生物から見た世界

生物から見た世界

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作品内容

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす〈環世界〉の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激への物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 理工
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波文庫
ページ数
170ページ
電子版発売日
2017年07月20日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
21MB

生物から見た世界 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    「環世界」という言葉に既視感があり、手にとった一冊。

    この言葉に初めて遭遇したのは、『目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)』 という本を読んだときだったかと思います。

    環世界は、人間だけでなく、他の生物も当たり前のように持っています。

    人間の視点、ハエの視点など、様々な感覚知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月22日

    人間を含む生物の感覚と、そこから見える主観的な世界。自分が見ている世界も主観であることを免れ得ない。そういうものの見方を鮮やかに示している。
    最近出版される本にもしばしば引用されているが、気軽に原本に触れられるのはありがたい。良書。

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    Posted by ブクログ 2021年04月26日

    人間が見ている世界が全てではないことを教えてくれる。動物の世界がいかに自分と違うのかこの本でもわかることにはわかるが、これをVRを使って誰もが体験できるようになれば、多様性への共感が高まるし、環世界に生きているという実感がわいて面白いなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2021年04月10日

    ・「環境」は、あくまで客体であり、主体の周りに存在しているだけのもの。
    ・一方で「環世界」は、主体が意味づけをして構築した世界を指す。

    環境問題はあくまで人間が起こした侵略のしっぺ返しであって、それが動物やら自然やらに貢献するものだという文脈はあまりに身勝手になるのだと。

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    Posted by ブクログ 2020年05月29日

    ユクスキュルは動物が知覚し作用する世界がその動物にとっての環境であると考え、それを「Umwelt(環世界)」と呼んだ。
    たとえば、虫を捕えて食べるトリは、動いている虫に反応する。動いていない虫には反応しない。トリは動かない虫に気づかないのではなく、動かない虫はトリの世界に存在していないのだ。虫が動い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月30日

    環世界をテーマにしたアニメ見てたのですが、これ読んでかなり理解度深まった気がします。すごーく面白かった。薄いけど、本棚における優先度はかなり高いです。

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    Posted by ブクログ 2018年02月28日

    生物学って実は面白いのではないか!読んでいて、ワクワクするのだ。生物から見た世界が活写されている。DNAなど分かってない時代にだ。生物の機能だけに着目するのではなく、相互作用に注目するとこんなにも世界観が変わるのだ。

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    Posted by ブクログ 2016年03月25日

    ちょっと思い浮かべてみてほしい。
    ごくごく普通のリビング・ダイニングがあるとする。
    テーブルには皿とコップがある。天井からはペンダントライトがぶら下がっている。部屋の一方にはソファと肘掛け椅子がある。別の一方には書き物机と丸い回転椅子がある。奥には本棚だ。
    人にはダイニングチェアもソファも丸椅子も「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月04日

    ハイデガーの世界内存在へとつながる環世界という概念を提唱したユクスキュル。
    初めの方は難しく苦労したが、中盤以降はその努力が報われたように快調に読み進めることが出来た。
    知覚と感覚、この二つの対比も重要なキーワードであるように思えた。
    哲学関連の本は皆そうだが、この本もまた何度か読み直さないと著者で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月25日

    最初から難しい単語でグイグイくるからついていくのがやっとだったけど、この本を読まなければこの視点には全く気がつかなかった。驚きと感動。

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