あらすじ
★シリーズ累計91万部突破のベストセラー『頭に来てもアホとは戦うな!』著者の最新刊!
★MBA&ロースクール修了、国内外のエグゼクティブプログラムを多数履修、
誰よりも学びを深めてきた著者が初めて書いた!
★哲学、歴史、地理、地政学、投資、テクノロジー、人間観察etc.
今、私たちは世界が大きく変わろうとする歴史的な転換点にいる。
変化が加速する時代に、学びに時間もエネルギーも使うのは、必須の投資である。
学べば学ぶほど、変化はチャンスに変えられる。
激変する時代を、楽しく幸せにたくましく生き抜くための希望の書、誕生!
【目次】
はじめに――学ぶことは、あなたを幸せにする
序章 「大学習」時代の到来~なぜ今、学び続けることが必要なのか?
第1章 なぜアジア地政学プログラムが最も長く成功しているのか?
第2章 学びの基本は哲学
第3章 歴史と地理をつなげると人生は明るい
第4章 地政学を使って変化を先読みしてチャンスをつかめ
第5章 人間の仕事は好奇心の発動しか残されない
第6章 時間持ちこそ人生の勝者
第7章 投資思考が人生を豊かにする
第8章 世界最強のビジネススキル~観察力
第9章 テクノロジーを使い倒せ
終章 継続的な学びが未来を切り開く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とてもよかった。
アジアの地政学、時間の大切さ、資産リッチになることの大切さの章がとてもよかった。
地方に住んでいると、視点が高くなる気がしました。
Posted by ブクログ
どんなことをどんなふうに学んでいくことが大切か、ということをわかりやすく説明されています。
単なる勉強でなく、幅広い視野を得る大切さがわかります。
地政学、哲学、歴史‥どれも相手の立場になって考えてみる、自分たちを客観視できる学びに。
投資思考の大切さ。
学校卒業して、就職したらあとは定年まで‥という時代ではなくなったからこそ、この変化の激しい時代において、生涯学び続けることって重要。
学び、挑戦し、出会いを大切にしていく。
心がけていきます。
Posted by ブクログ
面白かった。アフリカの少女が開花していくエピソードで思わず涙。挑戦したい。挑みたい。ピンときてる。失敗しても、学び続けたい。海外大学院に行く意欲がどんどん高まる、、
「すべてをそのままに保ちたければ、すべてを変えなければならない」
文化庁の調査によると、2023年度は1か月に本を(1冊も)「読まない」と答えた人が62・6%に達し、過去最高。
哲学と歴史を学ぶ。
重要な発明はミスから生まれる
好奇心こそ生きるエンジン
時間持ちこそ価値がある
投資思考、人生の全ては投資である
よく「習慣化」が大事だと言われる。でも、それだけでは突然飽きてしまうことがある。 しかし、「道楽化」すれば最強だ。幸せホルモンが出続ける限り、疲れていても、時差があっても、打ち込んでしまうからだ。道楽となっていれば、勝手に努力を続けてしまう。
AIが進化し、そこかしこに浸透する今後は、まさに自分の脳が幸福を感じられない指示待ち作業は、全部捨てられるのだ。 AIが最後までできないのは、好奇心に基づく探求である。好奇心とは、自発的であると同時に、脳内に快楽を感じさせるものだ。 逆に言えば、好奇心を発露できる人間は、AIを指示待ちパートナーとして徹底的に活用できる。リーダーとしてAIを率いて、いいコンビになれる。
ピカピカの経歴を売りにする者は、逆に我々庶民の共感を得られず、世間知らずのレッテルを貼られ、これからの激変の時代を乗り切るリーダーとしては、不適格の烙印を押されかねない。 失敗していない人には、私は賭けない。 なぜなら、そういう人は、これから立ち上がれないような大失敗を間違いなくやるから。
苦労を必要以上に前面に出すほうが、いい時代となってきた。 というか、若くして苦労を買ってでもやって乗り越えていくのだ。良家の子女として育った人は、がんばっても努力が認められにくく、やっかみを受けることもあるかもしれない。
Posted by ブクログ
老いては子に従えと言う言葉の引用もあるが、毎日が学びである。AIをパートナーとして、職業を道楽化する。好奇心こそがもっとも大事。ルーティンも大事だが、そのルーティンを外す動きもまた大事。旅は、新しい気づきを与えてくれる。シンガポールの博物館も筆者は好きなのかもしれないが、日本やニューヨークの博物館に行くことで前向きに、新しいアイデアと出会えると、博物館を特出ししている。確かに、ナショナルギャラリーは素晴らしい。アートがもたらしてくれる刺激は本当に素晴らしい。
また、幾度となく出てくるケーススタディ、ロールプレイは、大前研一氏が課題として出すRTOCSの考え方そのものだ。もし、あなたが、、、だったらと言う仮定を置き、それをベースに思考を巡らしていく。なりきること、第三者となって自分を見ること、つまりは視点の切り替えがポイントである。
MBAまでは、筆者と同じく自費でとっているのだけれど、ここからはエグゼクティブMBAなど、世界最高峰の教育に触れていくこと、学ぶ続けることが大事だと言う点は本当に同意するところだ。学びを止めないことが、おそらく世界を変えるチャンスだからだ。彼のロジックは、人口増加、資本、生産性向上の掛け算がセオリーとなっている。生産性向上の部分がもっとも日本に欠けていて、教育、人材投資にチャンスがあろう。ネットワーキングとアイオープニング、視野拡大、に機会を持って成長していくこと。確率がセオリーではほぼ0%のことが起こるのが世界である。だからこそ、この0をゼロでなく、想像し、考える力が必要だ。未曾有の危機とはよく言ったものだが、それは起こるのである。日本は日本の芸風で勝負すべきで、そこに勝機があるというのが本書であった。