ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読んでいて、何度も目頭が熱くなりました。
伊藤長官をはじめ、特攻艦隊とされた第二艦隊のすべての将兵のことを思うと、何とも言いようのない気持ちになります。
特に印象に残ったのが、海軍という巨大な組織が論理や合理性を失い、精神論によって暴走していくことへの、伊藤長官の無念と諦めでした。
これまで大和の沖縄特攻については、ある程度知っているつもりでした。しかし新たな証言によって、従来考えられていた以上に作戦決定の過程が杜撰だったことが浮かび上がります。
歴史を学ぶということは、過去に得た知識をただ積み重ねていくことではなく、新たな史料や証言に触れたときには、それまでの自分の認識そのものを改めていくことなのだと、改めて感じました。
もう当時を直接知る方々の多くは亡くなられ、これから新たな証言を聞く機会はますます少なくなります。だからこそ、残された記録や証言を掘り起こし、当事者の声を後世に伝えていくことには大きな意味があると思います。
大和の最期を知ることは、単に一隻の巨大戦艦の最期を知ることではありません。
そこには、合理性を失った組織の中で、命を懸けることを強いられた一人ひとりの人間がいました。
この本によって明らかになった新たな事実は、とても重いものでした。
これまでの「知識」を一度見直し、歴史を学び直すきっかけとなる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
この本を読むのは、実は2回目になります。3年ほど前に初めて読み、そこでアートという面白い世界に触れることができました。
前回エクササイズを行った際に本に直接書き込みをしていたのですが、それを3年ぶりに見ながら同じエクササイズをやってみると、全く違った感覚や印象を抱く自分にすごく驚きました。どちらが良い悪いという話ではなく、自分の見え方や考え方、価値観などが、意図しないところで変化しているのを直に感じることができ、とても面白い経験になりました。
また最近は目の前のことに追われていて、自分の興味や好奇心に目を向けるゆとりがなかったなと、この本を通して改めて実感しました。
特に1ページ目のアートを見た際、10秒ほど眺めて次のページに行ってしまいました。本来ならもっと長く、深く、細かいところまで見たいと思っているところですが、30秒も見ることができませんでした。自分の集中力の低下や、世の中の時の流れの速さに、気づかないうちに自分も合わせて生きてしまっていたんだなと痛感しています。
この本を通して、自分の時間軸や時の長さをしっかりと自分の手でコントロールしようという意識が持てたことは、読んだ結果として得られた大きな収穫でした。また、心の中で思うことと、声に出してアウトプットすることとでは、実際に感じ方が違うものだなという点も改めて感じることができました。
本当にこの本は、私の人生の中でも節目やターニングポイントの時に読むバイブルとなる1冊です。素敵な本に出会えたことに感謝しています。 -
Posted by ブクログ
日本の労働者は守られすぎ、という言説について考えるために読み始めた。
ワーキングプアや年越し派遣村が問題となった15年以上前の本だが、問題意識はいまだに通底する。
同一労働同一賃金や残業規制については一定前進がみられるものの、労働法制の改革は進んでいないということか...?
日本型雇用システムの最も重要な特徴である①長期雇用制度、②年功賃金制度、③企業別組合が、ジョブ型ではないメンバーシップ型の労働契約の性質に起因するというのはとても面白い発見だった。
自分がやりたい仕事じゃなくて、所属したい企業を軸に考えるのって何なんでしょう。忠臣は二君に仕えずとか忠孝みたいな東アジア的なところからきているのかしら。
労働者保護の程度という冒頭の問いに対して、整理解雇の要件は厳しいけど、それ以外の解雇の要件は緩やかという指摘は目から鱗だった。整理解雇を厳しくしてしまっているからこそ、平時に長時間労働や広範な配転を行わざるを得なくなっているという主張も面白い。
労働者法制については、目の前の具体的な権利にフォーカスしすぎることなく、制度の根本からもう一回考え直したほうが良いように思う。整理解雇も長時間労働もダメというのは企業にとって無理筋であり、めぐりめぐって労働者に対しても不利益になりかねない。変動が著しい環境における最適な制度というのを、雇用システムだけでなく教育なども含めてもう一度考えるべきなんだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ批判的なものの見方が戦争を防ぐために必要。これすごく危なくない?みんなAIに思考を外部リソースしてる上、AIが苦手なのが批判的なものの見方。また大戦争になって今度こそ世界が滅ぶのでは?
とか思ってたら、アメリカがハルシネーションのせいで中国と戦争になりかけたというニュースが飛び込んできて白目。
日本人は昔の政府の言いなりで戦争をしたって感覚の人多いんじゃないかな。次はアメリカの言いなりで戦争したって言うようになるのかな。結局、自分たちで自分たちの国の行き先を決めない限り、この国はいつまでも弱いママなんじゃないだろうか。
私たちは有権者であり、主権者である。有権者は18歳以上の男女だけど、主権者は0歳から含まれるはず。
選挙だけじゃない。デモ、ストライキ、政治集金、政治的発言だって自由に行っていいはず。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・表面利回り6%が投資案件のリミット
・不動産投資において大事なのは最高を夢見て最低(極端に状況が良くない展開)を確保する。
・道路付を確認:土地(敷地)のどの方角に、どれくらいの幅の道路(前面道路)が面しているかを示す「接道状況」のこと
・屋上防水を確認する
・近隣にモンスターがいないか
・違法建築でないか(建築確認証は絶対に必要)
・大規模修繕履歴を確認
・越境(えっきょう):塀、屋根、樹木の枝、配管などの不動産構造物が、隣地との境界線を越えて隣の土地に入り込んでいる状態
・レントロール(Rent Roll):一棟マンションや賃貸アパートなど複数の部屋を持つ「収益物件」の賃貸借条件をまとめた一覧表
・再調達原価:不動産や資産を価格時点において再度、新しく取得または建築する場合に必要となる総コスト(標準的建設費+通常必要とされる付帯費用)