ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
2025/12/09
概念〜実戦まで可能な良本。戦略立案時に、参考に手元においておいきたいと思えるものでした。
ストーリーを話すテクニック
p115
PUNCH (パンチ)
①話のつかみは5つのうち1つあると良い
Pパーソナル
U予想外
N斬新
C挑発的
Hユーモア
②話のなかみは4つの要素を端的にまとめる
状況、困難、選択、結果
困難→相手の五感の認知機能に伝えるように、言葉を選んでいく
脳の勝手に余白を埋めたくなる性質を利用して、ストーリーテリングを使うと有効である。
先の見通しが全く立たない。一寸先は、闇のような環境に組織やチームメンバーを始め、私たちはされているわけですが -
Posted by ブクログ
フォン・フリッシュがミツバチの色覚やコミュニケーションを研究してノーベル賞を授与されたのは1973年。ミツバチの賢さと社会性はそれでお墨付きを得たようなものだったが、さらにその先の先があった。本書の原著は2022年刊。フリッシュ以降、半世紀の研究の展開。
実験をしてみると、道具も使えるし、観察学習もできる。遅延見本合わせの課題もクリアするし、(チンパンジーにも難しい)紐引き推理課題も解ける。仲間の個体識別もできるし、やらせてみると、ヒトの顔の識別もできる。喜怒哀楽もあるし、仲間への共感もあるようだ。個性もある。自意識ももっているかもしれない。まるで人間みたい。動物の行動や能力を「擬人化」しちゃ -
Posted by ブクログ
合計特殊出生率0.75というショッキングな数字。
他山の石ではない日本の現状も念頭に、K-POP,韓流ドラマというエンタメで世間を席巻している華やかなイメージの裏側を垣間見る。
熾烈な競争文化。韓国独特の表現である「相対的剥奪感」には、常に比較に晒され生きねばならない実情が詰まっている。ソウルへの一極集中は日本の東京集中の比ではなく、ソウル周辺しか職がない、さらには評価されないという現象が現代にも残っているというのが驚き。
家父長制もそうだけど、まだ日本と同様に燻っているのか。こんな状況に若者たちは諦観し、将来の不安を肌で感じることでこんな厳しい世界に子どもを引き入れるなんてかわいそう、と -
Posted by ブクログ
面白かった
また読み直す価値あり
呪いってオカルティだと思ったが、昔の呪いも今も呪いも変わらないのかもね
悲観すぎるのも良くないね
悲観してしまいがちだけど
悲観の罠とか面白かったな
たしかにリアリストって多くを知ってるって思っちゃう
すぐに答えを急がない
そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない
そう思いながらも心の底ではそれがストレスだったかも
なんでみんな真実を追いかけないんだよ!って思ってた
嘘かほんとかわからない情報が今でも飽き飽きする
でもわかんないでいいんだって思えると頭が楽になる笑
やっぱり人間は複雑に考えるのが嫌いなんだね笑
ありがと鈴木さん
ジャッジし -
Posted by ブクログ
「正解を外部に求めない」ことが、投資家として最初の一歩
投資本を読むたびに感じることがあります。「なぜ、同じテクニックでも人によって成功と失敗が分かれるのか」—という素朴な疑問です。
この本は、その理由を教えてくれました。
本書の最大の価値は、「万能な投資法は存在しない」という根本的な認識を与えてくれることです。個人投資家として150億円の資産を築いた片山晃氏と、機関投資家として常に市場を上回る成績を納めてきた小松原周氏—この二人が、全く異なるアプローチを提示しているという事実が、そのことを物語っています。
片山氏の「勝つ投資」について
市場が見落とした小型成長株に集中投資し、企業の -
Posted by ブクログ
ネタバレとてもとても良かった。
19歳か18歳の頃に買ってから3年近く経ってようやく読めた。
お金の持つ意味、価値やこれからの付き合い方について考えることが出来た。
お金自体に価値がある訳ではなくて、お金によって誰かが働いてくれるからこそお金には意味があって、個人のしてんじゃなくて全体の目線で考えるとお金を貯めることにはなんの意味もなくて技術だったり、人としての繋がりだったりが必要なこと。
自分がどこまで俯瞰的な目線でお金と付き合っていけるかは正直自信が無いし、やっぱりなんだかんだお金は力を持ってるとも思う。多くの人がお金には価値があると思ってるから。でもだからといってお金を持っているから偉いだとか -
Posted by ブクログ
古典は様々に訳される。たとえ同じ作品の翻訳だとしても、全く違った印象を抱くということさえあるのではないだろうか。プラトンのゴルギアスはまさにそのような著作の一つである。最初に読んだ藤沢令夫訳では、完膚(かんぷ)なきまでに論破されしどろもどろになるポロスとカリクレスの姿が、次に読んだ加来彰俊訳では、実にアイロニカルに問い詰めるちょっと嫌味な感じのするソクラテスの姿が印象に残る。そして今回の三嶋輝夫訳では、それぞれの登場人物が対等な立場から一つひとつの言葉の内実を確かめていく様子が印象に残った。
自堕落という言葉がある。従来、「放埒」と訳されてきたアコラシアを新版アリストテレス全集のニコマコス -
Posted by ブクログ
この本を読み、「楽しい」と「幸せ」は似ているようでまったく違う感情だと気づかされました。
「楽しい」は刺激が強く、人生に濃い味を与えてくれます。友達と笑い合う、挑戦が成功する、評価をもらう、できなかったことができるようになる。
そうした瞬間には躍動感や達成感、承認欲求の満たされる感覚があり、ドーパミンが大量に分泌されます。
一方で、「幸せ・幸福」はもっと静かで薄味です。のんびり、平和、ほっこりとした穏やかさ。強い刺激はないけれど、じんわり心が休まる感覚です。
本書を通じて自分の人生を振り返ると、私はお恥ずかしながら「楽しい=刺激」を優先するタイプでした。
お金、恋愛、セックス、美味し
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