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能は退屈どころか、本当はとてつもなく面白い。700年におよぶ日本の伝統文化の蓄積があるからだ。太閤・秀吉や五代将軍綱吉は相当な能狂いだった、桃山時代までの能は今のおよそ2倍の速度で演じられていた、世阿弥の晩年はよくわからず、その著書『風姿花伝』は明治末年まで一般にはその存在すら知られていなかった――等々、能の歴史を楽しく学びつつ、日本の伝統芸能の本質も理解できる。日本人なら教養として知っておきたい、確かな史料に基づいた能楽史の入門書決定版。
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Posted by ブクログ
能楽を生まれから現在まで通観できる本ってそんなにない気がするからとてもありがたい。あまり専門的になり過ぎず読みやすいし。 神事としての翁、それを本芸とする者たちが余芸として始めたのが能。能には猿楽と田楽とあったが、田楽は二座だけで競争なくマンネリ化したのが原因で衰退したと考えられる。 義満と世阿弥で...続きを読む発展した能。風姿花伝の魅力。戦国時代には各地に下向し戦国大名を頼った能役者。秀吉の能狂い、3か月ばかりで少なくとも10曲は覚えた。禁中能という横紙破り。 能はかつてもっと軽快で、桃山時代の上演時間は現在の6割強だった。 武家式楽としての能と時の将軍による気まぐれ。ただ稀曲として埋もれていた名曲を掘り起こした綱吉。井伊直弼は能の曲を書いていた。町入能や勧進能。 能派と歌舞伎派で天覧を争った旧公家大名と元勲。海外流出した最古の翁面。国威発揚の新曲や、右翼に槍玉に上げられた蝉丸など。 最後、能は他の芸能と比べようもない、異次元の芸能としている。具象性を極限迄削ぎ落とした抽象性の極致にあり、合うか合わないかがはっきりしている。能が歌舞伎のように興行で命脈を保とうとし、観客である不特定多数の大衆の志向に合わせる道を歩んだとしたら本質的な魅力は失われ、自己崩壊することは必至だとしており、大蔵流狂言方・山本東次郎家の「乱れて盛んになるよりも、固く守りて滅びよ」という教えを引いて、能のありかたの正論としている。
これまでどうやって能が生まれ、盛衰していったかを一つにまとめた本、猿楽の能を始めた能の原点に振り返りながら、観世流、宝生流、金春流、金剛流、喜多流とどのようにして権威を保ってきたかを武士や公家などとの繋がりから説明している。能の本質的な芸の深さなどは風姿花伝の内容からでしか触れていない印象。能自体を...続きを読む学ぶとなると別の本がいいのかも
国宝から歌舞伎観に興味が湧き、 その元は何かといったら能楽ということで 読んでみました。 私のようなど素人には 入門的に良かったかもです。 歴史が好きなので、歴史的にどうだったた と言われるとなんとなく頭に入ってくれる そんな感覚がありました。 能は高校時代に一度だけ観に行かされました。 が、その頃...続きを読むは、全くと言っていいほど 自国の文化に興味がなかったため、 ただただ退屈だっただけですが、 この作品でも後半の方で紹介されていた 秀吉時代の能の復刻版は観てみたいと思いました。 また、先日、謡の体験してみて、あの独特な節回しで 何を言ってるのか、聞いてて分からないものが 意外とちゃんと日本語だ〜(当たり前だけど) と妙に感動して、ちゃんと観たら面白いかも と思いました。
能の歴史を概観している本です。 能についての解説書では、多くのばあい能の大成者である世阿弥に多くのページがあてられていますが、本書は700年におよぶ能の歴史の全体像を提示しています。とくに、豊臣秀吉や徳川綱吉が能に傾倒したことや、明治維新以降に幕府の庇護をうしなって苦境に陥った能が、天覧によって復...続きを読む権の手がかりをつかみながらも、その後の政治に翻弄されていったことなどが説明されています。 巻末の「むすびに」で著者は、「能は、具象性を極限まで削ぎ落とし、抽象性の極致にある芸能だ」といい、そうした能の本質を理解する観客をそだてていくことが、これからの時代に能が受け継がれていくための道ではないかと語っています。そして本書は、そうした能についての理解をひろめていくことをねらいとしています。 ただ、本書の叙述はもっぱら歴史的な事実を説明することに終始しており、著者の理解する能の本質がいったいどのようなものなのかということについては、明確に語られていないように思います。「能は、具象性を極限まで削ぎ落とし、抽象性の極致にある芸能だ」と著者が語る理由について、もうすこしくわしく語ってほしかったという気がします。
<目次> 第1章 能の成立と世阿弥 第2章 太閤の能狂い 第3章 武家式楽の裏側 第4章 能の近代 <内容> 能をオーソドックスに知りたい人向けではない。タイトルを見て買ってはいけない。世阿弥も全然詳しく触れていない。どちらかというと、一般の人が知らない、秀吉や綱吉などの能狂いと、戦前の右...続きを読む翼・軍部系の能の題目にまで口を出したことを知ることができるところか?
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教養としての能楽史
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中村雅之
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