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Posted by ブクログ
【人生を豊かにするための決断力の磨き方】
意思決定、決めることを得意としている人はどれくらいいるのだろうか?
おそらく、それほど多くないのではないか。
本著を読んで、「未決定の状態」が気持ちいいと感じるとあった。
検討します、を常套句にその場はうやむやにして、ほとぼりが冷めるのを待つ。
そうしないために、意思決定におけるプロセス、考え方の紹介がある。
ひとつは、意思決定を「即決」、「情報不足」、「期限設定」の3つの箱を用意すること。
目の前の決定事項をどこかの箱に入れるようにする。
意思決定と聞いて、昨今の「甲子園7回制」の議論を思い浮かべてしまった。
これは、意思決定者の明確化、情報とノイズの判断など、課題は山積である。
これからの世の中の問題を見る視点が増えて楽しみが広がる一冊であった。
Posted by ブクログ
この本は、「どのように意思決定を行うか」という考え方だけでなく、その背景にある前提や不確実性まで含めて言語化している点が非常に参考になった。
まず、意思決定すべき事項を次の3つの箱に分類する。
* ① 即決の箱:十分な情報があり、すぐに決断すべきもの。
* ② 情報不足の箱:事実情報が不足しているため、部下への調査指示や追加情報の収集が必要なもの。
* ③ 期限設定の箱:感情的に判断してしまう恐れがあるため、一度時間を置き、冷静になってから決断すべきもの。
このように整理することで、本当に時間をかけるべき案件と、スピードを重視すべき案件を切り分けられる。一方で、大きすぎる意思決定を一度に行うのはリスクが高いため、小さな意思決定に分割しながら進めることも重要だと述べられていた。
また、意思決定では事実に基づかない感想や周囲の雰囲気といった「ノイズ」に流されず、相手の顔色をうかがって判断を変えないことが大切である。そのためにも、自分一人で情報を集めようとせず、関係者の権限や役割を整理し、それぞれが持つ事実情報を活用して判断することが重要だという考え方にも共感した。情報収集に過度に時間を使うと、かえって消耗し、意思決定そのものが遅くなってしまう。
さらに、意思決定は一度決めたら終わりではなく、状況の変化に応じて柔軟に見直していくべきものだと説明されている。その姿勢は、硬い石ではなく、水のように形を変えながら流れるイメージに近い。ただし、判断の根底にある価値観や原則まで頻繁に変えてしまうと、周囲は何を基準に判断すればよいのか分からなくなり、組織としての一貫性が失われる。
だからこそ、意思決定を行う際には、結論だけでなく、その前提や考え方もあわせてメンバーに共有することが重要である。そうすることで、組織全体が同じ判断基準を持ち、それぞれが主体的に意思決定できるようになるという点が印象に残った。
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ビジネス・実用
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