作品一覧

  • カエルの目だま
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
     本書は、一昨年に他界された動物行動学者・日?敏隆さんが子ども向けに書いた歌ものがたりに、画家であり造園家である大野八生さんが絵を新たに描きおろしたものです。 主人公のトノサマガエルが目だま自慢をしたことがきっかけになり、ギンヤンマやミズスマシがそれぞれ自分の目だまを自慢します。でも、それぞれの目に差異はあっても優劣はありません。60年の時をへて世に出た温かい歌ものがたりをお楽しみください。

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  • 小学館世界J文学館 子鹿物語
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 少年ジョディと子ジカとの暮らし、そして子ども時代の終わり。 アメリカの開拓地で出会った少年ジョディと子ジカの物語。少年の一家はフロリダ州の自然豊かな土地を開墾して暮らしている。春、冬眠から目覚めたクマのスルーフットが、大事な家畜のブタを殺してしまう。父親とジョディはスルーフットを追いかけて対決するが、もう少しのところで銃が役に立たず逃してしまう。父親は新しい銃を手に入れて、今度こそスルーフットを倒そうと意気込む。家のそばのモミジバフウの木の上からは大人になりたてのアライグマがこちらを見ている。別な日には、父親といっしょにシカの毛針で池を泳ぐバスを釣り上げる。池の向こうでは夕日を受けて金色に染まるシロヅルの群れが優雅なダンスを踊っている。ここは野生の動物と自然がいっぱいの暮らしなのだ。ところがある日、父親は猛毒のガラガラ蛇にかまれてしまう。そこへ野生のシカの親子が通りがかる。とっさに父親は雌ジカを撃ち殺し、肝臓を傷口に当てて毒を吸い出した。そのおかげで父は命をとどめることができた。でもいっしょにいた子ジカはひとりぼっちになってしまった。ジョディは胸が苦しくなって、子ジカを探しに森へと向かった……。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 4ミリ同盟
    4.1
    1巻1,320円 (税込)
    ポイット氏は、今日もがっくりと肩を落とした。「またダメだった……」果たしてこれは何度目の失敗だろう。いったいいつになったら……?ひとり悩むポイット氏に、ある日見知らぬ女性が声をかけてきた。――「あなた、まだ〈アレ〉を食べていませんね?」そして知らされる衝撃の事実。どこか風変わりな中年と老年の男女4人による、ちょっと奇妙なお話。もしかしてあなたも、〈4ミリ〉のお仲間ですか?

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  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    小学校中退の独学で日本初の本格的な植物図鑑を送り出し、「日本の植物学の父」とよばれた牧野富太郎。 貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を、簡潔な文と美しい絵で描く、あたらしい伝記絵本。 巻末に国立科学博物館植物研究部研究主幹・田中伸幸氏の解説と、作中に描かれた牧野富太郎ゆかりの植物一覧を掲載。見返しに年譜つき。

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  • ひとり暮らしののぞみさん
    3.8
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 64ページの短い物語ですが、長編小説を読んだときと同じような読みごたえのある作品です。中原中也賞詩人である蜂飼耳さんの繊細な言葉、イラストレーターの大野八生さんによる卓抜な色づかい。径書房の自信作です。──ひとり暮らし、楽しんでいますか?

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  • じったんのオムライス
    4.3
    1巻929円 (税込)
    ぼくは、じったんに料理を習って、ママの誕生日に、オムライスをつくることにした。料理を教えてくれながら、じったんは、ぼくが知らなかった、ママが子どもだったころのことを話してくれた。ママが好きなオムライスには、とてもすてきな秘密があった。小学校中級から。
  • ぼくとおじちゃんとハルの森
    4.0
    1巻1,001円 (税込)
    輝矢はいつも友だちや家族にささえられていると思っていた。でも、山小屋で輝矢は、おじちゃんや家族をささえているじぶんを知った。森の木ぎ、動物や植物、そして家族の心を知るようになった。小学校中級から。
  • ヤマトシジミの食卓
    4.0
    1巻858円 (税込)
    風助さんは謎の人だった。いつもあの平たい石に座っていた。「明日は、いつだって、かんこの味方だ」という励ましの呪文も教えてくれた。小学校中級から。
  • リトルガーデンの楽しみ
    -
    造園家であり、人気イラストレーターとして活躍している大野八生さんが、身近な植物との暮らし方をやさしく綴ったハウツー&エッセイ。「植物を育ててみたいけど、具体的にどうしたらよいのかわからない…」そんなあなたに必読の一冊です。たとえ、庭やベランダがなくても大丈夫!植木鉢やコップを使って、誰にでも簡単にはじめられる「植物との暮らし」を紹介しています。冷蔵庫から野菜や果物の種をみつけて育ててみたり、野の花を摘んでテーブルに飾ってみたり…。あなただけの心地よい「リトルガーデン」を、見つけてみませんか?

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  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

    Posted by ブクログ

    創造された物語・童話の絵本を読む年齢からすると、伝記の絵本は読みにくいところもあるけれど、文を読む勉強の一歩目になりそうな絵本。
    “牧野富太郎”の人物像・思考・人生が描かれ、“牧野富太郎”の初志貫徹する学びへの姿勢や、困難があっても諦めない心などは、子どもたちにとって「だからこそ立派な人になれるんだ」という『頑張る気持ち』をもたらすだろう。

    0
    2024年02月15日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

    Posted by ブクログ


    大きいサイズの夢を語れるひとが好きです。

    好きで好きでたまらないものに、没頭するひとも好き。

    小学校中退や貧乏に負けない信念も、かっこいいし、憧れる。


    「ドミトリーともきんす/高野文子」で知った、牧野富太郎さんをもっと知りたくなって、読みました。「情熱」とかそういうレベルの世界で生きてる方ではないです。

    今季のNHKの朝ドラ主人公。

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    2023年05月21日
  • 4ミリ同盟

    Posted by ブクログ

    『緑の葉がしげる枝えだに、たくさんのブランコのようにぶら下がっているという、ヘリオトロープ色の、小さなリンゴのように愛らしい、やさしく切ない、遠い夢のような味のする』フラココノ実。
    なんて美味しそう。素敵な描写にうっとり。
    このフラココノ実は、大人になると食べたくなるという。けれど食べると自分の中の「何か」が消えてしまうらしい。
    それでも食べたいのは、誰もが食べているのに食べていない自分は「何か」が足りない気がするからと。
    その気持ち何となく分かります。

    「「何か」を得れば「何か」を失う。見方を変えれば、どっちかの「何か」は持っているのだ。そこいらじゅうの人がなくしてしまった「何か」を大事に

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    2021年08月11日
  • 4ミリ同盟

    Posted by ブクログ

    かわいい!
    内容も表紙もかわいすぎる。
    うふふな空気。
    いわゆる子供心を持ち続けていられるかってことかしら。

    0
    2021年03月23日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

    Posted by ブクログ

    日本を代表する植物学者、牧野富太郎の伝記絵本。植物が大好きで、次から次へと興味がわいてくる、そんな少年富太郎のワクワクが伝わってきます。人物は愛らしく、植物は丁寧に描かれていて、楽しく読める絵本です。

    0
    2019年07月29日

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