あらすじ
◆安定・継続して儲かる農業経営のために、やるべきこと・見直すべきことがわかる!
JA職員としての15年の経験をもとに、主宰する「儲かる農家のオンラインスクール」や、登録者1万人超のYouTubeチャンネル「農家の学校」を通して、多くの農家を立て直してきた農業経営コンサルタントの著者が、安定・継続して儲かる農業経営をするために身につけておくべきことをお伝えします。
◆これからの農業経営で生き残るために、困ったときにいつでも頼れる1冊!
これからは「いいものを作る」だけでは生き残れません。儲かる農家でありつづけるためには、「作ることと」と同じくらい、「経営のこと」を考えることが大切です。流通、販売、設備投資、人材育成、お金の流れなど、考えるべきことは多岐にわたります。
本書では、これからの農業に必須の知識とノウハウを図解とともにわかりやすく解説します。
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Posted by ブクログ
農業を経営するための観点が豊富に書かれている。
利益を出すことの大切さ、そのための生産計画、販売計画、利益が出るまでの流れ(売上、販売方法に伴う手数料など)、人材育成が書かれている。
そして外注することで利益が出るならやるべきだし、利益が出るなら新しい機械に投資すべきだし、といった当たり前のことも繰り返し述べられているが、そこまで考えていない経営者も多くいると思われるので、考えさせられる。
また、自分より優秀な人は働きに来てくれないというキーワードが印象に残る。中長期的には売上拡大を目指して、それに伴う人材も育成する必要があるが、人は辞めていくものという前提で仕組みを考えつつ、残ってもらうために給料を多く払うなど考えていかないといけない。さらに、農業をやるということは地域に根付くということなので、その土地の人と良好な関係を築き、分配することも大切。