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Posted by ブクログ
とても参考になる熱い本でした。 筆者の自分の強みの見つけ方や、P&G時代の苦しかったときの経験談、そこから何を学んだのかということが具体的に書かれていてとても参考になりました。社会へ出て勤めていく人、転職し新しい場を探す人など働く全ての人に送る本。熱の入った、しかし理知的で具体的なバイブルの...続きを読むような本になると思います。是非、読んでみてください。
○自分のキャリアに対しての考え方が大きく変わる本 キャリアについて書いてある本を読むと、「強みを活かすことが大事」や「自分の強みは何か」などが書かれている印象だが、この本は違う。この本は、自分の強みを見つけるだけでなく、それを元に会社になどにとって自分が価値ある存在であることを証明するための「マイ...続きを読むブランド」を作ることを強く推している。 自分の強みを知ったら、会社に(who)、自分の強みとその根拠となる経験(what)をどのように伝えるか(how)考えることが大事。特に、whatの内容を緻密にしておくことが大事だろう。 また、父が実の子供に書いているので、読みやすい。 就活生だけでなく、社会人にも刺さる一冊。 これから、マイブランドについて少しずつ書き出していきたい。 ○心に残った文 「人間は気持ちよくなるとすぐに成長を止めてしまう生き物」 「最初からすぐに変われないことを覚悟して、時間がかかることを織り込んで、変わる努力を継続すること」
森岡氏が娘さんへ書いた本。 まずタイトルが素敵ですよね。我々には成功者としての印象が強すぎるからね。当然だけど、彼もまた同じ人間…5章はアツい。 最近就活生の話を聞くことがあり、会社の年間休日しかもはや見てないだのなんだのと!目的がなさすぎて泣く!日本は衰退の一途をたどるわけだ〜効率的なのは大事だけ...続きを読むど、ライフワークバランスしか考えられない若者たちよぜひ読んでくだされ! 身が締まりますぞ! そして新しい気づきの何と多いことよ〜素晴らしい本です。
なすびは立派ななすびになればよいのだ… 強みを強く、自分の好きなことを軸にキャリアを考えるきっかけをくれる本。その上で、強み・好きなことを武器に変える戦略も教えてくれる良書。 自分の強みは何か? 好きなことは、ついやってしまうことは。 それをずっとやり続けられるポジションにいるか。 スキルアップ...続きを読むの内容は自分の本質に合っているか。 今一度、自分事として考えていくことが大事だと教えてくれる。
将来のことを考えている時に 自分を会社に見立てて運営するとしたら?と 思っていた時にまさに出会って本。 客観的に自分を観れるのと同時に落ち着いて見れる。実際に紙とペンを要して本を読みながらワークを進めるのがよかった
タイトルに魅了される。 中身は、キャリア選択、自己プランディグ、成長に関する話が中心。 大学生の時に読みたかったと思わせる内容ですが、パパ世代にも響く。この熱量とこの自信で我が子に語れるものを身につけるということは、人生の一つの目標、憧れになった。 失敗しても命までは取られない、という励ましは、たま...続きを読むたまですが、私も父から言われたら経験があり、若かりし頃の父の顔が浮かびました。
優秀な人と言われる人は、だいたいが、アイデアが突出しているというより、粘り強さと想像力と、がむしゃらなパワーがあるという印象。 それはどういうところから生まれるかと言えば、「好きなこと」をやっているからだ。 好きなことでなければ頑張れない。 自分は何の実現のために、何の強みを持って仕事をするのか。...続きを読む それを自分でわかっている人は強いし、戦略を立てられるということになるだろう。 著者が自分の苦難の経験から得た知識と感覚を、娘のためにと書かれた本書は、たぶん誰か他の人のためにもなることだらけ。 日本が弱くなっていく、と嘆く著者の言葉の数々に、共感する部分が多々あった。 私自身キャリアコンサルタントとして、日々、仕事の価値観等について話を聴いているが、私が彼らを強くすることはできない。私が彼らを幸せにしてあげることもできない。 ひとりひとりが自分の人生を自分ごととして見られるようにならなければ、何も変わらないのだ。 伴走者としての位置を、個人的に再確認するように読んでいた。
刀の創業者 森岡氏が、進路に悩む自分の娘に向けて語ったアドバイス。数々の成功を収めている森岡氏の体験が克明に描かれている。P&G時代の苦労話は、想像を絶するものがある。こういう体験談は、とても興味深く、勉強になる。見習いたい。 「世の中のうねりは、受動的に生きている大多数の人々をすぐに飲み込んでし...続きを読むまう」p11 「同じ特徴が「宝物」になるか「弱点」になるかを決めているのは文脈である。「空気を読めない」と言われる人の同じ特徴が、別の文脈では「場に流されず自己主張がしっかりできる」という宝物になる」p32 「キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、その人が持っている「特徴」を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えるということだ」p33 「宝物を磨いて磨いて磨きまくって、自分の目的に近づいていかねばならない」p35 「競争している本当の相手は実は他人ではなく、自分の中にある自己保存の本能(楽で安心安全な方向へ行きたがる心理)である」p35 「不正解とは、自分にとって決定的に向いていない仕事に就いてしまうことである。自分にとって決定的に向いていない仕事とは何か? それは「自分の特徴が裏目に出る」かつ「自分にとって情熱がどうしても湧いてこない仕事」のことであり、この2つはたいてい連鎖して起こる」p43 「君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかない」p57 「(業界の構造)たとえば、カレー屋の大将の年収は、だいたい同じになる。カレー屋だけの話ではない。街によくある喫茶店のマスターの年収もだいたい同じだ。うどん屋の大将の年収もだいたい同じで、八百屋の大将の年収もだいたい同じ。ケーキ屋も、たこ焼き屋も、開業医も、歯科医も、弁護士も、マスコミも、化粧品会社も、都銀の銀行員も、日系家電業界の製造業も、市場構造を同じくする同業者はだいたい似た年収に集約されていく」p68 「(自動運転化は、阻止できない)市場の需要は、大きな目で見ると必ず消費者のプレファレンス(相対的な好意度)に従う。そしてその消費者のプレファレンスは必ず「より便利でより快適なもの」を求め続ける。いくら古い価値観のままの人間が「運転する楽しさ」を強調しても、経産省がガチガチの規制で自動運転への移行を遅らせようとしても、世界の自動車産業は消費者が求める方向へ動かざるを得ない」p92 「自分で運転すること自体に価値を置く消費者が大半だったならば、MT車に対してAT車がこれほど普及することもなかったはずだろう」p92 「自動車会社のこれまでの成功が、未来への投資判断を遅らせた感が否めない。そもそも自動車好きな人間ばかりが自動車産業に集まってくるからこういうことになる。多くの会社が自覚なく過度に技術偏重で、古い技術への愛着や現在の自社の都合にこだわって、消費者視点なら見えたはずの新しい時代への乗り遅れが起こる」p93 「トップセールスの年収が会社によっては社長よりも高くなることはザラにある」p138 「欧米のような個人主義の文化では、たとえ嫌でも自分という「個」について幼少期から自覚を促される教育を、家庭でも学校でも受け続ける。しかしゼロから何かを生み出して全員で分ける農耕民族を長く続けてきた日本人はそうではない。全体として自分たちがどうあるべきか、集団の中で自分はどんな善良な構成員であるべきかという道徳律はよく教えるが、個の自覚を促す教育は伝統的に貧弱だ。日本が世界でも稀な安心安全な高信頼社会なのは、全体主義で道徳を重視する文化と教育のプラスの側面のおかげである」p143 「このまま日本人がボンヤリしたまま「ワークライフバランス」とか寝ぼけたことを言っているとますます落ちていくだろう」p145 「「伝え方(HOW)」よりも「中身(WHAT)」こそが、はるかに重要な意味を持つ。話し方の巧拙よりも、話している内容こそが君の価値を決定することを忘れてはいけない」p152 「確信を持って言えることは、土壇場において、あるいは人生において、「伝え方が9割」ではなく、「内容が10割」だ」p152 「WHATさえしっかりしていれば、それをただ自分の言葉で一生懸命に伝えるだけで良い。話し方にはキテレツなテクニックも何も要らない」p154 「プロの世界の友情とは、お互いの実力を認めた後に初めて通うリスペクトの感情であって、日本の道徳上の定義とは違う。友情もリスペクトも、相手からもらえるべきものではなく、己が実力で勝ち取るものだ」p245 「不安なのは君が挑戦している証拠だ」p267
読むタイミングが良かった。 キャリアについて、子どもについて、考えていた時だったので、全てのことに共感ができて、子どもに伝えたい親としての気持ちがとても印象的だった。 私もこの人みたいに、子どもにちゃんと伝えられるようになりたいと思った。
自分が辛かったときに祖母がこの本を渡してくれたが、タイトルが気に食わなく読まなかった自分に、怒りを覚えた。 この本はキャリアを超えた人生観を変えるであろう超有用な本です。なのでタイトルに拒否感があっても(あまりいないと思うが)、気になるならぜひ読んでください。 まず自己啓発本で号泣したのは初めて...続きを読むで、これはメンタルの不調とかではなく本当に感銘を受けたことや森岡さんの思いからで、私もこのような人になりたいと強く感じた。(最近、ロールモデル候補が多すぎて贅沢な悩みを持てるようになったのは本のお陰だと認識した) 必要な情報はスマホにアウトプットしているが、今回一番の量であり、逆にどれが一番重要かを見極めるのは難しいが、やはり「自分の強みを常に磨き続け、社会に貢献する。」これが重要だと認識できた。
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