【感想・ネタバレ】お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点のレビュー

あらすじ

「お金さえあれば不安は消える」─そんな幻想に、私たちはいつからとらわれてしまったのか。
人口減少、物価高、老後資金……先の見えない時代で必要なのは、不安の正体を見きわめ、社会と向き合う視点だ。
ともに生き延びるための生存戦略を描こう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

お金があっても簡単なリフォームさえやってくれる人がいないのではないか、20年後お米を作ってくれる人はいないのでないか、これらぼんやりとした不安が社会全体で解決すべき問題として鮮明になった一冊。お金があっても、供給者がいなくなればいくら貯えがあっても安心できない、には説得力がある。ゾンビ企業の退出や国内という小さなコップの競争のみに頑張る企業は淘汰し、供給者側を増やし、危機感の共有、規制緩和、挑戦の応援で外貨を稼げる新たな産業を生むまないと日本は沈む。分かりきっていることだが、この一冊で、自分に何ができるのか考えさせられた。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

お金の不安を解消できる本と思い、本書を購入。
結論は社会全体や自身の行動を見直すきっかけとなる啓蒙活動の本であった。
お金そのものの不安を解消することが目的ではない。お金やその他の不安を抱えたままどう乗り越えればよいのかを教えてくれて、何度も読み返したい1冊であった。
・本では大きく4つのステップで話が進む
【情報を整理し、旅の支度をして、困難を直視し、仲間と協力する。】

本を読んでみて作者の原体験からこの本が書かれていることが良く伝わりました。そして、作者は危機感を感じており、その危機感を共有して共に動いてくれる人々を増やしているのだと感じました。今の時点では自分の行動が社会を大きく変えるとは思わないが、自分が行動することで少しずつ自分や自分の周りに影響を与えることができ、その結果としてどんどん大きな社会影響を与えることができると思えた。そのため、まずは自分の身の回りを良くしていく意識で物事に取り組もうと思えた。社会を知ることで、自分にとってより良い選択を取れると思えた。
またヒトの心理のようなところまで深掘りして社会課題を読み取っており、面白かった。作者は様々な角度から物事を観察している、考えていると思わされました。私もそのような人物になりたい。
■今回の本で響いている言葉
・資本はヒト・モノ・カネ。今はヒトという資本が不足し始めている
・仕事の重要性と年収が必ずしも一致しないという構造的な歪み

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

社会課題が、個人的なお金の不安に矮小化されているという構造がわかりやすく書かれていた。
すでに遅いかもしれないけど、何もせず指を咥えて、さらに危機的な状況になるのだけは、子どもを持つ親として社会に支えられてきた身として、避けたい。
今からできることを、今からでも未来を変えられるのだという希望を灯す側にまわりたい。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

よい本でした。読みやすく、田内学さんの思いが伝わってきました。

「お金の不安という幻想」という題名だけを見ると、「私の不安は幻想なの?」とも感じましたが、読み進めると、大切なことは「お金」でなく、「他への愛」だと感じました。

いつの間にか、お金さえあれば、不安は解消されるとの認識が社会を覆うようになりましたが、原始から人は他への愛ゆえに物事やサービスを作っているのであり、他への愛の効率的な交換手段がお金なのですね。

互いに助け合うことが、物やサービスを作る動機になっていたのでしょう。

交換手段としてのお金が発明され、てから、利己を満たすため、大量の物やサービスが作られるようになり、利己のバランスが「神の見えざる手」となり、物やサービスが多くの人にゆき渡るようになりました。

そのことはとてもすばらしいことなのですが、お金万能との考え方が広がる要因にもなったと思います。

これからの人口減少社会を迎え、人手不足で供給不足になると、大切な物やサービスが人々にゆき渡らなくなる。

この危機を乗り越えるため、利己のためでなく、他への愛ゆえ物やサービスを作ることを思い出す必要があると思いました。

よい本でした。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

え、なんかすごい腑に落ちるお金の本だった。
投資とか今後のお金のことを考えなくては、となるより、お金があっても社会にヒトがいないとだめだよねっていう話がすごくなるほど感あった。
ヒトダイジニ。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

お金の不安は人と共有しにくい分野。
例えば老後2000万円問題など
お金の不安はメディアによる煽りの影響が大きいから
そこの問題も大いにあると思う。
2000万円あったとしても社会を支える人がいなければ
その費用は2倍にも3倍にも膨れる可能性があるから。
稼がなきゃ!貯めなきゃ!
投資しないと置いていかれる!
と、不安になる前に少し落ち着きなさい。と
考える事はそこじゃなくてええんやで。と

自分は何に安心したいのか。
誰と支え合って生きるのか。
どんな仕事なら長く続けられるのか。
お金以外に育てるべき資産は何か。
社会が変わる中で、自分はどう役に立てるのか。

そんなヒントを貰える本でした

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

いくらお金をためても、モノやサービスが限られていたら、
結局一番多くお金を持っている人にそのモノやサービスは行ってしまう。
お金を貯めることよりも、社会としてどうみながはたらくかを考えよう。

ってな感じの本かな。

人生で蓄えられる資産は

①人的資本    (自分自身)
②社会関係資本  (身近な人や仲間)
③金融資本    (お金)

の3つしかない。
という言い切り、いいね。
どうしても③のお金に目がいってしまうから、
老後2000万円問題、とかの話に政治からしてなってしまうけど、
最初に書いたように、お金は比較の問題なので、いくらあっても追いつかない。
それより自分を磨き、頼れる仲間を作るほうが大事、
ってのはうなずける。

私自身も、、、③は相続で苦労し子育てに追われ、その二つが終わってやっと楽になったが、
その間もどうにか①と②は大切にしてこられた気はしている。
そして定年を間近に控えた今も、
いかに働くか、人のためになるか、を優先して考えている。
もちろんラン旅をするお金は欲しいのだけど。

子供たちもお金に目がいってしまう今日。
なんとか変えて生きたいものだ。
良い本。



第一部 整理する―「外」に侵されない「内」の軸

(その不安は誰かのビジネス―焦りを生む空気からどう抜け出すのか?;
投資とギャンブルの境界線―成功者を真似てもなぜうまくいかないのか?)

第二部 支度する―「内」に蓄える資産

(「会社に守られる」という幻想―労働と投資、報われるのはどちらか?;
愛と仲間とお金の勢力図―お金以外の何に頼ればいいのか?)

第三部 直視する―変えられない「外」の現実

(「あなたのせい」にされた人口問題―なぜ「稼く人が偉い」と思われるのか?;
「お金さえあれば」の終焉―いつまでお金に支配されるのか?)

第四部 協力する―「内」から「外」を動かす可能性

(「仕事を奪う」が投資の出発点―どうすれば仕事を減らせるのか?;
「子どもの絶望」に見えた希望―“大人”の常識はこれからも通用するのか?)

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

 経済に関する本は多く読んできたが、日本経済の停滞理由について、ここまで分かりやすく書かれた本は初めてである。例えば、日本人の生産性の低さについて論じる際、多くの本は時代にそぐわない終身雇用制度や年功序列、無駄な会議といったミクロな要因に原因を求めている。しかし、日本人は世界的に見ても知的水準が高く勤勉な民族であり、そうしたミクロな各論だけでは、30年にわたる長期停滞の理由として納得できるものは少なかった。その点、本書は日本経済停滞の根本原因を人手不足に求めている。ヒト・モノ・カネの相関関係を歴史的な視点から紐解きながら、人口減少社会がもたらす構造変化を論理的に説明しており強い説得力があった。また、これからの時代は限られた労働力というパイを奪い合う社会になること、そしてそのような時代を生き抜くために、個人や企業がどのようなマインドを持つべきかについても、理路整然と分かりやすく書かれている。日本経済の現状と将来像を明快に説明しており、本当に良書を読んだと感じさせられた一冊であった。今年上半期に読んだ知識本の中ではベストワンである。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

いろんな新しい視点を得た
お金のことしか考えてなかったけど、人がいて、モノがあって初めて金は意味を持つ
だから、少子化の今、まずは働き手の確保だったり、無駄の排除だったりを進めないとと思った

投資をしても会社にお金が直接入るわけではない。それならその会社の製品を買った方がいい

NISAを始めたところで、30年後、その株を買ってくれる人がいるのか?

広告には必ず裏で儲ける人がいる。誰がどんな意図でそのことを謳っているのかを必ず考えようと思った

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

ヒト•モノ•カネのうち、今の日本経済運営の制約になっているのは、カネでなくヒト。そこを間違えずに、個人も社会も今後の生存戦略を考えるべき。このことを順を追ってとてもわかりやすく説いている。随所に示されるシンプルな対置表も秀逸。議論を単純化しすぎている嫌いはあるが、大筋は納得できるし、より多くの人にメッセージを届けるという意味ではこれが最適解であるように思う。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

今回は、『お金の不安という幻想』という書籍を読みました。
レビューです。

 まず、いつも聞いているラジオの2番組で今回の書籍が紹介されていました。
普段、『そもそもお金が不安を煽っているのでは?』と思っていた為、タイトルに惹かれて読んでみることにしました。

読んでみると、『価値』と『価格』の違いについて考えさせられます。
当たり前ながら、交換価値としての『価格』、経験や体験の対価としての『価値』。
自分なりのモノサシを持ち、価格に惑わされず価値を持ちましょう。というお話。

 となりの柿はあかい
SNSで、派手に儲かった投稿を見ると、『なんか自分にもできそう』と思ってしまうが、そんなに甘くない。ネット社会は欺瞞に満ちどんなジャンルでもプロの真似したらプロと同じ結果が出るわけではない。
そりゃそうだ、メジャーリーガー大谷選手の道具を使えば、大谷選手と同じ結果が出るわけじゃない。プロトレーダーと同じ売買ができる訳じゃないのに、同じ市場で戦う。これは無謀だ。
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』
真似しやすそうな成功例ほど、成功に必要な要素が抜け落ちている。再現性が低く失敗を招きやすい。あなたが投資だと思ってる行動、投資ですか?ギャンブルですか?

一般市民がこんなに、お金について考え出したのは、バブルが弾け、失業者、倒産件数や非正規社員が増え、なかなか就職できず、ITに乗り遅れた日本で慣習や慣例に流され、自分の意見持たず言えず彷徨った超氷河期世代が現在の労働人口の主役だからだろうか?

著書の田内さんは、高校生の頃、阪神淡路大震災を経験し、今まで当たり前にあった日常が壊れお金が意味を成していない、と感じたそうです。

この本を読むまで、私は…、世間との繋がりは薄れたが、お金さえあれば何でも手に入る、どんなサービスも受けられると根拠のない自信を持っていました。
老後2000万円問題も、正体すら知ろうとせず、切り抜かれた『老後2000万円』という言葉だけが一人歩きし、我遅れまいと投資を始め、手痛い失敗を繰り返しました。
令和8年、この上ない物価高、インフレ、円安エトセトラ。何でも怖がるのではなく、正体を知って怖がる。そして、未来を変える。自分は現役世代としては高齢者(?)だが、未来を担う若者を支持する。そもそも、このお金の不安という幻想は、人手不足が招いた現象なのだ。
働く、食べる、生活する、病院に掛かる、洋服を着る、行政サービスを受ける、すべて人がいないと動かない。確かに昭和のころと比べて生活は豊かになった。いつでも空いてるスーパー、燃費のよくなった車、整ったインフラ。けど、それらを支えるのも『人』である。

頑張っても報われない、そんな気持ちになることもあるけれど、不満をぶつける敵を見つけるより、不安を共有できる味方を探す。

そうは言っても急にお金の不安がなくなるわけじゃない。
けど、お金と、その周りや気持ちの持ち方など勉強になりました。

おすすめの一冊。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

ベストセラーになっている本。君のお金は誰のためが良すぎて同じ著者のこの本を読んでみたけど、これも良かった。大人へのマネー教育本。

お金に対してはみんな不安を抱えていると思うけど、それは本当に、お金の悩みなのか?を問いかけている。

この本を読んだら、自分も社会の一員で、自分の資産、投資、お金のことだけを見ていてはいけない、それだと根本解決しないんだなということに気づかせてくれた。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い。
自分に投資するのが一番だと言うことか。お金があっても誰かが働かなければ世の中は回らないので自分も働かなくては。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

投資信託やNISAを活用して、ただお金を貯めておけば将来は安泰だ。そう思い込んでいた私にとって、本書は「社会全体の構造」という全く別の視点から大きな課題を突きつけてくれる一冊でした。
​特に目から鱗だったのは、「労働人口が急激に減少する日本において、仮に個人がお金を持っていたとしても、そのお金の価値自体が激減してしまうのではないか」という指摘です。その結果、本当に限られたごく一部の大金持ちしかまともに暮らせない時代が来るかもしれないという未来像には、強い衝撃を受けました。
​昨今のインフレや物価上昇に加え、日本にはこれから確実な労働人口の減少が待ち受けています。人口動態は、未来を極めて高い確率で予測できるデータです。それを踏まえると、「ちょっとした小金持ち程度では暮らせない世の中」が到来することは、容易に想像がつきます。いくら個人が口座の数字を増やしたところで、社会全体が機能しなければ自分自身の豊かな生活には繋がらないのだと、心から実感させられました。
​では、この人口減少という深刻な課題にどう立ち向かうべきなのか。その答えは、突き詰めれば「生産性を上げる」こと以外にありません。
​本書で紹介されていた「椎茸の例」は非常に象徴的でした。椎茸の価格は100年前と比べて大きく下がっています。昔は山に入って探すしかなかったものが、人工栽培の技術が確立されたことで、大量かつ効率的に生産できるようになったからです。このように、限られた人数でも高い成果を生み出す「生産性の向上」こそが、人口減少社会における唯一の解決策です。
​周囲を見渡すと、まだこの危機感を持っていない人が多いように感じます。マクロな社会構造の変化を捉えた上で、これからの時代を自分自身がどう生き、どのように振る舞うべきなのかを深く考えさせられる、極めて示唆に富んだ一冊でした。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

社会的金融教育家を名乗る著者による、お金の不安に対する考え方を説いた一冊。
著者は、この本の目的を冒頭でこのように述べています。
『この本で考えたいのは、息苦しい「お金の不安」から、どうすれば抜け出せるかということだ。それは、「お金をどう増やすか」という投資の話でもなければ、「気の持ちようで不安は消える」という精神論でもない。新しい時代を生きるための具体的な生存戦略の話だ。』
また、この本の全体像を、8つの問い、4つの行動で構成しています。
・整理する
①焦りを生む空気からどう抜け出すのか?
②成功者を真似てもなぜうまくいかないのか?
・支度する
①労働と投資、報われるのはどちらか?
②お金以外の何に頼ればいいのか?
・直視する
①なぜ「稼ぐ人が偉い」と思われるのか?
②いつまでお金に支配されるのか?
・協力する
①どうすれば仕事を減らせるのか?
②”大人”の常識はこれからも通用するのか?
これらの質問に対し、漠然とした不安を感じるかたには具体的な解決策ではありませんが、考え方のヒントが述べられていますので、参考になると思います。
老後2000万円問題をきっかけに、特に老後にお金の不安を抱える人が多いと思いますが、今後の心構えとして知っておくべき内容だと思いました。周りの情報に振り回されず価値を考えること、ピケティの法則の本当の意味、制約条件がカネからヒトへ移行していることなど、言われてみれば、という話が多く、理解が深まります。著者が遭遇した阪神淡路大震災の経験から得られたことなど、著者の背景を踏まえるとより納得が深まります。投資やリスキリングといったことも重要だとは思いますが、その前にこういう考え方を身に付けることも重要だと思います。

▼長らく日本をおおってきた「がんばっても報われない」という閉塞感は崩れ始めている。ギャンブル的な投資で一攫千金を狙うより、「働いて稼ぐ力」を着実に育てるほうが、人生を現実的に好転させられる時代が来ている。
▼AIは、与えられた問題を解くことには極めて優れているが、解くべき問題を見つけ出すのは、人間の方が得意だ。そのためにも、日常を深く見つめる「観察力」が重要になる。
▼会社は、社員を養うための装置ではない。会社とは、価値を生み出し、社会に役立つための場にすぎない。誰かの役に立つ価値を提供できなければ、企業は容赦なく淘汰される。「会社が社員を支える」のではなく、「社員が会社を支える」、あるいは、「社員が会社を通して社会を支える」。そんな単純な真実を、リーマンショックの嵐の中で骨身にしみえ理解した。
▼貯蓄自体を否定するつもりはないが、それだけでは根本的な解決にならない。イスそのものを増やす取り組み、つまり人材不足や少子化への対処が必要だ。お金だけでは解決できない現実が、すでに日本のあちこちで表面化している。
▼「老後の不安」は、個人の資産形成で解決する問題ではなく、人口構造という国全体で取り組むべき問題だった。それがいつしか、「個人のお金の不安」にすり替えられてしまった。
▼私たちの生活を縛る制約は、カネからヒトへと移っていく。経済の重心が、お金から働く人へと大きくシフトする局面を迎えているのだ。
▼重要なのは「大人になってから身につけた常識」と「子どもの頃に感じた素直な直感」との間にある葛藤に気づくことだ。その葛藤を無視し続ければ、私たちは新しい時代へと踏み出せない。

<目次>
はじめに── どうして、お金の不安が増えるのか?
誰もが抱えるお金の不安
作り出される孤独
不安のカタチは変わってきた
社会を物語のように俯瞰してみる
子どもたちの問いが教えてくれたこと
8つの問い、4つの行動

第一部 整理する――「外」に侵されない「内」の軸
第1話 その不安は誰かのビジネス
――焦りを生む空気からどう抜け出すのか?
増幅される「時間の焦り」
価値観を試す「メロンジュース」の問い
「欲しい」から「買わされる」へ
カネも不安も売る時代
「価格」より「価値」を優先する生き方
「焼きうどん」が教えてくれたこと
その不安は、あなたのものか
コラム1 不安連鎖社会を断ち切るために

第2話 投資とギャンブルの境界線
――成功者を真似てもなぜうまくいかないのか?
「みんな儲かっている」の正体
誰も教えない「儲けのレシピ」
「100億男」の末路と教訓
儲けたお金は誰の財布から?
健全な投資とギャンブルの見分け方
なぜ努力は報われなくなったのか
コラム2 「知らないと損する投資術」は存在しない

第二部 支度する――「内」に蓄える資産
第3話 「会社に守られる」という幻想
――労働と投資、報われるのはどちらか?
「投資をがんばった方がいい」という誤解
あなたをめぐる人材争奪戦
AIに負けないための「観察力」
「会社に守られる」という幻想
支えるのは会社か社員か
「稼ぐ力」の磨き方──仕事から「為事」へ

第4話 愛と仲間とお金の勢力図
――お金以外の何に頼ればいいのか?
カレーに宿る愛と利己心
「選べない村社会」から「選べる仲間」へ
「必ず6を出せる男」の愛され力
共感を生む「自分の不安」
「不安」と「ゴール」の共有戦略

第三部 直視する―― 変えられない「外」の現実
第5話 「あなたのせい」にされた人口問題
――なぜ「稼ぐ人が偉い」と思われるのか?
現代版アリとキリギリス
「老後の安心」を奪い合う日
バスが来ない、先生もいない
暮らしが壊れる「1100万人の働き手不足」
「1円も稼がないこと」の価値
値上げされた100円は、どこへ消えた?
円安と日本が失った「力」
お金の不安という幻想
コラム3 「ドルを稼ぎ、土地を失う」外貨投資の副作用

第6話 「お金さえあれば」の終焉
――いつまでお金に支配されるのか?
命を奪う「モノ不足」の恐怖
700年ぶりの人口危機――ヒトが制約になる時代へ
「ヒトの制約」を管理する人
ヒトよりカネを優先する構造
経済を回せない巨大ピラミッドの罠
もったいないのは何か?

第四部 協力する――「内」から「外」を動かす可能性
第7話 「仕事を奪う」が投資の出発点
――どうすれば仕事を減らせるのか?
「シイタケ」で読み解く給料アップの秘密
仕事が減るほど豊かになる理由
銀行が隠す「お金が眠る」カラクリ
「投資される側」になる勇気
「守る」ことで失った30年
「奪い合い」と「分かち合い」の選択

第8話 「子どもの絶望」に見えた希望
――〝大人〞の常識はこれからも通用するのか?
「最近の若者」の正体
歴史を変える非常識な挑戦
「出る杭」が打たれない条件
あなたが社会を変える可能性
危機感という希望

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

お金がいくらあっても働く人がいないと持ってても仕方ないという大事なことを考えさせてくれます。
これを分かりやすく伝えるための現代版アリとキリギリスは秀逸でした。
投資の本質は運用して増やすことではなく、社会を豊かにしようとする会社や人々に、お金を融通するということがもっと広まれば良いなと思いました。

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◎メモ
38.40.45.48.52

・物が売れなくなった時代、企業は不安を煽ってモノを買わせようとする。
だからこそ、自分だけの価値の物差しを持つことが何より大事だ。
あと、「これは誰がなんのために発信しているのか」といった背景を理解する癖をつけること。
本当の価値は自分の中にしかない。



=====

◎メモ→「きみのお金は誰のため」も参考に

・働いてくれる人がいないと、お金は意味をなさない。働いてくれる人がいる前提でお金はサービスを選ぶ力があるだけ。解決してくれる人を選ぶことしかできない。
→例え100万円あっても、ドーナツを作れる人がいないと、ドーナツ1つでさえ手に入れることはできない。

・みんなでお金を貯めても、国レベルでは意味がない。それよりも、働く人がいなくなり生産力が落ちることが問題だ。
→未来のために何ができるか?支援、子供を作る?


◎アクション

・サービス提供者には毎回感謝を伝えること
→その人たちがいないとサービスを受けれないから

・お金だけに頼らないで住むように、自分やパートナーの家族を大切にして協力して生きる
→日頃からコミュニケーションをとっていく
→子育ても協力してもらえる

・長期的な計画で子供を作り、後世に繋げる
→仕事より育児の方が社会にとっても大事

・健康的でい続けるために、食生活・運動・睡眠を心がける
→他の人に無駄な労力を割いてもらわなくていいため

・ものを買うときは流行でなく、自分だけのものさしで考える
→1万円以上のものは最低1週間寝かせる
→不安を煽るマーケティングは注意
→何かを発信していることは裏の目的があるので、裏の目的を考えるようにする
これは誰が何のために伝えているのか?と考える

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

財やサービスを購入する価値は何か。何に金という対価を払っているか。
例えば、高級寿司はおいしくなければ価値がない。高級かばんも使わなければ価値がない。価値は人それぞれだと思うが。
また、お金に目をくらませるのではなく、ヒト・モノ・カネの3つのバランスが大で、カネの基礎になるのはヒトやであると感じた。生産力を高めていいものを作る。学校で勉強できるのは国のおかげではなく、先生や建築士の人がいるから。金があってもそれを実現する人がいなければどうしようもないと感じさせられた。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

大きな気づきを与えてくれるというよりは、言語化と整理によって今の日本が抱える問題を明確にしてくれた本という印象。
著者が言うように対策や方法を説いてはおらず、現状を認識することに特化している。

正直、日本の未来は明るくない。
しかし、まだ手遅れの段階にはないと思う。
自分に国を変えられるほど大層なことを成し遂げられる力があるとは思っていないが、選択には責任を持ちたいと思った。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

お金の不安について、貯蓄や投資といった個人の問題だけでなく、人口減少や人手不足、社会とのつながりまで広げて考えている。視点は面白いが、話が大きくなりすぎて、自分ではどうしようもない問題が多く、あまり実感を持てなかった。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

どんなにお金があっても働いてくれる人がいなければ社会は破綻する。
お金の不安とは実は働いてくれる人がいなくなるのでは、という不安。
人手不足の時代になっているので
・個人の労働の価値があがる、
社会的には
・効率化をはからないといけない
ということを書いた本、
という印象。

「株を買って企業を応援する」というのは、取引を増やしたい証券会社の詭弁」(p213)ということだが、株主として応援したいのでその会社の商品を買う、というところまでいって初めてその企業を応援する、ということなのね。ものすごく微力だけど。

p19
「お金の不安は、孤独だ」

p20
「誰もが、お金の不安を抱えている。それも、ひとりきりで」

p21
「資本主義は、「お金の不安」をふくらませるシステムだからだ。言い換えれば、私たちはさまざまな不安を、「お金の不安」に置き変えて生きるようになった」

p22
「私たちが「お金の不安」と感じるものは、実は「変化する社会をどう生き抜くか」という、根源的な問いではないだろうか。
だとすれば、やるべきことは明らかだ。
・情報を整理し、
・旅の支度をして、
・困難を直視し、
・仲間と協力する。
この4つの行動こそが、具体的な生存戦略」

p29
「その不安は誰かのビジネス」

p35
「「自分だけのモノサシ」を持つこと」

p44
「2025年5月時点で、無リスク金利とされる国債金利の30年ものは2.8%」

p45
「自分が感じた満足感を信じる」

p47
「大切なのは、「自分がどう感じたか」を見つめ直すこと。それが、自分だけの「価値のモノサシ」だ。だけど、私たちはつい「価格が高いほど価値がある」と錯覚する。これが、資本主義の功名な罠だ」

p49
「本当の価値は、自分自身の中にしかない。(中略)価格はあくまで市場が決めた他人の評価にすぎない」

p53
「これは、誰が、何のために伝えているのか?」

p65
「失敗には明確な原因がある。そこから学ぶことができる。(中略)成功の原因は見えにくい」

p66
「「真似しやすそうな成功例」ほど、成功に必要な要素が抜け落ちている。だから、再現性が低く、失敗を招きやすい」

p68
「投資で得られる利益の出どころは、基本的に2種類しかない。
・誰かの役に立ったことに対する報酬
・他の投資家をあてにしたお金
この2つの違いを見抜くことが、「投資がギャンブルか」を見極める鍵になる」

p70
「生活者としての自分が「お金を払いたくない」と感じる商品や事業への投資であれば、警戒」

「他人の財布を狙うということは、あなたの財布も誰かに狙われているということ」

p76
「「知らないと損する投資術」は存在しない」

p95
「有利なのは、資産がある人であって、投資という手段そのものではない」

p96
「努力が報われやすいという意味で有利なのは、投資より労働(中略)『働いて稼ぐ力』を育てる方が、長い目で見るとずっと効率的」

「2022年に20万5000円だった三井住友銀行の初任給は、2026年には30万円に引き上げる予定」

p101
「日本で働く人の9割が雇用者」

p104
「本来、働くこととは、誰かに仕えるのではなく、自分の力で価値を生み出すこと」

p105
「「役に立つこと」をすれば「稼ぐこと」につながる社会に戻りつつある。
そして、「誰かの役に立ちたい」という願いは、単なる稼ぐ手段を超えて人を動かす強力な原動力となる。そのために求められるのが、周囲のニーズを敏感に感じ取る「観察力」」

p108
「手に入りにくいものに期待しない、という現実的な選択」

p114
「「サイコロを2個振ったとき、一番出やすい目はいくつか」という統計の問題だった。正解は7である」

p114
「「目の前の人にどうすれば喜んでもらえるのかを、いつも考えているんです。そうすると、自然に応援してくれる人が増える」

p118
「まずは自分が抱えている不安を話してみるのもいいかもしれない。そこから共感が生まれ、自然に共有できる目標が見つかることもある」

「老後資金問題の本質は、実はお金の不足ではなく、「労働力不足」という社会全体の課題」

p119
「お金が必要なのは当然だが、お金だけを追いかける生き方は孤立を招く。それよりも、不安やゴールを誰かと共有できれば、人生の可能性はずっと広がる」

p123
「人生で備えられる資産は、突き詰めれば次の3つしかない。
人的資本を蓄えて、自分自身に頼る。
社会関係資本を蓄えて、身近な人や仲間に頼る。
金融資本を蓄えて、お金で他人に頼る」

p145
「2040年の日本では約1100万人もの労働者が不足する」

p192
「私たちがお金に縛られてきたのは、心が貧しくなったからではない。長いあいだ、「お金が制約だった時代」を生きてきたから」

p203
「1920年から2020年の100年間で、食費は2280倍に上昇したが、給料(大卒初任給)はなんと5000倍にも増えた。その結果、収入に対する食費の負担は当時の0.45倍にまで減っている」

p207
「1920年のエンゲル係数は、60%」

p209
(2020年には)「エンゲル係数は60%から27%にまで低下した」

p211
「私たちの暮らしが豊かになってきたのは、いつも仕事を減らすことが出発点になっている」

「効率化や新しい価値を生む「挑戦」にお金が流れることが、本当の意味での投資」

p213
「2024年度の株式取引額は約1300兆円だが、そのうち企業が新規に調達した資金はわずか1.4兆円。個人が株式投資を始めても、企業にはほぼ届かない。「株を買って企業を応援する」というのは、取引を増やしたい証券会社の詭弁」

p218
「1人当たりのGDPは、2000年には世界第2位だったが、2023年には34位まで転落している」

p222
「問題を、単なる個々の「お金の不安」と認識するなら、協力は難しい。(中略)でも、問題の本質が「人手不足」という社会全体の課題だとわかれば、状況は変わる可能性がある」

p231
「天智天皇は、たった19歳で大化の改新を成し遂げている」

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

「価値」と「価格」は必ずしも一致しないという考え方が特に印象に残った。言われてみれば当たり前のことだが、今まで意識したことのない視点だった。人は価格そのものではなく、その価格に対して納得感や満足感を得られるときに価値を感じるのだと学んだ。

また、日本経済が長く停滞してきた背景として、「出る杭は打たれる」という文化が挑戦やイノベーションを妨げてきたという考え方も興味深かった。

投資については、短期的な値動きを狙う投機ではなく、社会に価値を生み出す企業へ投資することの大切さが印象に残った。企業がどのような価値を提供しているのかという視点を持つことが、長期的な投資につながると感じた。

さらに、将来的に人口が減少すると株を買う人も減り、株価に影響する可能性があるという視点や、現在のインフレは「お金不足」ではなく「人不足」が大きな要因であるという考え方も、新しい学びだった。

この本を通して、お金だけを目的にするのではなく、自分自身も社会を少しでも良くする方向へ行動していきたいと思った。また、一つの場所や考え方に固執せず、自分には複数の帰属場所や選択肢があることを意識し、その時々で相対的に最善だと思える選択を積み重ねていきたい。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

タイトルから期待した内容は、老後2千万円問題の様に、老後のお金の不安を煽って投資へ投資へと駆り立てる昨今の政策に対して、投資は基本的にギャンブルと同じであり、むしろその危険性を考えれば堅実な労働と生き方の方が安全と言え、お金に対して抱かされている不安は幻想である、的な事で安心させてくれるものかと。つまりお金に対して抱く不安は幻想に過ぎない、安心しなさい、的な内容を期待したのだが、そうではなく、不安を抱くべきは、お金ではなく、人口減少ですよ、というものであった。
11百万人労働者が不足する2040年の社会、確かにお金を持っていてもエッセンシャルワーカーが足りずに必要なモノ、サービスが手に入らなくなる事が目に見えている。それに対して政治も社会も危機感がなく、このまま進めばそんな社会が必至、と説く。さあどうするべきか、に話が展開する事を期待するも、若者は危機感を抱かない大人に危機感を抱いている、に留まり、肩透かし感で終わる。「人新生の資本論」「同黙示録」は、同じ危機感でもテーマは気候崩壊、同じく「このままいくとまずい」との警鐘から、それなりに具体策が提示されるのに対して、こちらはそこがなく、不安のまま残される。
むしろそちらメインにタイトルも「お金よりもっと不安なこと」位にして、それに対する対策、動き始めている具体的な動き、などが紹介されたものが読みたい。
でないと、不安は幻想などではなく、現実化する。

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2026年06月25日

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ネタバレ

具体的に4つの行動(整理する、支度する、直視する、協力する)が示されていて、読みやすかった。
資産運用と声高に叫ばれる昨今。
その裏側にある不安。ただお金があるだけではその不安は解消されない。
そもそも論として、ヒトが居なければ社会が成り立たないということを再認識させてくれた。
一方で、当たり前のことを大事にできないくらい不安に包まれているのが今の世の中なのだと痛感。

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2026年05月09日

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カネよりヒトの重要度が高まっていることが主旨。モノからカネへ移行したように、変わるのだろうか…ヒト主体の雰囲気になるには、まだ時間がかかると思うが、イマが過渡期なのかもしれない。

◉ 企業はかつて、「人々が本当に欲しいもの」を作っていた。だが今は、「人々に欲しがらせること」に力を注ぐ。
→既に満たされているなかで、マネタイズすることの難しさを感じる。
◉停滞は「モノ経済からカネ経済への移行」にあり。
◉ 「定価が高ければ価値があり、安く買えれば得だ」という思い込みだ。この呪いを解く鍵は、自分が感じた満足感を信じることにある。
→高いモノはいいモノとの考えが強い傾向にあるのだろうか。安くても良いと感じられるモノの価値。
◉ 努力が報われやすいという意味で有利なのは、投資よりも労働だ。
→楽して稼ぎたいって空気感がとても違和感を覚える。
◉ お金だけでは解決できない現実が、すでに日本のあちこちで表面化。つまり人材不足や少子化への対処が必要。
◉ 「お金を稼ぐ人が偉い」──この価値観が変わらない限り、家事や育児という人間社会を支える根幹の仕事は、正当に評価されない。
◉ 人手不足が深刻化する日本では、カネではなくヒトこそが、私たちの選択肢を狭める制約になりつつあるのだ。(震災やコロナ禍)
◉ 私たちの生活を縛る制約は、カネからヒトへと移っていく。経済の重心が、お金から働く人へと大きくシフトする局面を迎えている。
◉ 日本の行政は「ヒト・モノ・カネ」という三要素の管理を、それぞれの省庁が分担している構図が浮かび上がる。
◉その時代は今、終わりを告げようとしている。 これから私たちが大切にするべきなのは数字ではなく、その向こう側にいる「ヒトの力」ではないだろうか。
◉ 私たちの暮らしが豊かになってきたのは、いつも仕事を減らすことが出発点。効率化や新しい価値を生む「挑戦」にお金が流れることが、本当の意味での投資になる。
◉ 重要なのは「大人になってから身につけた常識」と「子どもの頃に感じた素直な直感」との間にある葛藤に気づくことだ。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漁師と仲良くしなくても魚は手に入り、介護や医療も家族や親戚に頼らずともサービスとして買うことができる
金は生きるための万能薬のようであり、それと引き換えに我々は当然のように孤独になり、金の不安を膨らませる資本主義の世界に放り出された

読む前に思っていた内容とはだいぶ違って面白かったし勉強になった
ただし、これを読んでも不安は解消しない

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2026年04月19日

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若者の危機意識が高まっている。
加えて自分たちが変えるという意識を持つ人も増えている。
社会をどうするかを考えて行く

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2026年04月11日

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【人がいない】
お金がいくらあっても、働いてくれる人がいないと何の意味もありません。

世界の人口減少がはじまる2090年以降はどうなるのでしょう。

そこまでは、お金が増殖すると思いますが、そのあとは人がいなくなってきます。
お金を渡して働いてもらおうにもお金を渡す相手がいない状況。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

この本の全体像。

整理する【焦りを生む空気からどう抜け出すのか?】【成功者を真似てもなぜうまくいかないのか?

支度する【労働と投資、、、報われるのはどちらか?】【お金以外に何を頼ればいいのか?】

直視する【なぜ、稼ぐ人が偉いと思われるのか?】【いつまでお金に支配されるのか?】

協力する【どうすれば仕事をへらせるのか?】【大人の常識はこれからも通用するのか?】

生産性の確保を優先的に考えようとする。
自分がどう感じたかを見つめ直すことが大事。
対立ではなく協力。

興味を持つ項目があれば一読したい1冊です。

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

人、モノ、金がそろわなければ社会は成り立たない。その通り。お金を貯め込んでも、働く人、ものがなければ意味がない。
私たちは今何をすればいいのか…
人口減社会で、人が不足するこの時代に、どうしたらいいんだろう。

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2026年07月28日

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