【感想・ネタバレ】パーフェクトな意思決定 「決める瞬間」の思考法のレビュー

あらすじ

いま話題のマネジメント法をもとに、「意思決定」の重要性を説く。決めるときに重要なことは、「誰でも間違えることがある」という大前提に立ち返ることだ。うまくいかないとき、結果がついてこないとき、それでも意思決定によって前に進むために背中を押し、パーフェクトな意思決定になる方法を教える。

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Posted by ブクログ

「検討します」は、全裸より恥ずかしい。
という帯に惹かれて手に取った。

そうだよ。
その通りだよ。
私もその言葉は好きじゃない。

意思決定の「3つの箱」を自分の思考にインストールするだけでも、明日からの仕事効率がアップする気がする。

徹底的にロジカルに「意思決定とは何か」を言語化していて非常に分かりやすい。

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(...)スピードを重視し、不確実性のある中で、最後の最後に「勘」に頼る。勇気を出す。
 それが、「人間」のできる最後のことなのではないでしょうか。(P.326より引用)
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意思決定で悩む全ての人に読んで欲しい。
本書には何かしらヒントになる考え方がある。

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

意志決定について非常に参考になる書籍だった。

本文にも書いてあったとおり、ビジネスパーソンとして必要な「ビジネス・マインド」を説く書籍。

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

プレゼント
決めることが必要
日本社会はオブラートに包まなければいけないがそこを意識して、決める

人は現状維持を好む
即決 情報不足 期限を設定する
自分で自分の努力の限界を決めてしまう

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

<本のタイトル>
パーフェクトな意思決定 ── 「決める瞬間」の思考法

<本の紹介>
☆シリーズ150万部を突破した『リーダーの仮面』シリーズ、新章スタート。
★本書は、「人と働くすべてのビジネスパーソン」に必要なマインドの書。
☆「リーダー」「数値化」「仕組み化」と、異例の3冊連続30万部超えの著者が送る、
 今もっとも注目のマネジメント法をもとにした「意思決定」の本質とは。

序章 なぜ、「決めること」は恐いのか? ──「賛否両論」というマインドセット
第1章 「正しい意思決定」という勘違い ──華麗なる「修正」
第2章 「よく考える」の正体 ──問題の「解像度」
第3章 自分が決めない「聖域」 ──情報の「ノイズ」
第4章 「勇気」としか言いようのないもの ──「不確実性」再び
終章 「決めない者」の末路

<何が書いてあったか(誰でも書ける)>
・パーフェクトな意思決定=結果的にうまくいくことに貢献した意思決定
 と本書では定義する。(1回で100%正しい意思決定をするのではなく、素早く意思決定をし続ける)

・意思決定は「石」より「水」に近いイメージである。

・意見を変えない人は、強そうに見えるけど、実は弱い
 意見を変える人は、 弱そうに見えるけど、実は強い

・その都度、そのタイミングで、限られた情報の中で「最善と思われる」意思決定をしなければならない。

・「すべての物事は賛否両論である」というスタンスであること。
 自分の決断に対して、「必ず」否定的な意見が出てくると肝に銘じておくこと。
 どれを選んでも正解と考えるべきで「決まった後に出てくる文句は無視」すること。

・決断した人を責めてはいけない(決めてもらった人には責める資格がない)
 選んだ選択肢にはデメリットも含まれている
 捨てた選択肢にはメリットも含まれている
 「決めるときの苦しみ」がわかる人間になろう。

・意思決定の軸がぶれそうになる時には「評価を獲得するためには」という基準を持つこと。
 評価というのは自分以外の外部(管理職、お客様)がするものであり、
 デメリットが大きすぎる場合には考慮は必要だが、多少の負担は目をつぶって変化し続けないと淘汰される。

・相手を期待させてはいけない
 検討する気が無いのに「検討します」と言ってはいけない。理由を添えて断るなど、誠実に対応すべき。

・決めない状態は気持ちいいが、いずれ決めないといけない瞬間がやってくる。
 先延ばしの気持ちよさから逃れよう。

・「いったん結論を出す」というクセをつけること。
 仮説を置いて、その仮説をいったん正しいことにして、その前提で物事を進めていく。
 仮説があっていればよし、間違っていれば軌道修正をできるから、どちらにしてもOK。

・組織内では「一度目の失敗を許容」すること
 ー成功した>成功体験を得た>成長した
 ー失敗した>修正した>成功した>成功体験を得た>成長した
 というサイクルを回すこと。
 (同じ失敗を二度繰り返すことは避けること)

・意思決定の「3つの箱」
 1、「即決」という箱
  選択肢が明確であるとき
 2、「情報不足」という箱
  意思決定の難易度が高い問題で、判断材料を集める必要があるとき
 3、「期限を設定する」という箱
  売上の推移などを一定期間見てから、新しい施策を導入するか否かを検討するとき

 ※ベストは即決だが、即決が必ずしも正義では無い。即決できる状態でないなら2か3の箱に入れること
  上記の1~3のいずれかの箱に必ず入れること。それ以外は仕事が止まっている状態と定義。

・意思決定をするときの判断軸は「未来からの視点」(目先ではなく)である。
 「未来の自分や組織がトクをするのかどうか」(いまは一時的に損したとしても)
 目先の損:開発費がかかる、新しいツールの使い方を覚える必要がある、運用フローを改善する必要がある
 未来の得:将来的な売上が増加する、将来的な経費が削減できる、社員の離反防止につながる


・繰り返しになるが「物事には賛否両論が必ずある」ので、常に自分の意見を出すクセをつけること。
 事実やデータなどを踏まえたうえで、自分なりの「いったん答えを出す」ことを心掛ける。

・反対される≠攻撃される
 反対意見はあなたを否定しているのではなく、あなたの意見を否定している。
 そもそも会議の場で反対意見が出ない方がおかしい(遠慮しているのか、無関心なのかが該当しそう)

・メリデメやリスクを並べたうえで、それでもやる(もしくはやらない)を決めること。
 こうしていくことで客観性を見につけることができる。

・「いい人」はキャパオーバーしてしまうので鈍感力をつける。
 「事実」を拾うようにする。「ノイズ」はスルーしていく。
 「感想」「感情」「推測」はそのまま鵜呑みにはしない。
 ノイズは線引きしてスルーし、自分が変えられることだけに取り組むようにする。

・どこまで検討しても「不確実性」は必ず残る。
 精神論にはなるが、最後の最後に必要なのは決断する勇気である。

・人生では「トレードオフ(両立できない関係性)」が問われる場面が多い。
 それぞれにそれぞれの世界線があり、あとから選択を後悔することには意味が無い。
 別の選択肢を選んでいたとしても、別のことで後悔するかもしれない。
 それよりかは、「いま与えられた環境で、未来に向けてどうすべきか」を考えることが一番大事。

<そこから何を学んだか(自分自身のオリジナルの意見)>
・パーフェクトな意思決定=結果的にうまくいくことに貢献した意思決定
 と本書では定義する。(1回で100%正しい意思決定をするのではなく、素早く意思決定をし続ける)

・意思決定の「3つの箱」
 1、「即決」という箱
  選択肢が明確であるとき
 2、「情報不足」という箱
  意思決定の難易度が高い問題で、判断材料を集める必要があるとき
 3、「期限を設定する」という箱
  売上の推移などを一定期間見てから、新しい施策を導入するか否かを検討するとき

・人生では「トレードオフ(両立できない関係性)」が問われる場面が多い。
 それぞれにそれぞれの世界線があり、あとから選択を後悔することには意味が無い。
 別の選択肢を選んでいたとしても、別のことで後悔するかもしれない。
 それよりかは、「いま与えられた環境で、未来に向けてどうすべきか」を考えることが一番大事。

<それをどう活かすか(アウトプットによる実践経験の蓄積)>
・常に3つの箱のどれかに仕事を入れていく

・後悔せず、いまから未来をどうするかに、常に頭を切り替える

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2024年10月23日

Posted by ブクログ

パーフェクトな意思決定 ー「決める瞬間」の思考法
著:安藤広大

「意思決定」のスキルを使い、確実に成果を出し続ける人の特徴として、自分の責任に応じて、意思決定ができること。決めたことに対して100%実行すること。つねにいい結果を出そうとするのはもちろん、もしいい結果が出ないときは、最初の意思決定を疑い、次なる決定ができることが挙げられる。

固い水と柔らかい水の両方を併せ持つ、しなやかな決定を「パーフェクトな意思決定」と定義づけている。

本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜ、「決めること」は恐いのか?
②正しい意思決定という勘違い
③よく考えるの正体
④自分が決めない聖域
⑤勇気としか言いようのないもの
⑥決めない者の末路

識学は、理論だけでマネジメントを語るものではない。本書においても、意思決定における、感情・勇気の大切さをしっかりと抑えている。決める勇気と間違いを認める勇気。どちらも大切な勇気であり、大いに共感できる。

そして、意思決定により決めると同じくらい大切なこととして決めた後のことにもしっかりとフォーカスしている。決めたことをどう行動に移すか。行動し続けるのか。時には行動を止めることも必要となる。

決断は勘と度胸と経験からくるというのは、その通りではあるものの、それが全てではなく、理論からくる背景を理解することで違った視座から捉えることで再現性や見返し等による自身の次につながる経験へと昇華されていく。

100%確実な意思決定はない。メリットもデメリットもある。後出しじゃんけんが横行する中においても本書にあるように意思決定をする人が報われる土台が求められる。

確率よりどれだけチャレンジする回数を増やし、場数を踏むか。意思決定は恐さはあるものの、おもしろい。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

実際の場面で考えると、作者の文章は少しドライに感じるがとても読み進めやすい。
判断の種類を3つに分けたり、情報を事実だけ取り出して考えるなど分かっているようで自分で言語化できない側面を改めて読むことができた。

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2024年12月05日

Posted by ブクログ

著者のシリーズはこれまでも読んできましたが、平易な語り口で大事なポイントが伝えられている、というのが特徴です。

そのため、誰が読んでもわかりやすいと思います。

この本は意思決定に特化したものになりますが、今までモヤモヤとしていた下記の部分が言語化され、少しすっきりできました。

★あなたの決断には、必ず否定的な意見が出てきます。「必ず」です。
★意思決定する際、案件を「即決」「情報不足」「期限を設定」の3つの箱に振り分けるように決める。
★意思決定の判断軸は「未来の自分や組織がトクするかどうか」。半年後や1年後の自分が評価をえるために、今の判断を下しているのかを考える。
★「自分でコントロールできる部分はどこなのか」を考える。
★デメリットの判断軸は「失敗したときに取り返しがつくかどうか」

類書としては、ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」が挙げられます。ほかにもこのテーマはいろいろな書籍がありますが、意思決定はスキルですので必ず伸ばせます。自分に合った考え方の本を探してみるのも良いでしょう。

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

意思決定は結局、勇気と根性
ただそこに達するまでに理論的に考え決断する

そんな作品ですね

日本人らしい奥手な性格で悩んだりしてる人は
強い意思のサポートになるかと思います

僕自身、幼少期からリーダーの立ち位置にいる事がおおく意思決定は昔から出来る方だったので
そんな人にも言語化されてそれはそれでタメになりました。

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

パーフェクトじゃないことがパーフェクト。パーフェクトに向けた意思決定を勇気とスピードもって華麗に行なって行こうと決意する一冊。

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

パーフェクトな意思決定とは、間違いのない意思決定のことではない。
本書には、正解を出し続けることは不可能だとさえ書いてある。
では、何がパーフェクトなのか。
それは、失敗する可能性を認識していて、批判や反対をされることも承知の上でなお、責任を果たすために意思決定をすることを、「パーフェクトな意思決定」とよぶ。

意思決定をするとは、「自分の人生を生きる」こと
意思決定を避けることは、他人の人生を生きること

それでも意思決定は怖い。
だからロジックを使って、意思決定の恐怖に打ち勝ち、より成功に近づくための意思決定の方法が紹介されている。

その代表が3つの箱の考え方
1即決
2情報不足(意思決定に必要な情報を収集する)
3期限を設定する(一定期間の経過を見て決定する)
この3つのどれかに分類(意思決定)する。
「とりあえず先延ばし」「引き続き検討」というあいまいな選択肢はない。

また、すべての情報を完全にそろえてから決定するのでは遅すぎる。意思決定の基本はスピード。意思決定は理論ベースで行うべきだが、最後は勘に頼ることもある。その際は「やってみないと分からない」「最後は勘です」と明言するのがコツ。

終章まで読むと、一番重要な意思決定は「変化意思(変わりたいと思うこと)」だと書いてある。
ビジネス書を読むという”行動”をしている時点で、変化意思がある証拠。なぜならビジネス書を手に取り、最後まで読む人には、「課題解決に必要なスキルを身につけたい」「もっと成長したい」など変化意思に基づいた動機があるのだから。
この本を最後まで読んだ人は、「私には変化意思がある」と気づくことで、自信を持ち、本の内容をさらに実践しようとするのではないか。うまいな。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

若手、中堅、管理者。全階層に効く汎用性の高い一冊。判断の過程や注意すべきポイント、方法が網羅されてます。

暗黙知や口伝、我流がほとんどだと思われる事柄なので、マインドセットからノウハウまで揃っている点で画期的だなと感じてます。

個人的に興味深かったのは責任の扱い方。下に責任を与え、それを明文化することが如何に大切かを教わりました。

身につくまで何度も読み返したい一冊です。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

相変わらずこの著者の本には勇気づけられる。
仕事をする上でムダなもの、やめるべきもの、変えるべきものを可視化してくれているので、読む側としては「あ、これ俺やっちゃってるわ」が正直しょっちゅう出てくる笑。でも、「気付いたってことは変われるってことだよ」って前向きにしてくれるから、読み終えた後に「明日からも頑張ろっ」ってなる。
毎回思うけど、時代の変化とともに仕事の仕方や考え方も大きく変わってきているからこそ、柔軟性を持っていないといけないんだなぁ。この読後の感覚を忘れないようにしなきゃならんな。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

パーフェクトな意思決定とあるから、決して失敗しない決断方法かと思いきやそうではなかった。

前提として、賛否両論はあるもの、正しい選択をし続けるのは不可能、とし失敗したら都度修正していけば良いと考えるもの。
視点はあくまで未来の自分(組織)が得するからどうか。
みんなやってみなきゃわかんない、だからこそさっさと決めよと。

非常に参考になったし、肩が軽くなる。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

安藤さんのシリーズは4冊とも読みましたが、一番読みやすく、プレイヤーにもマネージャーにも実用的だなと思いました。
人は無限にデメリットを思いつくし、「取り返しが聞くかどうか、目先のデメリット(筋トレの筋肉痛とか、勉強の辛さとか)は未来に視点を置くとメリットになる可能性がある」のは確かだなと。
未来の自分や組織がトクをするかどうか、それを日常から仮説立てて考える習慣をつけて、変化意思を忘れないようにしたいですね。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

サクッと読める。決める瞬間の思考法。
「検討します」は上司が顧客先で使っているのを何度も聞いたことがある。その場に合った意思決定を心がけたい。

・意思決定は「石のように硬いもの」などではない。石より水に近いイメージだ。本当に優秀な人は、「間違えたことを認める」ことができる。
「意見を変えない人」は、強さに見える。けれど、実は弱い。「意見を変える人は」は、弱そうに見える。けれど、実は強い。
・意思決定をせず、「検討します」と言う状態を続けるということ。その状態は、残念ながら「気持ちいい」のである。
・反対されることがデフォルト。ゼロヒャクで考えてしまう人。後出しジャンケンをする人。人は文句を言う生き物。大前提「人は間違える」。徹底して「感情は脇に置く」
・実行しないと振り返りようがない。
・部下やメンバーが評価者ではない。
・即断即決が正解ではない。
・コミュニケーションの無駄はメッセージツールでの上司と部下の連絡においてやりとりが多くなりすぎる。丁寧な文章で返事をしないといけないと言うタスクが多く発生している。現場からお互いの連絡に時間がかかりすぎていると言うような事実が情報共有される。承知した時はスタンプでオッケー、定期的な連絡に関しては定型化する。
・前にも話したよねと思うような会議が最悪。会議スタート時の雑談ぐらいがあってもいいが、それが目的にならないこと。何でも話を聞いてくれる、話したがりの人だけが話しているという状況を作らないこと。
・自分にとって何がコントロールできて何がコントロールできないのかの線引きがはっきりとできている。
・決めないと言う意思決定。責任の押し付け合いになる。責任と権限が一致していない時、問題は生じる。それが言い訳を生み出す。
・自分が経験したことしか語ることはできない。
最終的には勘を頼るということであれば、それはそれでいい。申し訳ないがここから先は勘です。やってみないとわからないと口に出して決めること。
・言い訳は誰のためにするのか。それは自分を守るため第三者の言い訳を聞きたい人はこの世にはいない。
・人は弱い。だから先送りをしてしまう。後で決めるよと言って相手が忘れることを待つ。それが最悪の状態。期待させる方が悪。だめなものにははっきりダメと言う。期待をさせてる方が不親切である。
・淡々と確認すると言うルールを作っておく。評価者である上司が次はどうしますか?と粛々と確認する。もし何度繰り返してもうまくいかないなら、それはやり方を変えると言うメッセージである。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

数値化の鬼〜とにかく仕組化の期待して読んだ4作目。
期待していたより学びかま少なく残念だった。
前作からすると期待していた、判断、意思決定にロジックがなかった。
んー残念。いややはりジャッジは結局、経験、勘なのか?

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

【学び】
意思決定のマニュアル本。行動経済学と意思決定は密接に関係する。まずは環境整備(自分の時間、感情コントロール)がスタートだと気づいた

【実践】
•考える時間の確保
•ノイズか事実かを見極める
•まずやり切る→ダメなら修正

【まとめ】
•右か左かを早く決めて進んでみないとわからない。

華麗なる修正
•修正=成長
•シングルループ→短期的PDCA→とにかくやる
•3つの箱
 1.即決、2情報不足、3期限設定

②問題の解像度を上げる
•悪いことは無限に思いつく
 →取り返しがつくかどうかだけの基準で考える
 →未来のメリットとセットで判断
•いったん答えを出す
•よく考えられる時間の余裕が必要
•手段としての感情コントロール

③情報のノイズを取り除く
•声の大きい人を認めない
•日本語の曖昧さに注意
•事実だけを拾い、それ以外はノイズとする
•ノイズはスルーする
•自分で決めないことを決める
•意思決定を現場に移譲する

④最後は勇気
•精神論は残る
•決めることが大事、でも決めた後も大事
•数をこなして勘を鍛える

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2024年11月24日

Posted by ブクログ

自分自身意思決定する場面が増え、悩むことも多かったので手に取りました。
周りの目を気にすることが多かったが、
・どんな意見も賛否両論あるということ
・まずは結論を出せばいいということ
・まわりは意思決定者を責めてはいけないこと
など、色々心が軽くなることが書いてあり、肩の荷がおりた。

感情で動きがちな人間ほど事実ベースな部分より人の気持ちを優先してしまい決断できないことが多い気がする。
反対意見=人格否定ではない、ということは頭ではわかっていても、まぁ、反対者の意見をうじうじ気にしてしまうことはよくある。

いい意味でドライに、事実を大事に、常に前を向いて意思決定していきたい。

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

識学のこれまでの本の中では、相対的に微妙な本だったかな。
意思決定にまつわる他の本でも同じようなことが書いてある気がする。

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2024年11月08日

Posted by ブクログ

安藤さんのこのシリーズは全て読んでいる。
なので、正直何か真新しい事を得たという感覚は無かった。
とにかく一貫して「感情は横に置いて、全て事実だけで判断せよ」という内容。
これまでのシリーズを読んでいた人には物足りない内容だった。

・全ての物事は賛否両論である
・あなたの評価者は外部にいる
・意思決定と、「ただし、決めたことは全力でやる」はセットにしないと意味がない。
・部下など、内部の人間の評価を重視してはいけない。
・止まっていることは悪。
・反対されることは攻撃されていることではない
・会議にかける時は「意思決定者は誰なのか」を必ず確認する
・声の大きい人を認めない
・いい人はキャパオーバーする。感想のレベルのノイズはスルーする。
・会社組織において、一発アウトの失敗なんてそうそうない。せいぜい、次の評価が下がるだけです。チャンスはまた与えられます
・「変化意思」を持つこと
・やった公開は2種類。「やりたいことをやった後悔」「やりたくないことをやった後悔」。すなわち「ノーを言えなかった後悔」

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2024年11月07日

Posted by ブクログ


◯序章
1.「全ての物事は賛否両論だ」ということ
2.「いつだって、決めた人が偉い」ということ
3.「人は現状維持を好む」ということ
4.「検討すると言っておきながら何もしていない」ということ
5.「決めない状態は気持ちいい」ということ

◯修正を当然とする
・「いったん結論を出すというクセ」
1.即決2.情報不足3.期限を設定する という3つの箱に入れる
・未来の自分や組織が得をするかどうか
◯問題の「解像度」を上げる
・不安が襲ってくるのは経験が足りていないから
・デメリットに向き合いリスクを受け入れた上でメリットの方を選ぶ
◯情報の「ノイズ」を取り除く
・「自分が今の職場で何ができるか」を考える
◯最後は勇気で決める
・自分が経験したことしか語ることはできない
・第三者の言い訳を聞きたい人は、この世にいない
・責められる人にこそ価値がある
◯終章
・まず自分がどこに向かっているかを決める、そして、「なんとなく」を一つずつなくす
・「このままではいけない」という変化意思を持つこと

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

感想
今決める。内容を共有する。責任と同時に権限を与える。それは意思決定を迅速にし、実行までの道のりを明確にする。先のばしにはできない。

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2024年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「3部作」に比べるとちょっと薄まったような印象
ただ、体言止めで文章を重ねていくスタイルで相変わらず読みやすい
決めたくない自分を認識していく部分が一番難しそう

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2024年10月28日

Posted by ブクログ

選択肢を残すことで、優越感に浸る錯覚を起こす観点は盲点でした。また、正しい意思決定とは、現時点での自分での考えを決めて、それを全力でやってみる。その結果、成功ならOKだし、ダメだったら修正すればよい。これから、まずはその場でのベストアンサーを決めて取り組んでみたいと思います

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2024年10月15日

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