1%の努力

1%の努力

1,650円 (税込)

8pt

2000年代に「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」を成功させ、今は英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人をしつつ、パリで余生のような暮らしを送るネット界の超有名人・ひろゆき。

その「謎の生い立ち」に焦点を合わせ、人生において「どこ」が頑張りどころだったのか、ターニングポイントでどんな判断をしてきたのか。その「考え方の考え方」の部分を掘り下げる。

たとえば、テスト用紙が配られたら上から順番に解くのではなく、全体を眺めてできそうなところから解く。
そんなふうに、一歩引いて頑張りどころを見つけるような「努力しないための努力」(=1%の努力)の話を、印象的な7つのエピソードをもとに、時系列でまとめた。


序文 「1%の努力」とは何か
エピソード1 団地の働かない大人たち ――「前提条件」の話
エピソード2 壺に何を入れるか ――「優先順位」の話
エピソード3 なくなったら困るもの ――「ニーズと価値」の話
エピソード4 どこにいるかが重要 ――「ポジション」の話
エピソード5 最後にトクをする人 ――「努力」の話
エピソード6 明日やれることは、今日やるな ――「パターン化」の話
エピソード7 働かないアリであれ ――「余生」の話

「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だ。
これの真意をみんな誤解している。
本当は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということだ。しかし、「努力すれば道が開ける」という表現で広まっている。
発明の世界では、出発点が大事だ。
「光る球のようなものを作ろう」
という考えが先にあって初めて、竹や金属などの材料で実験をしたり、試行錯誤を重ねたりして努力が大事になってくる。
ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない。耳障りのいい言葉だけが広まるのは、不幸な人を増やしかねないので、あまりよくない。
そんな思いから、この本の企画は始まった。

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1%の努力 のユーザーレビュー

4.2
Rated 4.2 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    片手をあけておく
    守るべきラインは何か明確にする
    壺に入る大きな岩は何?
    自分にとってストレスに感じる仕事は?
    なくなったら困る体験を仕事にする
    人と違うことをPRする
    夏休みの宿題の片付け方が才能
    「この1週間で 新しいこと はあっただろうか?」

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    著者からの世に対する応援が詰まった内容でした。上からではなく独自の視点から丁寧に書かれています。仕事の関係で買ってから読むまでに時間かかってしまいましたが、もっと早く読めば世の中の捉え方が変わり、今までの生き方も楽になっていたかもしれません。これから行き詰まることがあれば読み返して行きたいと思える本

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    最小の努力で最短の結果、を出すことを推奨した本。
    決して口は悪くはないし、「確かに」と思う部分も満載だが、ひょっとしたら、いわゆる真面目に生きていた人からすると、ちょっと嫌気がさすかも。

    ただ、私はこの本は楽しめたし、主張はよくわかった。



    ・エッグスタンドのある家とない家
    エッグスタンドはな

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    年齢も近いので共感するところが多かったです。今は苦しいことでも後で笑い話にしてしまえ、というのは自分もいつも考えています。片手は常に開けておけというのも、なるほどなと思いました。全体的に、ひろゆきという人の考え方がうまくまとまっている本だと思います。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい。
    昔の夏休みの宿題の取り組み方は、確かに今の仕事の仕方に通じるものがあると感じた。
    そして、職場の良い雰囲気を作ることも一つの才能でバカにはできない、という内容も、最近仕事であまり成果を出せていないと感じている自分にとっては心が軽くなった。これからもムードメーカーと呼ばれる自分でい

    0
    2025年01月07日

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