【感想・ネタバレ】新版 思考の整理学のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

記憶力偏重の世の中において「忘れる」ことの重要性を説いてくれたこの作品はまさに目から鱗だった。知識だけの頭でっかちではダメだと。自ら考えることが大事だと力説されていた。
また読み返してみたい本の一つになったと思う。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

本書を通して、今まで自分がしていた記憶型の学習が、考える力を損なう可能性があることに、危機感を持った。

自分は資格をたくさん持つことは良いことだと考えていた。いわゆる、資格マニアと呼ばれる種族だった。しかし、資格のための勉強というのは、ただ知識を暗記するだけで考察することは少ない。

このような知...続きを読む識詰め込みの学習をしていると、考える力が身につかないどころか、損ないかねない。ある問題に対して、答えを持っていれば意見する。答えを持っていなければ何も言えない。
例えるなら、質問と答えの組み合わせが、データベースとして脳内に組み込まれているようなものだ。これは「自分の意見」ではないし、コンピュータに置き換えられても仕方ない。自分の思考プロセスに危機感をもった。

考える力をつけるために、以下の3点を癖付けていきたい。
①アナロジー思考をする
「これは〇〇に似ている」「例えるなら、〇〇のようだ」と類推して物事を考える。

②自分の解釈をもつ
作品を読んでみて、まずは自分なりの答えや解釈をもつ。その後、解説サイトや解説動画等を見て、自分の考えと照らし合わせて、さらに洗練させる(本書でいうところのカクテルのようなイメージ)

③まずは書いてみる
頭の内にある考えを、書いてみるなどして、アウトプットする。書く作業に抵抗感があるが、書き始めてみるとぽんぽんと書く内容が浮かんでくる。書きながら、矛盾がないか、考えを整理する。

本書で得た思考術を十分に活用して、考える力を身につけていきたい。

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

久しぶりに再読。考えがどのように生まれ、発展していくのか、ということについていくつもの視点を提示している本。あとは、仕事に向かう上でも問題解決のための頭の使い方という意味で、けっこう役にたつ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月16日

・食事間に空白を作り、脳をフル回転させよ
→脳のゴールデンタイムは午前中である
→朝食を抜き、12時までの間にその日の仕事を全て済ませてしまうのが良い
→その後朝食兼昼食をゆっくり摂る、眠くなってきたところで一眠りをする

・アイディアの種は一晩寝かせることによってより良い形になる可能性が高い
→夜...続きを読む中に良いアイディアが浮かんだとしても、睡眠を優先する
→しっかり寝て、翌朝に素敵なアイディアが浮かぶことが多い
→セレンディピティー(脱線に近いが、価値のある創造)を生む可能性もある

・積読法(つんどくほう)のススメ
→学びたい分野の本を5〜10冊用意し、メモも取らずに一気に読む
→徐々に1冊ごとの読破スピードが早くなる
→全て読み終えたら、記憶があるうちにメモに書き起こす
→本質的な部分以外が忘却され、純度の高い学びが得られる

・本を捨てる
→ただ集めて読んで、量が多いというだけで喜んでいては本末転倒である
→定期的な点検により、本当に面白い/タメになる学びだけを蓄積していける

・とにかく書いてみる
→良いアウトプットを意識せずに、とにかく頭の中身を書き殴る
→思ってもないアイデアが出たり、自然と内容が整理されたりする

・思考には褒めが必要不可欠
→どんなに良いアイデアも、批判の前ではすぐに挫けてしまう

・積極的な他者コミュニケーションと経験から、本から得られない知恵を得よ

・コンピューター(+AI)登場による、求められる人材の変化
→記憶と再生に特化した人材は不要になる
→その場の状況に応じた、独自の価値を生み出せる人材がより重宝される

・情報社会に溺れない方法
→知的メタボリック(余分な知識ばかりに頼り、価値創造をしにくくなる状態)から脱却せよ
→なるべく違ったことを挟むことで、「不要な知識を忘却する機会」を作れ
→例 : 読書の合間に散歩を挟む、等

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Posted by ブクログ 2024年03月12日

考える時に意識することは何かを気づかせてくれる一冊だった
春から大学生のため早くこの本に出会えてよかったです!

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

考えるきっかけを与えてくれる本だと思いました。知識をただ集めるのでは足りません。そこから自分で多くのことを深く考えることが1番重要なことだと思いました。また思いついたことや考えたことをメモに残し、アウトプットする必要があることを知りました。そこから新たな考えや学びにつながることがあると思います。読書...続きを読むをした時や勉強した時には自分の考えをメモに残し、アイディアとして保存することを心がけようと思います。

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Posted by ブクログ 2024年02月26日

この本を手に取ること以外で、思考についてここまで深く考える機会はないだろう。但し、小・中・高生が読んでも得られるものはあるが、大学生など自由な時間がある人の方がよりこの本から享受できるものは多いのではないかと感じた。人生を豊かにするための先人の知恵と言える。

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Posted by ブクログ 2024年02月21日

情報とは何か、情報をどう仕入れ、整理し、アウトプットするか。
ここで述べられているやり方もzettelkasten法に似ていて、
情報の管理方法として優れた方法であることを再認識した。

わたしはすでにzettelkasten法を使っているのだが、
うまく使いこなすということはなかなかできていない。...続きを読む
この本で得られた知識は思考術ということになるのだろうが、
他の情報と合わせて整理する方法を改めて考えようと思う。

学校教育の問題点とコンピュータにいかにして立ち向かうか。
本編は80年代に書かれたものであるようだが、
コンピュータが従来の学校教育を無価値なものにすることが予言されている。
インプットだけではなくアウトプット、
創造することが唯一人間が打ち勝つことが出来るものなのだろう。
AIが台頭してくる時代になってもこの点だけは取って代わられることがないと信じたい。

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Posted by ブクログ 2024年04月10日

一番驚いたのは、本書が書かれたのが今から30〜40年程前ということ。今を生きている私よりもずっと外山さんの方が今を生きるために必要なことを分かっていて、流石だなと思った。
論文を書こうとする学生がターゲットのように感じたが、そうでない私でも学ぶことは多かった。日常生活でメモをすること、メモをしなくて...続きを読むもいいこと、適度に忘れて寝かすこと、また思い出すこと。
この本もまた、内容を忘れた頃に読み返したい。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

もっと若い時に読んでいれば…と本の帯に書かれていた意味がわかった。
思考を寝かすこと、忘れることを恐れないこと、むしろ忘れることが大事だったなんて!!という驚きでした。

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Posted by ブクログ 2024年02月26日

おもしろかった
漫然と本読んでるのを
結構反省したけど
読んでるの小説メインだし
たまにはなぜだ!って考えることあるけど
それで何かを生み出したり
新しい価値観持ったりあんまないな

こういう勉強
若い頃にいっぱいしとけばよかったなー
もちろん老いててもすごく学べたけど
いやでもこれを
「おもしろい...続きを読む!」って感じられる時が
一番読むのに適してるのかも
いやでもやっぱり
若い時にとりあえず出会ってほしい

星はギリギリ5に届かない4

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Posted by ブクログ 2024年04月24日

忘れることを恐れてはならないことを学んだ。

当たり前のことを長々と書いてる節もあると感じたため⭐️3

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Posted by ブクログ 2024年04月16日

頭の良さや賢さは知識量と比例すると考えていたが、違うらしい。忘れることが思考するための頭の整理であり、乱雑に積み上げた知識は思考を阻害する。
今まで暇さえあれば本を読んで知見を増やしてやろうと思ってたが、三中の話から無理しなくていいんだと思えた。

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