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「そもそも生きている意味がわからない」「仕事で失敗するのが怖い」「40代を過ぎて、部下の若手の成長に焦る」「仕事ばかりしていて家族との時間がない」「最近全然成長できていない気がする」…人生でぶつかる様々な問題を、「経営戦略」のコンセプトで解決する、まったく新しい生き方の本。超人気著者の集大成!
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Posted by ブクログ
経営戦略に用いられるフレームワークや考え方を人生に取り入れることについて書かれた本で、経営戦略論としても人生の考え方としてもとても学びの多い本だった。 プロジェクトの目的が経営でも人生でも重要という中で、著者の定義する人生の目的は共感するところが多かった一方、自分自身にとっても人生の目的をちゃんと定...続きを読む義していくべきであると感じた。 個人的に大きな学びや気づきなったトピックとして、 - 人生における資本を、人的資本、社会資本、金融資本の3つに整理されて語られていたこと - モチベーションを組織の資源として捉えていたこと の2点が挙げられた。 これら含めて本で取り上げられていた内容を、社会人のキャリア、人生設計の双方に活かしていきたいと感じた。
人生を「経営」するという視点に立った本である。 特に「資本には2種類ある」として、仕事に役立つ資本だけでなく、人生を豊かにする資本にも目を向けることの重要性を再認識した。 また、AIに代替されない力として「正解のない問いへの対応力」や「感情的知性」が挙げられており、これからの仕事において高めたいと感...続きを読むじた。 その他、自分なりの成功の尺度が欠かせないという提言、経験を「良質な失敗」と定義し、自ら機会を作る姿勢を持ち続ける必要がある点など参考になった。
これからの人生の指針となる戦略 人生はゲーム ゲームの勝ち定義 ウェルビーイング ゲームの資本 時間資本 ↓ 人的 スキル、知識、経験 社会 信用評判 家族友人 ネットワーク 金融 現金 人生80年戦略、超長期プロジェクト 春20 試す 機会費用が安い 失敗するなら若いうち 秋30-40 築く ...続きを読む夏50-60 拡げる 冬70才から衰退期 与える バーベル戦略 リスク低+高 アインシュタイン、小椋佳 イニシアチブポートフォリオ 色々やる KPI 打率→打席 ペンチマーキング 真似る 学ぶ サーバントリーダーシップ ロバート・グリーンリーフ 結晶性知能 過去の経験や学習によって蓄積された知識やスキルを活用する能力 レイモンド・キャテル 流動性知能と結晶性知能
個人の人生についての戦略を、経営の視点から捉える点が新しい。山口周氏の経営戦略についての知識がすばらしい。 若い人には本書はかなりおすすめ。 山口周氏の参考文献がすばらしい。 様々な文献から引用しながら個人の人生戦略に適用している。
・企業の目的は株主価値の増大だけでなく、すべてのステークホルダーに対して価値を提供することだ ・考えたとおりに生きなければならない。さもないと生きたとおりに考えてしまうから(ポール・ブールジェ) ・時期尚早でなければ勝てない。誰もが時期尚早であると考えるタイミングで大胆な意思決定をしなければ、キャズ...続きを読むム前後の一瞬を捉えてアドヴァンテージを得ることはできない ・多くの人は、事業性を評価する際、市場の規模や顧客の数など、その時点での「市場や社会の断面図」二意識を向けがちですが、ベゾスが注目したのは「変化率」・・・数学の用語で言えば微分値なのです ・AIによる代替への対抗策:問題を提起する力を高める。これからは「正解を出す能力」が労働市場において過剰に提供されることになります。しかし、それで全体の生産性が上がるかというと、ことはそう簡単ではありません。AIによって「正解を出す能力」が過剰に供給されれば、ボトルネックはその前工程となる「課題設定のプロセス」に移行します。なぜなら「問題の解決」の前には必ず「問題の設定」が必要になるからです。 ・CSV:ビジネスを通じて、経済的価値と社会的価値を同時に創出すること。従来の考え方ではCSRによってビジネスのネガを帳消しにするという考え方だった ・本当にパフォーマンスを上げたいのであれば、むしろ逆に「楽しむこと」こそが求められるのです。 ・才能より「長く続けられるかどうか」が大事 ・極端な弱みは強みになる可能性がある ・一時期にある学位やスキルが流行し、そのスキルを身につければ、これから先の人生では常に同年代の労働市場において供給過剰の学位やスキルになるということでもあるのです。現在AI関連のエンジニアの報酬が暴投しているのは、それが「不人気の学位やスキル」だったからです ・目標を達成するための「複数の選択肢の組み合わせ」を戦略という。一つの選択肢しかなければそれは戦略ではない(バーナード・モントゴメリー) ・人生の経営戦略において重要なKPIは「打率」ではなく「打席数」なのだ ・絶対優位の戦略:相手がどう出てこようと、周辺環境がどう変わろうと、自分の持っている選択肢の中で一番リターンが大きくなる選択肢のこと ・パフォーマンスを上げる≠ゲームに勝つ ・不確実性が増す状況において基本的に求められるのは「選択と集中」とは真逆の考え方である「保留と分散」で、まさにこれを実践しようとするのがリアルオプションだということになります。具体的には、リアル・オプションでは企業における戦略的な意思決定において「すぐに意思決定を下すのではなく、状況がより明確になるまで選択肢を保留すること」に゙価値を置きます。たとえば、新規事業や設備投資や研究開発について、直ちにすべての資源を投入するのではなく、以下のような選択肢を保持しながら、段階的に見極めを行います ・ベンチマークによって得られた具体的な示唆や学びを、まずは素直に実践してみましょう。「素直さ」というのは、見過ごされてしまいがちな性格特性ですが、特にベンチマークの実践においては重要な点となります ・難しい「意識を変える」ことをせずに、まず「行動を変える」ことからやってみる。行動が適切に変われば、結果も変わります。結果が変わることで、最終的に「意識が変わる」ことを目指すのが、ベンチマーキングのアプローチだと言えるでしょう ・学習とは経験を通じて自分の信条・習慣・思考様式を変化させることで、同じインプットに対して、より良いアウトプットを出せるようになること ・学習というのは「自分という認知システムが変容すること」であり、更に踏み込んで指摘すれば、その変容によって「世界がそれまでとは違って見えるようになること」なのです ・若いときほど良質な失敗体験を積ませることが重要
キャリア晩年の過ごし方に関する記載が特に印象に残ったが、今まさに結果を求められている状況下、素直にサーバントリーダーシップの発揮によって満足感を得ている自分を想像するのは今は難しい。ただ、確実に訪れる第一線を退くタイミングに備え、自分がどうあるべきかを考える端緒となった。 ・人生の目的が、世俗的な...続きを読む観点(金融資本、名声、地位)に埋もれていないか? ・人的資本→社会資本→金融資本の蓄積によって、ウェルビーイングをどう達成するか ・時間泥棒に時間を奪われないために ・居場所は10年で変える ・今いる場所から動いて、色々な場所を見てみないと、自分の立地は見つけられない ・自分の居場所を「社会的利益」に基づいて決める ・リスクとリターンの性質の違う仕事を組み合わせる ・イニシアティブ・ポートフォリオ ・ブルーオーシャン戦略 ・コンフォートゾーンから抜ける ・サーバント・リーダーシップ(与える喜び、支える喜びを糧にする)
色々悩んでる自分には、腹落ちする内容も多く、自分の人生における軸が備わった感じ。みなに平等に与えられているのは時間のみであり、人生はこの時間資本をどう割り振っていくかのゲームのようなもの。自分の人生こそ戦略的に生きなければならない。
山口周さんの本はいつもハッとさせられますが、この本は特に凄かった! 冷静な俯瞰力、分析の上、近未来予想、人生の優先順位について実に沈着に淡々と述べられていました。 失敗者の伝記は読まない、読めないので、知らないだけ。 無数の実験とトライ、挑戦の上に成功事例を摂取するのではなく自らやってみることに...続きを読むついて改めて自分に言い聞かせました。
基本的に出てきた図を自分に置き換えて作ってみたらいい 284p 日本という社会のBSCではGDPを追う馬鹿らしさを問うてくれてる - 第0章、現況について - 問題意識①難しい時代の到来 - 経済成長0 - 現実社会はゼロ成長へと軟着陸しようとして...続きを読むるのに制度や規範は高成長への離陸を目指す社会のまま - 破綻してるから病む - 全ての歪みはこれのせい - 居場所の選択 - 日本全体の成長率は0.7% - 産業別 - 電子・デバイスは7.83%増 - 水産業マイナス6.78% - 以前まではどの業界にいても成長してたから良かったけどゼロ成長社会なので伸びる産業に置いておくべき - 「選択に時間をかける事で得られるリターン」と「選択に時間をかける事で失うロス」 - - 第1章、目標設定について - パーパス - 時間資本を適切に配分する事で持続的なウェルビーイングの状態を築き上げいた余命宣告されても「自分らしい、いい人生だった」と思えるような人生を送る - 三つのポイント - 私たちがコントロールできる戦略変数は時間資本しかない - 時間資本をいかに配分するか - 目標は持続的なウェルビーイングの状態を築くと言うことを目標にする - 時間資本を他の資本に変えるゲーム - 誰しも有り余る時間資本からスタート - その時間を筋の良い学習や筋の良い仕事に投下すると知識、経験、スキルといった人的資本に転換される - その後そこで仕事をしていくとあの人に頼みたいってなって社会資本を生み出していく - 社会資本を生み出すのは人的資本であり直接的に社会資本に時間を投下しても進まない→「異業種交流会が不毛な理由」 - 人的資本と金融資本は繋がってない - 社会資本には二種類ある - 仕事をする上で役に立つ資本 - 金融知識など - ウェルビーイングに寄与しない - 人生を豊かにしてくれる資本 - ギターなど - ウェルビーイングに寄与 - 仕事をする上で役に立つ資本こ構築だけに偏ると致命的にミスする - 末期患者の口癖 - あんなに働かなくてよかった - 時間資本を仕事に傾斜しすぎた - 友人関係を続ければ良かった - 仕事をする上で役に立つ社会資本に傾斜しすぎた - 失敗者とは - お金を稼げなかったではなくて働きすぎてしまった人、仕事ばかりに時間をとってしまった人 - ウェルビーイング - 自己攻略感 - 社会的繋がり - 経済的安定性 - 経済的安定性はウェルビーイングの一因でしかない - 金融資本は一定の水準を超えてしまうとウェルビーイングの実現に貢献しないということが分かっている - 解決法 - 虚像に踊らされるな - - 第三章、職業選択について - リソースベースドビュー - 強みは何かは危険な問い - ダニングクルーガー効果 - 自分は何が得意かとという判断について相当ポンコツな判断能力しか持っていない - 10.イニシアチブポートフォリオ - バーベル効果 - 視点1リスクとリターン - 視点2長期短期 - 視点3ライスワークとライフワーク - 世の中には理想の職業などない - 複数の仕事の長所と短所を補完的に上手く組み合わせること - 第四章、選択と意思決定について - ブルーオーシャン戦略 - 新しい価値の組み合わせではなく既存の価値の新しい組み合わせ - 新しい価値を創出するのではなく既存の価値の新しい組み合わせを創出すること - アメリカのロック ×イギリスのモッズスタイル=ビートルズ
仕事と私、どっちが大事なの?的な問題を解く鍵がここに。 つまりは個人が唯一コントロール可能な時間資本を、価値がある複数のものにいかに振り分けるかという問題をどう解くか。 そのために必要な前提が、「どっちも大事の決まってるじゃん」という優柔不断な態度から始めることだと教えてくれるのが本書。 どう...続きを読むいうことかというと、経営だったら、短期の利益と長期の成長は矛盾するけど、どっちも大事なんだからどっちも取りに行かないと潰れる。優柔不断じゃないと死ぬ。 そして、一見不可能に見える優柔不断な両立を可能にするための方法を人類は無数に編み出してきた。 それが経営戦略。 その重厚な知恵は、家庭と仕事を当たり前に両立しないといけない我々の人生にも適用できるというアナロジカルな発想で書かれた本書が、役に立たないわけがない。 (人生と経営戦略。どっちもありふれた言葉なのに、これほど新鮮に響くのはそのアナロジーの力だ。) 自分が大事だと思うものを選択と集中で切り捨てるのではなく、分散と保留で全部取りに行くためにはどうすればいいか。 例えば、ベンチマーキング(本書p288)という経営戦略がある。 これは成功例を見つけて、その時間配分や行動を素直に真似るというもの。 有名なのは、トヨタがスーパーマーケットの在庫管理手法をベンチマーキングしたことで、無駄を最小限に抑えるジャストインタイム生産方式を確立したというのがある。 この経営戦略が可能にする両立は、今すぐ成果を上げないといけないけど、成果を上げる能力は時間をかけないと身につかないという矛盾の両立。 解決策は、簡単に真似できる時間配分という行動からスタートすること。この知恵の有用さよ。 人生で唯一コントロールでき、平等に配分され、そして2度と帰ってこない時間。それをどう無数のものを両立させる幸福という目的のために使うのか。そのための知恵が詰まっている。
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