仕事の質を高める休養力

仕事の質を高める休養力

1,540円 (税込)

7pt

4.3

■休まない働き方から、
休みを戦略的に取る時代へ―。
「とにかく頑張る」「疲れは美徳」─

そんな価値観で走り続けてきた私たちは、いま確実に限界を迎えています。

残業時間は減り、便利なツールは増えたのに、
なぜか疲労スコアは年々上昇。

週末に温泉へ行っても、マッサージを受けても、
月曜にはまたぐったり…。

そんな“疲労沼”から抜け出せない現代人に本書は根本的な解決策を示します。

■著者は、日本屈指の睡眠コーチとして、
16万人以上のビジネスパーソンを指導してきた疲労回復のプロ。

現場での豊富な指導経験と最新の科学的エビデンスを融合し、
「疲労を出す」→「休む」→「充電する」という
疲れを根本から取り去る3ステップを体系化しました。

■「働き方改革」から「休み方改革」へ
残業削減、テレワーク導入、業務効率化─。
「働き方改革」はこの数年で大きく進みました。
しかし、肝心の“疲労”は減るどころか、
むしろ増えている人が多いのが現実です。

原因はシンプルです。
「働き方」だけを変えて、「休み方」は昔のままだから。

睡眠不足を無理やり補うためのエナジードリンク、
サウナやマッサージ、溜まり続ける情報と疲労…。

こうした“その場しのぎ”の休養では、
心身をゼロにリセットすることはできません。

■本書が提案するのは、3ステップで心身をリセットする
“戦略的休養”という新しい習慣。

これは、単なるリラックス法ではなく、
アグレッシブに働いて、豊かな人生を手に入れる方法です。

人生100年時代。
まずは「正しい休み方」を身につけることから始めてみませんか。

■もくじ
第1章 現代人を悩ませる「疲労」の正体
日本にようやく本物の「休養時代」が到来した
世に溢れる疲労回復は「疲労感」を取っているだけ
「疲労」にははっきりした「定義」や「種類」がない
実は疲労研究の先進国「お疲れ様の国ニッポン」
なぜ、疲労回復することがダイエットにつながるのか? など

第2章 まちがいだらけの「休み方」
なぜ、日本は働く時間が減っているのに「疲れている人」が増えているのか?
なぜ、温泉に行くと余計に疲れるのか?
なぜ、厚生労働省は「8時間以上寝ないよう」に警告するのか?
なぜ、日曜日をゆったり過ごすと月曜日の朝がしんどいのか?
なぜ、リカバリーウェアで逆に疲労が増す人がいるのか?
なぜ、サウナはスッキリするのに疲労が取れないのか? など

第3章 疲労をゼロにする「出す」「休む」「充電」の3ステップ
古いタンパク質が残っていると疲労は絶対に回復しない
じっと休んでいても疲労物質は出ていかない
疲労が溜まると部屋のゴミや情報のゴミも溜まる
「疲労を出し」「完全に休んだ」あとに「充電する」で仕上げる など

第4章 ステップ1疲労を出す―疲労・脳・胃腸・モノ・情報の「不要」を全部出す

第5章 ステップ2完全に休む―徹底的に「休み切る」

第6章 ステップ3充電する―出し切って休ませた心身を充電する

第7章 蓄積疲労をゼロにする週末リセット術

第8章 疲労を溜めない生活習慣

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仕事の質を高める休養力 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり良かった。
    筆者は私と同じADHDらしく、その点でも参考になる部分がある。
    時間の使い方、仕事の効率化などに興味が行きがちだが、「休み方」という視点での本は珍しいのではないか?
    しかもよくある
    たっぷり寝る、日曜日はのんびり過ごす、日帰り温泉に行く、マッサージを受ける、アスリート推奨の寝具やリ

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    これまで何冊か読んだ休養に関する本で一番わかりやすかったかも。
    ・日曜日中はゆったり過ごしがちだが、動いたり刺激受けたほうが夜に睡眠欲求が高まり、月曜朝に疲れ残りにくい
    ・睡眠は6〜7時間で十分。8時間寝るよりノンレム睡眠を意識→日中動いた方がよい。アクティブレスト(寝る前ストレッチや軽めの掃除)で

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【印象に残ったところ
    ・8時間睡眠は体に悪い!?
    多くの方が信じていた「8時間睡眠=健康に良い」は間違いだったかもしれません。8時間以上寝ると、睡眠の質が低下し、5時間睡眠よりも死亡リスクが高いという調査結果も。「睡眠時間は短く、質は高く」が大切です。

    ・日帰り温泉旅行は疲労回復に逆効果
    温泉は疲

    0
    2025年10月05日

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