吉田道子のレビュー一覧

  • ヤマトシジミの食卓

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    小5長女と完読。
    「亡くなるときも」の花火の話、風助さんからかんこちゃんへのお手紙のシーンに涙が溢れた。

    家族とは・・穏やかな気持ちで考えさせてくれる、とてもとても温かく素敵な一冊でした◎
    大野八生さんの絵も温かくて柔らかくて大好きです♡

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    2025年05月16日
  • ヤマトシジミの食卓

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    じっちゃんが死んでしまったあと、ものすごく大切な石をかんこにあげた。その石には名前がある。ヤマトシジミの食卓という名前、なぜそんな名前がついたのか。おもしろいので読んでみてください。

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    2014年02月07日
  • きりんゆらゆら

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    生き物の名前をタイトルに付けるのは好きなのか?それとも、目を引くテクニックなのかな?
    ちょっと仕掛けがあったりして、なかなか楽しく読めました。
    出だしの方、ちょっと状況?文章?がぶつ切りな感があって。ん?あれ???って瞬間があったりしたけれど、挿絵にその補足が織り込まれていたりして。気付きが楽しい一冊になっています。

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    2013年12月17日
  • ヤマトシジミの食卓

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    かんこちゃんと風助さんの出会った時の会話が楽しくって。
    かんこちゃんの優れた観察力、「ひろっていこ!」の決断の速さ。素晴らしい。
    出会いのシーンで笑いながら胸がギュウってなった本は始めてです。
    大野八生さんの絵が、これまたばっちりはまっていて、一段とほんわか、ぐっときます。

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    2012年05月14日
  • ヤマトシジミの食卓

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    「あしたはかんこの味方だ」空き地のひらたい大きな石のところで
    出会ったふじぎなじっちゃん“風助さん”が、かんこに言った
    この言葉が、なんとも良くて力づけられる。
    人と人とのつながりのあたたかさがあちこちにちりばめられて
    読んでいると、どんどん心の奥の方が温かくなっていく。
    風助さんと出会って、風助さんがいなくなり、手紙が来て
    風助さんのことがいろいろ分かった後、
    かんこは「人生をうんと生きた気分」になる。
    この「人生をうんと生きた気分」という表現がまたいい。
    簡単に理解できたり、割り切ったりできない、
    さまざまな想いや体験を超えていくことで、
    人は大人になっていくのだろう、と思った。

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    2012年05月07日
  • ヤマトシジミの食卓

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    4.5年から。かんこが空き地で拾ったのは、風助というじっちゃん。空き地にある大きな石や神話について教えてくれたじっちゃんは、家族のように過ごし、ある時突然いなくなった。
    大野八生さんの絵と話の世界観がぴったり合って、お話も心地よく進む。切なくも暖かい読後感。

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    2024年12月19日
  • ヤマトシジミの食卓

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    小学校3〜4年生にお勧めの児童書になります。
    表紙の大野八生(おおのやよい)さんのイラストからもじんわりと温もりが伝わってきます。
    ひょっこり、かんこちゃんに拾われた風助さん。
    空き地にある平たい石の周りにはカタバミが生い茂り、そこはヤマトシジミの食卓のよう。

    「あしたはかんこの味方だ」というじゅもんを教えてくれた風助さん。
    きっと風助さんはたくさんの色んなことを乗り越えながら、このじゅもんを自分にも唱えてこられたのだろうと感じました。

    温かな涙が溢れました。

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    2024年04月20日
  • ヤマトシジミの食卓

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    「食卓」とつくぐらいだから食べ物関係の話かと思ったら全然違った(笑)

    おじいさんと主人公の小学生の不思議な出会いから別れまで。おじいさんの魔法の一言がすごく心に残る、寂しくも温かい気持ちになれる1冊だと思う。

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    2013年05月21日
  • ヤマトシジミの食卓

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    子供の塾が終わるのを待つ間に、塾に置いてあったのを読みました。児童書です。
    風助さんというおじいさんとかんこちゃんの物語。
    ふたりに血の繋がりはありません。
    風助さんとかんこちゃんは道で偶然出会い、なぜかそのままかんこちゃんの家で暮らすようになります。
    風助さんに自分の本当のおじいちゃんを段々かさねていくように、かんこちゃん一家と風助おじいちゃんは心を通わせていき、そして。。。。

    人と人との繋がりが希薄になりつつある今、こんな心の暖かいつながりがもてたらいいな。
    思わずホロリ。

    暖かい気持ちになる本です。

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    2013年01月17日
  • ヤマトシジミの食卓

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    ネタバレ

    夏休みの推薦図書になっている本です。

    みずしらずのおじいさん(風介さん)を拾ってきて、しばらく一緒に暮らしていく・・・こんなことって、あるんだろうかと不思議なお話しでした。

    のんびりした空気の中で、人の暖かさを感じるお話しでした。

    静かに訪れる死も意識できます。

    でも、この本のよさを分かる小学生って・・・どれぐらいいるんだろう?

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    2012年03月20日
  • ヤマトシジミの食卓

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    この本に出てくる人たちは、みんな暖かくて優しい。
    出会いと別れ、生と死。
    静かに流れていく一つ一つの場面が、まるで色鉛筆を何本もかさねて描かれたように、不思議にキラキラしています。
    まぶしくって、泣きました。

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    2011年11月08日
  • ヤマトシジミの食卓

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    風助と名乗る正体不明のおじいちゃんをめぐる
    主人公とその家族のおはなし。

    人生は思いがけないことが起こる。
    そうなんだよねえ。

    でも、ここまで思いがけないことは
    めったにない。

    おじさんには、この話のメッセージを
    一言で上手く表すことができなかったけど
    最後に良い人生を送れたおじいちゃんと
    おじいちゃんとの出会いを通して、
    大切なお友達と出会えた主人公のお話。
    といった具合。

    ふんわりやんわり温かい、いいおはなし。

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    2011年07月27日
  • ヤマトシジミの食卓

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    設定が面白い。主人公は内気な女の子。父と母、兄に飼い犬、そして、知らないおじいさん、と運命的に出会った友達。
    主人公の女の子だけでなく、周りの人も大切なものや、人の命を見つめていくストーリー。とても良かった。

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    2011年07月09日
  • ヤマトシジミの食卓

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    三年生のかんこは、親友、のともちゃんがハワイに引っ越してしまうことになったり、お兄ちゃんが拾って来た犬を全然触らせてくれなかったり、面白くないことが続いていた。そんな日に、近所の空き地で足をくじいて座り込んでいた風助さんを見つけた。そこで、かんこは風助さんを拾って帰ることにした。かんこの突飛さに両親も最初はとまどっていたけらど、いつしか風助さんはかんこの家族になっていった…


    なかなかじ〜んとくるお話です。見知らぬおじいさんを受け入れるかんこの家族。かんこに昔の色んな話を教える風助さん。タイトルは、風助さんが座ってた少し大きな石の名前。石の横に生えているカタバミにヤマトシジミが集まることから

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    2011年05月13日
  • ヤマトシジミの食卓

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    お兄ちゃんが犬をひろってきた。でも、かんこにはさわらせてくれない。そこで かんこは、空き地にすわりこんでいたおじいさんを ひろってきた。その人は風助さんといい、そのままかんこの家にいることに…。

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    2010年07月13日
  • きりんゆらゆら

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    子どもの本棚で見つけた。勇気を出して自分から声をかけた新しい友達。その友だちは・・・。小さくて短い中にも深い内容がぎゅっと詰め込まれた作品。良かった。

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    2009年10月04日
  • ヤマトシジミの食卓

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    タイトルからはストーリーが分からないだけに、一読の価値あり。
    まず、ヤマトシジミがシジミで、それを食べられると思っている人は、途中まででも読んでみることをお勧めします。
    そうすれば、きっと最後までページをめくっているはず。

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    2013年07月23日
  • ヤマトシジミの食卓

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    知らないおじいちゃんを拾ってきちゃった女の子の話

    ヤマトシジミってシジミかと思ったらチョウチョだった^^

    ぜったいシジミの味噌汁的な話かと思ったのにな~笑

    知らないおじいちゃんといっしょに暮らすのはけっこう突拍子もない(一人暮らしとかならともかく)

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    2011年06月25日
  • ヤマトシジミの食卓

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    ネタバレ

    お兄ちゃんは犬(マフィア)を拾ってきた。かんこは、おじいちゃんを拾ってきた。
    学校で一番の友達だった子がハワイにお引っ越し、お兄ちゃんは犬を触らせてくれないし、かんこは悲しい気持ちだった。学校の帰り道、空き地で広い1枚石に座っているおじいさんが、なんだか兄ちゃんの拾ってきた犬の目と似ていたから、かんこはおじいちゃん(風助さん)を拾ったのだ。
    風助さんは「よし、そうしてもらうか」とかんこの家にやってきて、一緒に住みだした。風助さんは空き地の平たい石の近くにヤマトシジミの食草が生えているので,石はヤマトシジミの食卓だと教えてくれた。風助さんはいなくなったり、戻ってきたり。かんこは石のところでかおと

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    2011年06月12日