生物から見た世界

生物から見た世界

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす〈環世界〉の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激への物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。

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生物から見た世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人間が動物であるなら、客観的な世界というものが、決して主観の外側にあるのではなく、人間の環世界に含まれている。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    読み難く十分に理解することはできなかったが、環世界(Umwelt)という考えはとても面白かった。
    すべての生物は、自分の感覚器官と運動器官を通して「独自の世界」を構成している。生物が感覚できる環境である知覚世界(Merkraum)と生物が働きかける環境である作用世界(Wirkraum)の両者が繋がり

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い本でした。
    著者は1864年生まれの大学教授です。
    この本は、「生き物(主体性)には、それぞれの世界(環世界)がある!」と論じています。
    とても古い本ですが、現代でも役に立つ、名著だと思いましたー
    「世界は一つ」ではなく、「生き物の数だけ世界はある!」という考え方は、とても刺激的で

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    面白かった。動物行動学の本で、「環境」ではなく「環世界」という観念から動物の行動を解説する。環世界とはそれぞれの動物の知覚物で埋められた世界のことで、同じ環境にいても動物によって環世界は違う。動物行動学を齧った人には当たり前のことなのかも知れないが、ど素人の私には知らないことが多く引き込まれた。ドイ

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    生物によって、見ている物が違うのではなく、見えているものが違う。物を探す時に「アレ」を探すが、認識が違うと目の前に有っても見つけられない。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    主体を取り巻く客観的な「環境(Umgebung)」とは異なり、主体が真に現実的に生きる場として存在する「環世界(Umwelt)」。生き物が見ている世界をより「生物」学的に研究しようと試みた傑作
    マダニやコクマルガラスが生きる環世界から、人間という種の内部─天文学者や物理学者などの違い─に存在する環世

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    甲虫やチョウは野原をどう見ているか.行動は環世界あってのものと本書は唱える.生物の世界像を追って環境の世紀に先駆けた名著.
    「岩波文庫」内容紹介より

    「環世界」
    人には人の見え方があるように、人以外の動物や昆虫にもそれぞれの見え方がある.
    意味のないもののようにみえて、そうでないものもある.
    意味

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    これは面白い。
    生き物は皆、各々の環世界を生きている。

    ーーーーーー
    マダニ
    酪酸を嗅覚で受信→飛びつく→温度感覚で温血動物に降り立ったことを知覚する→毛のない場所を触覚で見つける→頭から食い込んで吸血

    環世界
    知覚と作業の相互作用
    概念、システム

    動物を主体とみなすか客体(機械)とみなすか

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。日本語の翻訳も秀逸で読みやすかったです。本書は、それぞれの生き物が固有の環世界を持っていること、また同じ種(例:人間)の中でも環世界は異なっているのだ、ということを、ダニや犬、昆虫、鳥、魚など様々な生き物を例示しながら説明しています。

    本書は哲学書的な意味合いもある一方で、様

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    物の見え方(空間把握)だけでなく、時間という感覚すらも生物(主体)によって異なる。そんなことを、教えてくれる本。生態学の本だけど、哲学的な本でもある。

    0
    2024年08月18日

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