ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
大和王権の大王祭祀、皇祖神を祀る伊勢神宮や大嘗祭の起源を究明。古代律令制による神祇制度の変遷を辿り、宮中祭祀の諸相を解説。鎮護国家と天皇護持の役割を担った仏教はどのように受容されたのか。皇室における神祇信仰と仏教信仰の関係を究明。大日如来と一体化する即位灌頂を行った中近世から、明治維新による変貌、国体と結びついた戦前・戦中、そして敗戦で象徴とされるまで、天皇の核心を追及する。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~10件目 / 10件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
日本の長い歴史の中で、天皇は国民のための祭祀を神に捧げることが重要な役割であったし、また現に毎日のように多くの祭祀の時間が割かれていることは改めて思い知らされた気がする。仏教と関係は7世紀の伝来当時から異国の宗教であり、日本の神の怒りを招く考えられていたこと、それが幕末からの神仏分離の流れに続き、「...続きを読む天皇・皇室は国民ではないので、信教の自由はない」と知識人たちには公然と語られてきたという明治以来の歴史、信仰の自由というときに、キリスト教ではなく、仏教が意識された時代が長かったことは、気がつかなかったことである。昭和26年に死去した貞明皇太后は熱心な仏教信者だったが、仏教を認めず古式の葬儀で行われたとは知らなかった。また明治30年の英照皇太后(孝明女御)、明治31年の山階宮晃親王は仏式の遺言が無視された、実は孝明天皇は仏式で行われ、墓は泉涌寺に埋葬されているのに!天皇家の人たちは果たして幸せなのだろうか?高松宮が自分は幼少期に全く宗教教育を経験しなかったと語っていることに、寂しい心境を感じた。また明治維新後、宗教という造語が出来て、自分たちは何を信じているのか?改めて宗教を認識したこと、西洋化を進めるために天皇が洗礼を受けてクリスチャンになり、日本もキリスト教国にするとの考え(中村正直)があり、福沢諭吉もそのようなことを「時事新報」(明治17年)紙上に書いているとは全く驚き。そして今は天皇が個人の信仰として神道を選び、式典が宗教色を持って行われていることの説明ができることとなっているという!するともしキリスト教(或いは仏教でも良い)への改宗をしたらどうなるのか?それは誰も説明できないだろう。絶対あり得ない前提なのだろう!!
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
天皇の歴史
新刊情報をお知らせします。
小倉慈司
山口輝臣
フォロー機能について
「講談社学術文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
律令国家と隋唐文明
試し読み
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲天皇の歴史9 天皇と宗教 ページトップヘ