作品一覧

  • こずえと申す
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぼくは母さん、弟の洋と父さんのじっちゃんの家で暮らしている。ぼくの仕事は毎朝、新聞受けに新聞をとりにいくこと。ある日、新聞がなくなる事件が。これがきっかけで、ぼくはこずえという少女と出会い、近くの天狗山に道路を通す計画があることを知る。 天狗山はタヌキやイノシシなどがすむ緑多い山。そんな山に道路を通したら? ぼくは弟、友だちの大介、そしてこずえといっしょに、「ぼくたちにできること」を考えはじめる。
  • きりんゆらゆら
    4.5
    1巻786円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 荒太(こうた)は小さい頃から何度も引越しをした。今度の小学校も三度目だった。友だちと別れるつらさで自分が傷つくのが怖いから、荒太の友だちづきあいは、いつも浅く表面的なものだった。しかし、今度の学校で、荒太はクワガタくんという不思議な少年に興味を持った。クラスではしゃべらない子だった。何かいわく因縁があるらしい。同級生もみんなそれを受けとめている。生まれて初めて友だちになりたいと思ったクワガタくんの家まで、荒太は行くが、あっさり母親に断られる。クワガタくんが気になる荒太は、その原因が半年前の交通事故にあると知り、当時の新聞を読もうと図書館に向かう…。
  • きらめく夏
    -
    1巻786円 (税込)
    おかあさんがなくなってから、知之介は、妹の典子がさびしい思いをしないかといつも気をつかっている。そんなふたりの前に、ある日、母が蒸発したという少年があらわれた。きらきらかがやく夏の記憶。
  • ヤマトシジミの食卓
    4.0
    1巻858円 (税込)
    風助さんは謎の人だった。いつもあの平たい石に座っていた。「明日は、いつだって、かんこの味方だ」という励ましの呪文も教えてくれた。小学校中級から。
  • ヤマトシジミの食卓

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    じっちゃんが死んでしまったあと、ものすごく大切な石をかんこにあげた。その石には名前がある。ヤマトシジミの食卓という名前、なぜそんな名前がついたのか。おもしろいので読んでみてください。

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    2014年02月07日
  • きりんゆらゆら

    Posted by ブクログ

    生き物の名前をタイトルに付けるのは好きなのか?それとも、目を引くテクニックなのかな?
    ちょっと仕掛けがあったりして、なかなか楽しく読めました。
    出だしの方、ちょっと状況?文章?がぶつ切りな感があって。ん?あれ???って瞬間があったりしたけれど、挿絵にその補足が織り込まれていたりして。気付きが楽しい一冊になっています。

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    2013年12月17日
  • ヤマトシジミの食卓

    Posted by ブクログ

    かんこちゃんと風助さんの出会った時の会話が楽しくって。
    かんこちゃんの優れた観察力、「ひろっていこ!」の決断の速さ。素晴らしい。
    出会いのシーンで笑いながら胸がギュウってなった本は始めてです。
    大野八生さんの絵が、これまたばっちりはまっていて、一段とほんわか、ぐっときます。

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    2012年05月14日
  • ヤマトシジミの食卓

    Posted by ブクログ

    「あしたはかんこの味方だ」空き地のひらたい大きな石のところで
    出会ったふじぎなじっちゃん“風助さん”が、かんこに言った
    この言葉が、なんとも良くて力づけられる。
    人と人とのつながりのあたたかさがあちこちにちりばめられて
    読んでいると、どんどん心の奥の方が温かくなっていく。
    風助さんと出会って、風助さんがいなくなり、手紙が来て
    風助さんのことがいろいろ分かった後、
    かんこは「人生をうんと生きた気分」になる。
    この「人生をうんと生きた気分」という表現がまたいい。
    簡単に理解できたり、割り切ったりできない、
    さまざまな想いや体験を超えていくことで、
    人は大人になっていくのだろう、と思った。

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    2012年05月07日
  • ヤマトシジミの食卓

    Posted by ブクログ

    4.5年から。かんこが空き地で拾ったのは、風助というじっちゃん。空き地にある大きな石や神話について教えてくれたじっちゃんは、家族のように過ごし、ある時突然いなくなった。
    大野八生さんの絵と話の世界観がぴったり合って、お話も心地よく進む。切なくも暖かい読後感。

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    2024年12月19日

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