あらすじ
怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、
教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた。
大学4年の春。授業でChatGPTを知った私は、宿題をサボるためにその活用法を編み出した。
プログラミングにも使えることを知り、出来心で「#100日チャレンジ」に取り組み始めた。
毎日1本、新しいアプリ(作品)を作り、X(旧ツイッター)に投稿するというものだ。
暇つぶしで始めたそれは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、そして飛躍をもたらした……。
―― Z世代の著者によるAI駆動型プログラミング学習探究記 ――
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時代は生成AIですから!
生成AIでプログラミングもできると聞くけど、実際に自分もやったことない。というか、何から始めればいいのか分からない。だから、この人の行動力は単純にすごい。
そして、生成AIは自分の能力を超えない、という結論。ほんとその通りだと思う。
冒険譚みがあるというか、爽やかにスカッと読めて、読後感が良かった。
Posted by ブクログ
AIが出力したプログラムを、「自分が書いた」という言う。気持ち悪い。
ただこれは、ワープロが世に出たときにも言われたのだろう。「手書きじゃなくてワープロが書いたものを、自分が書いたと言うな」と。
これから、この著者のように、高速道路をとてつもなく速いスピードで進むような若い人たちが台頭してくるだろう。
自分が古い人間になりつつあることに気づかせてくれる良書。
Posted by ブクログ
ゆるコンピュータラジオで紹介されていたので。
私もプライベートでChatGPT/Claude/Geminiでガチャガチャ遊ぶので、
この方の体験談・失敗に「あるあるだ~!」「わかる!」と何度も頷いてしまった。
ボトルネックが自分なことに気付くのは誰もが通る道(誇大表現)だと思う。
「人生って何がきっかけで変わるかわからないから面白い」
それを具現化した、ちょっと変わった本だった。
Posted by ブクログ
IT業界に長く身を置いて、ある程度の歳を重ねて来た自身の経験している立場から興味深かった点をあげていく。(エンジニアではありませんが。。。)
・最初はChatGPTを使って授業をハックしていく件である。生成AIは自身の外部脳、拡張脳として使うのが最も有効であるというのが、コンセンサスとなりつつある。
自身を成長させる壁打ち相手という考えである。
プログラムの初心者はどのようにして生成系AIと付き合えばよいかという良い指針となっていると思う。
(○○について教えての回答をコピペするのはNGという事も示唆している。)
・ズブの素人が専門家に成長する過程をトレースすることは非常に難しい。何故ならその道の専門家は子どもの頃から某かに秀でいて、成長譚を丸ごと記録するのは困難である。成長の軌跡を追うのは変数が多すぎる為である。
その点、著者の場合はプログラムって何から始まっているので、成長が追体験できる。また最初のコードなどが残っているので、掛け値なしの成長の記録を見ることができる。(新卒社員に日報を書かせるにも同様の効果を狙ってのことである。暫く後に見直すと成長が実感できる。)
・効率化、怠け者、好きなものに熱中する。
実は企業が最も欲しい人材である。効率化、再現性は必ず組織で必要とされる事である。年長者はそれが分かっているから、今やっている事を続けなさいというアドバイスをしているのだろう。
設計してコーディングして、リリース。はソフトウエアの設計工程である。実地では、コーディングの制約ルールがつく。既存コードの改修する場合、他コードに影響を及ぼさないように且つ制約の中で動かす必要がある。
例えば、反応速度が制約である場合、コード数行の世界でなく、設計から見直す事もままある。ガワは同じでも、構造変更されているという事がより大規模にされていると考えて貰えるといいだろう。テストも品質担保のため、設計と同じ程度されている。
教授から数学や物理学などのススメがそれとなくあるが、勧める理由としてシステムエンジニアに必須だからと言う説明がある。自分の解釈ではそれが基礎原理だからということだというメッセージと捉える。
学習には大きく2パターンあり、習熟パターンの善し悪しはその人の性格によるものが大きい。
・基礎原理→実証→振り返り
・実証→振り返り→基礎原理
どちらを先にしてもいいが、教科書学習が苦手な著者は後者の方が性にあうのだろう。資格試験などで過去問を解いて、後で教科書を見るパターンと同じである。
・周りの年長者が無条件で応援する役割に徹しているのが心地よい。Macブックを「かして」あげたり、就職の世話をしたり、著者の才能に対してそれとなく支援をしている。
(もう使わないので、といってMacブックを貸してあげたり、在宅勤務の企業を推薦したり、就職面接の時のバックを貸したり、著者の負担のないようそれとなく支援をするというのは理想的である)
年長者は若者にバトンを渡すという使命があることを理解しての行動をしているのが痛いほど分かり心地よい
・著者は文章を書くのがうまくないといっているけど、読みやすい文章で、読み物として成立している。心境の部分、事実の前後は成長をみせるため、多少の脚色をしていると思われる。それを含めても限りなくノンフィクションとして成立している。
・個人的に
ASCIIの遠藤さんの名前をこの本で聞くとは思わなかった。週アスはよく購入していたのでインターネット老人会の身としては胸熱である。
最近の若い人はハードウエアとOS、クラウドがゴッチャになっているケースが多いと思っていたが、著者もという事で苦笑。
中大の職員用食堂は利用させてもらったのでイメージ喚起に役立った。
100日チャレンジはキャッチーで良い。自分でもできそうという気にさせる。
別分野で同様のチャレンジをするなどの広がりを感じさせる。次のチャレンジの後押しとなるであろう。
Posted by ブクログ
chat GPTとの付き合い方を改めて考えさせられた。
chat GPT任せから、最終的に自分主導に切替わったという点が面白い。
自分の能力以上のアウトプットは出せない。
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私の周りで何人か読んでいらっしゃる方がいて、読んでみたいなぁと思っていたところ差し入れでいただきました。ありがとうございます!
著者はいわゆるZ世代。自分の子ども達は生成AIがスタンダードな世代となり、更にZ世代よりもさらに異なる思考回路の世代となっていくことだろう。著者のフレーズ「人は努力を美徳と捉えるけれど、努力や苦行という感覚ではまず続かない。それよりも、どうやって楽しく自然に習慣化していくかが重要」という思考は、「苦しくても努力を続ければ成功する」と教え込まれた私たち昭和世代と比べると、まさにZ世代の思考だ。努力の大切さは否定しない。ただ、努力という言葉の読み替えが必要だと思う。自分の子ども達世代には、更にそのことが大事だと思う。
実は、今、ある創作をしていて、日々、ChatGPTにも相談したりしながらアイディアを考えている。100日チャレンジの創作過程における思考回路の変化を、自分の創作活動と照らし合わせながら読んでいた。それもまた、「努力や苦行では続かないこと」と自己認識したところ。
著者の今後がどうなっていくのか気になる。先生からのアドバイスの通り、いったん就職した会社は必要な職歴を得た後に辞めて、海外で博士課程の道に進んでいくのだろうか?優秀な人材の海外流出というのも今の日本が抱える悩ましい課題だ。
Posted by ブクログ
チャレンジする人はかっこいい。最後の編集者の言葉で締めくくられるのに、ぞくっとした。
「面白い企画ですね。ぜひ一緒に本を作りましょう。原稿の締め切りは……100日後でお願いします」
物語が終わるのではなく、始まる感。
Posted by ブクログ
#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
大塚あみ 著 日経BP
昨年末だったか、今年の年始だったか。都内に向かう電車の中吊り広告でこの本の紹介を発見。なんとも興味深い本のタイトルで面白そうだなぁと思った。
そこからしばらくして、本の存在を忘れていたが、また都内に向かう電車の中で目にとまった。この日は書店に行くようはなく、「これほど宣伝されているのだから、本屋に行けばすぐに見つかるだろう」と何の気にも止めなかった。
結局、買ったのは8月上旬。書籍は重版され手に取った本は、4月25日で第1版第7刷発行。ビジネスに分類されているのか、なかなか普段歩く書店のルートでは出合えず、購入した場所もあまり足を運ばない大型書店「ジュンク堂」。
たまに出かける書店ではこういう出合いがあっていい。それほど意識をしている訳ではないが、滅多に行かない書店では、普段意識をしない本棚を見るようにしている。もしかしたら、目当ての本棚が見つからないだけかもしれないけど。
「あ。これ前に気になっていたほんだ。」タイトルや表紙のインパクトって大事だな。忘れかけていた本と僕を繋いでくれた。
帯には「怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、プログラミングに取り組んだら、教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトエンジニアとして就職できた。」と何ともインパクトの強い文章が綴られている。そういえば、電車の中吊り広告も同じデザインだったと思い出した。
著者の大塚さんは、怠け者だったり、不真面目だったりと紹介されているが(実際に、ChatGPTに「大学のレポートをサボる方法を教えて」と訊ねている)、とんでもない。自分の信念をしっかりと持っている人である。「成瀬は天下を取りにいく」の主人公成瀬あかり。リアル成瀬あかりと言っていいだろう。他人の価値観に流されずに自分の信じた道をいく。たとえ相手が教授であっても、自分の揺るぎない考えを正面からぶつけることができる。『努力が時代に合わない』伊藤教授と大塚さんのこのやりとりは、著者のありのままを現している場面なのであろう。実際には、著者本人にしかわからないことなのだろうが、この辺りから大塚さんの「チャレンジ」が変わっていくように感じた。
本には著者が取り組んだプログラミングについて詳細に書かれているのと同時に、著者を取り巻く先生方とのやりとりの場面が綴られている。プログラミングについては、多少専門用語も含まれているが著者の行動を追体験することで、初心者にもわかりやすく解説されているので読みやすかった。
アプリ作りを通して出会った教授陣とのやりとりが大塚さんの「チャレンジ」をアプリ作り以上のものに拡大させていった。「私の才能」「論文を書く意味」「正解って何?」「不本意な受諾」などの章には著者の葛藤や心境の変化が伝わってくる。ぜひ繰り返し読みたいところだ。
読んでいて自分の学生時代を嫌でも思い出してしまう。当然、著者のように何とか楽をしたいと思いながら生活をしていた。それでいて、面倒なことから「誤魔化して」逃げていた。ここが著者と当時の自分との違いだと感じた。自分の信じること、その根っこをいかにして大きく太く育てられるのか。読んでいてその一言に尽きる気がした。今だからこそ、感じ取れたことかもしれない。今だからこそ、気づいたことかもしれない。良い本と出合えました。ありがとうございます。
熱く。そして影響を受けました
新卒でエンジニアでした
あれから30年経ち、今の人はこういう手段で開発に触れ、
わからない事を様々な形で理解していく環境を手に入れている
でもそれを能動的に使いこなせるか、受動的になるかで、
学びのスピードは段違いになるはず
改めて生成AIで開発を学び直したいと思う内容でした
Posted by ブクログ
1日1本アプリを作るのを、100日間続ける。
タイトルを見て、「なんて果敢な挑戦なんだ!」とびっくり。だけど読み始めると、「なんだ、生成AIを使うのか…それならできそうかも?」と意外と楽ちんそうな雰囲気。
でもここからがすごかった。ChatGPTとの付き合い方を徐々に学び、自身のプログラミングスキルを高める必要性に気づき、どんどんと成長していく著者。
100日間の軌跡を辿っていくと、そのすごさに感銘を受けるし、何よりずっと楽しそうなのが良い。
時間も忘れるくらい、毎日プログラミングに没頭している様子は、若い頃のわくわく感を思い出させてくれる。
著者の今後の活躍を応援しつつも、私も何かを100日間続けて進化してみようかな、とモチベーションを高めてくれる本でした。
Posted by ブクログ
奨学金貰ってるのに、自炊しなくて3食外食。ゲームばっかりしてスマホ2台持ってバイト無し?
そりゃ頭痛持ちになるよね。
ハテナばっかだけど、やってることは熱い。
ものの半年で人生2周半ぐらいしてる。
出てくる単語は8割方わからなかった。
情報系のこの辺りまでは基礎がなくてはだめなんだなと納得。
Posted by ブクログ
継続とは苦行ではなく、習慣として楽しむものだ
読みやすいし、自分なりに何か100日チャレンジしたくなる!
そんなふうに思えるのは、「え?もしかして私にもできる?」って思わせてくれる、親密さがあったからだよね。
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プログラミングのことはよくわからなかったし、
chat GPTの使い方について新しい知見はなかったけど、面白かった。
ゲームのコミュニティに参加して「自然と英語が喋れるように」なったり、素敵な先生たちと出会って就職先まで面倒を見てもらえたり、正直ポテンシャルが違いすぎてずるいと思う部分もあった。なんとなくみんなと同じことをして、同じような道を辿る方が実は楽なのに、楽をするために頭を働かせて自分のやりたいことに全力を注げる著者がうらやましいと思った。
私がこの人に見習うことのできる部分ってあるだろうか…?もう少し考えてみたいと思う。
Posted by ブクログ
前提として、この筆者の方は、とても優秀なんだろうけど、習慣化することの大切さは、万人に共通すると思う。
学びとモチベーション向上の助けになる良い本でした。
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面白かった。筆者の努力というか、頭の良さがすごかったな。たぶん中大だよなこれ。
でも2025年の今、chatgptでちょっとしたゲーム作るくらいなら誰でもできるよなって思った。
学生のうちにとりあえず頑張ったってことが重要なんだろうなと思いました
Posted by ブクログ
AI×アプリ開発×100日チャレンジということで、また流行りに乗った表面的な企画かなと思って読み始めたが、その予想は見事に裏切られた。
著者は大学である程度プログラミングを経験していたところからスタートしているため、そもそものスタートレベルが高く、また、その後もアプリのレベルを高めるべく、物理法則などもしっかりと勉強しながら、着実にレベルアップしていった。
またそれらを研究成果としてきちんとまとめ上げており、生成AIを使っているとはいえ、ここまでのことを達成できる人がこの世にどれだけいるだろうか。
こうしたAI世代を見出し、正しい導き方を示した伊藤教授にも賛辞を送りたい。
自分自身も負けてられないと感じた。
Posted by ブクログ
Chat GPTをうまく使いこなして、学会での発表まで行うまでになった大学院生さんのお話。なんだか現代ならではのサクセスストーリーだ。まだまだやれることはあるのではないか、と明日への希望につながる本だった。
いかに手を抜くかを真剣に考え、ChatGPTを使おうと思い立つところがきっかけ。それから自分を律するため、100日間毎日アプリを作ろうと、100日チャレンジを始めるというお話。日記風に進む自伝だ。
最初はプログラミングの基礎も知らないで、ChatGPTに丸投げで作っていた筆者が、段々とコーディングの仕組みを理解し、自ら工夫し、効率化を図り、本物のプログラミング技術を学んでいく過程がとても面白い。
後半は外国の学会で発表するまでいっちゃう所がすごいとしか言えない。
筆者のすごいところは自ら始めただけの企画、100日チャレンジを本当にやり遂げてしまうところだ。その継続力と、より良いものを追求する探究力がすごい。多分9割以上の人が途中で辞めてるよ。
筆者の周りの人のサポートもすごいけど、周りを巻き込んでいく筆者の人間力もあるのだろうな。正直言って羨ましい。
プログラミングに詳しくない人間でもアプリが作れるという希望になった。ちょっとやってみようかな、と思わせる本。多分9割くらいは途中でやめるだろうけど。挫けた時には読み直すと良いかも。良本。
Posted by ブクログ
ギリ4って感じ。なぜなら小説じみた感じだったから。
ただ、自分に似てるなと思う点がプラスだった。
100日チャレンジは自分が今までやってきたonly1しゅうかんなどと近しい物を感じ、それを突き詰めればこんなふうになるのだと考えさせられた。
努力というか楽しんでる。という感じ。
そういう物を探すと良い暇つぶしになりそう。
Posted by ブクログ
この本で著者が先生にどうして手助けしてくださるのか質問している場面があるのだが、その答えが「近々の学生は熱心に勉強や研究をしてくれない。何かを成し遂げたいと息巻く学生も実際には何もしてないに等しい。私がサポートできるのは何かをやり始めた人に対してだけだ。何も考えない人には適切な手助けができない。」とあって、
とても心にグサッときた。
著者の何かを始めて、それを継続してやり遂げること、それを努力と思わず楽しんで向上心をもってやり続ける姿に学ぶものがあった。
今、夏休み中盤でたるんでやるべきことをできていないので著者を見習って頑張りたい。
Posted by ブクログ
私も一介のエンジニアとして、本書を楽しく拝読しました。
この100日間チャレンジを通じて著者は自分の性格を見つめなおしていますが、「手を抜くことに全力を尽くす」という性格はまさにエンジニアの本質であり、プログラミングとの相性の良さを感じました。
努力を努力と思わずに続ける心意気、そして楽しむ姿勢こそが継続の秘訣なのだと、改めて実感しました。
普段は勉強するとき、まず参考書を一通り読み、その後に問題集を解くという流れを取ることが多いのですが、参考書は解説中心で手を動かして考えることが少ないため、途中でだれて飽きてしまうことがありました。そこで著者のようにまずは手を動かして取り組み、その後に参考書でフィードバックを得るという流れを、一度試してみたいと思います。
Posted by ブクログ
chat GPTを用いてプログラミングを行い100日間で数多のゲーム(アプリ)を作成した大学生の記録。まずは楽しようとする事に対する努力と行動力が素晴らしい。それに飾らない率直な文章が読んでいて好感が持てる。彼女をサポートした先生方も優秀だがご本人の能力も高いように思う。問題点の解析が1日目から既にできている。怠惰な様で10時間近くプログラミングの解を求めている(サボらない様な環境構築も自分で見つけている)ところを見るに確実に将来仕事が出来る人となる事が窺える。
読んで終わりにせずに彼女に倣って行動したいと思える本。
Posted by ブクログ
プログラムを書けない大学生がChatGPTで100日連続でアプリ(ほぼゲーム)を作る話。
プロンプト投げて、ハイ完成!程度かと思いきや、1日10時間、合計950時間掛けて学びを深めていった猛者だった。何でもないことのようにさらっと書かれているが、100日続けるのは凄すぎる。これだけ圧倒的物量をかければ、自然と理解は深まり、関連知識は芋づる式に身につく。けれど、分かっていてもできるものではない。再現性はないが、著者がどのような思考をしながら経験を重ねてきたかを知ることができる。
今の時代、初学者がどうやって壁を乗り越えるのかを考えるけど、AIだろうが何だろうが、使えるものは何でも使ってモノづくりを続けることに価値があるように思う。
Posted by ブクログ
電車の広告で見て気になって。思ってたよりただ明るい話というよりエッセイ的?まぁ技術の話ももちろんあるけども
続けることって成長になるよねぇっていうのとそれを、受け入れられるキャラクターというか器の大きさもある気がするな
私はゲームやらないからそこまでゲームの引き出しもないんだけど引き出しの多さも含めてすごいよなぁっていうのは感想
Posted by ブクログ
2025/04/30予約 85
Chat GPTを使ってそのままコピーするわけではない。素人の私にはそのあたりの理解もできないので詳しく書かれた様子を想像もできないけど、使いたい、うまくいかない、必要に迫られ勉強する、という著者の行動が変化していくことがおもしろい。
Posted by ブクログ
大学生っていいなあ
どこにでもいるサボりたがりの大学生、みたいなツラしてその実ラノベの主人公顔負けに設定盛りまくったヤバいやつだった。
知能にも行動力にも社交性にもツッコミどころしかないんだけれど、開発もメモも発信も、なんでも継続するのが偉すぎる。
Fake it till you make it, とにかく貫く姿勢は見習わねばならない。
自分も、インプットしてばかりじゃなくて手を動かさないとダメだな。
Posted by ブクログ
ある女子大生が授業の演習の中でChatGPTを使い、アウトプットしたことをきっかけに大きなチャレンジへと向かうお話。タイトルの通り、100日間毎日ゲームなどを創り、X上にアップしていく。そのため毎日パソコンと長時間向き合い、なんとか一日一日をこなしていく。AIに問いかけては、返ってくるものを組み合わせ作り上げていく。わからないこともその場で訊きながら、ちょっとずつクリアしていく。新しいかたちのものづくり。なんか自分も試したくなる。そんなうまくいかないと思うけど。
習慣化できたことが語られていたが、それを読んでふと、意識→行動→習慣→人格、という言葉を思い出した。
Posted by ブクログ
体力がやばい
1日12〜13時間アプリ作りつつ、趣味も交流もやってどうなってるのか
微分とかの話が出てきて「もしや」と思い、英語独学でペラペラです、で「あ、違う世界の人だ」シャッターが閉じた(逃げるな)
生成AIでプログラミング、GASとかブラウザ上で動くのならイメージ湧くけどアプリってNO知識でどう作るんだ…?と思ってたら辿り着き方がすごかった
満足いく出来じゃなくてもとにかく決めたルールに間に合うように出すって大事だなあ
就職したくなさそうすぎるし、企業もこんな尖り人材なんだから通り一遍の面接すなよw
Posted by ブクログ
ChatGPTは人間の補助線、支援ツール。
最終的に判断するのは自分自信。
様々な提案をしてくれるからこそ、最適解を決断するための知識・学習は必須だと思った。
良い回答を得るためのプロンプトの仕方も分かって参考になった。
著者の地頭が良いっていうのもあるけど、100日間ゲームアプリを投稿し続けたという継続力が素晴らしいと思った。
「楽しんでやること」「記録すること」「結果から改善点を見つけ、自分の頭で考えること」の大切さを改めて感じた。