あらすじ
とびっきり楽しい! そして役に立つ! 論理学の基礎を1から学ぶための入門書ができました。日常生活でも生かせる論理の力をマンガと問題演習で身に付けよう。
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Posted by ブクログ
人の発言に対して、よく上げ足をとる人がいるが、本書を読むとそれが論理的ではないことがよくわかる。たとえば、「天気がよければピクニックに行く」は、「雨だったらピクニックには行かない」にはならない。天気が悪い日のことは言ってないから、雨の場合はどちらでも良いのである。
図書室で借りた本だが、手元に置いて繰り返し読みたいと思った。
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野矢茂樹の「入門!論理学」を4年ほど前に読んでから久々の論理学。また一から学び直しになりましたが、一見当たり前のことを言ってるのだけど、いざ考えてみると意外と分からなかったり。
必要十分条件とか、逆・裏・対偶とか出た出たという感じのテーマに対して、漫画でとっつきやすくギャグも織り交ぜながら導いてくれて、解説で具体的に説明してくれる。最後には練習問題があり、やってみると何故かできなかったり。
一般的な感覚と論理学の定義がずれており、特に否定は一般感覚では反対を意味しちゃうところだけど、論理学的には、それ以外のすべての可能性を包含することが否定なのだというすれ違い感。条件文の~ならば・・の裏は真ではないとかは、日常会話では完全に裏も真との前提で会話を組み立てちゃう。奥深し、論理学。
次は、やっとこさ記号を駆使したものに挑戦してみようか。乗り越えられるか心配だけど、頑張る。
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高校の国語の先生が書かれた論理の本.最低,このレベルは全員が理解しておく必要があるでしょう.国語の基本としても大事な考え方だと思います.マンガをながめるだけでも勉強になります.多くの方におすすめしたい一冊です.
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面白い。
普通に学ぶとややこしくて、途中でよく分からなくなる論理学の初歩、基礎中の基礎を、分かりやすく学ぶことができる。
ただ、理解したと思って練習問題をやると、意外と理解しきれていない部分も多いことに気付く。
簡単だからこそ、理解したと思い込んでしまうことに注意が必要である。
次の段階へ進むのは、この本の内容をしっかり自分のものにできてからかな。
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わかりやすい!
面白い!
こんな風に習いたかった。
一つ一つ確認問題を解きながら読んだので、かなり時間がかかったけれど、長年あやふやだった部分がすっきりわかった。
こういう本は誤解なく伝わる例になっているかが命だと思うけれど、そこがよく練られていると感じる。
論理の言葉と日常の言葉の意外なギャップにも改めて気づかされた。
例えば、「たら」「れば」。
仮定条件を表すものなのに、日常的には前後関係程度の意味で用いられる。
こういう小さなギャップが、まだあちこちにあるのかもしれないと思った。
で、今俄然気になってきたのが、論理学はなぜそれを問題にするのかということだ。
例えば、否定という概念。
反対と区別することでどういう発想が可能になっていくのか。
そういうことが知りたくなってくる。
帰納、仮説形成の評価については、応用範囲が広そう。
もう少しいろいろな例で考えてみたい分野。
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面白かったです。
久しぶりに違った感覚の本を読んだ気がします。
半分は漫画なのですが。
論理学って内容的には昔習ったこと。
よく考えればわかることが多いのですが。
改めて今回読んで、教わった内容は
非常に新鮮で、なるほどと思うこともありました。
これはいい本だと思いました。
最後の問題は、割と難しくて、答えがあっていても
解説をよむと、そうだったのかと思うことも。
Posted by ブクログ
ゆるいキャラクターの漫画が挿入されているので、甘くみていると、徐々に内容が難しくなってくる。
初心者向けと著者は言っているが、ちゃんと理解しようとすると、なかなかに骨がある。用語もそれなりに出てきて判別が難しくなってくる。正直、日常生活において、ここまでキッチリ必要だとは思わない。
しかしながら、楽しみながら知識として取り入れる量としてはちょうど良い
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面白かった。
記号や式をあまり使わず、身近な話を例えに論理学とは?の概要を学べる。
章ごとのミニテスト、卒業テストまでついていて復習もできる。
絵も程よい抜け感があり楽しめた。
Posted by ブクログ
初心者向け論理学の本。
ミステリー小説は「演繹」と「仮説形成」で構成されていることに気づいた。
実生活においても自分自身の思い込みを剥がすルーティンとして使えそう。もう少し論理学について学んでみたいと思う。
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◯テーマ
論理学の基本を記号を使わずに漫画で理解できる
◯概要
論理式を記号では理解しにくい人のために、漫画で楽しく、身近な例題を用いて書かれた入門書
◯共感した点
漫画+例題の繰り返しで、超初級から始まるのでとっかかりやすい。
◯印象的なところ
「言語規則の習得はまさに帰納的推論によっておこなわれますが、規則をどこまであてはめてよいのかマスターする前に、必ずやりすぎる段階を通るものなのです。」(p.188)
◯オススメする人
高校生、大学生で数学の論理式が苦手な人
文系からIT系に進んだアルゴリズム初心者
Posted by ブクログ
わかりやすい。今更聞けない論理学用語の本として使える。命題、真偽、否定、ド・モルガンの法則、条件文、必要条件、十分条件、逆裏対偶、推論、演繹、帰納、仮説形式、命題倫理、術後倫理このあたりを例題付きで学ぶことができた。簡単すぎるので、この辺りがよく分かっている人にとっては読む必要がない本。
Posted by ブクログ
【星:4.0】
漫画形式で論理学をマンガ形式でわかりやすく説明。
この本以上に論理学を分かりやすく説明した本はないだろう。
欲をいえば、論理学とはそもそも何なのか?何を目的としたものなのか?という基本中の基本、全体像の説明をもう少し分厚く説明して欲しかった。そうすれば星:5.0の評価にしたと思う。
Posted by ブクログ
論理とは何か、をマンガをまじえて解説している論理学の入門書。
文章中に記号こそ出てきませんが(マンガには出てくるよ)、数学Aの単元である「集合と論理」の理解にも一役買うのではないでしょうか。
実は私、論理的思考が苦手なんです。
直感で生きてきちゃったタイプ。
だもんだから、最初は読んでいくにつれてハテナいっぱいになっちゃった。
だからとりあえずマンガ部分だけを繰り返し読んでみたら、スッキリして、文章だけでもすんなり頭に入ってくるようになりました。
対してウチの娘は得意分野のようで、問題の出し合いっこしたらコテンパンにやられましたね…苦笑
現役学生、つよい。
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逆・裏・待遇 あったな~
知らないうちに普通に使ってるのね論理的思考で。章末のテストは、自分がこれ以上くどくなりすぎそうなんで飛ばしました。テストでいい点取れなくても論理的な思考はできますと自分に言い聞かせて。
Posted by ブクログ
日本人は論理的考え方が弱いというが、このような内容であればどこの国であれ論理的考え方は共通だととらえても良いのかもしれない。
だとすれば、外国語取得という前にしっかりと日本語で論理的考え方をマスターしとくべきだと感じる。
マンガがある分頭に入りやすいと思いきや内容はすごく難しいものだ。なかなか論理学をはっきりと学べない。難しいというよりややこしいというほうが的確かもしれない。
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論理の基礎を学ぶにはぴったり。論理的に考えるってどういうことなのか?何に注意したらいいのか?ここは自分はスルーしていたけど大切だなぁ、とか発見がありました。
Posted by ブクログ
学生時代に習う論理学(必要十分条件とか、演繹法帰納法とか)が出てくる。
分かりやすくはあるんだが、大人向け(ビジネス上で説明がうまくなる等)ではないかな、という感想です。
論理学につまづいた方は、入門書としてとっても分かりやすいと思います。
Posted by ブクログ
「論理的に考えて」。そんな命題(狭義では命題でない)に対して、マンガの形式を取って、論理というものを、非常にわかりやすく解説してくれている本。
今まで、「帰納」「必要条件」などなんとなく使っていた表現も、気をつけて使おうと思った。