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Posted by ブクログ
これまで考えもしなかったが、明治維新と共に、幕府と朝廷も終わった!との主張からこの本は始まる。朝廷とは今の天皇だけを考えておればイメージできない。天皇と貴族たちにより構成されていた機関。平治の乱は単なる信西・清盛vs信頼・義朝の戦ではない、後白河・二条の天皇親子の対立でもあったとは全くの驚きだった!そして後鳥羽と同母兄・守貞親王の正統争いが後鳥羽による承久の変の背景にあった!鎌倉での摂家・皇族将軍の思いの他の存在感の大きさ。後醍醐天皇の主目的は幕府討幕よりも、大覚寺統の皇位継承を確立させることに有った!南北朝時代と言いながらも、南帝の存在は京都朝廷には微々たる影響でしかないノイズ程度の位置づけに実はなっていた!持明院統内部での正統争いが室町幕府への影響を与えていた!天皇家内部の問題が歴史に大きく影響していたという驚きの真実の連続に圧倒的な迫力を感じた。この本では、北朝の天皇を正統な系譜として天皇の代数を数えていることが新鮮だった。これによれば、令和は127代。
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