【感想・ネタバレ】反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月13日

仏教での教えに基づき、安定したメンタルを保つための方法を教えてくれる本です。理想論だけでなく、心を平穏に保つための具体的に実践できる方法も紹介されていて、とても勉強になりました。
個人的なまとめとしては、考えても仕方ないことは考えないに尽きる、ということです。

以下、特に興味深かった考えのメモ
1...続きを読む. "判断"をするべきではない
他人と比べてどちらが優れているかを判断したところで、せいぜい得られるのは他者に対しての優越感もしくは劣等感だけであり、本質的に考える必要がない。それよりも、今自分がやりたい事や、他者に貢献できる事をどうやって達成するかについて考えるべき、また、他者に対しての慈しみの心を持つことで、自分より優れている(と考えている)人にも苦しい時代があったと思うことができ、敬意を持てる。
2. "妄想"に囚われない
過去のトラウマや、他人からの評価などは、考えても仕方がないので考えない。妄想が浮かんでしまった場合の対処法としては、目を瞑って今取り憑かれている妄想を自覚し、少し時間をおいて目を開ける。すると、目の前には現実世界が広がっているだけで、それらは妄想であったということを鮮明に実感できる。
3. 正しい道を歩む
人生で求めるべきは実体のあるものやことではなく、自分の心の中の納得感である。本質的に必要でないものやいずれ失われるを求めると、迷いが生じる。自分の心の幸せを求めていけば、いずれ川の水が川上から川下に流れていくように、真理に到達できる。

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

素晴らしい本でした。人生でここまで『心』について考えさせられた本はありませんでした。読み終わる時には、心の霧が晴れ、希望を見い出すことができました。これから悩みを抱えることがあっても、ブッダの智慧、本書の心がけに戻ってきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

嫌われる勇気、とかと似てるのかと思ったら全然違いました。他のブッダの教え系の本読みましたが、現代人に落とし込まれてて生活に生かせそう。ハマって筆者の全作読みました。でも1000歩禅、結構難しい。

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

 精神的に落ちていた時に本屋さんでみつけて買って読みました。原始仏教に沿って、生きづらい現代社会をどのように受け止め、理解するかが書かれている本です。
 内容は「神様に祈れば救われる」といった対処方法ではなく、仏教のロジカルな良い面が書かれていると思います。
 オーディブルのポッドキャストで著者の実...続きを読む体験に基づくお話もきけるので、興味のある方は是非併せて読んでみてください。

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Posted by ブクログ 2024年03月17日

ざっくり言うと、反応しない = "起きた事に対しいちいち怒ったり、嘆いたり、嫉妬したりしない"という様なネガティブな感情で自信を煩わせないって事ですが、口で言ったり頭で考える程簡単な事ではないですよね。けど、この本には簡単ではないので無理をする必要もないし、適度に「欲(出世欲、自...続きを読む己顕示欲、物欲、禁欲等」を追っても良いという救いの言葉があるから多くの人に受け入れ易い内容です。「自己肯定」、皆さんもどんどんしていきましょう!

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

最近ヨガを初めてから身体も心もいい感じなのがなんでか分かった。

常に欲と怒りと妄想が刺激され、それを頭のいい人は分かっているから、その刺激を求める心を利用し、儲かる企業があるんだな。
もし、何かの刺激に反応してしまった時、これは何の反応なんだろう?って考える癖がついたら、自分を苦しめる反応を避けれ...続きを読むそう。

あと、自分は妄想が激しめな性格やけど、最近は、良いことはたくさん妄想して、悪いことは妄想を分解することをしてから、心がいい感じ!病まない。

感受性が豊かな性格でよく悩む自分にとってはありがたい本やった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月19日

ここ最近読んだ中で1番ためになった本。
様々な欲や熾烈な競争が行われている環境下、それは今、目の前で現実に起きていることなのか、過去を思い出し他人に八つ当たりしてるのか、それともただの妄想に過ぎないのか。これを見極めることが大切。そういった妄想に駆られた際は目を瞑り、今起きてることに集中することで落...続きを読むち着きが取り戻せる。
判断基準は社会ではなく自分に自信。迷った場合でも自分の許容点を持っておけば必要以上に社会や周りの評価を気にする必要はない

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Posted by ブクログ 2024年02月17日

あの時ああしてればよかったのに、もっといい人生があったかもしれないのに…とうだうだ悩むのだけど、それは妄想なんですね〜〜〜 少しずつ反応しない練習をしていこう!

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

【心が軽くなる。実践ブッダの教え!】
職場の上司からおすすめされて読んだ本。
悩み・反応だらけの自分にはとても参考になる内容でした。以下に自分用リマインドをまとめます。

【まとめ】
・自分が見たり聞いたりした時の心の反応に注目する。
・仏教では自分が偉い、優れていると肯定しすぎる判断を「慢」と呼ぶ...続きを読む
・「慢」が満たされないと不満を招いて辛い思いをする。
・「慢」に陥らないためには正しく判断すること。その基準は「真実であるか、有益であるか」となる。
・自分の心を見つめる。判断したなと思ったら目を閉じて自分の体の動きに集中する(呼吸とか)。そうすることで考えをリセットできる。

・自分が正しいと思っていると、否定されて辛くなる。自己満足を捨てていっそ素直になる。
・自分を否定しない。否定すると承認欲求が阻害されて攻撃か逃避することになる。これは人間の本能。

・どうやって自己否定の判断をせずに過ごせるのか。3つのコツがある!
①外を1歩1歩歩いてみる。そして五感で世界を感じる。
②広く世界を見渡す。世界には色んな人がいる。色んな考えがあることに気づける。
③私は私を肯定する。と口に出して言ってみる。

・今何をすべきか考えよう。過去は雑念。
・自信はなくてもいい。やってみて成果が出せるようになれば、見通しを立てられる。経験を積むことが大切。

・自分は自分だし、何をしても相手にどう影響を与えるかはわかりっこない。
・相手のいっていることを理解する心と自分の反応見る心に分けてみる。

・欲は追い求めても良いけど、焦ったり不安になって不満に変わるなら仕切り直しが必要。自分が心地よいと思える生き方をする。
・他人の目が気になるのは、承認欲求が元にある。
・妄想は現実に影響を与えない。比較することも妄想。したとて自分の状況は変わらない。

・正しい努力をする。目を閉じて体に集中したあとに、ぱっちり目を開いてスタートダッシュする。
・慈しみの心、悲の心、喜の心、捨の心を持って接すれば世界が変わって見えてくる。みんなよく頑張っているなあと思う。人の役に立てばよし。

・快楽に流される心、そわそわ落ち着かない心に注意する。その中の娯楽に慣れすぎない。テキトーに自分を反応させないこと。
・積極的に楽しむ。本気で楽しむ。

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Posted by ブクログ 2024年01月27日

audibleにて。
部分的含め3回聞き返したぐらい
学びになった一冊。

アドラー心理学に少し似てる部分もあるが
自分を俯瞰して見れるようになる。

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

次読む本候補であってずっと読んでいなかった。職場で理不尽なことにあった。むさぼるように読んだ。人生に何か困難があるとこういう書にすがりたくなる。
目に見えないこと以外は妄想。真実だけを見る。人と比べない。
似たようなことは「嫌われる勇気」にも書いてあった。その読後の感想に「とは言っても会社人生、人と...続きを読む比べられない環境にはいられない。そうやってしのぎを削って自分の価値をアピールし続けないと残れない。こんな環境に身を置く以上、どうやってその境地にいられるようになれるのか」と書いた。
正直、今の私も同じことを思っている。「言うは易く行うは難し。実際の実現方法教えてよ」ここには書いてある。まずは気づく「あ、私は判断している」「外に出て歩いてみる。」
人の評価が気になる私はビョーキだ。治療が必要だ。俗世間にいる以上難しいのだけど、心を落ち着ける努力をしてみよう。
この本で私に効いた一番のメッセージ「自分で自分を肯定する」。
迷ったらこの本を開けよう。

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Posted by ブクログ 2023年12月19日

承認欲求をベースにした幸せの追求をしてしまう多くの人を、ハッとさせることができる本。外部ではなく内部に向いて、心の安定を作る考え方を学ぶことができる。

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Posted by ブクログ 2023年12月07日

ブッタの言葉が響きすぎる・・・
まさに私は良くも悪くも人のリアクションや言葉に反応しすぎてしまうところがある。
さっそく読みながら心が荒れそうになった瞬間に五感に意識を向けたら気持ちがスーッと楽になった。
「問題は、相手に負けないことや、我を通すことではありません。」
これは肝に銘じたい。つい負けず...続きを読む嫌いさが出て戦ってしまう(特に家族などの近い人に対して)ので、相手を「ただ理解する」ように努めていこう。
反応した自分を客観的に見て、理解を深めていくことが人生の豊かさに繋がるんだなあ。

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Posted by ブクログ 2023年12月04日

やめてほしいことがあれば、相手にやめてほしいということ

反応の理由は承認欲だと認めること

心の状態を見ること
1.心の状態を言葉で確認すること
2.体の感覚を意識すること
3.頭の中を分類すること。貪欲、怒り、妄想の3つ。この怒りは求める心が生み出しているあまり根拠のないものである、。妄想をリセ...続きを読むットする基本は、「今、妄想している」と客観的に言葉で確認することです。
総じて体の感覚を意識することを習慣にすること

判断する心にはわかった気になれる快楽と自分は正しいと承認欲を満たせる快楽がある

人間関係は感情と関わり方を分けて考える。

心を半分に分ける 半分は相手を見る、半分は自分を見る

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よかった

2023年01月02日

興味深く、わかりやすい内容でした。心の使い方に迷っている方にご一読をおすすめします。

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Posted by ブクログ 2023年12月08日

▼Comment

本書の考え方を軸に沿えれば、日々気にしていた雑多なことも気にならなくなり、目の前の本当に大切なことに集中できるようになると思う。
「心を前と後ろに分ける」、「人生は“ 五つの妨げ”を引いてなんぼ」の話が特に好きだ。



▼Memo------------------------...続きを読む------------------------------------

・①悩みがある⇒②悩みには理由がある⇒③悩みには解決策がある、これを理解する
・ブッダの考え方の特色は、「人生には悩み・問題がつきものなのだ」という現実を最初に受け入れてしまうことにあります。
・苦しみの原因は、“ 執着=手放せない心”にある。
・人はなぜ、悩み、執着を手放せないのか、さまざまな問題を抱えるのか。そうした悩ましい現実を作り出しているのは“ 心の反応”である。
・苦しみをもたらしているものは、快(喜び)を求めてやまない“ 求める心”なのだ。

・以下のサイクルを繰り返しているのが、人間の人生である。
 (1)まず“ 求める心”があり、
 (2)それが“ 七つの欲求”を生み出し、
 (3)その欲求に突き動かされて、人は反応する
 (4)ときには欲求を満たす喜びが、
 (5)ときには欲求がかなわない不満が生まれる

・悩みはいつも「心の内側」に生じます。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向ける事がベストの方法なのです。

・「正しい理解」に「反応」はありません。ただ見ているだけです。動揺しない。何も考えない。じっと見つめているだけです。そういう徹底したクリアな心で、自分を、相手を世界を理解することを「正しい理解」と表現している。正しい理解こそが苦しみを超える道である。

・もしあなたの周りに、傲慢な人がいたら、その心理を理解してあげてくださ。判断ゆえの快楽と、承認されることへの欲求です。心が渇いているその人の苦しみを感じてあげてください。

・人と人とが関わるときには、必ず見解の違いが出ます。考えている前提、立場も経験も脳も、違うからです。

・仏教が目指す「正しい理解」とは、逆説的な言い方になりますが、「正しいと判断しない」理解です。そんなことより、「真実であり、有益である」ことのほうが大事ではないか、と考えるのです。

・仏教的には、どんな状況であれ「怒りを作り出さない」という方針に立つことです。どんな状況にあっても、「判断しない」(否定しない)というのが、重要なのです。

・日頃ネガティブな判断が心に沸いてきたら、そこで「ゲームオーバー」だと考えましょう。その先に待っているのは、自己否定という暗い妄想です。その闇の中に希望はありません。考えても答えは見つかりません。

・自分を苦しめる判断を抜けることほど、人生で大切なことはありません。じっくりと肚をすえて、心の自由を取り戻すまで、歩いてみようではありませんか。

・失敗するかもしれない、とういう将来への不安(妄想)がある。その妄想を打ち消したくて「自信を持ちたい」と考えるのです。こうした心境で思い浮かぶ「自信」とは、不安な現実を埋め合わせるための自分に都合の良い妄想です。

・心を「前と後ろ」に分けてください。目を閉じてみて、①前の方を向く心と、②心の内側(奥・後ろ側)を見る心をイメージしてみるのです。
 ①はそのまま相手を見ることに使います。反応はしません。「ただ理解する」という立場に立ちます。相手をただ見て、その言葉が理解できるかどうかだけが問題です。
 ②は内なる反応に気付くことにつかう

・人間にとって一番大切なのは、「心に苦悩を溜めない」ことです。どんな幸福感も、苦悩(という反応)によって、いつも台無しになってしまうからです。とすれば、苦しみを引きずることになる相手への判断も、ないほうがよいのです。相手のことを思い浮かべて、「あの人はここがダメ」と判断し続けることは、自分自身にマイナスなのです。

・相手と言い争ったとき、最初の「怒り」の対象は「相手」かもしれません。でもその場も離れてなお、相手のことがアタマから離れず、ムシャクシャ、モヤモヤ、イライラしているとしたら、その原因は「相手」ではありません。自分の中の「記憶」です。過去を思い出して「記憶」に反応して、新しい怒りを生んでいる。そんな時はこれはただの「記憶」と考える事

・「正しい努力」とは、いわば「外の世界」を忘れて、「自分のモノゴトに集中」して、そのプロセスに「自ら納得できる」ことです。これが成果を運んでくれるのです。

・目を閉じるのは、反応しないため。目を開くのは、妄想から目を醒ますため。これが競争という名の妄想から抜け出すための第一歩です。

・迷いに満ちたおのれの心の状態に気づくが良い。そこには“ 五つの妨げ”がある。すなわち、(1)快楽に流される心、(2)怒り、(3)やる気の出ない心、(4)そわそわと落ち着かない心、(5)疑い、である。気づくがよい。このような心の状態では、物事をよく理解する事も、正しく考えることもできない。ゆえに苦しみの連鎖は、いつまでも続くであろうと。
・妨げに襲われたら、「なるべく反応しないで“ 妨げが襲ってきている”と理解する」というのは正しい勝ち方。また「方向性」つまり、自分の目標をよく見て、「こんなことで負けてはいけない」と、自分を奮い立たせることも、勝ち方のひとつです。
・“五つの妨げ ”についてわかっておきたいのは、「人生は“ 五つの妨げ”を引いてなんぼ」ということです。引いた「残り」が、ありのままの自分なのだという事です。

・貢献という動機に立てば、「では、この場所で自分にできる役割は何だろう?」と最初に考えることになります。そのときに、本当の“ 自分にぴったり合った人生”がスタートするのです。

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すごく分かりやすい

2022年02月24日

中田さんがこの本を紹介していて
買ってみましたがとても参考になる
内容でした。

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良い本です。

2021年04月04日

自己啓発本は色々読んだのですが、1番ストンと腑に落ちました。
「こう考えましょう!」とかぐいぐい来る感じでは無く、本当にあるがままをまず受け止めると言う考え方。
仏教の考え方が根底にあるのですが、仏教徒で無くとも理解し易く、またあまり宗教的な物を持ち出し過ぎず、なんとも丁度良いです。

「あ...続きを読むあしなさい」「こうしなさい」と言われるとプレッシャーになるタイプにもオススメです。

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真のマインドフルネス

2021年01月26日

今まで読んだ心理、考え方の本の中で一番好きな本でした。
読了後試しに本の内容を頭に散歩をしたら、なるほど!と思いました。
快の気持ち☆5つです!

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ためになる

m
2020年11月08日

ふとした時に使えるテクニックとか気の持ち方が書いてあってためになりました。

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おススメ

2019年11月20日

苦しみがあるのが人生、それをなるべく減らす心のあり方を拠り所に持っていよう、という話。正しいかどうかでなく、苦しみを減らすことでもたらされる自らの利益重視な生き方にシフトするとたしかに楽だと思いました。案外自分はこだわっていて、苦しみも迎合していたのだと気づかされました。今後はもっと苦しみを減らして...続きを読む生きてよいんだと思えた良本。

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良いと思います

2016年02月22日

何事にもあまり動揺しなくなった年齢にも関わらず、とても面白かった。
「承認欲」は、取り扱いが難しいと思ってますが、取り敢えず、それを認識するだけでもええのかなという、安心感を得ました。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

心がざわついて仕方がなかった。
急な変化に何も手に付かず、今にも壊れそうだった。
そんな時に手に取った1冊。
「大切にされていない」「必要とされていない」と思う心の「反応」。
その裏の「寂しい」「悲しい」という気持ち。
「反応」を受け入れる。
「反応」は「妄想」だと言い聞かせる。
それができた時は、...続きを読む自分を優しく賞賛する。
今思うと、殆ど妄想だったのかな。
一連の作業を実体験し、無事暗闇から抜け出すことができた1冊。

また辛くなったら来ますね。

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Posted by ブクログ 2024年03月12日

(再読)

 当時、近所の書店にて、平積みされていた『反応しない練習』をワクワクしながら読んだ。

 そして、先日、同じ書店にて、なぜか目に留まり、懐かしさのあまり購入。 久しぶりにしっかり読んだが、やはりイイですね。 歳を重ね、少しは成長できたのか、すんなり心に入ってきた。
いまのわたしに必要だっ...続きを読むたのだろう。

 前回は、もう一つ理解しきれなかたものも、身体で感じとることができ、嬉しい。

『心の半分は、相手への理解に、心のもう半分を、内なる反応に気づくことに使う』
『「心は求めつづけるもの」と理解する』
『「求めても満たされるとは限らないのが、心である」「反応してもしょうがない(空回りするだけで意味がない)」』

『「この世にあって、この世に汚されない」自分』
 
『反応しない』大切さをしっかり学んだ。
そして、想った。 美しく生きたい、と。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

上座部仏教で「心の反応」と言っている文献に出会ったことはないが、三毒、四聖諦、八正道、四無量心などをこの概念を用いてうまく説明できている。著者の独自解釈だろうが、本質を突いているという事だろう。損得や人からの承認に執着せず、意地悪な挑発も飄々とかわす。そんな姿に憧れる。
そうは言っても「心の反応」=...続きを読む感情の無意識な発露なのだから、これを抑えるには相当な修行が要りそうだ。決して無感情になることを目指していないとは言うものの、結果的にそういう境地に達しないとついウッカリ心が反応するのを避けられないように思う。

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Posted by ブクログ 2024年02月06日

日常生活の中で起きている「反応する」という状態を読み解く事に繋がる1冊。私のマインドセット本。

2024/2/6に2回目の読み直しをした。

キーワードは
「判断をしすぎない、エポケー魂」
「妄想の脱奴隷化」

以下、自分のリマインド用メモ

①物事の状態に目を向ける。あるものをあると理解する。心...続きを読む
→現実を受け入れるのではなく、正しく自覚する(理解する)
→自覚する事で、NEXTアクションを考えることが出来る

②判断しすぎる心は危ない
→判断する(分かったふり)のは気持ちが良い
→こうでなければならないという判断は自分の性格にも影響する
→身近な人ほど判断しないこと(観察してその人の状態の移り方を見る)


③妄想にあふれる日常
→これは妄想である、これは感覚である、これは視覚であるとはっきりと意識するクセ付け
→感覚に意識を向ける練習が脱妄想奴隷のキー
ex,運動、散歩、マインドフルネス

④サラサラと流れる小川のような心
→僕の大好きな言葉、ある事柄に執着を持たないことを指す

⑤今できることはなんだろう
→妄想してる暇があったら今できることやりなさいバカタレ

⑥結生という概念
→記憶に残り続けるような強いエネルギーの反応
→このかつての反応が、新しい刺激に反応して同種の反応を作り出す
ex,外で嫌なことがあった。家に帰ってきて、ちょっとした事で怒ってしまった

⑦適当な反応に逃げないという概念
→適当な反応に逃げるとは、SNSを見る、空き時間にテレビをつけるなど
→そのような刺激となるものをぐっと我慢
→代わりに感覚を意識する時間を!










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Posted by ブクログ 2024年02月02日

仏教の思想は今まで触れたことがなかったので、興味深かった。

自分の正しさとは真逆なことが起きた時、これくらい平常心でいられたらなぁ。

この本から得られたハイライト:

・「イラつく人もいるかもしれないが、
 私は平常心を保とう。素直な自分でいる。」
 マインド

・瞑想のパワーは本物だ
 体の感...続きを読む覚に集中→本当に他のことを忘れられる
 不快を減らせ

・反応しないことが最高の勝利

・正しさは人によって違う

・過去を引きずらない
 相手はいつも初めて会った人
 次会うときは全く新しい人に会おう

・いつかわかってくれると信頼する

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Posted by ブクログ 2024年01月10日

ずっと読みたいと思っていた本。著者の経歴はユニークで、16歳で家出をし、その後東京大学法学部に進み、就職後インド仏教を学ぶために出家をした。
本書は、いろいろな悩みを抱えて、それをうまく処理できない人へ向けた指南書である。誰もが悩みや、嫉妬や、他人との比較に苦しんだ過去があるだろうし、現在苦しんでい...続きを読むる人もいるだろう。人生のどのステージで読むかで、著者のメッセージの受け取り方が違ってくるかもしれない。
この本を読みながら、私も昔はいろいろな悩みに苦しんでいたことを思い出した。学生時代から初期社会人の時期には、悔しい、憎い、損をした、という感情を抱いてもがいていた。
が、年齢とともに感情が麻痺するというか、ふと気が付くと起伏が無くなったのだ。丸くなったともいえるだろう。様々な経験をすることにより、腹を立てたりしても自分にいいことはないと分かるようになってきたからだろう。良く言えば、人生の達人になってくるのだ。
本書にはなじみが無かったブッダ氏の言葉や考え方が分かりやすく書いてあり、勉強になった。彼自身もさんざん悩んだ末に達した境地ということだ。
今現在悩みを抱えて出口が見えない人には一読の価値があると思う。責めることなく優しい言葉で書かれていて癒されるだろう。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

自らをよりどころにする。自らの正しい生き方をよりどころにする。
そうすれば何者にも惑わされない。

この本を読むのは3回目。
1回目はこの手の本を読む事が初めてだったこともあり、何言ってるんだろ?という感じであんまり心に響かなかった。
2回目はストンと心に入って心が楽になった。本を読むと心が穏やかに...続きを読むなれるなと心から思った。
3回目はどれも当然だよなーと思った。この本は自分自身の血肉となったからもう卒業かなと思った。

諸行無常
こうやって自分自身の心も常に変化している。成長している。
時に何を信じていいかわからなくなる。
自らの正しい生き方をよりどころにしていれば、流されることはない。他の何にも無駄な反応をすることはない。
自分の足で、自分の心で、自分の人生を歩く

3回同じ本を読んでみて、自分自身の変化を客観的に見ても、やはり読書は人を成長させると思った。

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Posted by ブクログ 2024年01月07日

反応しない、ありのままを見る。
心の半分は外側を、もう半分は内側を見る。
瞑想関係の本でも書いてあった大切におもったことがいくつも書いてあった。
よんで良かった。

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Posted by ブクログ 2024年01月03日

僧侶が書いた本。いろいろなことに(いちいち)反応しないことを説く。目を閉じて考えることは妄想でありリセット、目を開けて見えるものは現実であることが理解できた。
p110困った相手とどう関わるか、1相手のことを「判断」しない2過去は「忘れる」3相手を「新しい人」と考える4「理解し合う」ことを目的とする...続きを読む5「関わりのゴール」を見る

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Posted by ブクログ 2023年12月21日

2週目。1.2年前くらいに読んだはずだけど、何にも覚えてないし実行もしてなかった、、。
悩みには原因があって、それを知覚すること。目新しいことは書かれてないけど、わかってるだけで行動できてないことがたくさん書かれてる。どうせまた忘れるから、年末年始に読むリストに追加〜

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Posted by ブクログ 2023年12月03日

ストレスに溢れる現代社会、我々の心は常に様々な対象に反応しっぱなし!でも、反応を我慢できない!

・まずは反応してしまうことを自覚する
・人を評価しない
・仕事ができるかどうかの基準は世の役に立つかどうか

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気持ちが楽になった

2022年01月24日

日常で起こる出来事をどのように捉えるかについて非常に納得できた

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シンプル

2020年06月07日

この本は、読むタイミングが大事だなーと。
追い込まれて、それを自力で乗り越えた後に読むといい気がする。

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たまに読み返すといい本

2017年06月15日

モヤモヤした時にによむといい。
考え方だけでだいぶ救われると分かった

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Posted by ブクログ 2024年03月06日

物事の認知の仕方を見つめ直すことができる本。
特に、何もしてないとき頭の中でグルグルと余計な事を考えてしまう「妄想」は、現実に起こっているのではないため考える時間の無駄であり、精神的パワーを消耗してしまうので止めるべきということが印象的であった。

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

最近の私の口癖は「無になること」。無になると、仕事や人間関係に無駄なイライラや感情を抱かないので、仕事が捗る。そんな生活をしていると、「今日は天気が良いな」「これ美味しいな」など些細なことに喜びを感じて、幸せになれる。
この本を読んでブッダの考えを取り入れることで、悩みが減って、皆さんの生活も豊かに...続きを読むなると思います。
オススメの一冊です。

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Posted by ブクログ 2023年12月08日

・①生存欲 ②睡眠欲 ③食欲 ④性欲 ⑤怠惰欲 ⑥感楽欲(音やビジュアルなどの感覚の快楽を味わいたい) ⑦承認欲
→欲はモチベーションとして利用するまでであって、目的そのものにはしない。「改善(快を感じられる工夫をする子育てをしている世代のお母さん、)」「執着」「納得」

・人間関係をめぐる不満は、...続きを読む「求めすぎる心」から来ている。自分や他人に「求めすぎていないか」常に気をつける。

・判断は気持ちの良いもので、承認欲求を満たすツール。「自分も、他人も判断しない」で、素直でラクな自分になる。

・それは現実か?妄想か?
→妄想は妄想にすぎない。何が思い浮かんでも反応しない。

・ケンカの心理は、慢と慢のぶつかり合い。その言い分を通して自分の正しさを確認している。→最初から不快な感情が湧いたり、泣きや恨みの波に飲まれないように、「心の後ろ半分は自分の心を見る」

・苦しめ合うために、関わっているのではない。
理解し合うために、お互いの幸せのために、関わっているのだ。

・テキトーな反応に慣れすぎたわたしたち。刺激を減らす、外に意識を向ける。

・感覚に意識を向けて、妄想から抜ける。

・悩みの原因は「心の反応」である。心を可視化して、反応しない鍛錬を重ね、よりポジティブな方に心を使う。

・不快に出逢ったとき、「攻撃」か「逃避」か→「判断しない」(否定しない)
今を見据えて、正しく理解して、「ここからできること」に専念する。

・5つの妨げ①快楽に流される心②怒り③やる気のでない心④そわそわと落ち着かない心⑤疑い
妨げが襲ってきていると理解し、反応に逃げず、快を見つける

・「よりどころ」を世俗世界ではなく、心の内側に求める。この世界に溢れるあらゆる情報は、みな人間の心が作り出したもので、自分自身の心とは違う。

・競争させたがる社会

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Posted by ブクログ 2024年03月15日

ここのところ諸事情あって、まだ薄暗い早朝四時前から起床し活動しております。
早起きして暮らしていると一日が長い長い。
やるべきルーティンワークが済んでも「まだこんな時間?!」といった具合。余った時間は読書などしています。
こちらは二年前くらいに見つけて購入したもの。
手に取った当時、バイト先での人間...続きを読む関係にモヤモヤしていたのかな?たぶん。
一見、難しそうな内容かと思いきや、さらさらっと読めて、ストンッと腑に落ち、冷静になり自信を持てた覚えがあります。

自粛!自粛!と動きを制限され、思いも抑圧され、空気はずっと閉塞感、焦燥感、不安感が蔓延っていて。
かと思えば、突然やってきた災害や悲しい知らせに心を揺さぶられ。
誰も彼もが安心して落ち着いていられない状況が続いている世の中です。

ザワザワしてしまう心を、少しでも宥め賺すことが自分でできるなら、と改めて読んでみています。

(2020/07/19)

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購入済み

2020年08月13日

言っていることは正しいんだろうけど高度すぎて実践できないと思う

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