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「在野研究者」とは、大学に属さない、民間の研究者のことだ。 卒業後も退職後も、いつだって学問はできる! 現役で活躍するさまざまな在野研究者たちによる研究方法・生活を紹介する、実践的実例集。 本書は、読者が使える技法を自分用にチューンナップするための材料だ。
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Posted by ブクログ
大学や研究機関の外、「在野」にいながら著作に勤しむ人たちの生活を紹介。ビギナーズは謙遜でほぼプロの人が登場する。研究のきっかけや進め方は人それぞれで面白く参考になる点が多かった。巻末「在野のための推薦本」も推す理由が併記され嬉しい。この本はとても良かった。
在野研究とはなんぞや? と未知の世界を覗くような気持ちで手を出してみたら、専門性に圧倒される部分もありつつ面白かった。 実践的な在野研究の進め方の解説やアドバイスがあれば、ご自身の研究生活を具体的に振り返られているものもあり、研究といっても内容は人それぞれで、ご自身が研究する立場の方も、研究者を支援...続きを読むするのが専門の方もいらっしゃる。 未知の世界、とても広かった。 時折出てくる、研究者・専門家視点のユーモアが面白い。「締切直前の深夜に降りてくる「文章の神様」はだいたい邪神」とか、機械翻訳に対する「普段はおかしいのに時々ぐさっとくることを言う面白い友達」「お前、大人になったらつまらない人間になったな、っていうアレ」とか。 研究というほどではなく、ライトに趣味として学びを続けていきたい者としても、参考になる部分があった。心構えの部分であったり、学びを続ける具体的な手法であったり。躓いたり意欲を失ったときにまた読み返すといいかもしれない。 そういった意味で、逆卷しとねさんの章の終わりの二段落が力強く、心強かった。
様々な立場にある在野の研究者たちの研究スタイルや仕事や家事などの生活とバランスの取り方などが各章で紹介されている。また研究したくなった。
学ぶことがただただ好きで、仕事をしつつも毎日学術書を読み続けることを辞められずに過ごしてきたが、そういう事が好きならばこのような生き方もあるのだなと励まされるような本だった。 学ぶ意欲を解放して様々な成果を上げている著者陣のライフヒストリーから学ぶことは非常に多い。
在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活。荒木優太先生の著書。大学や研究機関、企業でお金をもらって研究している人だけが研究者、研究員であると決めつけるのは、視野の狭い世間知らずで傲慢で思い上がった考えなのかも。在野研究者として自分の好きなことを研究することにだって価値はある。世の中の全員が研究者...続きを読む、研究員になったつもりで生涯学習、生涯研究、研究生活をするような時代が来たら素敵なこと。
今の仕事は「ライス」ワークとして、「ライフ」ワークの模索に興味分野のブログでも始めてみようかと思って購読。 複数人の著者が自身の研究やこれまでの経緯を紹介する形だが、在野研究とは言っても、何かしら大学での研究に携わっていたところから大学を離れた人たちで、言ってしまえば「ガチ勢」、自分との差は大きく感...続きを読むじた。 一朝一夕に在野研究者のお仲間になれそうにはないが、活動のイメージ作りにはなった。
大学や研究機関に属さない色々な分野の研究者の方々が、自身の研究の動機・内容・スタイルなどを綴った本です。 研究とは何か広く考えるきっかけにもなるし、様々な分野の研究の特徴を知ることができるし(在野の研究者の方ゆえの事情が加味されてはいると思うけど)、職業としてでなくても研究を続けている方々だからこそ...続きを読むなのか研究対象への熱意があふれてるし、いろんな意味で面白かった。 在野の研究者の方の困難の1つとして文献へのアクセスが挙げられていたが、オープンアクセスにより少しそれが緩和されたとも複数の方が書かれていた。 みなさん、苦労されてるのは、仕事との両立(物理的にも精神的にも)というかんじはしたが、適度なところで意識的に折り合いをつけつつ楽しんで研究されてるように思った。
自分の研究者としてのキャリアパスを考えるために読みました。 読む前に気になっていたのは、倫理審査どうするんだろうということでしたが、本書の研究者の多くが人文科学系だったからか、研究倫理について触れている方はいませんでした。 大学以外となると、臨床現場や企業で、仕事とイコール、あるいはそれに近い形で研...続きを読む究を続けるという道しかないと思っていましたが、趣味やライフワークのような形で研究を続けていくスタイルが選択肢としてあってもよいのだなと思いました。ただし在野として研究活動を続けるにも向き不向きがありそうでした。 また、学問とは、研究とは、大学とは、等深く考えてこなかった概念について揺さぶられ、改めて深くキャリアを考える良いきっかけになりました。
大学に属してなければ研究活動できない、というのは思い込みだった。この本に掲載されている方々は、個性的な研究を自由に行なっていて、逆に在野の方が伸び伸びしている様子が感じられた。ネット社会の今こそ、在野の研究者がもっと増えると思った。
「研究者」というと、大学や研究機関に所属し、自分の研究分野に関連する学会や学術雑誌で研究成果を発表する人というイメージだろうか。 もちろん、そうした研究者は多いが、本書で扱うのは、いわゆる「在野」の研究者である。つまり、「職業」としての研究ではない、どこにも「所属」しない研究である。 編著者を含めて...続きを読む、さまざまな分野で、己の興味の対象を探求する総勢18名。 さて彼らがどのように今の研究スタイルにたどり着き、どのように研究を推し進め、どのように発表の場を持っているのか、研究者自身の執筆により、または対談形式でその姿に迫る。 大学などの「在朝」研究者に比較して、「在野」の研究者のハンディとなるのは、研究に充てる時間また費用であろう。しかし一方で、カリキュラムやしがらみに捕らわれることなく、己の興味の向くままに、突き詰めて1つのことに取り組みことができるのが利点である。 「在野」の性質上、大掛かりな研究設備や機械が必要な分野には関与しにくい。したがって、本書で取り上げられる研究者は多くは人文系であるのは無理のないところだろう(例外は博物学的な生物研究者。この分野は古くから在野研究者の多いところでもある)。 現代ではインターネットの発展で、在野でも多くの資料に触れることが可能となってきている。非常に恵まれているともいえるが、それだけにどこに目を付け、どのように展開していくのか、「切り口」が大切になってくるともいえよう。 政治学、AI、視覚文化、活字史、妖怪、哲学。さまざまな研究者の姿から見えてくるのは、在野といえども閉じこもるのではなく、他の研究者とつながり、視野を広げていくことの大切さである。 在野としての自由度をどのように最大限に使っていくのか、キーはそのあたりにあるのかもしれない。 個人的には、青空文庫に関与し、また翻訳研究者でもある大久保ゆう氏の話をとてもおもしろく読んだ。 「研究」というと堅苦しいが、趣味の延長のように始まる「研究」があってもよいのではないか。もちろん、それを追究し、何らかのレベルに到達するのは難しいことなのではあるが。 多くの「在野」研究者の姿から、興味を惹かれる研究分野、あるいは研究スタイルが見つかりそうな、刺激に満ちた1冊である。
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在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活
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荒木優太
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