カエルの目だま

カエルの目だま

1,430円 (税込)

7pt

3.8

本書は、一昨年に他界された動物行動学者・日?敏隆さんが子ども向けに書いた歌ものがたりに、画家であり造園家である大野八生さんが絵を新たに描きおろしたものです。 主人公のトノサマガエルが目だま自慢をしたことがきっかけになり、ギンヤンマやミズスマシがそれぞれ自分の目だまを自慢します。でも、それぞれの目に差異はあっても優劣はありません。60年の時をへて世に出た温かい歌ものがたりをお楽しみください。

...続きを読む

カエルの目だま のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月16日

    とても素敵。
    目玉自慢のカエルくんが、自分の目玉が一番と今日も元気におおはしゃぎ。ところが複眼を持つギンヤンマやミズスマシに出会ってすっかりしょげこんでしまいます。
    ーおいらの目なんかは、ただのデメだな。ああ、かなしい!ー
    やさしく愉快に生き物の面白さを伝えてくれる一冊。文章もリズムよく楽しい。絵も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月15日

    本書は、動物行動学の第一人者である日高氏の半世紀前に寄稿した文章をもとに作られている。
    カエル、オニヤンマ、ミズスマシが自分の目だまが一番だと自慢するおはなしであり、文章はリズミカルで読みやすい。
    科学絵本として読んでも面白いのだが、一人ひとりの良いところを見つけて大切に育てるという本書のテーマに共...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月02日

    文章は、4、4、5や、7、5になっていて、音がいい。絵も綺麗でいい。あとがきにもあるが、トンボの複眼を人間の目が集まったように描いてあるのをどうとらえるか。という問題はある。実際は違うんだよ。と一言いってあげればよいだけなのだが。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月29日

    カエル、トンボ、ミズスマシ、それぞれに合った目があるんだ、って言うお話。

    微妙に絵がリアルで、トンボの複眼のアップは怖かった。
    自分の目を自慢し合って、お互いに認め合って、最後はみんな仲良くなる、という王道と言えば王道のストーリー。
    でも、爽やかで優しい気持ちにもなれ、生き物にも興味がわく、とても...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    トノサマガエルは自分の目だまを自慢したが、ギンヤンマ、特にミズスマシの目だまは、すごかった。
    カエルはしょぼくれたけど、そもそもそれぞれに合った目だまになってるんだ。
    ひとりひとりの個性を大切に、という著者のメッセージが込められているようです。

    実際ミズスマシの目だまは2対あって、1対は水面から露...続きを読む

    0

カエルの目だま の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す