あらすじ
「お金さえあれば不安は消える」─そんな幻想に、私たちはいつからとらわれてしまったのか。
人口減少、物価高、老後資金……先の見えない時代で必要なのは、不安の正体を見きわめ、社会と向き合う視点だ。
ともに生き延びるための生存戦略を描こう。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
◎メモ
38.40.45.48.52
・物が売れなくなった時代、企業は不安を煽ってモノを買わせようとする。
だからこそ、自分だけの価値の物差しを持つことが何より大事だ。
あと、「これは誰がなんのために発信しているのか」といった背景を理解する癖をつけること。
本当の価値は自分の中にしかない。
・
=====
◎メモ→「きみのお金は誰のため」も参考に
・働いてくれる人がいないと、お金は意味をなさない。働いてくれる人がいる前提でお金はサービスを選ぶ力があるだけ。解決してくれる人を選ぶことしかできない。
→例え100万円あっても、ドーナツを作れる人がいないと、ドーナツ1つでさえ手に入れることはできない。
・みんなでお金を貯めても、国レベルでは意味がない。それよりも、働く人がいなくなり生産力が落ちることが問題だ。
→未来のために何ができるか?支援、子供を作る?
◎アクション
・サービス提供者には毎回感謝を伝えること
→その人たちがいないとサービスを受けれないから
・お金だけに頼らないで住むように、自分やパートナーの家族を大切にして協力して生きる
→日頃からコミュニケーションをとっていく
→子育ても協力してもらえる
・長期的な計画で子供を作り、後世に繋げる
→仕事より育児の方が社会にとっても大事
・健康的でい続けるために、食生活・運動・睡眠を心がける
→他の人に無駄な労力を割いてもらわなくていいため
・ものを買うときは流行でなく、自分だけのものさしで考える
→1万円以上のものは最低1週間寝かせる
→不安を煽るマーケティングは注意
→何かを発信していることは裏の目的があるので、裏の目的を考えるようにする
これは誰が何のために伝えているのか?と考える
Posted by ブクログ
財やサービスを購入する価値は何か。何に金という対価を払っているか。
例えば、高級寿司はおいしくなければ価値がない。高級かばんも使わなければ価値がない。価値は人それぞれだと思うが。
また、お金に目をくらませるのではなく、ヒト・モノ・カネの3つのバランスが大で、カネの基礎になるのはヒトやであると感じた。生産力を高めていいものを作る。学校で勉強できるのは国のおかげではなく、先生や建築士の人がいるから。金があってもそれを実現する人がいなければどうしようもないと感じさせられた。
Posted by ブクログ
「老後の不安」は、個人の資産形成で解決する問題ではなく、人口構造という国全体で取り組むべき問題だった。それがいつしか、「個人のお金の不安」にすり替えられてしまった。
少子化や人手不足への対応は後回しにされ、「資産運用で安心を手に入れよう」というメッセージばかりが社会をおおう。そして、いつの間にか「お金さえ貯めれば老後は安心」という価値観が定着した。
こうした風潮が、「お金を稼ぐ人が偉い」という空気を強め、問題解決を遠ざけている。
だから僕は、「お金の不安」という言葉に強い幻想を感じるのだ。
「幻想だから、お金を貯めなくていい」と言いたいのではない。
そうではなく、「お金さえあれば大丈夫」という幻想に、私たちは振り回されすぎてはいないだろうか。
私たちが直面しているのは、お金だけでは解決できない現実だ。それなのに、GDPや株価といったお金の話ばかりが経済の中心で語られる。少子化や人手不足といった現実的な危機が置き去りにされている。
Posted by ブクログ
具体的に4つの行動(整理する、支度する、直視する、協力する)が示されていて、読みやすかった。
資産運用と声高に叫ばれる昨今。
その裏側にある不安。ただお金があるだけではその不安は解消されない。
そもそも論として、ヒトが居なければ社会が成り立たないということを再認識させてくれた。
一方で、当たり前のことを大事にできないくらい不安に包まれているのが今の世の中なのだと痛感。