教養としての能楽史

教養としての能楽史

825円 (税込)

4pt

3.0

能は退屈どころか、本当はとてつもなく面白い。700年におよぶ日本の伝統文化の蓄積があるからだ。太閤・秀吉や五代将軍綱吉は相当な能狂いだった、桃山時代までの能は今のおよそ2倍の速度で演じられていた、世阿弥の晩年はよくわからず、その著書『風姿花伝』は明治末年まで一般にはその存在すら知られていなかった――等々、能の歴史を楽しく学びつつ、日本の伝統芸能の本質も理解できる。日本人なら教養として知っておきたい、確かな史料に基づいた能楽史の入門書決定版。

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教養としての能楽史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年04月14日

    能の歴史を概観している本です。

    能についての解説書では、多くのばあい能の大成者である世阿弥に多くのページがあてられていますが、本書は700年におよぶ能の歴史の全体像を提示しています。とくに、豊臣秀吉や徳川綱吉が能に傾倒したことや、明治維新以降に幕府の庇護をうしなって苦境に陥った能が、天覧によって復...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    <目次>
    第1章  能の成立と世阿弥
    第2章  太閤の能狂い
    第3章  武家式楽の裏側
    第4章  能の近代

    <内容>
    能をオーソドックスに知りたい人向けではない。タイトルを見て買ってはいけない。世阿弥も全然詳しく触れていない。どちらかというと、一般の人が知らない、秀吉や綱吉などの能狂いと、戦前の右...続きを読む

    0

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