山口輝臣の作品一覧

「山口輝臣」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2023/02/09更新

ユーザーレビュー

  • はじめての明治史 ──東大駒場連続講義
    幕末の江戸幕府や明治時代への印象が変わる本。
    徳川家茂は一橋派との跡継ぎ争いに勝利し将軍の地位についたものの若くして病死した程度の印象しかなかったが、実際には積極的に上洛を行っていたらしい。
    また、江戸幕府は保守的だったため倒れたのではなくむしろ改革を行ったことにより瓦解していったという見方も面白か...続きを読む
  • 天皇の歴史4 天皇と中世の武家
    これまで考えもしなかったが、明治維新と共に、幕府と朝廷も終わった!との主張からこの本は始まる。朝廷とは今の天皇だけを考えておればイメージできない。天皇と貴族たちにより構成されていた機関。平治の乱は単なる信西・清盛vs信頼・義朝の戦ではない、後白河・二条の天皇親子の対立でもあったとは全くの驚きだった!...続きを読む
  • 天皇の歴史1 神話から歴史へ
    神話の時代から天武天皇まで。詳細な記述を堪能した。卑弥呼が戦前の皇国史の中でどの位置に同定されていたのか、興味深いところだったが、著者によれば、西暦239年(己未、景初3年)の卑弥呼による朝貢の魏志の記述に合わせるために120年遡って神功皇后の「日本書紀」に神功皇后による朝貢との記述津があること、ま...続きを読む
  • 天皇の歴史3 天皇と摂政・関白
    このシリーズは有難い。天皇の存在は古代史において特に重要だが、一方見えにくいところもあるから。個人的には宇多天皇の個性が際立って書かれていて印象的だった。桓武になぞらえるのも新鮮だし、醍醐への忠告も当時の天皇の教えを押さえていて面白い。
  • はじめての明治史 ──東大駒場連続講義
    明治史は高校までの歴史の授業では、あまり深く教えられていないと感じているが、大学でこのような講義が行われていることに感心した.明治維新の内容を細かに追跡した 第二講 幕府はどうして倒れたのか? は、まとまった論考だ.文久インパクトと名付けた解説は秀逸.第六講 日露戦争はどうして起きたのか? も、元老...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!