書店員のおすすめ
科学的根拠がある体に良い食物、良くない食物などがわかりやすく噛み砕いて説明があり、どういう食事を取るべきなのかきちんとした根拠に基づき説明されている本。今、日本では「お肉は体に良く、いくら食べても良くダイエットになる」という食事法があるが本書では著者は否定している。「赤い肉(豚肉、牛肉」の食べ過ぎは病気になるリスクが高いことを述べている。また興味深かったのは「残留農薬の多い農作物」である。イチゴや桃は非常に残留農薬が多く、リスクのある食べ物だということをわかりやすく説明している。サプリメントに関しては効果はなく、体質により「病気リスク」が発生することを提言している。世界保健機構などの資料も記載されており、科学的根拠に基づき健康生活を実践したい人にはおすすめの本である。