あらすじ
◆多忙すぎ、困難な状況 ‥
高ストレスで緊張がほどけない状況が「過緊張」
「仕事が終わって家に戻ってからも、職場での出来事が頭から離れずなんだか落ち着かない」
「あのときの自分のした対応が、ちょっとまずかったかなあと気になって、休日もふっと不安になる」
「顧客や上司、同僚からいわれた言葉を、何回も思い出してしまいイライラして、家族にあたってしまう」
このような苦痛を感じ始めているなら、放っておいてはいけません
これらはいわゆる「過緊張」と呼ばれる状態であり
その状態が続くと、高確率で心や身体に不調が起こってくるからです。
過緊張は正確に表現すると「ストレスにより交感神経系の緊張が過度に続いている状態」です
◆過緊張は、仕事をしている人なら誰しもが日常で経験します。
仕事の負荷や心労が増えてきたり人間関係がうまくいかなくなってきたりすると、
おどろくほど多くの人が容易に過緊張になってしまうのです
この過緊張が、早めに、自然に、解消されれば、基本的に問題ありません。
しかしうまく解消されずに、週単位、月単位で継続してしまうと、
必ずといっていいほど、心身に本格的な不調があらわれてきます
過緊張が続くということは自律神経系のバランスの乱れが続くということであり、
それが長引けば長引くほど「自律神経失調」状態になるからです。
◆自律神経失調状態になると、頭痛、めまい、腹痛、微熱、
ひどい倦けん怠たい感などの身体の不調や、不眠、集中力低下、
憂うつさなどの心の不調が本格的に出現してきます。
そして仕事をはじめ日常生活が正常に送れなくなってくるのです。
過緊張ケアが早めにできるようになると
心や身体の不調を未然に防止することができるようになります。
◆一時期には、心身に鞭打ちながら必死で頑張って大活躍。
だが、そのあとに体調を崩してしまい、仕事で思うような成果が出せなくなった。
さらに体調不良が悪化してしまい、長期の戦線離脱を余儀なくされてしまった。
…こうした状態になると、会社にとって大きな損失になってしまいますし、
ご自身のキャリアにとってもつらい痛手となってしまいます。
かたや「仕事が安定的にできる人」「ムラなくコンスタントに成果が出せる人」というのは、
上司やクライアントから、大きな信頼を獲得できます。
そしてその状態が積み重なっていくほどに評価も必然的に高くなります。
つまり「仕事がデキる人」は、
「自分で自分の心身のケアがデキる人」といっても過言ではないのです
精神科医として約25年、産業医として約12年の著者の知見、経験から導き出した過緊張ケアの方法を、
長い仕事人生の幸せな成功のため、過緊張ケアに活かしてください
◆目次
第1章 「過緊張」は、誰にでも忍び寄る。こんな症状をあなたは感じていませんか?
第2章 過緊張になりやすい人、なりやすい環境とは?
第3章 過緊張症状を自覚したときにすぐにやるべきセルフケア
第4章 ドクターも実践している!過緊張を予防するための日々の習慣
第5章 過緊張になりやすい性格 タイプ別アドバイス
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私って過緊張だったんだなと自覚した。
完璧主義だし、真面目でがんこ、Noと言えない自己犠牲タイプだし、せっかちで負けず嫌いで心配性で気疲れタイプ。
すべてに当てはまっていて驚いた。
これからは、自分は過緊張なことを意識して、良質な睡眠と楽しい食事でレストに励み、好きな音楽を聞いたり、軽い読み物を読んだりしてリラクゼーションして、休日には家族でお出かけしたりしてレクリエーションしたいと思った。
Posted by ブクログ
過緊張という言葉は意識したことはなかったが、表紙だけで自分に当てはまるな、と思って購入。
1番印象に残ったのは、過緊張のセルフケアとして、①レスト、②リラクゼーション、③レクリエーションの順で行うこと。今まで順番なんて考えたことはなく、とりあえず何か気分を変えなきゃ!いつもと違うことしてストレス解消しなきゃ!と思って色々週末計画するけど、結局何もやれずダラダラだけして終わって罪悪感を感じたり、やっても頭の片隅には仕事が離れなかったり…そういう時はレストが足りないまま、レクリエーションやってたからか!と腑に落ちた。
結局1番は睡眠。過緊張になってる時はそんな自分を自覚して、自分をちゃんと大事に労わってあげたい。
Posted by ブクログ
それ、すべて過緊張です。。奥田 弘美先生の著書。香菜子は緊張とは無縁だよね香菜子はいつも堂々としているよねとよく言われるけれど本当は緊張しがち。過緊張になっていると思うことだってある。過緊張が続くと自律神経失調状態につながる。自律神経失調状態になると、頭痛、めまい、腹痛、微熱、ひどい倦けん怠たい感などの身体の不調や、不眠、気力低下、集中力低下、憂うつさなどの心の不調につながる。過緊張ケアは大切。
Posted by ブクログ
読んでてだいぶ気持ちが楽になった。
タイプ別に対処法も書かれていたので、より効果がありそうだった。
自分もついつい過緊張気味になってしまっていることに気づけてよかった。
Posted by ブクログ
明日からやること
①ギブアンドテイクの考えで。イエスマン卒業!
②睡眠、食事の徹底!6時間以上は寝よう。
③起きたらめちゃ部屋を明るく!
④休養→ちょっと活動→遠出。ただし、仕事の前日に遊びまくるのはだめ。午後3時にはかえってこよう。
⑤今はまだ難しいけど、他人の評価を気にしない。
Posted by ブクログ
仕事やそれにまつわる人間関係が辛すぎて、ここで言う過緊張状態が続き症状も出ていた時期が5年ほどあった。
確かに無意識のうちに過去に読んだ本、観た映画ばかりを再読再視聴していた。
何故新しいモノに触れると疲れるのかなと思っていたが過緊張状態故だったのか。
心の充電池の充電具合を意識すると言うのも面白い。
レベルに応じてレスト、リラクゼーション、レクリエーションを使い分けるのが良いとの事。
しかし「仕事外の時間以外も仕事の事ばかり考えてしまう」って言うのがどう頑張っても自分には辞められなかった。
辞められた唯一の方法は、仕事を辞めた事だった。
1番辛い時期にこの本に出会えていたらちょっとは対策出来たかも。
Posted by ブクログ
なんかぐるぐるネガティブに考え続けてしまう。休みの日にも仕事のことが頭を離れない。そんな自分のあるあるについて、主に体調管理の方面での処方箋。メンタル不調になる前に、予防対策としてもっておいた方が良い知識だった。
Posted by ブクログ
メンタルは強い方だけどいつも色々詰め込みすぎて常に自分を追い込んでる私は絶対当てはまるところがあるだろうと手に取った1冊。
完璧主義タイプとせっかち負けず嫌いタイプにばっちり当てはまった。
食事や睡眠が何はともあれ絶対だということに改めて気付かされて、最近は朝5:00起きのジムも少し制限中。
忙しい中ちゃんと睡眠時間を取るようにしていたい
Posted by ブクログ
レスト→リラクゼーション→レクリエーションの順番、というのが大切だとわかったのが良かった。確かに多くの人はレクリエーションでストレス解消してそうだけどただドーパミンで誤魔化してるだけではないか。
Posted by ブクログ
忙しいと残業が増え睡眠時間を削る事が多く、次の日のパフォーマンスが低下しているのを自覚していたが、それは過緊張状態による睡眠不足が引き起こしているとのことでかなり腑に落ちた。休息(睡眠)を取る事は次の日のパフォーマンスを上げるうえでもかなり重要な事なので、少しでもこの本に書かれているような生活が送られるよう意識して生活していきたい。
Posted by ブクログ
ビジネスパーソンを対象にしているけど、働く人以外でも日本人は過緊張状態の人が多いのではないかと思う。私自身も常に頭の中はぐるぐるとON状態なので、意識して緩めないとずっと何か考えている状態で勝手に疲れてしまう。一番大切なのは睡眠と分かっているけど、そもそも寝付くまでに時間がかかってしまうし。でもチェックリストがあるので、自分のタイプや対処法をちょっとでも知れたのはよかった。
Posted by ブクログ
部分部分は断片的に知っている話もあったりするが、この書を通じてまとまった時間、休息について考えるという時間を持てたことがよかった。
まとまった休息時間を取る
旅行結構キツキツに予定組んじゃうことが多いが、寺社仏閣趣味でそれを巡ることが多いから、セーフってだけだったのかも!?
とにかく、寝る、食べるが十分じゃないとレクリエーションにならないよね、は同感。
Posted by ブクログ
退勤後や休日も緊張状態が続いてしまう“過緊張”のメカニズムやリラックス方法を実践的に指導する本。レストせずに飲み会しても何も解決しないのは納得。過緊張かも、と感じたらセルフチェックして、深刻なうつ病や疾患に進行する前に対処したい。
ただ、本人が過緊張だと自覚していても、無理して今の仕事を続けざるを得ない人が大半だろう。産業医から休養や要治療の指示を出してもらい会社との交渉材料に使うなど、第三者の勧告を上手く活用して療養にこぎつける工夫が必要だと感じた。
Posted by ブクログ
鬱病経験してる身からしたら、あのしんどかった気持ちのタネを明かされていくような感じで、おもしろかった。最近コーヒーを求めすぎているので気をつけたい。寝る前のスマホもやめたいね……。
Posted by ブクログ
すごく実践的で良かった。繊細さんとか内向的とかイライラしがちな人におすすめ。ただ解説してるだけじゃなく、事例もあり具体的な考え方が載っていて、少し気持ちが入りすぎて疲れた時に読み返したいなと思いました。
Posted by ブクログ
過緊張の言葉を初めて知り、すぐ手に取りました。仕事やプライベートなどのストレスによって、過緊張になってしまうのは、いつ誰がなってもおかしくない現実。
完璧タイプ以外は、すべて当てはまってることに驚いてしまいました!
負けず嫌い、自己犠牲にしがち、不安や心配になりやすい‥上に、せっかちな時もある‥私のことを書いていると思うくだりもいくつも。
単にストレスが溜まってるで済ませるのではなくて、自分で早く過緊張のサインに気づくのがポイントだと書かれています。
休養、睡眠、リラックス、レクレーションと状態に応じたすべき対処も、わかりやすい内容でした。
うまくオンとオフを切り替えるコツをと、教えてもらえる著書です!
Posted by ブクログ
ストレスの影響で緊張がほどけない状態=過緊張について詳細に書かれた本。過緊張状態になったときの対策と予防策が具体的に書かれていて参考になった。著者自身、過緊張になりやすい性格とのことで、自身の体験を交えた話もあり優しく寄り添ってくれるような内容だった。
Posted by ブクログ
仕事してる人向けだけど、普段の生活で取り入れられる【緩める】が解説されててためになった。
緩めるのにもステップがあるのは知らなかったから、睡眠食事、ぼーっとするを第一に考えていきたい!
Posted by ブクログ
コーヒーガブ飲みしたくなるー!とか表紙のに該当したので読んでみました。
わーーやっぱ私疲れてますわ。笑
先のこと考えなくていいようにしたいけれど、それがなかなかむずかしくて、、
リフレッシュ方法も実践できるものからちょっと夫に時間もらったらできそうなものからありました。
カテゴリごとなので読みやすかった〜!
Posted by ブクログ
過緊張とは、「ストレスにより交感神経系の緊張が過度に続いている状態」のこと。
ストレスというのは嫌なこととか悲しみ出来事だけでなく、喜ばしい環境の変化とかも含まれるらしい。そんなのもう、この世はストレスだらけだわ。笑
そして私は、本書でいうところの「心配性&気疲れタイプ」なので、そこをピンポイントで読んだ。
身体の緊張を解きほぐす「3つのR」
レスト、リラクゼーション、レクリエーション。
まずレストで体を充電してから、心もリラックスさせて、体を動かしたり活動したりして楽しむ。これを繰り返すことで心身ともに健やかに過ごせる!
私は寝ても寝ても眠い人間で、夜リビングで気絶するように眠って意味不明な時間に起きて活動することが結構あるので、それは本当によくないのだと思った。レストを怠らないように注意しよ。
あと睡眠時間の真ん中(ミッドポイント)が2時間以上ズレると、体内時計が乱れるので良くないらしい。気をつけよ。あとレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルをたくさんできるように、なるべく寝るぞー!
Posted by ブクログ
日常における不調は、「過緊張」かもしれない。この本では、過緊張のタイプや状態や対策などが記載してくれているのでセルフケアができる。
内容的には、ストレス反応を「過緊張」として表現し直しているようにも感じる。ストレスは聞き飽きたので、過緊張というワードで注意喚起しているようにも思える。