【感想・ネタバレ】「超」入門失敗の本質のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月11日

原著「失敗の本質」が難しそうだったので、こちらから入門してみた。
太平洋戦争の教訓を現代社会に活かすために、戦略、リーダーシップ、組織論など多岐に渡って学びがあり、なるほどと頷きながら読んだ。
どこを切り取っても金言が多く、自分の行動に何を活かせるか考え始めている。定期的に読み返したい一冊。

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Posted by ブクログ 2023年06月03日

原書を読む前に、ざっと理解するために読みました。平易な文章にて、現代のビジネス事例に符合させて解説していただいており、さらっと読めました。高齢化、コロナ対応など、閉塞している日本にも当てはまる事が多々あり、マスコミの情報鵜呑みにして、思考停止になったり、一つの正論からすべてに展開しがちな空気感の醸成...続きを読むなど、まだまだ本書からも学ぶべき事が多いと思いました。原書もチャレンジしてみます。

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Posted by ブクログ 2022年05月04日

第二次世界大戦の日本の敗戦を分析した「失敗の本質」
1987年に書かれてから30年後、2012年に失敗の本質を噛み砕いて書かれた一冊。

失敗の本質に書かれている日本軍の敗戦の理由は大きく7つ
1.戦略が曖昧
2.変化に対応できない磨き込み
3.イノベーションが生まれない型の思考
4.虎の巻に当ては...続きを読むめる型優先
5.現場をうまく活用できない。組織制度が硬直的。
6.現場の情報を取りに行かず、正しい現状把握ができずにリーダーシップが発揮できない。
7.集団の空気に支配される

1.戦略が曖昧
戦略はなにの指標を追うかを決めること。
日本の零式戦闘機は当初効果を発揮した。それは日本がその前の戦争で活躍したパイロットを育て上げて一流のパイロットに育てていたから。
防御が弱い代わりに機動力の高い零式戦闘機を腕のいいパイロットが操縦することで高い能力を発揮していた。
このときの指標は「機動力」

一方でアメリカは同じようにパイロットのスキルを磨くということをしなかった。機動力で戦うのではなく、
・零式戦闘機と戦う際には2機で向かうオペレーションに。1機が囮になり、もう1機が後ろから撃ち落とす ・玉が当たらなくても掠れば爆発するVT信管を開発。腕前を高めていかに銃弾を相手に当てるかという戦いの土俵に乗らなかった
ことで零式戦闘機に対抗した。

追うべき指標を変えること。
インテルなどももともとはメモリ(DRAM)の会社だったところからMPU(マイクロプロセッサ)の会社に転身。他社が「処理速度」という指標で戦う中、マザーボード+MPUの組み合わせで「活用しやすさ」を追求しシェア争いに勝利した。

2.日本的思考
1のパイロットの話がまさにそうだが、既存の型の中で磨き上げるという日本的思考。武士なども腕を磨いて個人を磨き上げるという職人的な思考。仕組みや組織で勝ちに行くアメリカとは違った仕組み。

アメリカがゲームのルールを変えているなかでも白兵戦の腕を磨いていても勝てない。

3.イノベーション
イノベーションを生み出す3ステップ
①戦場を支配している「既存の指標」を発見する
②敵が使いこなしている指標を「無効化」する
③支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う

スティーブ・ジョブズがアップルでやったこともそう。PCの単純な性能技術だけでは他社の方に利があったが、「性能」という指標から「アプリで誰でも使いやすい」という指標に戦場を変えてしまった。

4.型の伝承
インテルはDRAMの会社からMPUの会社へ。当時日本製の安価なDRAMが市場に参入してきており苦しい状況が続いていた。
とはいえDRAMで勝ち続けてきたというアイデンティ意識や過去の成功体験からなかなか撤退に踏み出せないでいた。

そんなときに経営陣がある日思いついた質問が「僕らがお払い箱になって、取締役会がまったく新しいCEOを連れてきたら、そいつは何をするだろう?」と。
これでDRAMの撤退が決められたそう。

対戦当時の日本軍は技術的に劣っていたわけではなく、例えばレーダー技術の開発などは行われていた。が、海軍の本部などでも「レーダーなんて技術に何ができる。俺たちは自分たちの腕を磨いてきているんだ」と過去のやり方を捨てきれず、結果的に当時最新鋭のレーダーをつけたアメリカの艦隊の爆撃にあっていくことになった。

5.現場の活用
アメリカ軍は科学者たちが研究と評価を自由に行い現場手動でイノベーションが生まれる状態を目指していた。
一方で日本ではイノベーションが生まれるのは「司令部」だという前提が。
現場の研究者のほうが研究を理解していると認めた上で、スタッフの自主性を引き出すことに成功できるのか。

人事は特にこれが現れる。
アメリカ軍では不適切な失敗をした司令官はすぐに更迭される。お飾り人事はなく、この組織では正しい行いをすれば評価され、そうでなければならないという空気感が醸成されていた。

一方で日本軍では無謀極まりないインパール作戦を主導した伊牟田中将が、のちに陸軍予備士官学校の校長に任命されるなど無謀な失敗をしても責任を取らないで済んでしまうという空気感が醸成されてしまっていた。

6.真のリーダーシップ
日本軍では正しい現場の情報が上層部に伝わりにくい組織になっていた。
作戦に対して悲観的な態度を取った上官は飛ばされ、無謀であっても楽観的に作戦を捉えて前向きなことを言う上官が評価される。

日産の立て直しのタイミング、カルロス・ゴーンは現場からとにかく声を集めたそう。リバイバルプランは社内の知恵を集めて生み出されていた。

7.空気
すでにコストを払っているからとサンクコストで作戦に固執してしまうなど。
「不都合な情報を封殺しても、問題自体が消えるわけではない」

リスクを管理せずに、リスクから目をそらしているだけでは何も得をしない。
想定されたリスクが何も対策をせずに起こらなかった場合、それは「リスクをかわす」ができただけ。

日本軍空母:防弾・防火設備がなく、敵の爆撃・魚雷をすべて避けないと生還できない
米軍空母:防弾・防火設備が施され、数発の爆撃・魚雷を受けても生還できる。

リスクに目を向けてこそ、対策ができる。

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Posted by ブクログ 2022年03月22日

■日本軍が反省すべきこと
文化として日本は転換点に弱いのか
→根本が情緒、関係性を重視しているムラ文化であることが要因か?

菊と刀 日本刀を練磨するイメージで勝利できると過信した?

日露戦争の日本海海戦の勝利が悪しき成功体験になった(表面的な型のみを伝承していた)

教養としてかつてあった兵法が...続きを読むなくなっていた

経験から学び強化する、プロセス改善により限界に到達
成功法則を虎の巻にしてしまう
体験的学習の文化

法則を理解していないから、成功の再現性がない
一点突破全面展開

シングルループ学習

新兵器レーダーを使用拒否

少数派(イノベーション)を排除しようとするムラ思考

現場の声を軽視していた

慎重論を唱えた人は、やる気意欲がないという理由で左遷(人事システム、

自分の信じたいことを、補強してくれる事実だけを見る(自己の意見に固執する)

平和時の安定

■アメリカから学ぶこと
狩猟民族の特性か?
合理的判断、理性を重視する思考。デカルト式

達人を不要とする思考が大事
相手の努力、技術を無効にする仕組み(創造的破壊)

ダブルループ学習:問題を解決する+想定した目標、問題自体が間違っている可能性を踏まえて検討する学習スタイル(そもそも前提がおかしくないか?)

戦闘の趨勢を決する指標を見極める(戦略に)

現場の意見を反映する

最前線の緊迫感を伝える人事システム

お偉方が現場の直接情報を聞く機会を持つ

勝利の条件に最大の注意を払う

居心地の良い安定を許さない仕組み

リスクがあることを考慮した空母の設計

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Posted by ブクログ 2022年03月15日

大きな会社で改革を起こそうとしている人や、管理職の人、過去大きな失敗をした人におすすめの本。過去や起きてしまったことは変えられないので、そこからどうするかが重要である。しかしながら、頭では分かっていてもなかなか出来ないのは、戦略ありきではなく、方法ありきであったり、異端を受け入れ難い風土、データの使...続きを読むい方、しがらみや習慣起因しているといったことなど、丁寧に解説してくれている。

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Posted by ブクログ 2022年02月02日

日本が太平洋戦争に負けた理由を組織論から説いていく名著«失敗の本質»をわかりやすく解説してくれる本です。仕事に活かせることができればと思いAudibleにて拝聴しました。
入門と書かれているだけありわかりやすかったですし、取り入れていけることが多々あると思ったので五つ星です。本も買い更に読み込もうと...続きを読む思います。

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

・戦略とは追いかける指標のことであり、その指標の有効性により勝ち負けが決まる。
・既存の指標を発見し、敵の指標を無効化して、新指標で戦うことで、航空戦は米軍が優位に変わったし、現代のイノベーションも同様の仕組みで起こる。
・実戦で優れた成果を上げた者を昇進させた米軍と、上司と組織の意向を汲んだ者を要...続きを読む職につけた日本軍の戦果への影響は明らか。
・コンチプランを持たなかったことも日本軍の悲劇的な大敗の一因。

会社組織としても学ぶところ多いが、コロナ禍において偉い政治家さんによく読んでもらいたい気がします…

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Posted by ブクログ 2024年04月22日

「どーして政府はコロナ対策でこうも失策を続けて繰り返すのだろう?」、そういう思いから、大東亜戦争時の日本軍が国力の差でなく組織や作戦の選択でどのような失敗を犯してきたのかという名著の要約版を読んだ、名著自体は難解らしいので。
 この本をさらにまとめたウェブサイトもあるので、それを繰り返し読んでいただ...続きを読むくのもよいが、突き詰めれば、日本人論になってしまう。アメリカが選択した行動との対照が鮮明だからだ。
なので、コンティジェンシープランを合理的に国民に示さず威嚇に用いるだけの政府はこれからもコロナ対策で失策を続けて繰り返すだろうし、政府を批判しても2割打者が急に3割打者に生まれ変わる能力をもっているはずもなく、いわばそれは日本の本質であり、日本に暮らす市民はそれを見据えて自分を守らなければともに自滅させられかねないと改めて感じさせられた。

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Posted by ブクログ 2024年04月04日

大東亜戦争の失敗から、日本人が陥りがちな失敗の要因を解説している。
「戦略とは追いかける指標を決めること」
とても印象に残るし、的を得ていると思う。

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Posted by ブクログ 2024年01月30日

文庫本で「失敗の本質」を買ってきたので、読み始める前に予習用で読みました。
忙しい社会人がササっと読めるように、文の終わりにポイントがまとめてあったり、一目でわかるようにシンプルに図式化していたり、予習用としてとても読みやすい本でした。

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Posted by ブクログ 2024年01月22日

本書の特徴
本書は、第2次大戦における日本軍とアメリカ軍の戦い方を比較し、敗北の原因を経営学的見地から分析した1冊です。大戦に至る経緯や敗因の分析その後の日本経済の復興について書かれた書籍はたくさんあります。対して本書では、敗戦を招いた日本軍の組織体質に着目し、21世紀になって活力を失いつつある日本...続きを読むの日本企業組織と驚くほど共通しているという問題提起、および日本の企業組織が今後イノベーションを起こすためのヒントを提示している点が特徴となっています。

この本をお勧めしたい人
事業でイノベーションを渇望する中小企業の経営者。また私自身は、いち会社員ですが、今後会社で成果を上げたいビジネスパーソンにとってもためになる内容です。

本書の中で印象に残ったところ
既にいろんなところで言われている「なぜ日本的思考は変化に対応できないのか?」について。本書は、「日本企業は既にある物を高い水準で真似する」「真面目に努力して取り組む」といったことは得意であると。しかし「自分の頭で考る」とか「言われたことを、ただ言われたとおりにやる」といった点を挙げ、このことが日本に画期的なイノベーションが誕生したり、次世代を担うリーダーがなかなか出てこない背景にあるのだと言っています。そして本書では、日本の産業から今後イノベーションを誕生させるためのヒントとして、企業組織で働く人一人一人に向けた処方箋を提示しています。例えば「言われた事に何の疑問も持たずにただこなす」姿勢を戒めるとか、自分なりに「こうやればいいんじゃないか?」など自ら考えて工夫をする大切さについて挙げています。要するに「受け身の姿勢で仕事をしない」「当事者意識を持って取り組む」という事を言っているのだと思います。私の会社は企業研修や社員教育事業をしているのですが、研修で教えていることと本書で示唆している内容が共通していてとても驚いています。

イノベーションのためには何が必要か?
以前、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」を思い出しました。司馬遼太郎さんは「自らが国家を担う気概を持ち、その意識を疑うこともなく政治・軍事・学問など各々の専門分野において邁進した」と述べていて、日露戦争で活躍した秋山兄弟と第2次大戦時の日本軍がとても対照的だと感じました。この「自らが国家を担う気概を持ち」こそ、「当事者意識を持つ」という事だと思います。

今後自分の行動をどう変えるか?
敗戦の要因として、本書は他に「戦略」の不在を挙げています。本書によると、戦略とは勝つための指標、自ら道筋を立てながら行動するという、指針や考え方を言うそうです。あらためて今後は、行動を起こす際も今まで以上に戦略を意識して取り組んでいきます。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

「日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ」
わかりやすく、勉強になる本だった

マインドマップにまとめる予定

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Posted by ブクログ 2024年01月04日

日本軍と現代日本に通底する弱点を論じた一冊。
キーワードは3点。無駄な勝利の積み上げ、達人への依存、都合の良い情報での会議。
日本は太平洋戦争で島の占拠数を目標としたが、アメリカは勝つために重要な島の占拠に特化した。
日本は技術を磨き伝承して達人を養成したが、アメリカはセンサー付きミサイル、夜間レー...続きを読むダー開発で日本の攻撃を無効化した。
日本はフィルタリングされた望ましい情報のみで会議したが、アメリカは現場のフィードバックを受け正確な情報で会議した。

これらに共通する日本の弱点は戦略の欠如。
日本は技術の錬磨が得意な故、大局を無視した部分最適に陥りやすい傾向がある。

変化の激しい現代、より戦略が重要になるだろう。
日本の組織だけではなく、個人に通底する課題でもある。自分の目標、目の前の取り組みが戦略的に正しいのか、随時自問することを習慣化したい。

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Posted by ブクログ 2023年09月12日

・失敗の本質
「目標」が明確になっていないと一貫性のない行動をとってしまい、遠回りになる。
「戦略」をきちんと立てないと、目標達成に対して遠回りになる。
限られたリソースをどこに配分するのか、目標達成に向けてきちんとした「戦略」を立てる必要がある。

一時的な勝利よりも最終的にどのような状態になって...続きを読むいたいかをイメージしておく。
すると、あえてここは撤退するところ、あえて隙を与えておくところ。など選択が可能になる。
これらも全て最終的な目的からの逆算。

ゲームのルールを変えたものだけが勝つ
→日本人は何かを極める=鍛錬がメイン
アメリカ人は根本的に常に勝つための指標を疑い、ゲームチェンジャーになる事を意識している。

同じ体験をしても、人によって感じ方は異なる。
1つの出来事に対して、10得られる人もいれば、100得られる人もいる。
量はもちろんのこと、質(感じ方)も同時にレベルアップしていく必要がある。

年齢が上がるほど、これまでの自分を常に疑うべきである。
過去の経験(成功体験など)に囚われずに、状況をフラットに見る。

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Posted by ブクログ 2023年04月15日

「失敗の本質」の解説・サマリー本。オムニバス的に、主題→論点→事例→まとめが分かりやすく纏まっていて極めて読みやすい。日本人論・ビジネス書としても読めるもの。

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Posted by ブクログ 2023年01月23日

名著 失敗の本質の解説本 日本人の良い点、悪い点がわかりやすく解説してある。
形から入り 本質を身につけるべき!

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Posted by ブクログ 2022年11月29日

戦時の日本軍組織の反省を描いているが、まさに近代日本企業における組織論、働き方に通ずるものがある。

読み進めるごとに自分のマイナス部分や属するコミュニティの改善点(もしくは魅力的な点)が浮かんでくる。

具体的なアクションに落とし込むには自分で内省するしかないが、日本教育を受けてきた人は間違いなく...続きを読む読むべき一冊の一つだと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月08日

1,「失敗の本質」を7つの視点から読み解いた本。その7つの視点とは、戦略性、思考法、イノベーション、型の伝承、組織運営、リーダーシップ、日本的メンタリティ。
 日本と他国の組織のあり方の違いとして、戦争における初期と終盤、戦後の高度経済成長期、失われた20年を上手く比較しながら、失敗の本質を掴もうと...続きを読むする本。
それをどうすればビジネス、日常生活に活かせるのかを教えてくれる

2,リスクをかわそうとしていては、成功することない。リスクを考慮して、最終目標にまで到達する。失敗は起こること同然のものと考える。

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Posted by ブクログ 2022年03月12日

自分が所属する組織に問題があると感じた人におすすめ。
組織の管理職につく人には読んでもらいたい。

【概要】
●『失敗の本質』で描かれた日本組織の病根は未だ完治していないという前提の下、その原因と対策を7つの章(視点)で紐解く。
●7つの視点とは、「戦略性」「思考法」「イノベーション」「型の伝承」「...続きを読む組織の運営」「リーダーシップ」「日本的メンタリティ」

【感想】
●本書で示される問題点は、自分が働いている組織の問題点に共通すると思った。組織の中には、問題点に気付いている人が多くいるはずなのに改善されないのはなぜだろうか。
●特に、顕著な業績を挙げずともそれなりの仕事をしていれば給料がもらえる組織、更には転勤のサイクルが早い組織では、管理職の者が「事なかれ主義」的に過ごしているのを見かける。自分がいる間は大きな問題が起きてほしくないという考えが、組織の健全化を大きく妨げるのであろう。中には、組織を思って行動する人物もいるが、行動すればするほど周囲から「面倒くさい人間だ」とあしらわれる。これではいつまで経っても問題の本質は改善されない。
●日本には、このような組織がたくさん潜んでいるのではないだろうか。意志決定権者である管理職につく人にこの本の熟読をオススメする。

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Posted by ブクログ 2022年03月09日

わかりやすくまとめている。
日本の老舗企業で、イノベーションの兆しがない企業は、必ずなにかが該当する。

イノベーションできないジレンマに陥っている人には読んでほしい。

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Posted by ブクログ 2022年02月20日

以前にも読んだが、その時はフーンだったが日本の組織に移ってあらためて読み返すと、本当その通りすぎてヤバイ。とあらためて認識。

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Posted by ブクログ 2021年09月20日

 Youtubeの要約サイトを見て面白そうと思い購入。
 面白くて示唆に富む内容だった。
 本書は、「失敗の本質」という大東亜戦争(太平洋戦争)でなぜ日本軍は米軍に負けたのか組織論の観点から分析した難解書籍の解説本です。
 本書では「失敗の本質」から学ぶ日本軍の”7つの敗因”が説明されていますが、今...続きを読むの会社組織にも当てはまるものが多々あるのではないか。
 特に、「戦略性のあいまいさ」や「現場と大本営(幹部)との乖離」、「イノベーションの起きにくい気質(環境)」は日本の会社(組織)に身を置いたことがある人なら何か思い当たる人が多いのではないかと思う。
 はっきりした戦略を持つこと。戦略に基づきそれを達成するための仕組みをつくることが大事ということか。
 何度も読み返してみたい1冊である。

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購入済み

日本の組織の弱点とは

2020年05月28日

大東亜戦争における日本軍の多くの過ちは、現代の日本的組織に通ずるものが沢山あると気付かされます。戦時の知識に詳しくなくても非常に読みやすいです。

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Posted by ブクログ 2023年10月30日

日本軍の硬直的なトップダウン体質は現代の日本企業と同じだと感じた
日露戦争は勝っても太平洋戦争で大敗
昭和は経済成長しても平成は停滞
全く同じことを繰り返していると感じました

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Posted by ブクログ 2023年09月14日

結局、この著者自体が典型的な失敗例を露呈してると思うんだけどなぁ。
内容自体は良かった。ただ、ご存知マイクロソフト、アップル、ユニクロを例にすると解りやすいでしょ!成功例です!ってのが日本の失敗例の具現化だと思うんだよな。
翻訳された自己啓発とか読むと例えが成功してる訳じゃない隣人だったりするけど、...続きを読む成功してるから正しい、権力あるから正義と、隣人でも堂々とケースとして紹介出来るの違いが会社組織のボトムアップもすくい上げる在り方の反映が…同じ事言ってるかな…

なんかそういうもどかしさは感じた。

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

読みやすいのは読みやすいんだけど(そこは良い)
こう思う、〜な気がする と言われると「はあ、そうかも知れませんね」「それはあなたのお気持ちでは」という気持ちになる

色々書いてあるけどウィッスという感じだった。数センテンス学びはありました。もうちょっと文量は短くできそうという感想です

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Posted by ブクログ 2023年04月27日

ある程度日本史の知識があったため、するすると読み進められた。「目標達成に繋がらない戦術よりも、目標達成のための大局的な戦略」や「ダブル・ループ学習法(想定した目標や問題自体が間違っているのではないかという検討を含む学習方法)」はビジネスだけでなく受験勉強や資格取得においても活用できるのではないかと思...続きを読むった。

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Posted by ブクログ 2022年04月07日

これで入門編か。
難解だけれど、なんとなく分かる。
戦術・戦略という視点で日本軍の敗因を分析し、新しい時代の転換点を乗り越えるための打開策を学ぶ。
変化に弱い日本の組織と日本人論。
ビジネスとも共通する部分が多く、組織のあり方を再考するための参考書のようだった。

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Posted by ブクログ 2022年03月05日

仕事の課題図書。

戦争という、日本人が忘れてはいけない過去の失敗からの学び。

日本は転換期になぜ弱いのか?

7つの敗因から「失敗の本質」を分析することで自分のビジネスに活かす!

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Posted by ブクログ 2021年12月07日

「失敗の本質」では 掴みにくいポイントをグッとわかりやすくまとめてくれています。
 レーダーの原型 八木アンテナを発明していながら活用に結びつくことなく 白兵戦に固執してしまった思考や、できる人に片寄ってしまう人事システムについてわかりやすく解説してくれています。

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Posted by ブクログ 2021年08月11日

『失敗の本質』にチャレンジしたことがあったが、非常に難解だったので、こちらで概要を把握しようと思い購入した。わかりやすいことはわかりやすかったが、戦争の失敗を無理に現在の経済に当てはめようとしているように受け取られたので、それこそ結果ありきの本ではないかと思えた。しかし、上層部と現場の温度差が問題だ...続きを読むというのはうなづきながら読んだ。

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