術書ではなく娯楽本に近く面白く読めた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月05日

正しいとはなにか?
ボクをボクたらしめる、ココロとはなにか?

そんな哲学的な問いを、
科学や実験を例にあげながら考えてみる本。

絶対正しいという証明が、拠り所が、
欲しかった人々の戦いの科学哲学史や
どこでもドアの思考実験によって
哲学にも科学にも明るくない私でもわかりやすく、
本を参考に考えて...続きを読むみる、ということができたので
すごくおもしろかった。

今まで当たり前に信じていたものが、
本当は違うんじゃないかと突きつけられて、
立っている地面が揺らぐような感覚になる。

とにかく、もしどこでもドアが作られても、使いたくないなあと思います。


以下、ちょっと詳細な内容の覚書

【“論理的に正しい”とは何か】
→我々が信じている科学も、どうしようもない不確かさの上に構築されている。
・論理の正しさを証明することはできない
・正しいと信じられている理論にも絶対思い込みがある
・伝統的文化的ルールを根拠に述べられる“言語”ってやつを使っている時点で、100%正しいはありえない
・物質も性質(システム)に名前をつけただけなので、確固たるものではない

【量子力学という学問】
→量子力学とは、波の方程式を使って粒子がどこで見つかるかを確率的に調べる学問
→科学が「真理探求の学問」ではなく「道具主義的な学問」になってしまった最たる例
・光をはじめ全てのものは、波であり粒子であるという性質を持っている。
・「波であり粒子」という状態を人間は理解できなかったので、コペンハーゲン解釈とか多世界解釈とかパイロット解釈とか、普通ありえんみたいな考え方が科学の世界にたくさん生まれた。
・しかも結局受け入れられたコペンハーゲン解釈が選ばれた理由は、数式が簡単だったから
・ミクロの世界は観測できないから本当のことは分からない。なら便利なものを選ぶしかないじゃん。

【信じられる理論を見つけたかった苦闘の歴史】
→結局絶対正しいことは、人間が勝手に決めるしかない
・帰納主義(ウソっぱち理論もデータを集めて科学的正当性を主張するようになってしまった)
・論理実証主義(厳密にやったら科学が全部ウソっぱちってことになってしまった)
・反証主義(“科学とは今のところ反証されていない仮説である”という、一種の敗北宣言)
(前提が満たされていない可能性があるので、反証自体も確実にはできない)

【どこでもドアの問題】
→どこでもドアによって分子構造を再現されたボクは本当にボクなのか?
→ドアに入ってここのボクは破壊されるなら、死ぬってことになるんじゃないの?
・コンピュータに知能があるのか証明できない。人間の知性(?)も模倣かもしれないんだし。
・クローンの双子の赤ちゃんをつかってココロを証明する試みも、環境を完全に同じにできないので頓挫。
・自由意志ってものは存在しない。
・脳を分割したら意識はどっちに宿るのか問題。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月19日

・ゲーデルの不完全性定理
‐第1不完全性定理:ある事務準のない理論体系の中に、肯定も否定もできない証明不可能な命題が必ず存在する
‐第2不完全性定理:ある理論体系に矛盾がないとしても、その理論体系は自分自身に矛盾がないことを、その理論体系の中で証明できない
・不確定性原理:運動量と位置を同時に正確に...続きを読む知ることは不可能
・観測至上主義的見方「測定してねぇんだから、一も運動量もへったくれもねぇんだよ!決まってねぇんだよ!」
・コペンハーゲン解釈:矛盾をそのまま受け入れる、予測の道具として使いやすいから使われている
‐電子は観測される前は波のような存在であるが、観測されると粒子になる。
‐観測される前の波とは、粒子がどこで観測されるかという確率の波である。
・多世界解釈:結局コペンハーゲン解釈と同じ数式を解く
‐人間も含めて、すべての物質(宇宙)も「あらゆる可能性が重なり合った波のような存在」
‐宇宙とは、波のように漂う「巨大な可能性の塊」で、宇宙における、あらゆる可能性は、今ここに重なり合って存在している
・パイロット解釈:数式が難しい、使われていない(コペンハーゲン解釈の方が使いやすく、同じ結果が出せる)
‐空間を歪めるような未知の波が、先行して進み、それが粒子の動きに影響を与えている。
・ウィーン学団「論理実証主義」
‐理論を論理的関係(∧、∨、⇒、など)で厳密に整理すると必ず「実験や観測によって実証されていない部分が見つかる」、すべてが疑似科学となる
‐論理実証主義の問題:「いくら観測データを集めても、
すべての場合については何も言えない」、科学理論は確実なものには絶対ならない
・ポパーの決断
‐すべての科学理論は「反証不可能」な疑似科学
‐疑いを乗り越えて、何らかの科学理論を構築するためには、どこかで疑いを止める地点を<決断>しなくてはならない
・クオリア:主観的体験が伴う質感、赤い花を見たときの「赤い」という質感
‐意識上に起きている『この質感』の起源(クオリアの起源)を原理的に解明することができない

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Posted by ブクログ 2023年07月14日

ネットの記事を読んで続きが気になったから買った。物理を学ぶ身として持っておくべき価値観を学べた気がする。

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Posted by ブクログ 2023年01月14日

科学とか量子力学など正しい証明されたものだと思いこんでいたが、人が都合よく当てはめたものであったということに驚いた。ドラえもんのどこでもドアの章の自分とは?と考えさせられ、個人的に面白かった。

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Posted by ブクログ 2022年10月13日

SNSで見かけてからずっと興味があった飲茶さんの著作。本当は数学の方を読みたかったんだけど、本屋さんになかなか置いてなくて、とりあえず手に入ったコチラから読んでみた。

手にとって驚いたのが、
…横書き!!
フランクな文体だし、とっつきやすそう。
きっと難しい、科学やら哲学の内容を、
めっちゃわかり...続きを読むやすく、おもしろく書いてあるんだろうな…と思いながら読み進めた。


…え、
普通にめっちゃ難しいんだけど。

とくに結構前から興味があった量子力学の二重スリット実験の話とか、シュレディンガーの猫の話とか、今ある薄い知識でも、もうちょっとそのあたりの理解が深まるつもりで読んでいたんだけど、
やさしくおもしろい文体で書かれていようとも、
前提知識が足りないとやはり難しいんだなぁ…、
ってことがよくわかった。

ただ、やっぱりおもしろいところもたくさんあって、相対性理論とか(そういう認識であっているのかどうかはちゃんと考える必要があるけど)、自分の知識にない新たな側面での説明だったし、
哲学的ゾンビの話は人間同士だけでなく、たとえばAIに意識はあるか?とかの問題に結びつけて考えてもめちゃくちゃ面白いなぁと思った。

いずれにせよ私にとってはなかなか難しくて、
思っていたよりは歯ごたえが凄かったけど、
興味深くて学びが多い内容であるのも事実。

数学の方もぜひ見つけ出して読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月04日

・「我思う、ゆえに我あり。」誰でも聞いたことがある、デカルトの言葉。この言葉は深い意味をもつ。
この世で「もっとも確かなこと」はなんだろう? これをデカルトが考えた。例えば、目の前にある世界は本物か? 幻や夢かもしれない。今見ているものは実際に存在しないかもしれない。これが夢ではないと、どうやって...続きを読む証明できるのか。
こうして疑って、疑って、疑い続けて、ある日、考えがひらめく。「我々が認識するものは、全て嘘かもしれない。でも、それを疑い続けているものがいるということだけは真」であること。
つまり、「すべてが夢であっても、夢をみているものが存在すること」は決して疑えない。
この世のすべてが、信じられないものであろうとも、「それを疑っている何者かが存在すること」は絶対的な真実である。
これが、「我思う、ゆえに我あり」の本質的な意味である。
・論理的思考の正体は「飛躍」と「矛盾」
論理的とは、たとえば、「A=B、B=Cならば、A=C」は論理的思考の結果。
だが「A=B」、つまり「AはBである」というのはどういうことか?何をもってAとBは同じなのか。そもそも、世の中に完全に同じものなんてあるのか。同じだとしたら、A=Aでよいのでは。AをBに言い換えているだけ。
A=A=Aと言っていることになり意味をなさない。
「AはBである、だから、、」と宣言するときは、「AはBではない」ということが前提として成り立っている言葉。
結局のところ、「AとBは厳密には違うものだけど、この際、同じと決めつけてしまおう」ということであり、この飛躍した決めつけによって、初めて「意味」が生じている。
「AはBである、だから、、」というとき、そこには確実に飛躍と矛盾がある。

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Posted by ブクログ 2021年09月30日

【星:4.5】
量子力学など科学的トピックスの具体的説明しながら、「科学ってなんだろう?」という疑問に答えてくれている。
そんな感じなのでタイトルどおり「哲学」の本であり、また「科学」の本でもある。

さらに説明はとてもわかりやすい。「科学の具体的なトピックス」「そもそも科学とは何か?」「哲学」を一...続きを読む挙に学べてとても満足だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月17日

A=Bならば、AはBだから、AとBは同じなので、A=Aとなる。A=Bが成り立つのは、AとBが何かが異なるときだけ成り立つ。「?!」と思いましたが、目から鱗が落ちる感じでした。数学や科学は論理的という認識がありましたが、それを積み上げている根本的なところでさえ、矛盾だらけなんですね。勉強になった。

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Posted by ブクログ 2021年03月13日

科学者ってほぼ哲学者や…
二重スリット実験、訳わからなすぎる
世の中にはまだ分からないことが沢山あるなあ

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Posted by ブクログ 2021年02月09日

いつか、どうにかして、この世界がどういう風にできているのかを知れる時が来たらいいなと思います。面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年01月28日

今年初の読書。
科学というより、だいぶ哲学より。

みんな大好きシュレディンガーの猫やどこでもドア問題。
話の根幹とも言える二重スリット問題。

色々、考えさせてくれる割に読みやすい。

また、読みたいと思わせる内容だった

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Posted by ブクログ 2021年01月21日

科学者、哲学書の世界をチラ見できた
作者がわかりやすく書いてくれたおかげでだいぶ易しくなり、読みやすかった

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Posted by ブクログ 2020年07月23日

科学にある程度信頼をおいていて、哲学にあまり触れたことのない人にすごくオススメ。
哲学って面白い!って思えるし、あれっ?科学って突き詰めると絶対的な信頼をおけるかどうかは分からないなぁってことを思わされた。
量子力学の話は物理を学んだことなくてもなんとなく理解できるように書いてくれているし、哲学的な...続きを読む要素がたくさんあって面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年02月11日

哲学と科学のつながりを知りたい人にはいいと思う。平易だが、根っからの文系には少し難しい。これが面白く、より知りたいと思うなら理系の資質があると思う。

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Posted by ブクログ 2024年03月25日

科学という理系分野が哲学と結びついているとは思わなかった。世の中のあらゆることに絶対はなく、想像以上に不確かな世界に生きているのだなぁと思わせてくれた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月24日

哲学とか科学とか難しいし!無縁!みたいな感じで遠ざけていましたが、そんなバカな私でもとても分かりやすい。というのが一番の感想です。笑 なるほど、の連続でした。考えたことがなかった。その視点から見てみようと思ったこともなかった。 証明されています!みたいな言葉を鵜呑みにしていた。 最後のドラえもんの話...続きを読むすっごく怖かったです。笑

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Posted by ブクログ 2024年03月17日

哲学の法則を分かりやすく書いてくれている。
横書きなので少し読みづらいのと、大体の法則が「結局これを証明してしまうとこっちが崩れる」みたいな内容なので、半分くらい読んでもういいかな、という満腹感。

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Posted by ブクログ 2023年02月13日

科学っていうと取っつきにくく敬遠されちゃいそうなタイトルですが、難しい公式などは一切出て来ず、文系の方でも抵抗なく読めちゃうと思います。

量子力学とかシュレーディンガーの猫とか、「なんとなくいいたいことは分かった」程度にはなれるのかな。

クオリアの話を読んでいて、昔、色盲の後輩をイジッていた時の...続きを読む事を思い出しました。赤が灰色に見えるその人に対し「いやいや、ありえんやろ~」とか言いながら、ふと「いや待て、今自分が見てる世界の色が他の人と同じだという保証がどこにある?色だけでなく、世界の見え方自体も本当に一緒なのか?」と思ったのですが、今思うと割りと哲学的な事考えてたんですねw

人生の気付き、みたいなものはないですが、教養として読んどいて損はないかと。
数学の方も買いました。

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Posted by ブクログ 2023年02月13日

1 どんな本?
科学を通して哲学の面白さを紹介する本。沢山
の聞いたことある学説を分かりやすく教えてくれ
る本。人類は哲学的な命題から逃れられない。

2 なんで読んだの?
(1) 飲茶さんの本だから
(2) 科学の熱い歴史を知りたい。
(3) 人に説...続きを読む明できる状態になりたい。

3 構 成
全5章340頁
ニュートリノの成り立ちの驚きから始まり、本書
をキッカケに哲学や科学などの学問の扉が開くこ
とが有れば幸せですと終わる。

4 著者の問題提起
科学ってつじつま合わせなの?

5 命題に至った理由
哲学を学ぶ過程で知り得た科学的な正しさの衝撃
から。

6 著者の解
知の問題に共通した哲学的思考がある。

7 重要な語句・文
(1) ニュートリノ
(2) 量子力学
(3) 二重スリット試験
(4) 相対性理論
(5) 波であり粒子
(6) ニュートンの意見を250年ぐらい妄信
(7) クオリア
(8) シュレディンガー
(9) 双子思考実験
(10) 多世界解釈
(11) コペンハーゲン解釈
(12) パイロット波解釈
(13) エントロピーの法則

8 感 想
「数学とか」を読んでしまったのでどうしても
比べてしまい星3つ。
刺さったのは相対性理論ではノーベル賞取って
ないのに、光は粒子だよ予想では取ってること。
どれだけ重要か伝わってくる。
深く知りたい事は他の理論。超ひも理論etc。
人に勧めるなら光(物質)は波であり粒子である
と言う事。実験結果に対して辻褄合わせの様に導き 
出した結論であると言う事。
  図で色々な実験や考え方が分かりやすかった。
タイトルの科学とかの分量が多いと感じた。後の 
1/4が哲学にウェイトを置いてる。

9 TODO
飲茶さんの読んで無い本の購入

10 問 い
宇宙とは?

11 答 え
無分別
 

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Posted by ブクログ 2021年12月28日

小さなトピックが2、3pごとでまとまっており、
読みやすいがまとまりもないように感じた。
話自体は噛み砕かれており、文系脳でも非常にわかりやすかった。

科学は正しい、となんとなく考えていたが、本書を読んで、全くそんなことはないと知った。

かつて科学は絶対的な真理を探求するものとして発展してきた。...続きを読む今でも、科学的に正しいという言葉は、絶対的に正しいと言い換えても通じる気もする。
が、現代的な科学の文脈では、科学は真理を探求するものではなく、現実を説明するために道具的に使うものとなっている。
例えば量子力学では、今までの科学で説明しようとすると矛盾を含んでしまう事象に対して、後付けで理論づけている。
言ってしまえば、真理かどうかはどうでも良くて、こう説明すれば上手く説明できる、という学問。

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Posted by ブクログ 2021年01月13日

「電子は波であり粒子である」
という矛盾した命題

不確定性原理
原理的に絶対に観測不可能な領域

全てが不確実で満たされてるこの世の中で、「何が正しいのか」を考えること。それは哲学そのもの。

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