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ひろゆき氏が教える「本当に頭がよくなる」方法が、累計100万部突破の「見るだけノート」シリーズに登場。イラストを見るだけで直感的にわかる本です。ロジカルシンキングから、論理的な話し方、厄介な人を説得する方法、できる人と言われる方法、論理だけではない頭のいい思考法まで、ひろゆき氏ならではの現実的に役立つ方法が満載です。
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Posted by ブクログ
本書は、難解になりがちな「思考の質」という概念を、徹底的に言語化・図解化し、日常のルーティンへと落とし込んだ一冊。著者が定義する「頭の良さ」とは、生まれ持った知能指数ではなく、物事の優先順位を合理的に判断し、生存戦略を有利に進めるための「技術」に他ならない。
特筆すべきは、その圧倒的なアクセシビリティ(読みやすさ)だと思う。各トピックが端的に構成されており、具体例も卑近で理解しやすい。読者の多くは、掲載されている手法の多くを「既に実践している」あるいは「既知である」と感じるかもしれない。しかし、感覚的に行っていた振る舞いに対して、ロジカルな裏付けと意味付けがなされるプロセスは、自身の行動指針を再認識し、強化する上で極めて有益である。例えば、身体の欲求に従った栄養摂取の妥当性など、些細な直感に科学的な妥当性を見出す視点は、日常の解像度を一段高めてくれる。
一方で、著者の真骨頂である「逆張り思考」などの提言については、その文脈や適用範囲を読者自身が吟味する必要があるのではないだろうか。すべての状況において有効な銀弾(特効薬)ではないという批判的視点を持つこと自体が、本書の提言する「頭を使う」ことの実践とも言える。
結局のところ、本書の核心は「おわりに」に集約されている。提示された知見を単なる知識として消費するのではなく、いかに小さな習慣として生活に定着させられるか。この「習慣化」という泥臭いプロセスこそが、知性を磨くための唯一の回路であることを、本書は軽快な筆致の裏側で厳粛に突きつけている。
【評価の決め手は…】
概ね既知の内容ではあるが、行動の根拠を再確認でき、一部の新しい気づきを習慣化へ繋げる動機付けとなる標準的な良書であるため。
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