【感想・ネタバレ】負けない技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年11月23日

★目的
負けないようにするためにはどうすべきなのか?どういった気持ちで勝負に挑むべきなのか?

勝ちたいと思うことで、逆弱くなる原因とは?

勝ってやるという気持ちには終わりない。その気持ちを持ち続けても勝つことへのこだわりしかないから、汚いことでもなんでもありの気持ちになる。

負けない。とは、こ...続きを読むれでいいやという納得を得やすい。
人生において、納得か満足か。似たような言葉だけど、納得して生きていけるかで、いい方向に向かっていく。
=満足を追い求めない。自分が納得するように!

負けない人間になるためには?
タフでなければならない。そのタフさを手に入れるためにも、「答えを求めない」「確証などない」と言う気持ちを持つこと。
不確実な世界であることの認識をもつこと。

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購入済み

負けない技術

2020年04月11日

勝ちたい、勝ちたい、稼ぎたいの心持ちで、手を変え品を変えして、いろいろなものに取り組んできたが、なぜ勝てなかったのか、勝負師の観点からの言葉で、とても深く諫められた気がしました。
全てを鵜呑みにする必要もないが、
自分では受け入れがたい言葉を繰り返し、なぜなのか、桜井さんは、自分はと考えると、受け入...続きを読むれるのは、悔しいし苦しいけれど、真実かもというものもあった。
ぜひ、そうじゃあないという言葉ほど、反復して、本当にそうかよく考えて取捨選択することをお薦めしたい。

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Posted by ブクログ 2014年05月09日

おそらく今年一押しでしょう。
全てに通じてる。
ビリヤード、仕事、子育て、教育、人間関係、世の中。
どんぴしゃで。
まだ読んでる途中ですが、もう負けません。

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Posted by ブクログ 2012年02月07日

この本を読んで、自分の「負ける技術」の高さを思いしらされた。

様々な場面における自らの精神状態や考えを思い返しながら読んでいくと、心底身につまされる。

文体は軽くて非常に読みやすいが、一気読みせずにあえて少しづつ読む方がいい作品だと思う。

読んでる間はひとつづつ日常で意識するとなかなか有意義!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月24日

半信半疑でちょうどいい。中途半端でよくない考えのように捉えられがちだ。しかし、疑うことは悪ではない。疑問は人間に変化を教えてくれるものだし、何かを疑うことで何かを信じることもできる。こだわりを持たず、柔軟に生きていくにはそんな半信半疑くらいでちょうどいいのではないか? 卑屈にならず、かつ自信過剰にも...続きを読むならずメディアに流されず自分で真剣に考える事が大切だと思った。 好調時の自分を捨てろ、「前はあんなにうまくいったのに・・・」と落ち込むのは好調時の自分を基準にしてしまっているからだ「不調こそ自分の実力」と謙虚に思えば、柔軟に対応していける。

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Posted by ブクログ 2024年01月11日

本書の概要
麻雀界の鬼才である桜井章一さんが、麻雀に限らず、他の勝負事でも通用する普遍的な真実を教えてくれている本です。タイトル通り、「勝負事」についてかなり深く書かれていますが、それだけでなく、運気の流れや感覚的なものなどを、達観した視点で書いているところが本書の特徴です。

本書を手に取ったきっ...続きを読むかけ
特に私の場合、プレッシャーに弱く土壇場で力を発揮できないことがこれまでたくさんあり、この点を克服したいと考えて本書を手に取りました。

本書では「勝ちたい」と「負けない」は違うということが最初に提示されます。
「勝ちたい」という気持ちは、自分を示したい・・・といった欲望から生じたもの。「勝ちたい」という欲は際限はなく、自然界を見渡しても「勝ちたい」は存在しないと筆者は言っています。振り返ってみると、私自身はこれまで勝ちにこだわる気持ちが強く出てしまっていたところが数多くありました。しかし、本書が言うように「勝ちたい」という意識は自分の欲に囚われているということ。その状態で勝負に臨んでいたから、これまで望む結果が得られなかったことが多かったのかもしれないと感じました。一方で「負けない」という意識は本能からきているとのこと。故に「負けない」という意識でいることで、力も抜けリラックスできるということでした。

本書を読んでどう感じたか
タイトルこそ「負けない技術」ですが、どちらかというと技術よりも「心構え」が中心の内容です。
これまでの自分を振り返った時の失敗した経験に当てはめると、本書の内容は本当に的を得るものでした。目下、上手くいかずもがくことが少なくない自分には、考えさせられる言葉がたくさんありました。目先の利益に目を奪わてしまいがちなところが私にはあり、そのことで大切な何かをいろいろ逃していた部分にも思い当たりました。
他に、勝負強さを養うためには「準備・実行・後始末・そしてまた準備」を習慣づけることが大事、という部分にも納得できました。「準備・実行・後始末・そしてまた準備」・・・これって、つまりPDCAサイクルと同義だと思います。当たり前のことを習慣づけることが、負けない技術なのではないかと感じています。

本書を読んで今後どうするか
今後は「勝つ」ではなく「負けない」を目標にしていきます。

勝負事での敗北は、99%が意識過剰からくる自滅だと本書は言っています。勝負事に関しては自分を成長させる試練、あるいはゲームとしてとらえ、建設的な結果を残すにはどういう「心構え」でいればよいかを普段から考える癖をつけるようにします。

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Posted by ブクログ 2022年08月08日

自分は麻雀知らないし
ルールも分からないんですが

勝負事のプロはどういう目で【勝負】を見てるのか気になり読みました

なんだろ…若干プロレスと似てるような考え方ですね
麻雀だけでなく
世の中の争い事や、ギャンブル、スポーツ、仕事に全て通ずる思考だと思います

【勝つ】と【負けない】の違い
これは凄...続きを読むい納得!

気になるかたは読んでみては?

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Posted by ブクログ 2020年12月30日

麻雀界の鬼才である桜井章一さんが、麻雀に限らず、他の勝負事でも通用する普遍的な真実を教えてくれている本です。タイトル通り、「勝負事」についてかなり深く書かれていますが、それだけでなく、運気の流れや感覚的なものなどを、達観した視点で書いているところが本書の特徴です。
特に私の場合、プレッシャーに弱く土...続きを読む壇場で力を発揮できないことがこれまでたくさんあり、この点を克服したいと考えて本書を手に取りました。
本書では「勝ちたい」と「負けない」は違うということが最初に提示されます。
「勝ちたい」という気持ちは、自分を示したい・・・といった欲望から生じたもの。「勝ちたい」という欲は際限はなく、自然界を見渡しても「勝ちたい」は存在しないと筆者は言っています。振り返ってみると、私自身はこれまで勝ちにこだわる気持ちが強く出てしまっていたところが数多くありました。しかし、本書が言うように「勝ちたい」という意識は自分の欲に囚われているということ。その状態で勝負に臨んでいたから、これまで望む結果が得られなかったことが多かったのかもしれないと感じました。一方で「負けない」という意識は本能からきているとのこと。故に「負けない」という意識でいることで、力も抜けリラックスできるということでした。
タイトルこそ「負けない技術」ですが、どちらかというと技術よりも「心構え」が中心の内容です。
これまでの自分を振り返った時の失敗した経験に当てはめると、本書の内容は本当に的を得るものでした。目下、上手くいかずもがくことが少なくない自分には、考えさせられる言葉がたくさんありました。目先の利益に目を奪わてしまいがちなところが私にはあり、そのことで大切な何かをいろいろ逃していた部分にも思い当たりました。
他に、勝負強さを養うためには「準備・実行・後始末・そしてまた準備」を習慣づけることが大事、という部分にも納得できました。「準備・実行・後始末・そしてまた準備」・・・これって、つまりPDCAサイクルと同義だと思います。当たり前のことを習慣づけることが、負けない技術なのではないかと感じています。
今後は「勝つ」ではなく「負けない」を目標にしていきます。
勝負事での敗北は、99%が意識過剰からくる自滅だと本書は言っています。勝負事に関しては自分を成長させる試練、あるいはゲームとしてとらえ、建設的な結果を残すにはどういう「心構え」でいればよいかを普段から考える癖をつけるようにします。

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

雀鬼こと桜井章一の啓蒙書。

まだ本を出し始めて初期の頃で、彼の代打ち師として活躍してた頃に培った人生観に触れることができた。

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Posted by ブクログ 2018年10月23日

伝説の雀鬼、麻雀会の生ける伝説、桜井章一の、勝負哲学本。本当のプロは、勝ちすぎない。相手を殺さない。常に自他共生の精神を持っている。昨今のビジネス界の一人勝ち、全部取りのやり方は、結局最終的には、疲弊、息切れしてひどい状態に陥る。桜井の思想は、この流れに対する思想の新機軸である。

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Posted by ブクログ 2016年10月08日

「勝負とは?」「勝つとは?」「負けないとは?」
競争社会のど真ん中でもがいている自分としては、考えさせられる言葉がたくさんあった。
目先の利益に目を奪われると、大切な何かを失うのかもしれない。
だからどうする?と自分に問いかけても答えはない。今の道を進めるだけ進むしかない。後悔するのはずっと先で良い...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年07月19日

どこかで名前だけは聞いたことあるなぁ…と本を手に取ってみたら、代打ちの方とは凄い!

「考えるな、感じろ」的な、頭デッカチを回避しつつ、空気や流れを読みながらしなやかに進むことで勝負にも負けない、という、ロジックよりも先に「腹に落ちる」ような面白い文章でした。
逆境を楽しめ、というのもなんだかよくわ...続きを読むかるような。相手との共同作業で、良い勝負を作る、というのは日々の仕事でも同じこと。そのために準備をするというのも同じ。自然体で頑張っていこうと思わせてくれる本でした。

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Posted by ブクログ 2013年04月14日

すごい深い!カッコいい!プロの雀士という肩書きや不敵な風貌からは想像できない、しなやかで、豊かで、優しい人間観・世界観。『勝負事』や『競争』が嫌いな人にこそ読んでほしい。タイトルはいいんだけど、副題の方は本質を表してなくて残念。

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Posted by ブクログ 2013年02月28日

「勝つ」ことではなく、「負けない」ことに重点が置かれている。

平易な文章で書かれている割に、かなり本質的なことが書かれている。
読んでいて、なるほどと思わされる点も多い。

ただ、所々感覚的な表現が多く、また現代人からするとちょっと理解しにくい感覚があるので、読んでいて分かったつもりになってしまう...続きを読む可能性もある。

簡単な本なので、2回ぐらい熟読しても良いのではないかと思える本。
意外と(?)オススメ。

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Posted by ブクログ 2012年02月17日

レベルが高すぎて分からない箇所が多いのが唯一の難点。

人はここまで到達しうるということだけでも充分ですかね。

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Posted by ブクログ 2011年09月29日

負けないために必要なことはテクニックじゃないんだ。総合的に、いい勝負をすることなんじゃないかと感じた。

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Posted by ブクログ 2011年03月03日

「勝つ」のではなく「負けない」という考えかた、とても納得です。そのためには大きな視野をもって取り組むこと。「柔らかさ」「自然」といったフレーズは今の自分に必要なものでした。

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Posted by ブクログ 2011年01月21日

裏麻雀の世界で代打ちとして20年間無敗、“雀鬼”と呼ばれた筆者がその人生観を語った本。
タイトルに”負けない技術”とあるが、内容は筆者の経験に基づく勝負観・人生観を語ったものであり、小手先のテクニックを説くものではない。
さすがに裏の世界、命をかけたプレッシャーの中で無敗を続けられた筆者だからこそ、...続きを読むたどり着けた境地だろう。一言一言に重みがある。
共感できるできないは人によるかもしれないが、少なくともスポーツという勝負の世界に身を置いていた私にとっては非常に共感できる部分が多く、自分を振り返るいい機会になった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月04日

裏麻雀の世界で代打ちとして20年間無敗を誇った「伝説の雀鬼」である著者による、勝負事にかんする彼なりの人生訓・人生哲学といったエッセイです。裏麻雀って何なのかと検索してわかるところでいうと、企業やヤクザなどが賭博を行うためのものだったり、地域への進出や撤退を賭けたものとして行われていたりするものだと...続きを読むいうことです。そういうことで回っている世界があり、そういった世界のあれこれが表の世界に潮の満ち引きのように影響を与えてもいるのでしょう。そういう世界の裏麻雀であまりに伝説的な活躍をしたがため、こうして表の世界で「世に出る」ことになったのかもしれませんし、それこそ名を知られたほうが安全だ、みたいな論理もあったのかもしれない。表の世界のわかりやすいところでこういった話を知ることができるのは、Eテレの「ねほりんぱほりん」がそうだったりしますよね。

巷で「常識的なこと」としてよく言われる事の真逆を往く考えが多く述べられていて、その理由が独特の論理だったり論理に読めそうだけれど単に論理風だったりもしながら考えを支えています。魅力的な思想に映るけれども、信者にはならないでいたいと思いながら読みました。あくまで「自身で考える種をいろいろと得た」くらいの気持ちで。なぜなら、内容が人生に肉薄するものばかりゆえに、だからこそ、自分から近寄っていって触れてとりこみたい誘惑からできるだけ無になって距離を取っていたい、いちばん大事なのは自分で考えて自律的に生きていたいということですから。本書の教える通りに信じて従ったとして、うまくいかないときに責任をとるのは自分の人生なんです。

でも、そういった距離感で読んでいても刺さってくる言葉は多いです。なかでも、怒りは被害者意識からくるもので、それを緩和させるには加害者意識を持つことだ、という見抜きには唸りました。被害者意識と怒りの結びつきについては僕もわかっている範囲のことでしたが、そこで加害者意識をしっかりもつことを説くのはさすがです。

人間、生きていれば、数多の被害を受けながら人生が進んでいくものですが、同時に、意図していてもしていなくても、かなりの加害を多くの他者に加えているものです。そこを、多くの人は意識していなかったりしませんか。被害にばかり意識がいって、加害については大目に見たりすぐ忘れたりしている。それだけ、被害者意識っていうのは、人間の心理の中で強いものなのだと思います。加害しているのだ、と意識すると、自分の被害つまり相手の加害について躊躇がうまれるでしょう。それが、自分だっていろいろやらかしていてお互いさまじゃないか、という意識に繋がっていくと思います。人間って相手に何かをやったりやられたりしているものなのに、いちいち自分の被害だけに感情的になっているのはおかしい、という気付きにもなりそうです。

そこで厳しく、「じゃあ、今日から自分は相手に加害をしないようにずっと意識していくし絶対にしない。だから、相手からの被害も許さない」という方向へ行くのか、それとも、「自分だって許されたいんだし、相手も許そう」という方向へ行くのか。行き詰らないのは後者だと思いますが、前者の道をいった人も、回りまわって最後には後者に行き着くような気がします。

人間、年齢を重ねて丸くなる、というのがありますが、丸くなる人はたぶん、自分の加害性に思いが及んでいる人です。いくつになっても丸くならない人は、いつまでたっても自分は被害者だと思いこんでいる人だと思います。

子どもは人生経験が少ない分、加害した経験が少なく、そして人間本来の性向といえると思いますが被害者意識が強い状態で生きています。だから、癇癪を起したり、小さいことで怒ってケンカをしたりなどするのかもしれない。こういった面では、「子どもの気持ちのままの大人」でいないほうがいいのかもしれません。そういうのはまた違った面の話です。

さきほど、信者にはならないように読んだ、と書きましたが、それは誰かと対面で話をきく場合もそうです。相手が魅力的な人物だとしても、姿勢は崩さないでいたい。本書は、忌憚のない彼一流の人生哲学です。強さがあり、魅力があります。ただ、そこへの触れかたなんです。あわてて丸のみはせず、ゆっくり落ちついて味わうといいでしょう。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

伝説の雀鬼(会長)、桜井章一の教え。

もちろん麻雀についての教え、ではなく人生や仕事についての心の持ち方、バランスについての教え。

「勝ち」にこだわることなく、いかに「負けない」かを考えてバランスを保つ。

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Posted by ブクログ 2016年05月18日

20年間無敗。
雀鬼と呼ばれ世に名を馳せた著者が語る、負けない技術。

麻雀はしたことがありますが、20年間無敗って…
あり得るの…?と驚いたと同時に、どんなことを考えている人なんだろうと気になって読みました。
勝ち続ける人なのだから、もっとギラギラしているのかと思いきや、語られていたのは自然体のし...続きを読むなやかな内容。

「勝ちたい」に代表される欲は際限がない。
自然界を見渡しても、動植物には「勝ちたい」が、ない。
あるのは本能的な、「負けない」という普遍的なスタンス。

勝ち続けた著者がたどり着いたのは、「絶対に勝つ」という強い気持ちなどではなく、「いい勝負をしよう」という、敵も味方、という境地。
試合は相手との共同作業。麻雀で言えば、自分以外の3人は戦うべき敵と考えそうなものですが、4人で1つのチームなのだという感覚で戦うのだそうです。
そこにあるのは、慈愛の眼差し。

また、コントロールすべき「怒り」についても書かれています。
試合は感情的になった方が負け、なんてよく言いますが、そもそも著者は怒りというのは、“被害者意識”からきていることが多いといいます。
それを弱めるために必要なのは、”加害者意識”を持つこと。「自分にも悪いところがあるんじゃないか?」と思うだけで、猶予が生まれ、被害者意識からくる怒りは随分と収まったりする、というのです。
確かにそのとおりですよね。
何かに対して怒っているときって、「自分は悪くない、相手が悪い!」みたいな思想ですし、実は自分だって悪いところがあるかも、と考えられたら怒りの感情は和らぎそう。

それから印象に残っているのは、「得意技を磨くより、不得意を克服したほうがいい」と述べてるところ。
不得意なことを克服したほうが、その相乗効果によって、自分の”間口”がどんどん広がっていくといいます。
私も受験などでは捨て科目を作らずに苦手な科目も頑張って取り組みましたが、投げ出さないでよかったと今でもしみじみ感じています。
かといって不得意なものとばかり向き合っているのは大変なので、著者のように苦境大歓迎!でない私としては、得意なものも伸ばしたいし、たとえそれが中途半端だとしても、両極端でなくバランスよくいたい。

ある種、達観したような視点でもって書かれた本書は、新鮮でした。
一周回ったらこんな境地にたどり着けるのかな。

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Posted by ブクログ 2016年03月21日

平常心というか、自然体というか、
そして精進、努力をする。
そうしてみると、何の世界でも一緒ですが、
ギラギラしたものを排してるところがポイントなのかなあ?
しかしながら表紙カバーの顔がすべてを語っている。

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Posted by ブクログ 2013年02月07日

勝とうと考えず、いかに負けないかと考える。
「負けないこと」と「勝つ」は異なる。勝ちたいという気持ちは欲望と同じで限度がなく、ずるいことなども平気でするようになってしまう。一方負けないことは、相手をとことん追い込む必要はなく、一定の限度が生じる。もうこれでいいという満足感、納得感がある。

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Posted by ブクログ 2012年08月27日

どんな人か気になっていたので購入。

なるほど、言っていることは分かった。
この人はかなり感覚的な人なのだな。
感覚的なことを人に伝えるのは難しい。
例えば「耳で見る」とか。
ただ、論理で説明できることは限られているし、最近はこういう感覚的なことこそ本質だったり重要だったりと考えが変わってきた。
...続きを読むからこの本は芸術的感性で、全体の話から感じ取るものなのかなと。
準備・実行・後始末、の考えはわかりやすかった。
日常的にこういう訓練をしていることが、勝負のときの決断力などに結びつくということか。
強い人はやはりその勝負だけでなく、その人の人生そのものが強いのではないか。

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Posted by ブクログ 2012年05月08日

勝ちを求めすぎると弱くなる 負けない

チャンスをものにするかどうかは、そのほんの一瞬に、自分にくっついてきたチャンスを感じ取り、どう活用するかにかかっている

チャンスに置いていかれることを少なくするには、普段からチャンスに追いつけるように脚力、瞬発力を磨いておかなければならない

"間...続きを読む違いの流れ"が目の前に現れたとしても、そのときも正しい姿勢を貫けばいい。それが「負けない」ことにもつながっていく

「素で見る」というのは、リラックスした状態に自分を置くこと。人間は素の状態になったときにもっともリラックスし、もっとも強さを発揮する

勝負に強い人、「負けない」人は、緊迫した場面でもリラックスしている、だから柔らかい動き、思考が可能となり、どんな変化にでも対応できるようになる

答えを求めない

確証などない と考える

怒りをなくすには、被害者意識ではなく、加害者意識を持つこと

準備・実行・後始末 で余裕が生まれる

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月12日

場の流れを感じる、そしてそれが良い流れであっても悪い流れであっても乗っかる。
そして時には待つことも大切である。

といういかにも麻雀の世界で戦ってきた人の文章だと思った。

そして最近思っていた「強い人は余裕がある」「余裕がある人は強い」ということが、ちょうど最終の章の方に書かれていた。
自分で漠...続きを読む然と考えていたことが、文章になっていてすごく呑み込めた。
強い人、は多少のことには動じない、だから余裕がある。
なぜ動じないか、というと強いからであって。
卵が先か鶏が先か、のような話だが要するにワンピースの1巻の「シャンクス」などまさに適例だと思った。

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Posted by ブクログ 2011年06月18日

一見すると、怪しい感じがするけど、甲野先生が尊敬する人物と言われていたので、気になって読んでみました。
言ってる内容は、内田先生なんかが言ってることにけっこう近いと思いました。ただ、内田先生は勉強して得たものが多いと思うのに対して、この人は自分の壮絶な体験から身についたことを言っている点がすごいと思...続きを読むいます。僕なんか、この人の言っていることの百分の一も分かっていないんだろうなあ。「勝つではなく、負けないことが大切だ」。
はあ、そういうものなのでしょうか、なんだか分かったような分からないような。

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Posted by ブクログ 2011年04月02日

勝負の中では、『もうこれでいい』より、『まだもっとよくなるかもしれない』と考え続けなければいけない。『このへんでいいか』と思ったときのもうひと踏ん張りが大切なのだ。

ミスを犯した後に勝者と敗者の分かれ道がある。
あくまでも『ごめん、悪かった。もう一度やらせて』という感覚でミスを受け止めればいいのだ...続きを読む

自分の可能性を広げるためには、ミスを怖がらずリスクをとりにいく生き方が必要となる。ミスをする領域に踏み込んでいって、そこでミスを減らしていく。すると、自分の中にある潜在能力が引き出される。それが結果的に自分の成長につながる。

すでにできることに対してのミスは厳しく評価されるが、自分ができないことにチャレンジしておかすミスは進歩につながる。

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Posted by ブクログ 2011年03月19日

ウラ麻雀プロの世界で20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り「雀鬼」と呼ばれた著者による、人生論。著者が半生の中で体得した人生観は、理論的な根拠があるわけではないが、時として真理を鋭く突いて参考になる。「プロフェッショナルよりも何でも屋の方が良い」「子供は甘やかさず厳しく育てろ」など時代に逆行する...続きを読む価値観も、著者が威勢良く述べると気持ちよく聞こえる。

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Posted by ブクログ 2011年02月10日

さすが麻雀の鬼、と思わせる箇所が幾つかあった。
ただ文章家ではないので、文章力はいまいちである。構成があまり練られていない印象を抱いた。全体像が掴みにくい。

ひとかどの人物だけあって、エッセンスは悪くない。何個かでも心に届く言葉があれば、というスタンスと捉えればそう悪くはない。それでいいという人は...続きを読む買って損はしない……かも。

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Posted by ブクログ 2011年01月16日

裏麻雀界で無敗の雀鬼、桜井章一氏による著書。

修羅場を潜り抜けてきた勝負師の哲学には唸らざるを得ない。
勝負事に限らず、目の前の現実にどう立ち向かえばいいのかといった人生そのものを考えさせられた。

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