あらすじ
悩みは「消す」ことができる。そしてそれには「方法」がある――ブッダの「超合理的で、超シンプル」な教えを日常生活に活かすには? 注目の“独立派”出家僧が原始仏教からひもとく“役に立つ仏教”。
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Posted by ブクログ
仕事やプライベートで感情的になることがあり、読んだ一冊。
感情的になる原因が言語化され、スッキリする一冊だった。
・悩みの根本は「執着」である
・「執着」をさらに紐解くと、3分類。貪欲、怒り、妄想
・「あの人に嫌われたくない」などの執着からくる貪欲
・「あの人が一番悪い」などの執着からくる怒り
・「死ぬのが怖い」などの生への執着からくる妄想
・悩みの根本を執着ととらえ、欲なのか?怒りなのか?妄想なのか?と感情を分類することでスッキリする
・あとは時とともに悩みが薄れていく
感情をまずは箱に分類するという作業をすることで悩みから解き放たれるという発想は学びだった。
Posted by ブクログ
親の干渉に心がモヤモヤし心を落ち着けるためにこの本を読んだ。結論から言うとモヤモヤはかなり晴れた。全ての言葉が今の悩みに置き換えて読むと刺さり、心が救われる感覚があった。前から感情のラベリングなどは実践していたが、改めて他の考えも読めてとても自分にとって良い本当の出会いになった。
苦しみの元になる、心の反応をしないこと。反応せずに物事を受け止め言葉として理解すること。考えが全て妄想であると言うこと、現実の感覚と切り離すこと。慢という心の病気に気をつけること、自分が正しいと思い込まないこと。人生では快を目指すこと。慈悲喜捨をベースに考えること。
Posted by ブクログ
慈悲喜捨の実践。
正しい生き方を自分の土台に備えて、たとえ反応してしまってもそこに立ち戻れるようにしたい。
これは、妄想なのだ、これは承認欲求だと言葉をつけて観察する。
私にとって正しい生き方とはなんなのか、
Posted by ブクログ
仏教系の「生き方」の本は何冊か読みましたが、「出家したわけでも、聖人でもない私には無理」と書かれていることをあまり実践できませんでした。
けれど、この本は俗世界に住んでいる私が実践できそうな風に書いてあり、実際考え方や見方を変えてみると、心にしこっていたものが溶けていくのです。
読んで助けられました。
Posted by ブクログ
問題解決やアンガーマネジメントの本をよく読んでいますが、それを知った職場のメンバーから紹介頂いた本で読んで見ました。
僧侶の方が書いているので、仏教の考え方がベースにあるものの、宗教としての記載を極力控えめに分かりやすく綴られており読みやすいです。
日々遭遇する嫌なこと、過去に遭遇した嫌なこと、どんなふうに受けとめ、受け流していくか、なぜ人は感情で反応してしまうのか、どう対処していくのが良いか、順序立てて書かれておりとても納得しながら読むことができました。実際に相談を受けた事例なども書かれていたり、自分でも思い当たる内容がたくさんあり、物事をこのように理解していくことができたら、と改めて思いました。
ブッダが悟りを開いた、というのがこういうことだったんだ、と理解することができました。なかなかその境地には至らないと思いますが・・・
Posted by ブクログ
いかに自分が周囲への反応に振り回されているのかを思い知らされた。幾度となく出てくる、感覚と妄想の違いを意識するということを日常生活の中で取り入れてみたい
Posted by ブクログ
仏教をベースにどうしても拭いされない、時として態度や行動に出てしまう感情のコントロール方法を分かりやすく伝えてくれる。すぐにはできないけれど、その状態も認めた上で、「今のままでいい」ではなく、「今はこうだ」「じゃぁよくなるには?」をやっていきたい
Posted by ブクログ
ストレスフルな現代において、この本は、「反応しない」方法を教えてくれる。
とはいえ、人間にとって「反応しない」ことは簡単なことではなく、それは日々、努力して自分のものにしていけるということ。
「反応しない」とは、無感動&無関心ではなく、「客観的に観察する」などのことを指す。
宗教の一つとはいえ、仏教は「信じる」とかではなく、哲学として学び、自分の糧としていくというところがとても興味深い。
Posted by ブクログ
刺さった文章
他人の目が気になる人にとって、「妄想をやめる」ことが最優先課題です。なぜなら、妄想グセこそが、「他人の目が気になる」という悩みの元凶だからです。
いっそのこと、「妄想への向き合い方」を、ここで確立してはいかがでしょうか。
「妄想は妄想にすぎない」
「妄想には際限がないし、根拠もない」
「わたしはこれ以上、妄想を追いかけない」という立場に立ってしまうのです。
大丈夫、そのうち必ず、心が自由になる瞬間がやってきます。
Posted by ブクログ
本当にいい本だった。人生が辛いとき、いろんな解決方法があると思うけれど、若かった頃も今も、わたしにはやっぱり仏教の教えがしっくりくるようだ。学生時代に宿坊とか行ったの、懐かしいな。それはそうと、この本に書いてある「心の反応撃退エクササイズ」のようなものは、実践してみようと思うものがたくさんだった。ブックカバーをかけて、出かけるときも常に鞄に入れて持ち歩きたいと思うほど。何度も読んで、自分のものに昇華していきたい。
Posted by ブクログ
1. 悩みの本質と「自認」による緩和
悩みの正体: 嫉妬心、焦り、誰かを打ち負かしたい気持ち、これらはすべて自身の「承認欲求」から生まれている。
対処法(自認): 悩みを無理に消そうとするのではなく、客観的に理解する。自分の感情を「言葉」にすることで自然と自認できる。
効果: 自分の感情を自認するだけで悩みは緩和する。
2. 妄想から「実体の世界」への回帰
すべての悩みは妄想: 他人の評価、過去のトラウマ、未来への不安には実体がない。
対処法:五感への集中。 妄想の世界から抜け出すには、五感(視覚・聴覚・触覚など)に意識を向ける。五感こそが「実体の世界」であり、今を生きる手段である。
3. 「評価」の手放しと他者との境界線
自他への評価を止める。自分への評価も承認欲求による妄想に過ぎない。他人は別人格であり、自分と同じ価値観を持つはずがないと割り切る。すなわち他人への評価もまた妄想。
他人に感情を揺さぶられたら、その気持ちを客観的に捉える。その感情を「自認」する。再び「実体の世界(五感)」に戻る。
4. 結論(今後の姿勢)
「自分の人生を肯定する」
上記のステップを実践できているのであれば、自身の人生はきっと正しい方向に向かっている。自信を持って自分の人生を肯定していく。「これで良いのだ」と納得して生きていくことに自信を持てば良い
Posted by ブクログ
全く期待ぜずに読みました。どういった経緯でこの本を手に取ったかも覚えていないくらいでしたが、読んで本当に良かった本でした。
ブッダの教え、仏教の考え方ということでハードルが高いものと思っていましたがとても読みやすく、頭にスッと入ってくる優しい文章で書かれていたのですぐ読むことができました。
これからの人生の心の持ち様、どうすれば自分がなりたい自分になれるのかどういった学びをすればいいのかを考えていましたが、この本の考え方ができれば自分が目指している自分に近づけるのではないかと思えました。出会えて良かった本です。
Posted by ブクログ
◯整理
幸せに生きるには、他人の言動、起こったことなどにいちいち反応しないことが大切。反応しないためには、まず「自分は〇〇と反応しているんだ」と理解することが大事。そして、自分がいまどんな気持ちでいるのかを理解することが大切。自分の気持ちを理解するためには、ラベリングや感情の分類を行うとよい。その理解に立って、反応しているときは、「あっ判断したな」と意識したり、自分は自分と思ったり、開き直ったりするとよい。心を楽にする考え方は以下の通り。
①反応していることを理解する
・悩みや不安は大抵が妄想。妄想は、自分の心が生み出しているもの。だから、妄想していても苦しいだけ。
・今だけを見て、今自分ができることをするのみ。
②自分の心の状態を理解する
・自分が妄想にとらわれているのか、他人の言動に反応しているのか、自分が承認欲や不安などの感情に飲み込まれているのかなどを理解する。
・ラベリングや感情の分類などを行う。
③慈悲喜捨などの心がけをして、人々の幸せを願って過ごすこと
・結局、自分の承認欲や勝ちたい欲、不安、悩みは妄想なのだからそれらにとらわれてはいけない。
・その代わり、他者の幸せを願いながら自分のできることを行うことが幸せにつながる。
⭐️ 妄想ではなく、未来に向けて正しい方向性を見据えることが大事。そして、自分の最高の納得を目指して生きて行くことがブッタの考えたこと。
◯感想
自分は、承認欲や未来を勝手に想像してしまって駆られる不安、損得感情に悩むことが多い。よく考えたら、苦しくなるのは、未来への不安と他者からの承認欲が大半。だから、しんどいときは悩みは「妄想」と理解し、自分の気持ちを把握したい。また、今に集中して、できるだけ目の前の人の幸せを願って生きていきたい。この本は、日々のストレスを軽くしてくれた。自分の心を整理できる本。
Posted by ブクログ
すごくよかった。「ブッダの考え方」を原始仏教に学ぶ本になっている。とてもわかりやすく、ブッダの考え方を通して、辛いことへの考え方を教えてくれる内容だった。
まず印象に残ったのは、悩み・苦しみの原因は「執着」にあるということ。まさに、私自身が過去に起きた出来事も、執着がもとになっていたなと思う。
また、すべての悩みを解決する方法は「ムダな反応をしない」こととのこと。これにも納得。例えば、理不尽な相手の怒りをうけたき、反応しないことで相手が「あれ?」と怒りを収めたことを思い出した。
反応しないための方法として、マインドフルネスが紹介されていた。他の本でも読んだことがあったので、納得。
よかった
草薙先生の本は2冊目です。「反応しない」と心に念じることで、ずいぶんと楽に生きることができるようになりました。繰り返し読んで、習慣化していきます。
修行・正しい努力・心のおさめ方
学びが多い本です!八正道は知っていましたが、実践まで載っています。アドラー「課題の分離」にも仏教の面から説いています。私の心のルサンチマン(怒り)を見抜いた本です。少しでも最後の聖域に近づけるように正しい努力、修行を続けていきたい!
Posted by ブクログ
心がけ次第で見える世界が変わる。分かってはいても反応してしまうことは多々あるけど、本に書かれていたことを少しずつでも実践したい。良書でした。
・苦しみの原因は執着。執着を手放せないのは心の反応。無駄な反応をしない。
・心は求め続けるもの。承認欲がある。そういうものだから反応しても意味がないと理解する。
・心の状態を見る習慣を持つ
①心の状態を言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する
③頭の中を分類する(主に貪欲/怒り/妄想の3種)
・妄想をリセットするには「今、妄想している」と言葉で確認する。
・自分が正しいかの基準は「真実であり有益である」か。
・自己否定しそうになったら「私は私を肯定する」と言葉に出す
・過ちはつきものだが、正しく理解して「これからできること」に専念。
・悩みを半分にするには「心の半分を前に、もう半分を後ろに」使う。前を見る心は相手を(正しく)見る。もう半分は自分の反応を見る。
・人との関わり方の原則
①相手を判断しない
②過去は忘れる
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
⑤関わりのゴールを見る(お互いの幸せよために関わっている)
・人間の心は快/不快の二者択一。快を増やし不快を減らす。
・自分が納得できること、を基準に生活する
・生きていく上で問題は生じても、正しく心を使えば苦しみは無くなる。
・人生には悩みや問題はつきものと受け入れ、悩みを無くそうとせず「理解する」
・苦しみの原因は「執着」にある。執着は「心の反応」。心の反応には求める心や7つの欲求(特に承認欲)がある。
心掛けるのは執着を手放し無駄な反応をしないこと。
・心とは求め続け、故に乾き続けるもの。人生はそういうものだと理解する。
・心の状態をきちんと見る
①心や体の状態を言葉で確認する
疲れてる、緊張してる、歩いてる、など
②体の感覚を理解する
呼吸時のお腹の膨らみ、鼻で感じる空気、など
★悩みは心の内側に生じるから、悩みを抜けるには心の外にある体に意識を向ける
③頭の中を分類する
基本は貪欲(求めすぎ)、怒り、妄想(想像、思い出し、考えなど)の3つに分類できる
・正しく理解する者は、自分が正しいと思うこと(慢)がない。
・判断しないために
①「あ、判断した」と気づく
②自分は自分と考える
③素直になる
・どんな時も自分を否定しない。怒りを作るのは自分自身。
・自由な心を取り戻す方法
①外を歩く
②広い世界を見渡す
③「私は私を肯定する」と言う
・この瞬間だけを考える。人生に失敗はつきものだが、その時どう対応するかが大切。「今できることをやる」。
・自信をつける方法
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤こう動けば成果が出せると見通しがつくようになる
やる前から自信がある/ないはただの妄想。⑤の先に感じる手応えが本物の自信。
・悩みの解消は
①不快な「感情」が生まれるのを防ぐ。
相手の反応は相手に委ね、自分は反応しない。負の感情を向けられても受け取らない
②相手との「関わり」を考える
心の半分を前(相手の理解)に、半分を後ろ(自分の反応)に向ける
・困った相手との関わり方
①相手のことを判断しない
②過去は忘れる
相手と言い争った際の怒りの対象は相手だが、その後もイライラするならその対象は相手ではなく自分の記憶。
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
もし相手が理解しようとしないなら、関わる意味のない相手。一方的な苦痛に耐えなければならない関係は存在しない
⑤関わりのゴールを見つける
苦しめ合うためではなく理解し合いお互い幸せになるために関わっている
・人の心は快不快の2択。幸せになりたいなら会の反応を大事に、不幸になりたくないなら不快な反応をしない。快を増やし、不快を減らす。
・他人の目が気になるのは承認欲からくる妄想。
・怒りの記憶への対処法
①よく気づいて反応しない。
これは記憶に過ぎない、と言う。
②体の感覚に意識を向ける
歩く、スポーツをする、お風呂に入るなど
③反応の源を断つ
特定の人が原因なら距離を置く
・自分で出来ること以外、人からの評価、他人との比較などは全て妄想
・ネガティブ、不快なことには反応しない。気持ちを盛り上げる快の反応は意識的にする(面白いぞ、頑張ってるぞ、など)。
良い本です。
自己啓発本は色々読んだのですが、1番ストンと腑に落ちました。
「こう考えましょう!」とかぐいぐい来る感じでは無く、本当にあるがままをまず受け止めると言う考え方。
仏教の考え方が根底にあるのですが、仏教徒で無くとも理解し易く、またあまり宗教的な物を持ち出し過ぎず、なんとも丁度良いです。
「ああしなさい」「こうしなさい」と言われるとプレッシャーになるタイプにもオススメです。
真のマインドフルネス
今まで読んだ心理、考え方の本の中で一番好きな本でした。
読了後試しに本の内容を頭に散歩をしたら、なるほど!と思いました。
快の気持ち☆5つです!
おススメ
苦しみがあるのが人生、それをなるべく減らす心のあり方を拠り所に持っていよう、という話。正しいかどうかでなく、苦しみを減らすことでもたらされる自らの利益重視な生き方にシフトするとたしかに楽だと思いました。案外自分はこだわっていて、苦しみも迎合していたのだと気づかされました。今後はもっと苦しみを減らして生きてよいんだと思えた良本。
良いと思います
何事にもあまり動揺しなくなった年齢にも関わらず、とても面白かった。
「承認欲」は、取り扱いが難しいと思ってますが、取り敢えず、それを認識するだけでもええのかなという、安心感を得ました。
Posted by ブクログ
「反応しない」とは?
→心の半分を前に、半分を後ろにすることで、正しく理解すること。
人生とは?
→正しい努力−五つの妨げ(①快楽に流される心、②怒り、③やる気の出ない心、④そわそわと落ち着かない心、⑤疑い)
人生において大切なことは?
→「苦(不快)」を感じたら、「ここからスタート」として仕切り直すこと
→改善する(快に向けて善くしていく)こと
→慈悲喜捨とは愛であり、働く動機であり、生きる意味になりうること
→ゴールは自分で決めること
→無条件に人生を肯定すること
→これからの人生を信頼すること
Posted by ブクログ
とても今のわたしに必要なことが詰まっていた。周りを気にしない、目を閉じて自分と向き合う。承認欲は誰にでもあるけど、それを満たすことをゴールにするんじゃなくてうまく利用して、自分の本当に求めることに向かって進んでいくべきなんだって教えてくれた。
妄想もやめにしないと。事実だけをみて感覚の方に意識を集中させよう。
Posted by ブクログ
アンガーマネジメントに近いかなと
自分の心を実況する
なぜこの感情なのか考える、答えを出す
過去、直前の後悔をするのではなく、今に集中する
厄介ごとには関わらないさ自分を守る
ブッダって凄いなぁ
Posted by ブクログ
事実と妄想を分けるという考え方を実践していこうと思った。
宗教の思想というよりは思考法として興味深く、生活する上で大事な事が多く書かれている。
Posted by ブクログ
【要約】
ブッダの教えを「超・合理的」な思考法として現代風にアレンジし、日常のあらゆる悩みを根本から解消する
①すべての悩みの原因は「心の反応」にある
すべての悩みの原因は、出来事そのものではなく、それに対する心の反応にある
・心の反応:
日常は、満員電車のイライラや他人への不満など、絶え間ない「心の無駄な反応」で構成されている
・悩みの本質:
外部の出来事(嫌な上司やニュース等)が問題なのではなく、それを受け止めて心が動いてしまうことがストレスを生み出す
・解決策:
悩みそのものを消そうとするのではなく、「最初から無駄な反応をしないこと」が、悩みをゼロにする唯一の合理的アプローチ
②反応の背景にある「求める心(欲求)」を理解する
心が反応してしまう背景には人間が持つ「求める心(欲求)」がある
・7つの欲求:
ブッダは苦しみの原因として、生存欲、睡眠欲、食欲、性欲、怠惰欲、感楽欲、そして現代人にとって最も切実な「承認欲(認められたいという欲)」を挙げている
・渇愛:
常に何かを求め、満たされない心の状態を「渇愛」と呼ぶ
・客観視の重要性:
「自分には今、認められたいという承認欲があるのだ」と冷静に理解するだけで、心の反応は自然と静まる
③無駄な反応を止めるための具体的トレーニング
反応をリセットするための実践的な方法
・ラベリング(言葉で確認):
「私は今、怒っている」「私は今、歩いている」と、自分の状態を客観的な言葉で確認することで、感情から抜け出す手法
・身体の感覚に意識を向ける(マインドフルネス瞑想):
目を閉じて呼吸や手の動きの感覚に集中することで、思考(妄想)を止め、心をリフレッシュさせる
・3つの箱に分類する:
自分の心の状態を、「貪欲(求めすぎ)」「怒り(不満)」「妄想(思い込みや不安)」の3つに分類して観察することで、心を客観視する
④競争社会を賢く生き抜く考え方
他人の評価や勝敗が気になる社会で、心穏やかに生きるための智慧
・判断しない:
「これは良い・悪い」「あいつは嫌な奴だ」といった主観的な判断(決めつけ)は、一瞬の快感を生むが、精神を疲弊させる
・戦略的シカト:
自分の仕事や人生を前に進めるために有益な情報以外、特に上司の独り言やSNSの雑音には反応せず、スルーすることを推奨している
・正しい動機(慈悲喜捨):
相手を否定したり自分を否定したりすることをエネルギーにするのではなく、相手の幸せを願い、他者の喜びを共に喜ぶといった「慈(相手の幸せを願う)」「悲(相手の悲しみに共感する)」「喜(相手の喜びを共に喜ぶ)」「捨(執着や欲、怒り、妄想を手放す、「自分がどう見られるか」ではなく、「相手にどう喜んでもらうか」という貢献の方向に意識を向ける)」の心を動機とすることで、ストレスなく競争社会を生きられる
★結論
外的な成功(年収や地位)に執着することではなく、自分自身の心が「これでよし」と思える「納得」のいく人生を送ることが目的
ありのままの自分を肯定し、無駄な反応を削ぎ落としていくことで、どんな環境下でも安らぎと幸福を手に入れることができると説いている
Posted by ブクログ
ブッダの教えを名言交えて分かりやすく伝えてくれる一冊。
反応しないこと、反応する前に理解をすること。判断せずただ整理すること。
自分自身を肯定すること。
周りの目から自由になる、周りから評価でなく自分軸を大切にすること。
Posted by ブクログ
職場の人に悩みを相談したら、こちらの本を貸してくれました。
(以前AIにもオススメされていた)
悩みが多く、当てはまることばかりでした。
求め続ける・怒り・妄想
求めすぎていないか・過去は忘れる・判断しない、妄想だと自覚する
このあたりを意識していこうと思います。
後半、競争についてふれられていますが、
ここがよかった&自分の中でまだ腹落ちできていない
勝手に始まる競争社会で乗るか降りるかの二択ではないことを提示してくれます。
ただ、自分の基準というのを見つけるのが難しそうです…
(仕事、キャリア、生き方などなど)
しっかり考えてみようと思えました!
Posted by ブクログ
区切りの箇所かわかりやすく、読みやすい。
どのパートからでも読める内容でした。
何度も増刷されているようで、
タイトルから興味がある方は一読のかちがある一冊だと思います。
文章は語りの口調ですが、癖がないので読みやすいです。
良い一冊にまた出会えました。
Posted by ブクログ
第1章「反応する前にまず、理解する」
苦しみを解く鍵は「正しく理解すること」
苦しみを解く最強の智慧は正しく理解すること。自分の心をよく理解するよう努め、合理的な考え方を学ぶことが大事
将来を信頼し、自分の心を正しく理解することで苦しみは乗り越えられる
悩みの原因は「心の反応」
悩みの原因は「心の反応」。背景には「求める心」や「七つの欲求(特に承認欲)」がある
心の状態を把握するには①言葉で確認、②感覚を意識する、③貪欲・怒り・妄想の三つに分類して観察する
ラベリングで心を落ち着ける
落ち着かないとき、まず「今、自分の心はどんな状態か?」と言葉で確認する(ラベリング)
日常動作にも使える——食器を洗いながら「食器を洗っている」、歩きながら「今、歩いている」と言葉にする
言葉で確認すると心が落ち着き、反応から抜け出せる。メンタルヘルスの基本
求めすぎる心・怒りの理解
人間関係の不満の多くは**「求めすぎる心」**から生まれる。貪欲に支配されると自分も相手も苦しくなる
怒りはもともと「求める心」に始まる。「これは怒りの状態だ」と理解するだけで客観視できる
怒りっぽい人は実は**「悲しみ」を抱えている**(後悔・挫折感・自己嫌悪など)
怒りを「理解する」という心の習慣で、怒りっぽさ・欲求不満・気難しさは解消できる
落ち着きを保っている人は怒りによって行動・言葉・思いが乱されることを防ぎ、心の自由を保っている
第2章「良し悪しを判断しない」
「いい・悪い」「好き・嫌い」の判断をやめる
判断が人の心を縛りつける。完璧主義・頑張りすぎ・潔癖さはすべて「判断」から生まれる
仏教が目指す「正しい理解」とは**「正しいと判断しない」**こと。お互いにわかり合い貢献し合える関係こそ大事
「自分が正しい」と思うこと(慢)がなければストレスも溜まらず、関係を良好に保てる
自己否定・攻撃・逃避の悪循環
自分を否定すると承認欲が満たされず怒りが生まれ、①攻撃(キレる・怒鳴る・いやがらせ)か②逃避(さぼる・引きこもる・刺激に依存)を選択してしまう
こうした反応が出たとき、自分も周りも「なんとかしないと」と考え悪循環に陥る
判断しないための3つの方法
①一歩、外を歩く——すぐ外に出て散歩。五感(目・耳・鼻・口・肌)で感覚をキャッチする
②広い世界を見渡す——今この瞬間、世界はどう見えるかに目を向ける
③**「わたしはわたしを肯定する」**と自分に語りかける
「やってみる」という発想
①やってみる→②体験を積む→③ある程度の成果が出る→④周囲に認められる→⑤見通しがつく、という5ステップ
「やってみる」という発想に立てば仕事・人生はかなりラクになる
妄想には反応せず**「妄想にすぎない」**と正しく理解することが大切
妄想とは「脳のデタラメ」
妄想とは脳のデタラメであり、真に受けない
対処法:①「妄想には際限がない」と自覚する、②どんな悪い内容でも「妄想にすぎない」とはっきり認識する
ブッダの合理的態度——反応しないことが勝利
罵倒されても**「反応しないことが最高の勝利」**
相手に反応して心を失わないこと。「相手にゆだねる」ことが人間関係の要
第3章「マイナスの感情で損しない」
欲求と「快・不快」の仕組み
欲求の満足が幸せにつながるのは、本人が「快」を感じられる場合だけ
欲が膨らみすぎると「焦り・不安・頑張っても認めてもらえない」という不満になる
欲求はいったん手放してよい。ブッダの思考法:苦(不快)を感じたら仕切り直す
「快」を感じる生き方が合理的
欲求を生きるエネルギーに変えて**「快」を感じる生き方が合理的**
欲に駆られて不快を感じている姿と、快を大切にする姿——人の人生は常にこの二つに分かれる
ムダな欲求に手を伸ばして「不快」を抱えている生き方は不合理
「不快」を感じたら、ブッダに倣って反応をリセットする
第4章「他人の目から自由になる」
妄想をやめることが最優先
他人の目が気になる人にとって、妄想をやめることが最優先課題
妄想グセこそが「他人の目が気になる」という悩みの元凶
妄想には際限がなく、根拠もない——**「妄想を追いかけない」**という立場に立つ
「改善」で快を増やす
「改善」とは快を感じられる工夫をすること(BGM・環境・カラーリング・道具・アプリなど)
心は快か不快かの二者択一の反応をしている。「不快」を感じたらやる気は逃げる
**「正しい努力」**とは人に認められるためではなく、内面の動機から動くこと。無目的に作業を続ける中で「意味があるか」を問い続けることが大事
目を閉じて心を観察する
まず「外を見ない・人を見ない」——目を閉じて心の内側だけを見つめることが出発点
目を閉じたら「心の状態」を見る。どんなモヤモヤした雑念も「あってよし」と客観的に観察する
タイマーで15〜20分を目安に続けると心が浄化されクリアな状態になる
第5章「正しく競争する」
慈・悲・喜・捨の四つの心(仏教的な愛)
慈(慈しみの心)——相手の幸せを願う心。自分の都合や欲求を通さない
悲(悲の心)——相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解する心
喜(喜の心)——相手の喜び・楽しさをそのまま理解し、共感する心
捨(捨の心)——手放す心、捨て置く心。欲や怒りという反応に気づき、ストップをかける「中立心」
これら四つをまとめて「愛」と表現する。仏教的な愛は日常の「愛」よりやや厳密
五つの妨げ「要注意リスト」
敗北・挫折のとき、心には常に五つの妨げがある
①快楽に流される心
②怒り
③やる気の出ない心
④そわそわと落ち着かない心
⑤疑い
この状態では物事をよく理解することも正しく考えることも、いつまでも続くであろうこともできない
これらに気づき、一つずつ対処することが「正しく競争する」こと
心穏やかに生きるヒント
この本にはさまざまな心穏やかに生きるヒントがあったと思う。特に私の印象に残ったことは,苦しみのない心でいるためには,「相手に反応して自分の心を失わないこと」だった。
これは眼の前の相手の嫌な言動に対してだけではない。自分自身の過去についても同じことが言える。自分が過去に何か嫌な目にあった時,それがずっと昔のものでも,自分がその過去の記憶を思い出して,また嫌な気分になることがある。これも,反応していることの一つである。自分自身で自分の心を暗くさせてしまっている。
このような反応によって起こる苦しみは私にも意外に多いと読んでいて気がついた。
自分の苦しみがどこから来ているのか気を付けて生活しようと思った。
Posted by ブクログ
知人が貸してくれて読みました。
反応しないってどんな事なのか最初はよく分からなかったけど、人と比べず一喜一憂するなという事なのかな。
ブッダの考え方は現代にも通ずる普遍的なものがあります。現代の競争社会やSNS疲れを感じている人にはオススメの本です。