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風助さんは謎の人だった。いつもあの平たい石に座っていた。「明日は、いつだって、かんこの味方だ」という励ましの呪文も教えてくれた。小学校中級から。
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Posted by ブクログ
小5長女と完読。 「亡くなるときも」の花火の話、風助さんからかんこちゃんへのお手紙のシーンに涙が溢れた。 家族とは・・穏やかな気持ちで考えさせてくれる、とてもとても温かく素敵な一冊でした◎ 大野八生さんの絵も温かくて柔らかくて大好きです♡
じっちゃんが死んでしまったあと、ものすごく大切な石をかんこにあげた。その石には名前がある。ヤマトシジミの食卓という名前、なぜそんな名前がついたのか。おもしろいので読んでみてください。
かんこちゃんと風助さんの出会った時の会話が楽しくって。 かんこちゃんの優れた観察力、「ひろっていこ!」の決断の速さ。素晴らしい。 出会いのシーンで笑いながら胸がギュウってなった本は始めてです。 大野八生さんの絵が、これまたばっちりはまっていて、一段とほんわか、ぐっときます。
「あしたはかんこの味方だ」空き地のひらたい大きな石のところで 出会ったふじぎなじっちゃん“風助さん”が、かんこに言った この言葉が、なんとも良くて力づけられる。 人と人とのつながりのあたたかさがあちこちにちりばめられて 読んでいると、どんどん心の奥の方が温かくなっていく。 風助さんと出会って、風助さ...続きを読むんがいなくなり、手紙が来て 風助さんのことがいろいろ分かった後、 かんこは「人生をうんと生きた気分」になる。 この「人生をうんと生きた気分」という表現がまたいい。 簡単に理解できたり、割り切ったりできない、 さまざまな想いや体験を超えていくことで、 人は大人になっていくのだろう、と思った。
4.5年から。かんこが空き地で拾ったのは、風助というじっちゃん。空き地にある大きな石や神話について教えてくれたじっちゃんは、家族のように過ごし、ある時突然いなくなった。 大野八生さんの絵と話の世界観がぴったり合って、お話も心地よく進む。切なくも暖かい読後感。
小学校3〜4年生にお勧めの児童書になります。 表紙の大野八生(おおのやよい)さんのイラストからもじんわりと温もりが伝わってきます。 ひょっこり、かんこちゃんに拾われた風助さん。 空き地にある平たい石の周りにはカタバミが生い茂り、そこはヤマトシジミの食卓のよう。 「あしたはかんこの味方だ」というじゅ...続きを読むもんを教えてくれた風助さん。 きっと風助さんはたくさんの色んなことを乗り越えながら、このじゅもんを自分にも唱えてこられたのだろうと感じました。 温かな涙が溢れました。
「食卓」とつくぐらいだから食べ物関係の話かと思ったら全然違った(笑) おじいさんと主人公の小学生の不思議な出会いから別れまで。おじいさんの魔法の一言がすごく心に残る、寂しくも温かい気持ちになれる1冊だと思う。
子供の塾が終わるのを待つ間に、塾に置いてあったのを読みました。児童書です。 風助さんというおじいさんとかんこちゃんの物語。 ふたりに血の繋がりはありません。 風助さんとかんこちゃんは道で偶然出会い、なぜかそのままかんこちゃんの家で暮らすようになります。 風助さんに自分の本当のおじいちゃんを段々かさね...続きを読むていくように、かんこちゃん一家と風助おじいちゃんは心を通わせていき、そして。。。。 人と人との繋がりが希薄になりつつある今、こんな心の暖かいつながりがもてたらいいな。 思わずホロリ。 暖かい気持ちになる本です。
この本に出てくる人たちは、みんな暖かくて優しい。 出会いと別れ、生と死。 静かに流れていく一つ一つの場面が、まるで色鉛筆を何本もかさねて描かれたように、不思議にキラキラしています。 まぶしくって、泣きました。
風助と名乗る正体不明のおじいちゃんをめぐる 主人公とその家族のおはなし。 人生は思いがけないことが起こる。 そうなんだよねえ。 でも、ここまで思いがけないことは めったにない。 おじさんには、この話のメッセージを 一言で上手く表すことができなかったけど 最後に良い人生を送れたおじいちゃんと お...続きを読むじいちゃんとの出会いを通して、 大切なお友達と出会えた主人公のお話。 といった具合。 ふんわりやんわり温かい、いいおはなし。
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