ビジネス・実用の高評価レビュー
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デライトのポジショニング戦略
①価格訴求のチラシがない
②ポイントカードがない
③ネットスーパーがない
④クッキングサポート・レシピがない
⑤深夜営業しない
⑥マニアックな商品構成をしない
クックマートは食品スーパーを「毎日の食事の支度のためのお店」「あくまで日常使いのお店」と考えています。なので、ディスカウンターのように品ぞろえを絞り過ぎてもダメだし、高級スーパーのようにグルメに寄り過ぎてもダメ。日常生活の中での食品スーパーの役割を突き詰め、「ちょうどいい」品ぞろえをしていきます。奇抜や極端ではなく、あたりまえのレベルを上げていく。凡事徹底。永遠の磨き上げです。
限られた店舗スペースとリ -
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2025年刊。ミステリー風のタイトル。その通りに、謎解きが抜群におもしろい。
性染色体のペアがXXならメス、XYならオスになる。ところが日本にいる2種のトゲネズミ(アマミトゲネズミ、トクノシマトゲネズミ)は、メスもオスも、あるのはXだけ、Yがない。ほんまかいな。しかしながら、この2種は希少種、見つけるのも難しい。
これらの近縁種にはオキナワトゲネズミがいる。ところが、このネズミのオスにはYがある(らしい)。しかし、このトゲネズミも希少種、どころか絶滅しているかもしれない。
これが前段。生きている個体の発見と捕獲に始まり、細胞の培養、ゲノム解析、ノックイン実験まで……ほうぼうの協力を得ながら、そ -
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攻めの経営を可能にする 本当のリスク管理をするための本
著:吉成英紀
一般事業者にとっての、「我が社の利益目標が達成できないリスク」「我が社の商売が失敗するリスク」「事業投資に失敗するリスク」「事業の失敗を隠蔽するなどの不祥事を起こすリスク」といった自社の本業そのものの成功のためのリスク管理、いわば本業真正面のリスク管理についてまとめた本はあまり例がない。
本書ではそのような本業真正面のリスクについて取り上げられている。守備範囲は会計報告に限定せず、本業全般を対象としている。
構成は以下の6章から成る。
①3つの基本概念を知らずにリスクは取れない
②リスク管理の本質
③リスクコントロール -
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めちゃくちゃ勉強になりました。
■ ポイント
- 失敗を許容し、失敗経験を前向きに捉えてデータとして分析して次に活かす文化がない環境だと、認知的不協和、外的非難などにより失敗が隠される→クローズドループにより失敗が認識されない状況となる、すなわち失敗の再発防止がなされない=失敗確率が減らない
- メソッド
- マージナルゲイン→分割した小さい成功の積み重ね
- リーンスタートアップ→アジャイル
- RCT(ランダム化比較試験)→反事実取得
- 事前検死→実施前失敗シミュレーション
■ アクション
- 失敗を認め、データとして分析、そこから学ぶ
- そういっ -
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いちばんやさしい教本
いちばんやさしいAIエージェントの教本 人気講師が教える自律型AIの基礎と実践ノウハウのすべて
著:古川渉一
出版社:インプレス
図鑑型、用語解説型のAIエージェント解説書です。
エージェントなので、AIと人との仲介役ということなのでしょうか
AIエージェントとは
・ゴールを理解して、自律的に行動するAI
・自律的に動けるデジタル同僚
なぜ、AIエージェントは注目されているのか
・業務の複雑さを吸収し、人の判断を最小限にする解決策となる可能性を秘めているから
ChatGPTとAIエージェントの違いはなに
・ChatGPTは応答:受動的
・AIエージェン -
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発達障害についてかと思ったら、そもそも土台作りについてかかれていた。
確かに土台がないとグラグラだから、障害も疑ってしまう。
そもそも子どもの様子を見直すことが大切で、ハッとさせられた一冊だった。
・生きていく力(寝る力、食べる力、命を守る力)
土台から形成する
①からだの脳
生活リズム:運動、睡眠、食事。
②おりこうさんの脳
知識や体験による刺激:言語、微細運動、スポーツ
③こころの脳
コミュニケーションや論理的思考:おしゃべり、スキンシップ、不安をなくす
○家庭の中に役割を見つけて感謝を伝える
レジリエンス
失敗しても立ち直れる力
褒めるのでなく、子供を認める
成長を促すストレス -
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市場・マーケットにどう適合していくか、という観点での組織戦略本は沢山あるが、「組織内部」の問題にフォーカスした本は少なく、後者を論じたのが本書。
組織で働いていると、厄介者やフリーライダー、野党的な人材の他、時代に即しないルールや内向きな議論などが蔓延ってくる。
そのような組織を腐らせる「悪害」とどう対峙し、組織の健全性を保ちながら戦略を立て運営していくか、という点に焦点を当てている本である。
組織が腐っていくプロセスをこれまで上手く言語化しながら解明して解決策を明示できるのは凄いの一言。
この本が最も伝えたいのは以下だと捉えた。
「安全な場所から非難するだけの野党になるな。自分からリスク -
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昨今の裏金問題やら、兵庫県知事選のPR会社のSNS運用問題などのニュースには
興味をもって接していたのだが、うわっつらしかわかっていない、ということが
この新書を読んでよくわかった。
PR会社の活動の何がいけないか、根本的にはわかっていなかった。
この新書では、
公職選挙法、政治資金規正法、政党助成法、刑法、国会法、地方自治法)と、これらの法律の大前提となる日本国憲法を「政治六法」と呼んでいる。
著者の造語だ。
しかしこれらを読み込むと、選挙の何たるものかがよくわかる。
政治活動との違いのグレーさもわかる。
前述のPR会社は、SNSでの運動を、当初は有償で請け負ったように
Noteに書いてい -
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AIエージェント革命 「知能」を雇う時代へ
書籍
著:シグマクシス
出版社:日経BP
AIエージェントとは、与えられた目標に基づき自ら計画を立案し、必要な情報を収集・分析し、外部ツールや他のシステムと連携しながら、自律的にタスクを遂行していく
単なる指示されたタスクを処理をしていくだけのプログラムではない
AIが、コンピュータを操作する機能である まさに革命なのだ
AIエージェントの特徴
①大規模言語モデル(LLM)を使う
②与えられたゴールを達成する計画を立てる
③与えられたツールを使って外部とやり取りをする
④立てた計画に沿って臨機応変に実行する
⑤自律的に行動する
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