あらすじ
「お金さえあれば不安は消える」─そんな幻想に、私たちはいつからとらわれてしまったのか。
人口減少、物価高、老後資金……先の見えない時代で必要なのは、不安の正体を見きわめ、社会と向き合う視点だ。
ともに生き延びるための生存戦略を描こう。
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Posted by ブクログ
不安を煽る商品やサービスへの疑問。
投資を推奨することへの疑問。
そもそも『価値』とは何なのか。
長年抱えていたこれらの疑問に対し、納得出来る内容が書いてあった。
一見すると難しい内容を、ここまで理解しやすくする文章力もすごい。
今後の子どもたちの為にも、読み返したい一冊。
Posted by ブクログ
お金がないと老後が不安だ。だからお金をたくさんためればよい。
一方で、本当にそれで不安はなくなるのだろうか?とさらに不安になる。
この、お金に執着する自分に感じるかすかな違和感の正体を理解できた本だった。お金がいらないとか、投資をする必要がないという話ではない。そこに囚われすぎて、本当に解決すべき問題から目をそらしていないか?という本。
本当に解決すべき問題とは、人口減少への向き合い方。お金がいくらあったって、働いてくれる人が居なければなんの役にも立たない。コロナ禍で、お金があってもマスクが買えなくて、トイレットペーパーが棚から消えて、という経験をしたはずなのに、その本質を忘れている私たち。
だけど、希望もあって、人手不足だからこそ待遇を改善する要求ができたりもする。
そして、災害など有事のときには、「頑張って乗り越えよう」「みんなで節電しよう」「食料を分かち合おう」と行動できた私たち。けして、現代人が思いやりがなく連帯がない守銭奴だとかそういうことではない。
災害時を想像して…とまでいかなくとも、足元で自分の行動の影響を考えて、どう動く?と自問することが求められていると思った。もちろん他にもやらなければいけないことはたくさんあるけど。
本質に目を向けること、自分で考えること、仲間と考えること。陳腐な言い方かもしれないけど、前を向いてこれからを作っていきたい、と思える本だった。
Posted by ブクログ
物価高、円安、老後2000万円問題などのお金の悩みが日々話題にあがるが、その不安に対して本当にお金さえあれば良いということなのか、紐解いていける本だった。
少子高齢化が進む中、業界によっては働き手不足も問題になっている状況下だが、個人として資産形成はしていきつつも、広い視点で考えていきたいと思う。
Posted by ブクログ
皆さん必読書です。
いろんなものがたくさんあふれている世の中のお金のあり方について考えさせられました。
今の自分の置かれている環境に、新しい視点をいただいたので感謝しています。
今後の社会変化にも対応されるだろう著者の執筆される読み物には注目していきたいと思います。
noteされてますね。
Posted by ブクログ
第一部のポイント
- 不安は他人のモノサシから生まれる。安心は自分のモノサシから生まれる
第二部のポイント
- 正体を知れば焦りは消えていく。「役に立つか」が投資とギャンブルを分ける
第三部のポイント
- 会社に守られる時代は終わる。自分の「する事」が報われる時代が始まる
- 仕事ではなく「為事」へ
第四部のポイント
- お金を頼れば一人になる。共通の目的を見つければ、仲間と歩める
- 人的資本、社会関係資本、金融資本
第五部のポイント
- お金が社会を支えるという幻想。人がお金の価値を支えるという現実
第六部のポイント
- 「お金が経済を回す」という常識は通用しない。「働く人」を大切にする価値観が求められる
第七部のポイント
- 仕事を減らすことが、生活を豊かにする。未来をつくる投資は、誰かの挑戦から始まる
第八部のポイント
- 絶望の問いには希望が隠れている。社会を変える力は、すでに動き始めている
Posted by ブクログ
お金のむこうに人がいる、を書かれた田内さんの新刊。
大変読みやすく、わかりやすいです。
今でも言われていますが、これから人手不足の時代が来ます。どこかの本でも読みましたが、これからは人的資本を充実させていかないといけない時代だと思いました。
また、ギャンブルと投資の違いも詳しく解説。こちらは自分も薄々気づいていた内容が言語化されていました。株で、値上がり益を期待してはいけない。それはギャンブル。配当益の発生源はその会社が社会に役に立った報酬の一部なので、そちらは期待しても良い。
ただ、これからどうしていけば良いか、という具体的内容は無く、若者に期待して丸投げっぽい感じです。
出る杭を打たないようにしたいです。挑戦する人を応援したいです。むしろ挑戦する人になれ?
Posted by ブクログ
不安は、他人の物差しから生まれる
安心は、自分の物差しから始まる
2040年には、働き手が1100万人不足〜お金はあるのに、何も買えない社会が迫っている
→お金さえあれば大丈夫という幻想
→人がお金を支えるという現実
家事育児は、年商1100万円分の価値がある
暮らしを豊かにするのは、いつも「仕事を減らすこと」である
→効率化や新しい価値を生む「挑戦」にお金が流れることが本当の意味での投資になる
投資される側になれ
→実際、多くの人が「投資」従っている
あなたを巡る人材争奪戦が起きている
→ギャンブル的な投資で一攫千金を狙うより、「働いて稼ぐ力」をつけた方が現実的である
役に立つことと、稼ぐことが繋がりつつある時代、周囲のニーズを敏感に感じ取る「観察力」が求められる
→相手の悩みにそっと気づき、小さな気遣いを積み重ねる
社会のために役に立ちたいと掲げれば、協力し合える仲間が得られる。戦略!
→不満をぶつける敵ではなく、不安を共有できる見方を探せ
→一度築いた人的資本や社会的資本は簡単には失われない
金も不安も売る時代
→企業や機関は生き残るために「欲しがらせる」事に力を入れている
価格よりも、自分が大切にしたい価値に重きを置いて買うと、満足感が得られる
→「他人に見せられないから買わない」では満たされない
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し
→「真似しやすそうな成功例」ほど、再現性が低く失敗しやすい
「その利益は、誰の役に立った報酬なのか?」に答えられない投資は、やめた方が良い
Posted by ブクログ
価値と価格の違いから、本質的に大事だと思うことこそ価値がある。そして、価格に左右されないその価値観をしっかり持たなくてはいけない。逆にその価値観を持てた時、お金があるとかないとか、で悩むことはなくなると説く。
特に日本では、少子高齢化を問題視していて、労働人口が減ること、つまりは他国からの輸入に頼れば、人的資本の乏しい国は不利だ。だったら、移民を受け入れるなど労働者を補填する仕組みが必要なはずだ。人よりも金の帳尻合わせに奔走していないか?という疑問を投げかける。
お金は個人では大事だ、ということは否定していない。一方で、社会を見るとお金というのはあくまでも潤滑油であって、潤滑油がどれだけあっても、実際に働く人がいなければ、結局ものは作られず、物の価値、物価は上がっていく。インフレが起きやすい環境にあること、その上で、それを解消するには、協力が大事だという論調となっている。未来の日本を救うのは、本当に小さい努力と勇気である。総論賛成、各論反対パターンになりがちなロジックになっているが、それも飲み込み、地域に貢献したり、仲間を増やして、とにかく孤独になってお金を貯めるのだけはやめようというメッセージになっている。
Posted by ブクログ
第1話 その不安は誰かのビジネス
第2話 投資とギャンブルの境界線
第3話 「会社に守られる」という幻想
第4話 愛と仲間とお金の勢力図
第5話 「あなたのせい」にされた人口問題
第6話 「お金さえあれば」の終焉
第7話 「仕事を奪う」が投資の出発点
第8話 「子どもの絶望」に見えた希望
Posted by ブクログ
昔はお金の介入しない関係性から成り立っているものが多くあったが資本主義が進み関係性を成り立たせるものがお金にかわり、悩む人が増えた。これからは関係性を重視することでお金の方面の不安は減る、みたいな話。正直、お金を稼ぐこと以上にそうした関係性を構築することは難しい気もするためこれを読んで不安は減らないと思う。自分の心持ちは変えられるが、結局お金が全てな社会が変わらない限り不安は拭えない、そしてそれを変える先頭に立つ勇気も力もない。悲しいもんだ。
ただ、老後にお金があれば安心、というのは違うんだなと思った。働く側が居なくなれば金の価値はどんどん下がり、いくらお金があっても生活はままならないかも。ライフラインを維持する仕事はどんどん人気がなくなり、虚業の方が稼げる時代だし。お金どうこうじゃなくてちゃんと生きていく力や関係性を築いていかないとなのかな。
正直、働けないような人たちへの支援は今後は考えて欲しい。働かなくて済むならみんな働かないと思うし、ライフラインすら維持されないのに働けない人の生活は維持されるってなったらおかしいと思う。
お金だけを考えてもこのままの社会制度では意味が無いかもしれない、そういう意味ではお金の不安からお金を含めた不安に変わった。若者向けの社会になるような行動を何か少しでもしたいと思った。
Posted by ブクログ
将来に関する不安が、2000万円問題等お金にのみフォーカスされてしまっている社会の雰囲気に一石を投じる本。自分の中にもあったお金が本質的では無さそうだが、とはいえ何をどう考えればいいか分からないという違和感がクリアになった。
以下、メモ
人生で蓄えられる資産は3つしかない。
・人的資本を蓄えて、自分自身に頼る。
・社会関係資本を蓄えて、身近な人や仲間に頼る。
・金融資本を蓄えて、お金で他人に頼る。
上記を意識しないと、将来に対する不安を全て金融資本の蓄えにより払拭しようとしまっているのが、自分を含めた現代社会の問題だと感じた。
「お金さえ回せば経済はよくなる」と言う常識は、ヒトもモノも無限に存在するという前提に立った、旧世界の幻想にすぎない。
Posted by ブクログ
「お金とは自身や他人の労働がもたらした価値である」という原点に立ち返り、短期的な収入や預金額だけに拘らず、長期的に生活の満足度を高める事を推奨する本。
一方で、昨今の物価高の後押しもあり、自身の財布だけでなく経済全体に対しても不安感が強まっているのも事実である。本書では低賃金な業種からの人材流出といった国内情勢まで議論が発展するも、これは一個人がどうにかできる話ではない。喫緊のお金の不安を解消したい人には期待外れな内容かも知れない。
Posted by ブクログ
◯不安は誰かのビジネスである:
・私たちが感じるお金への焦りや不安は、しばしば金融商品やサービスを提供する側によって作り出されている空気、あるいはビジネスによって増幅されている。
・この焦りから抜け出すためには、外部のモノサシではなく、「内」の軸を持つことが必要。
◯「お金さえあれば」の終焉:
・どんなに懸命に働き貯金をしても、将来への不安は消えないのが現代社会の実情である。
・お金は努力次第で増やせるが、それ自体を目標にすると孤立を招く。
・愛情や仲間といった、お金では買えない、しかし人を強く動かすものにも目を向けるべき。
◯投資とギャンブルの境界線:
・成功者を真似た投資行動が、なぜ万人に成功をもたらさないのかを問い直し、投機的な行動と社会に貢献する投資の境界線を見極める重要性。
◯問題の根源は「担い手不足」:
・老後資金などの不安は、突き詰めれば人口減少による社会の担い手不足に起因する。
・いくら個人がお金を貯めても、サービスを提供する人や財を生産する人がいなければ、そのお金は活かせない。
◯個人のお金ではなく社会の課題:
・個人が自分のお金を増やすことだけを目指すのではなく、協力し合い、社会課題(特に人口減少)の解決に向き合うことが、不安を解消し希望をつかむための核心となる。
◯働くことの価値:
・「一生働く時代」において、労働は単にお金を稼ぐ手段としてだけでなく、社会の担い手として価値を生み出す行為として捉え直すべき。
◯「大人」の常識の更新:
・不確かな時代においては、従来の「大人」の常識が通用しなくなっている。
・子どもたちの素朴な問い(例:「ママよりも年収の高いパパの方が偉いのか?」)から、今の社会が抱える問題の本質を学び、視点を更新する姿勢が求められる。
◯希望は「内」なる軸と社会とのつながり:
・息苦しい不安から抜け出し、希望をつかむためには、他人のモノサシから生まれる不安を捨て、自分のモノサシで始まる安心を築き、社会との連帯を軸に据えた具体的な生存戦略が必要である。
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人手不足が深刻、という話があったが、いくら人手があっても、待遇が改善されない限り、教育や医療、介護現場は改善されないと思った。
あと多くの職場では、何かしらのムダな仕事があると感じる。
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不安は、他人のモノサシから生まれる安心は、自分のモノサシから始まる
「大事なのは、相手をよく観察することです」
やはりポイントは「観察力」だった。相手の気持ちや悩みにそっと気づき、小さな気遣いを積み重ねる。
彼自身が自然に周囲を愛し続けてきたからこそ、周りからの信頼や応援を引き寄せていたのだと思う。
・愛:人を強く動かすが、簡単には手に入らない。
・お金:努力次第で増やせるが、それ自体を目標にすると仲間を作りにくい。
・仲間:愛情や思いやり、あるいは共感、利己心を軸に増やすことができる。
お金が必要なのは当然だが、お金だけを追いかける生き方は孤立を招く。
Posted by ブクログ
田内学さんの本は3冊目。
何か大切な事を言っているのかな、わかったような、わからないようなモヤモヤした感じは今回も同じ。もっとシンプルに書けばわかりやすいのになと。わざとかな?
幾つかの視点は、興味深く、勉強になった。
1、モノ経済からカネ経済への移行。このカネ経済が不安の根本原因。手触りのある具体的な世界から、数学的で抽象的な世界線の拡大。抽象化するほど価値が見えなくなって、シンプルに計量化される価格に踊らされやすくなる。価値と価格。大切なのは価値であり、その基準を持てるか否か。価値と価格は、とても大切な考え方。ミスターマーケットは常に精神不安定なので付き合うとこちらが疲れる。自分の価値基準を持ちたいモノですなぁ。
2、投資の利益は2種類。インカムゲインとキャピタルゲイル。インカムは企業が社会から得た対価としての利益から生み出されるもので適正な報酬。キャピタルは売り手買い手の交換差額であり、なんの生産も伴っておらずギャンブル的。個人的には、それはそうだけど、インカムもキャピタルも良いじゃんかと思う。始まりは誰しもがインカム、つまりは労働の対価から始まっているはずで、ギャンブルシステムがあるおかげで得られることもあるやろと。要は仕組みをうまく使うか否かの話。
3、ピケティの不等式r>gは、投資をしろって言うよりは資産を多く持ったものが有利な社会構造があると言う指摘。確かに、投資しろってふうに勘違いしている面はある。とは言え、これは資本主義である限りそうなんだろうから、社会として再配分する仕組みでうまく是正するしかないんじゃない?税金の仕組みであり、詰まるところは政治なのかなと。
4、金融資本、人的資本、社会関係資本。ここら辺は橘玲先生も言ってたなぁ。カネだけじゃ幸せは手に入らない。健康や家族、友達。バランスですなぁ。
5、これからの日本ではお金よりも人手不足が問題だと言う事。サービスを提供する人や材を生産する人がいなければお金だけあっても仕方ない。ヒト、モノ、カネ。要は、常に希少なものに価値があると言う事で、その時々どのバランスの問題ではないか。技術革新が起きればヒトやモノの価値がなくなる可能性もある。もちろんカネも。だからと言って金がなくていいよ言うことにはならん気がする。
6、日本人がオルカン買うってことは円を売ってるわけで、その反対に円を買った人は日本の資産を買っている。外国から配当金を得て、日本で家賃を外人に払うみたいな関係があると言う事。確かに、取引は常に両面なので、それが東京のマンション価格高騰させたりしてんだろうな。
Posted by ブクログ
Podcastの「news connects(chronicle)」10/25配信回「土曜版#50」を聞いて購入しました。併せて聞くと良いかもしれません。
本としては4話のあたりで著者の言いたいことは言い切っていたのだなと読み終わってから思いました。
お金のため、だと良い人は集まらず、同じ目標を持つもの同士が集まるというのは確かにそうだなと感じました。
お金だけじゃなくて、ソーシャルキャピタルとか、スキルとか、多様な価値を価値として認識し、大切にしたいですね。
Posted by ブクログ
全ての人に読んでもらいたい一冊。
老後2000万円問題に代表されるお金への不安について、本当に対処すべきは人口構造の問題である。いくらお金を持っていてもどうしようもない未来がすぐそこまで迫ってきている。そんな中ですべきは、自分の分のお金をなんとか奪うことではなく、皆で協力して仕事の効率化への挑戦を支援すること。
日本もう手遅れなんじゃないかという絶望感が強い点や、個人でやれることがあまりに小さくて星マイナス1つとしたが、本当に全ての人がこの危機感を共有できれば、そして新首相にはそれを期待できるのではないかという思いもある。
自宅の雨漏りを一人で直すのではなく、堤防の決壊を皆で食い止めなければならない。という比喩がすごく腑に落ちた。
Posted by ブクログ
お金のプロによるお金の話。今の金融教育は、資産運用(いかに資産を増やすか)にだけフォーカスしている。お金が増えても、サービスを提供する人や、物を作る人がいなければ、お金はただの紙切れ。いかに、「投資される側」になるのかが重要。お金に対する新しい視点。
Posted by ブクログ
日本社会が人手不足という共通の不安で一気に変わる可能性がある
社会の三原則のヒトモノカネのうち
お金は個人の問題とされるため社会はなかなか変わらない。
有事においてはお金がいくらあったって何にもならない。
投資とはそもそも新たな挑戦を応援することである。
若者が煩わしいと思っていることが、時代を変えてきている(有休を当たり前にとるとか)
Posted by ブクログ
私がこの本から特に響いたのは、「お金さえあれば安心」という幻想にメスを入れている点です。
かつて通用した「貯める・増やす=安心」という価値観が、今の時代にはもはや十分ではない。
そういう視点がこの本にはしっかりあります。
また、「孤独が不安を更に増長している」という指摘は、非常に現代的だと思います。
“お金”をテーマに考えるとき、つい数値や投資手段に意識が向きがちですが、この本は“共存”や“人とのつながり”“役割”という価値を前面に押し出しています。
「お金だけに振り回されたくない」「自分らしい生き方をしたい」と感じる人には、腹落ちする内容です。
さらに、「資産投資よりも稼げるための自己投資が重要」という視点には、私も大きく頷きました。
お金を増やす手段は増えていますが、本当に安心感を担保するのは“自分自身の力”“関係性”“価値”であり、それを育てることが長い目での安心につながると感じました。
ただし正直に言えば、この本が提示する視点は“問い”を立てることに重きがあり、具体的な数値目標や即効策という点では物足りなさもあります。
「では自分はどうすれば具体的に行動できるか?」というところに飛び込みたいタイプなので、もう少し手を動かせるワークやロードマップがあれば嬉しかったと感じます。
とはいえ、この本がもたらす「不安の構造を見抜く視点」「価値観をシフトする勇気」は、あなたのように“思考と行動を自分で選びたい人”にとって、非常に意味のあるものだと思います。
Posted by ブクログ
わかりやすい話なので、簡単な内容かというとそうではない。お金の本質をついた良書。頭を殴られたような、ハッとさせられるところもあった。社会に出ている「大人」の多くに読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
少子高齢化が深刻だから、みんなで協力して社会問題に取り組んでいきましょうという主張。個人としてどうすれば良いのかは分からなかったし、お金の不安が解消されることはなかった。
・価格=価値とは限らない。(100万円のモノに100万円分の価値があるとは限らない)他人や企業のものさしで動いていないか。自分にとっての価値を考えると、不安で購買活動をすることが少なくなる。
・努力が報われやすいという意味で有利なのは、投資よりも労働。
・少子化、労働人口の減少によりこの先、人材争奪戦は激化する。(待遇が向上し、がんばれば報われる社会になる)
・お金だけを追いかける生き方は孤立を招く。それよりも、不安やゴールを誰かと共有できれば、仲間を増やすことができ、共に遠くまで行ける。(生存戦略として重要)
・お金が価値を持つためには「働いてくれる誰か」が必要。(お金があっても、運転手や介護者や医療従事者や店員がいなければ、社会は回らずサービスはさらに高額に値上がり)→高齢化社会は深刻な問題。
・お金を稼ぐ人がいるから偉い、のではなく、お金の有無に関わらず働いている人が偉い
Posted by ブクログ
筆者の主張はよく分かったし、とてもテンポ良く読みやすい本だった。超簡単にまとめると、お金ばかりあっても働いてくれるヒトやモノがなかったら意味がないから、老後資金を貯めるなどの目的で投資ばかりに目を向けずに、ヒトを大切にするために少子化対策などの社会全体の問題にみんなで同じ方向を向いて取り組みましょう、ということかな?
納得はできる本だったが、今現在の働き手として具体的に何をすればいいのか?がいまいち分かりにくかった。私の理解力がないせいかもしれないが、なんというか理想論のような気がして、結局利己的な人間が多い現代、みんな人よりお金を稼いで貯めて、数少ないイス取りゲームに勝利したいと思うんじゃなかろうか…。
Posted by ブクログ
中盤までは良かったけど、最後の方は著者の希望のポエムになってしまい、そこは読み飛ばした。
お金の不安はこれを読んだところで結局はなくならないし、個人で今の資本主義社会を変える事はできない。
しかし、お金をたくさん持ってるから裕福だ、幸せだという価値観は、見方を変えればそうではないということの考え方については、背中を押してくれる内容だった。
結局はお金に振り回されないようにしようということになるのかな。
不安というのは幻想じゃなく現実ですね。
幻想とは思えなかった。
誰かに何かにやることを肩代わりしてもらうことで、自分の時間の余白を増やしてきた。誰だって豊かに楽して暮らしたい。できれば辛いことはしたくない、という選択をしてきた結果が今なのではないかなと思う。過去の遺産が少しずつ崩れている今こそ、現実を直視してみんなで立ち向かわなきゃいけないんじゃないかな。
Posted by ブクログ
結論は社会構造が問題だと、受け止めた
読みやすいけど『株高不況』の方が市場構造をよりロジカルに分析してて個人的には好きだった
悲観しすぎる若者への警鐘と、それは変わらない日本の構造。では私たちはどうすればいいのかというと、目の前のことをこなしつつ、スキルをあげていくしかないのかな
Posted by ブクログ
お金の問題だけでなくそもそも少子高齢化などの他の問題もあるよねと。不安を1人ではなくみんなで共感し合おうというメッセージだったが、結局何が言いたかったのかよくわからなかった。