あらすじ
悩みは「消す」ことができる。そしてそれには「方法」がある――ブッダの「超合理的で、超シンプル」な教えを日常生活に活かすには? 注目の“独立派”出家僧が原始仏教からひもとく“役に立つ仏教”。
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Posted by ブクログ
1. 悩みの本質と「自認」による緩和
悩みの正体: 嫉妬心、焦り、誰かを打ち負かしたい気持ち、これらはすべて自身の「承認欲求」から生まれている。
対処法(自認): 悩みを無理に消そうとするのではなく、客観的に理解する。自分の感情を「言葉」にすることで自然と自認できる。
効果: 自分の感情を自認するだけで悩みは緩和する。
2. 妄想から「実体の世界」への回帰
すべての悩みは妄想: 他人の評価、過去のトラウマ、未来への不安には実体がない。
対処法:五感への集中。 妄想の世界から抜け出すには、五感(視覚・聴覚・触覚など)に意識を向ける。五感こそが「実体の世界」であり、今を生きる手段である。
3. 「評価」の手放しと他者との境界線
自他への評価を止める。自分への評価も承認欲求による妄想に過ぎない。他人は別人格であり、自分と同じ価値観を持つはずがないと割り切る。すなわち他人への評価もまた妄想。
他人に感情を揺さぶられたら、その気持ちを客観的に捉える。その感情を「自認」する。再び「実体の世界(五感)」に戻る。
4. 結論(今後の姿勢)
「自分の人生を肯定する」
上記のステップを実践できているのであれば、自身の人生はきっと正しい方向に向かっている。自信を持って自分の人生を肯定していく。「これで良いのだ」と納得して生きていくことに自信を持てば良い
Posted by ブクログ
全く期待ぜずに読みました。どういった経緯でこの本を手に取ったかも覚えていないくらいでしたが、読んで本当に良かった本でした。
ブッダの教え、仏教の考え方ということでハードルが高いものと思っていましたがとても読みやすく、頭にスッと入ってくる優しい文章で書かれていたのですぐ読むことができました。
これからの人生の心の持ち様、どうすれば自分がなりたい自分になれるのかどういった学びをすればいいのかを考えていましたが、この本の考え方ができれば自分が目指している自分に近づけるのではないかと思えました。出会えて良かった本です。
Posted by ブクログ
◯整理
幸せに生きるには、他人の言動、起こったことなどにいちいち反応しないことが大切。反応しないためには、まず「自分は〇〇と反応しているんだ」と理解することが大事。そして、自分がいまどんな気持ちでいるのかを理解することが大切。自分の気持ちを理解するためには、ラベリングや感情の分類を行うとよい。その理解に立って、反応しているときは、「あっ判断したな」と意識したり、自分は自分と思ったり、開き直ったりするとよい。心を楽にする考え方は以下の通り。
①反応していることを理解する
・悩みや不安は大抵が妄想。妄想は、自分の心が生み出しているもの。だから、妄想していても苦しいだけ。
・今だけを見て、今自分ができることをするのみ。
②自分の心の状態を理解する
・自分が妄想にとらわれているのか、他人の言動に反応しているのか、自分が承認欲や不安などの感情に飲み込まれているのかなどを理解する。
・ラベリングや感情の分類などを行う。
③慈悲喜捨などの心がけをして、人々の幸せを願って過ごすこと
・結局、自分の承認欲や勝ちたい欲、不安、悩みは妄想なのだからそれらにとらわれてはいけない。
・その代わり、他者の幸せを願いながら自分のできることを行うことが幸せにつながる。
⭐️ 妄想ではなく、未来に向けて正しい方向性を見据えることが大事。そして、自分の最高の納得を目指して生きて行くことがブッタの考えたこと。
◯感想
自分は、承認欲や未来を勝手に想像してしまって駆られる不安、損得感情に悩むことが多い。よく考えたら、苦しくなるのは、未来への不安と他者からの承認欲が大半。だから、しんどいときは悩みは「妄想」と理解し、自分の気持ちを把握したい。また、今に集中して、できるだけ目の前の人の幸せを願って生きていきたい。この本は、日々のストレスを軽くしてくれた。自分の心を整理できる本。
Posted by ブクログ
すごくよかった。「ブッダの考え方」を原始仏教に学ぶ本になっている。とてもわかりやすく、ブッダの考え方を通して、辛いことへの考え方を教えてくれる内容だった。
まず印象に残ったのは、悩み・苦しみの原因は「執着」にあるということ。まさに、私自身が過去に起きた出来事も、執着がもとになっていたなと思う。
また、すべての悩みを解決する方法は「ムダな反応をしない」こととのこと。これにも納得。例えば、理不尽な相手の怒りをうけたき、反応しないことで相手が「あれ?」と怒りを収めたことを思い出した。
反応しないための方法として、マインドフルネスが紹介されていた。他の本でも読んだことがあったので、納得。
Posted by ブクログ
間もなく出産を迎えるので、恐怖心や不安を乗り越えるヒントになるかなと思い購入。
読む前は、「反応しない練習」=不快なことを我慢して耐えること、だと思っていた。でも、実際は“自分の反応を正しく理解し、ムダな反応を手放していく”という内容で、新たな視点や考え方に触れられてとても勉強になった。
世間的な正しさではなく、物事をありのままに見ることが、正しく理解することという考え方も新鮮で、自分の思い込みや執着との向き合い方を考えるきっかけになった。
苦しみの原因である“反応”に振り回されず、自分の中に平穏を持つこと。その心の在り方は誰にも邪魔されないものだと感じ、出産だけでなく、これから先の人生全般においても希望がひらけた気がした!
Posted by ブクログ
心を無にする的な考え方かなと思って読み始めましたが、全然違う。
「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」というブッダの言葉がウソではないと感じるくらい実用的、合理的な考え方です!
ブッダの考え方を深く理解している作者だからこその説得力と納得感がありました。
仏教に収まらない本質的な生き方、考え方のお手本ですごくおすすめです!
Posted by ブクログ
私には仏教の教えが合ってるのかなと思った。
常に反応して判断妄想して常にイライラしたり不安だったり…くるしいはずだよね、と。自分の感情を理解して執着を手放して、自分を信頼して正しい道を生きる。慈悲喜捨、難しいけど何度も読み返して心に刻んで生きていこう。迷ったら目を閉じて。歩いて自然を感じよう。快楽に溺れがちなので気をつけよう(泣)
Posted by ブクログ
「反応しない」という生き方 ― 心の基準を持つ
人生は人それぞれであり、他人と比較すること自体が無意味である。それにもかかわらず、人は「勝ち組・負け組」「優れている・劣っている」といった基準で他者や自分を評価し、「相手は持っているのに自分は欠けている」と考えてしまう。この心の動きこそが、苦しみの正体であり、「執着(=妄想)」である。
ここで重要なのは、一度立ち止まり、「反応」をリセットすること。
目を閉じれば、外の世界は消え、心を苦しめる刺激もシャットアウトできる。そして、自分の内側に静けさと安らぎを見出していく。その積み重ねが、「世にあって、世に苦しまない」生き方につながる。
⸻
Posted by ブクログ
何故人に言われたことに反応して悩んでいるのか。
その原因をきちんと理解して悩む必要が無いと理論づけることが
出来れば、仮に反応してしまっても悩みは消えていく。
反応しない処方箋も紹介しているが、反応してしまうことも
やむをえないと著者は認めている。
反応した場合の悩みの消し方をうまく理論立てて説明している。上達するか
どうかは練習次第。
Posted by ブクログ
普段の怒りや苦しみが生まれるプロセスについて、ブッダの考え方に基づいて、かつスピリチュアルに寄りすぎない形で分かりやすくて説明してくれている。
心をリセットして落ち着ける方法はすぐに実践できるものが多く、意識すると以下に自分の心が反応しているかが分かる。引き続き実践してより自然に心をリセットできるようにしていきたいと感じた。
心に残ったキーワードは「慈悲喜捨」、「不動心」、「まず自分に頼る」である。できるだけ反応しない日々を心がけていきたい。
また、読んでいて内容が「嫌われる勇気」や「チーズはどこへ消えた」に近いものを感じた。無常な世界の中で常に自分が納得する生き方を目指していくことが大事なのだと改めて感じた。
Posted by ブクログ
初めて読んだ時は、難しいなーと思ってサラッと流して読んだが、2回目読んだ時、ちょうど人間関係でモヤモヤしている時だったのですごく響いた。
反応しない。執着しない。自分の人生をいかに楽しく過ごせるかに意識を持っていきたいと思った。
Posted by ブクログ
(引用)
人間が抱える、どんな悩み・苦しみも、きっと解決できる。必要なのは、その「方法」である──それがブッダのメッセージです。 「方法」とは、心の使い方のこと。反応して苦しむのではなく、正しく理解し、苦しみの反応をリセットし、人生に最高の納得をもたらす考え方・生き方のことです。ブディズムとは、そういう生き方──道──の実践なのだと理解してください。
よかった
草薙先生の本は2冊目です。「反応しない」と心に念じることで、ずいぶんと楽に生きることができるようになりました。繰り返し読んで、習慣化していきます。
修行・正しい努力・心のおさめ方
学びが多い本です!八正道は知っていましたが、実践まで載っています。アドラー「課題の分離」にも仏教の面から説いています。私の心のルサンチマン(怒り)を見抜いた本です。少しでも最後の聖域に近づけるように正しい努力、修行を続けていきたい!
Posted by ブクログ
心がけ次第で見える世界が変わる。分かってはいても反応してしまうことは多々あるけど、本に書かれていたことを少しずつでも実践したい。良書でした。
・苦しみの原因は執着。執着を手放せないのは心の反応。無駄な反応をしない。
・心は求め続けるもの。承認欲がある。そういうものだから反応しても意味がないと理解する。
・心の状態を見る習慣を持つ
①心の状態を言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する
③頭の中を分類する(主に貪欲/怒り/妄想の3種)
・妄想をリセットするには「今、妄想している」と言葉で確認する。
・自分が正しいかの基準は「真実であり有益である」か。
・自己否定しそうになったら「私は私を肯定する」と言葉に出す
・過ちはつきものだが、正しく理解して「これからできること」に専念。
・悩みを半分にするには「心の半分を前に、もう半分を後ろに」使う。前を見る心は相手を(正しく)見る。もう半分は自分の反応を見る。
・人との関わり方の原則
①相手を判断しない
②過去は忘れる
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
⑤関わりのゴールを見る(お互いの幸せよために関わっている)
・人間の心は快/不快の二者択一。快を増やし不快を減らす。
・自分が納得できること、を基準に生活する
・生きていく上で問題は生じても、正しく心を使えば苦しみは無くなる。
・人生には悩みや問題はつきものと受け入れ、悩みを無くそうとせず「理解する」
・苦しみの原因は「執着」にある。執着は「心の反応」。心の反応には求める心や7つの欲求(特に承認欲)がある。
心掛けるのは執着を手放し無駄な反応をしないこと。
・心とは求め続け、故に乾き続けるもの。人生はそういうものだと理解する。
・心の状態をきちんと見る
①心や体の状態を言葉で確認する
疲れてる、緊張してる、歩いてる、など
②体の感覚を理解する
呼吸時のお腹の膨らみ、鼻で感じる空気、など
★悩みは心の内側に生じるから、悩みを抜けるには心の外にある体に意識を向ける
③頭の中を分類する
基本は貪欲(求めすぎ)、怒り、妄想(想像、思い出し、考えなど)の3つに分類できる
・正しく理解する者は、自分が正しいと思うこと(慢)がない。
・判断しないために
①「あ、判断した」と気づく
②自分は自分と考える
③素直になる
・どんな時も自分を否定しない。怒りを作るのは自分自身。
・自由な心を取り戻す方法
①外を歩く
②広い世界を見渡す
③「私は私を肯定する」と言う
・この瞬間だけを考える。人生に失敗はつきものだが、その時どう対応するかが大切。「今できることをやる」。
・自信をつける方法
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤こう動けば成果が出せると見通しがつくようになる
やる前から自信がある/ないはただの妄想。⑤の先に感じる手応えが本物の自信。
・悩みの解消は
①不快な「感情」が生まれるのを防ぐ。
相手の反応は相手に委ね、自分は反応しない。負の感情を向けられても受け取らない
②相手との「関わり」を考える
心の半分を前(相手の理解)に、半分を後ろ(自分の反応)に向ける
・困った相手との関わり方
①相手のことを判断しない
②過去は忘れる
相手と言い争った際の怒りの対象は相手だが、その後もイライラするならその対象は相手ではなく自分の記憶。
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
もし相手が理解しようとしないなら、関わる意味のない相手。一方的な苦痛に耐えなければならない関係は存在しない
⑤関わりのゴールを見つける
苦しめ合うためではなく理解し合いお互い幸せになるために関わっている
・人の心は快不快の2択。幸せになりたいなら会の反応を大事に、不幸になりたくないなら不快な反応をしない。快を増やし、不快を減らす。
・他人の目が気になるのは承認欲からくる妄想。
・怒りの記憶への対処法
①よく気づいて反応しない。
これは記憶に過ぎない、と言う。
②体の感覚に意識を向ける
歩く、スポーツをする、お風呂に入るなど
③反応の源を断つ
特定の人が原因なら距離を置く
・自分で出来ること以外、人からの評価、他人との比較などは全て妄想
・ネガティブ、不快なことには反応しない。気持ちを盛り上げる快の反応は意識的にする(面白いぞ、頑張ってるぞ、など)。
良い本です。
自己啓発本は色々読んだのですが、1番ストンと腑に落ちました。
「こう考えましょう!」とかぐいぐい来る感じでは無く、本当にあるがままをまず受け止めると言う考え方。
仏教の考え方が根底にあるのですが、仏教徒で無くとも理解し易く、またあまり宗教的な物を持ち出し過ぎず、なんとも丁度良いです。
「ああしなさい」「こうしなさい」と言われるとプレッシャーになるタイプにもオススメです。
真のマインドフルネス
今まで読んだ心理、考え方の本の中で一番好きな本でした。
読了後試しに本の内容を頭に散歩をしたら、なるほど!と思いました。
快の気持ち☆5つです!
おススメ
苦しみがあるのが人生、それをなるべく減らす心のあり方を拠り所に持っていよう、という話。正しいかどうかでなく、苦しみを減らすことでもたらされる自らの利益重視な生き方にシフトするとたしかに楽だと思いました。案外自分はこだわっていて、苦しみも迎合していたのだと気づかされました。今後はもっと苦しみを減らして生きてよいんだと思えた良本。
良いと思います
何事にもあまり動揺しなくなった年齢にも関わらず、とても面白かった。
「承認欲」は、取り扱いが難しいと思ってますが、取り敢えず、それを認識するだけでもええのかなという、安心感を得ました。
Posted by ブクログ
職場の人に悩みを相談したら、こちらの本を貸してくれました。
(以前AIにもオススメされていた)
悩みが多く、当てはまることばかりでした。
求め続ける・怒り・妄想
求めすぎていないか・過去は忘れる・判断しない、妄想だと自覚する
このあたりを意識していこうと思います。
後半、競争についてふれられていますが、
ここがよかった&自分の中でまだ腹落ちできていない
勝手に始まる競争社会で乗るか降りるかの二択ではないことを提示してくれます。
ただ、自分の基準というのを見つけるのが難しそうです…
(仕事、キャリア、生き方などなど)
しっかり考えてみようと思えました!
Posted by ブクログ
区切りの箇所かわかりやすく、読みやすい。
どのパートからでも読める内容でした。
何度も増刷されているようで、
タイトルから興味がある方は一読のかちがある一冊だと思います。
文章は語りの口調ですが、癖がないので読みやすいです。
良い一冊にまた出会えました。
Posted by ブクログ
第1章「反応する前にまず、理解する」
苦しみを解く鍵は「正しく理解すること」
苦しみを解く最強の智慧は正しく理解すること。自分の心をよく理解するよう努め、合理的な考え方を学ぶことが大事
将来を信頼し、自分の心を正しく理解することで苦しみは乗り越えられる
悩みの原因は「心の反応」
悩みの原因は「心の反応」。背景には「求める心」や「七つの欲求(特に承認欲)」がある
心の状態を把握するには①言葉で確認、②感覚を意識する、③貪欲・怒り・妄想の三つに分類して観察する
ラベリングで心を落ち着ける
落ち着かないとき、まず「今、自分の心はどんな状態か?」と言葉で確認する(ラベリング)
日常動作にも使える——食器を洗いながら「食器を洗っている」、歩きながら「今、歩いている」と言葉にする
言葉で確認すると心が落ち着き、反応から抜け出せる。メンタルヘルスの基本
求めすぎる心・怒りの理解
人間関係の不満の多くは**「求めすぎる心」**から生まれる。貪欲に支配されると自分も相手も苦しくなる
怒りはもともと「求める心」に始まる。「これは怒りの状態だ」と理解するだけで客観視できる
怒りっぽい人は実は**「悲しみ」を抱えている**(後悔・挫折感・自己嫌悪など)
怒りを「理解する」という心の習慣で、怒りっぽさ・欲求不満・気難しさは解消できる
落ち着きを保っている人は怒りによって行動・言葉・思いが乱されることを防ぎ、心の自由を保っている
第2章「良し悪しを判断しない」
「いい・悪い」「好き・嫌い」の判断をやめる
判断が人の心を縛りつける。完璧主義・頑張りすぎ・潔癖さはすべて「判断」から生まれる
仏教が目指す「正しい理解」とは**「正しいと判断しない」**こと。お互いにわかり合い貢献し合える関係こそ大事
「自分が正しい」と思うこと(慢)がなければストレスも溜まらず、関係を良好に保てる
自己否定・攻撃・逃避の悪循環
自分を否定すると承認欲が満たされず怒りが生まれ、①攻撃(キレる・怒鳴る・いやがらせ)か②逃避(さぼる・引きこもる・刺激に依存)を選択してしまう
こうした反応が出たとき、自分も周りも「なんとかしないと」と考え悪循環に陥る
判断しないための3つの方法
①一歩、外を歩く——すぐ外に出て散歩。五感(目・耳・鼻・口・肌)で感覚をキャッチする
②広い世界を見渡す——今この瞬間、世界はどう見えるかに目を向ける
③**「わたしはわたしを肯定する」**と自分に語りかける
「やってみる」という発想
①やってみる→②体験を積む→③ある程度の成果が出る→④周囲に認められる→⑤見通しがつく、という5ステップ
「やってみる」という発想に立てば仕事・人生はかなりラクになる
妄想には反応せず**「妄想にすぎない」**と正しく理解することが大切
妄想とは「脳のデタラメ」
妄想とは脳のデタラメであり、真に受けない
対処法:①「妄想には際限がない」と自覚する、②どんな悪い内容でも「妄想にすぎない」とはっきり認識する
ブッダの合理的態度——反応しないことが勝利
罵倒されても**「反応しないことが最高の勝利」**
相手に反応して心を失わないこと。「相手にゆだねる」ことが人間関係の要
第3章「マイナスの感情で損しない」
欲求と「快・不快」の仕組み
欲求の満足が幸せにつながるのは、本人が「快」を感じられる場合だけ
欲が膨らみすぎると「焦り・不安・頑張っても認めてもらえない」という不満になる
欲求はいったん手放してよい。ブッダの思考法:苦(不快)を感じたら仕切り直す
「快」を感じる生き方が合理的
欲求を生きるエネルギーに変えて**「快」を感じる生き方が合理的**
欲に駆られて不快を感じている姿と、快を大切にする姿——人の人生は常にこの二つに分かれる
ムダな欲求に手を伸ばして「不快」を抱えている生き方は不合理
「不快」を感じたら、ブッダに倣って反応をリセットする
第4章「他人の目から自由になる」
妄想をやめることが最優先
他人の目が気になる人にとって、妄想をやめることが最優先課題
妄想グセこそが「他人の目が気になる」という悩みの元凶
妄想には際限がなく、根拠もない——**「妄想を追いかけない」**という立場に立つ
「改善」で快を増やす
「改善」とは快を感じられる工夫をすること(BGM・環境・カラーリング・道具・アプリなど)
心は快か不快かの二者択一の反応をしている。「不快」を感じたらやる気は逃げる
**「正しい努力」**とは人に認められるためではなく、内面の動機から動くこと。無目的に作業を続ける中で「意味があるか」を問い続けることが大事
目を閉じて心を観察する
まず「外を見ない・人を見ない」——目を閉じて心の内側だけを見つめることが出発点
目を閉じたら「心の状態」を見る。どんなモヤモヤした雑念も「あってよし」と客観的に観察する
タイマーで15〜20分を目安に続けると心が浄化されクリアな状態になる
第5章「正しく競争する」
慈・悲・喜・捨の四つの心(仏教的な愛)
慈(慈しみの心)——相手の幸せを願う心。自分の都合や欲求を通さない
悲(悲の心)——相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解する心
喜(喜の心)——相手の喜び・楽しさをそのまま理解し、共感する心
捨(捨の心)——手放す心、捨て置く心。欲や怒りという反応に気づき、ストップをかける「中立心」
これら四つをまとめて「愛」と表現する。仏教的な愛は日常の「愛」よりやや厳密
五つの妨げ「要注意リスト」
敗北・挫折のとき、心には常に五つの妨げがある
①快楽に流される心
②怒り
③やる気の出ない心
④そわそわと落ち着かない心
⑤疑い
この状態では物事をよく理解することも正しく考えることも、いつまでも続くであろうこともできない
これらに気づき、一つずつ対処することが「正しく競争する」こと
Posted by ブクログ
嫌われる勇気と重なる内容が多かった。
無駄なことに反応せず、自身に有益なもののみ反応し、反応しそうになったら客観視する。
ぜひ実践していこうと思う。
Posted by ブクログ
毎年、しまなみ海道に行っている。
愛媛県今治から広島県尾道まで瀬戸内海の島々を橋で渡り、自転車で片道70kmほどの道を進む。
70kmの道なりはブルーラインという青い線で示されているので、迷うことがない。
たまに観光名所や新しい景色を求めて道を逸れても、ブルーラインを見つけることで本線に戻ることができる。
この本では、心の拠り所を見つけ、反応や妄想に振り回されず、振り回されても道に戻って足元を見て生きること、それを繰り返して人生に納得することを答えとしていた。
道とは謂わばブルーラインなんだな、と自分の体験からストンと腑に落ちた。
私も自分の心の拠り所を見つけ、寄り道しても戻れる道を見つけたいと思う。
Posted by ブクログ
世の中には判断好きな人がいますが、自分も同じことをする必要はありません。
ここが機転。反応するな、まず理解を最優先する。しなくていい判断はしないほうがいい。
ラベリングとマインドフルネスにつながる練習でもある反応しない練習。
ストレス軽減へ向けるなら、この書籍かなり役立ちます。
Posted by ブクログ
情報過多で、人と比べたりしがちな生きづらい世の中だからこそ、役に立つことも多い本なのではないかと思いました。
心を半分にして、感じる心と客観的に見る心と分けようという考え方はとても実用的で、実践しようと思いました。
心穏やかに生きるヒント
この本にはさまざまな心穏やかに生きるヒントがあったと思う。特に私の印象に残ったことは,苦しみのない心でいるためには,「相手に反応して自分の心を失わないこと」だった。
これは眼の前の相手の嫌な言動に対してだけではない。自分自身の過去についても同じことが言える。自分が過去に何か嫌な目にあった時,それがずっと昔のものでも,自分がその過去の記憶を思い出して,また嫌な気分になることがある。これも,反応していることの一つである。自分自身で自分の心を暗くさせてしまっている。
このような反応によって起こる苦しみは私にも意外に多いと読んでいて気がついた。
自分の苦しみがどこから来ているのか気を付けて生活しようと思った。
Posted by ブクログ
同僚との人間関係に悩んでいるとChatGPTに話したらこの本を紹介された。
前半までは良かった。が、後半はやや現実離れな内容に感じた。
そもそも、読むにつれ辛くなる(笑)。
巨大な流れるプールで、ひとりだけ逆の方向に泳ぐような。そんなこと、可能か??
みんながこうなったら、たぶんモノって売れないだろうな。
自分は俳句を生業にしている俳人ではなく、俳句を日々作っているだけの、しがなさすぎる俳人である。しかし、等しく俳句は詠み手の「烈しい心」の結露であり、血の通った生命体である。故にたった17音で人の胸をドンと突いたり、鼻腔の奥をつんとさせたりするのだろう。
ものづくりは煩悩をカタチにしていくことではないかなあ。煩悩は良くも悪くも、この世の全ての原動力だと思う。
次は、程良く煩悩に塗れた本から人間関係の指針を見つけたい。
Posted by ブクログ
心は求め続けるから渇き続ける、そういうもの。
焦燥感とか欠落感はみんな持っている。
それって妄想、判断、執着ですよね?って自分で気づいて、手放せるように。
自分が納得できることを基準にする。
社会的な生き物の本能で、他人の心中を推察、他人と比較、さらなる快楽を求めてしまう。そんな中でどう考えたらいいのか。仏教の教え面白いなと思った。
Posted by ブクログ
仏教の基本思想を基に、人生の指針を与える本だった。心がネガティブな感情に支配されてる時には、体の感覚に集中したり、目をつぶって暗闇の中で感情を呼び覚まし、目を開けて外界を感じることで負の感情を忘れるなど、マインドフルネス的な視点は参考になった。仏教の思想自体を現代社会でも通じるように噛み砕いているのも好感だった。ただ、競争社会で生かされる我々が果たして書かれている生き方を実行できるか、できたとしてそれが本当に健全かどうかは定かではないと感じた。
Posted by ブクログ
これから気持ちのコントロールがうまくできそうな気がする。
合理的で実践しやすい気持ちのコントロール方法。
帯に「ブッダは超クール」って書いてあったけど、人によってはクールというかドライに感じるかもなと思った。
私に関して言えば、もともと同じような考え方してたなぁって部分もあって、すんなり受け入れられたし、活かせそうなアドバイスがたくさんあった。
Posted by ブクログ
とてもシンプルで分かりやすい表現で、自分を見失わないための方法を教えてくれています。まずは、目を閉じることを日常の中で取り入れて一旦止まって鎮めることから始めてみようと考えます。また読みたい。