大野八生のレビュー一覧

  • きみは なんの つる? いろいろな つるしょくぶつの そだつ にわ

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    こんなお庭すてきだなあ。憧れちゃう。謎のつるがのびていること…ありますね。で、花が咲いてなかったりで何の植物なのかわからずじまい…ということも多いのかなと。この絵本の、このつるは何なのかというと、最後にちゃんとわかります。それがまたいいですよねえ。知っていると、最初の葉っぱを見ればお子さんでもわかるかも。私は、わかりましたよ~今度ご近所の何かのつるを辿ってみたいな。

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    2025年10月29日
  • ヤマトシジミの食卓

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    小5長女と完読。
    「亡くなるときも」の花火の話、風助さんからかんこちゃんへのお手紙のシーンに涙が溢れた。

    家族とは・・穏やかな気持ちで考えさせてくれる、とてもとても温かく素敵な一冊でした◎
    大野八生さんの絵も温かくて柔らかくて大好きです♡

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    2025年05月16日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    創造された物語・童話の絵本を読む年齢からすると、伝記の絵本は読みにくいところもあるけれど、文を読む勉強の一歩目になりそうな絵本。
    “牧野富太郎”の人物像・思考・人生が描かれ、“牧野富太郎”の初志貫徹する学びへの姿勢や、困難があっても諦めない心などは、子どもたちにとって「だからこそ立派な人になれるんだ」という『頑張る気持ち』をもたらすだろう。

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    2024年02月15日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    大きいサイズの夢を語れるひとが好きです。

    好きで好きでたまらないものに、没頭するひとも好き。

    小学校中退や貧乏に負けない信念も、かっこいいし、憧れる。


    「ドミトリーともきんす/高野文子」で知った、牧野富太郎さんをもっと知りたくなって、読みました。「情熱」とかそういうレベルの世界で生きてる方ではないです。

    今季のNHKの朝ドラ主人公。

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    2023年05月21日
  • 4ミリ同盟

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    『緑の葉がしげる枝えだに、たくさんのブランコのようにぶら下がっているという、ヘリオトロープ色の、小さなリンゴのように愛らしい、やさしく切ない、遠い夢のような味のする』フラココノ実。
    なんて美味しそう。素敵な描写にうっとり。
    このフラココノ実は、大人になると食べたくなるという。けれど食べると自分の中の「何か」が消えてしまうらしい。
    それでも食べたいのは、誰もが食べているのに食べていない自分は「何か」が足りない気がするからと。
    その気持ち何となく分かります。

    「「何か」を得れば「何か」を失う。見方を変えれば、どっちかの「何か」は持っているのだ。そこいらじゅうの人がなくしてしまった「何か」を大事に

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    2021年08月11日
  • 4ミリ同盟

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    かわいい!
    内容も表紙もかわいすぎる。
    うふふな空気。
    いわゆる子供心を持ち続けていられるかってことかしら。

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    2021年03月23日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    日本を代表する植物学者、牧野富太郎の伝記絵本。植物が大好きで、次から次へと興味がわいてくる、そんな少年富太郎のワクワクが伝わってきます。人物は愛らしく、植物は丁寧に描かれていて、楽しく読める絵本です。

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    2019年07月29日
  • 4ミリ同盟

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    何かを得れば何かを失う。
    皆が失うはずの何かを持ち続けていると、時に疎外感を感じるかもしれないけれど、それを、楽しいと感じる方が楽しく生きられる。
    違ってオッケー!逆に楽しもう!のメッセージに愛を感じます。
    不思議な設定だけど、しっくりくる、すてきなお話でした。

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    2019年02月04日
  • じったんのオムライス

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    元料理人のおじいちゃん(じったん)と一緒に小3の「ぼく」が料理に挑戦します。「ぼく」は途中で投げ出してしまうのですが、そのときじったんが・・・。

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    2015年06月17日
  • ヤマトシジミの食卓

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    じっちゃんが死んでしまったあと、ものすごく大切な石をかんこにあげた。その石には名前がある。ヤマトシジミの食卓という名前、なぜそんな名前がついたのか。おもしろいので読んでみてください。

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    2014年02月07日
  • カエルの目だま

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    とても素敵。
    目玉自慢のカエルくんが、自分の目玉が一番と今日も元気におおはしゃぎ。ところが複眼を持つギンヤンマやミズスマシに出会ってすっかりしょげこんでしまいます。
    ーおいらの目なんかは、ただのデメだな。ああ、かなしい!ー
    やさしく愉快に生き物の面白さを伝えてくれる一冊。文章もリズムよく楽しい。絵も優しい色合いでクスッとユーモラスに描かれています。大好き。

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    2013年04月16日
  • ヤマトシジミの食卓

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    かんこちゃんと風助さんの出会った時の会話が楽しくって。
    かんこちゃんの優れた観察力、「ひろっていこ!」の決断の速さ。素晴らしい。
    出会いのシーンで笑いながら胸がギュウってなった本は始めてです。
    大野八生さんの絵が、これまたばっちりはまっていて、一段とほんわか、ぐっときます。

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    2012年05月14日
  • ヤマトシジミの食卓

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    「あしたはかんこの味方だ」空き地のひらたい大きな石のところで
    出会ったふじぎなじっちゃん“風助さん”が、かんこに言った
    この言葉が、なんとも良くて力づけられる。
    人と人とのつながりのあたたかさがあちこちにちりばめられて
    読んでいると、どんどん心の奥の方が温かくなっていく。
    風助さんと出会って、風助さんがいなくなり、手紙が来て
    風助さんのことがいろいろ分かった後、
    かんこは「人生をうんと生きた気分」になる。
    この「人生をうんと生きた気分」という表現がまたいい。
    簡単に理解できたり、割り切ったりできない、
    さまざまな想いや体験を超えていくことで、
    人は大人になっていくのだろう、と思った。

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    2012年05月07日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    蜂飼さんのいさぎよい言葉が胸に染みる。
    一人暮らしののぞみさんのところへ、ある日突然一匹の大きい鳥と一匹の小さい鳥がやってくる。一人と二匹の楽しい生活は長くは続かない。鳥は渡って行かなければならないのだ。一匹がいなくなり、また一匹がいなくなる。また一人になっても前向きに過ごすのぞみさんの姿を愛おしく思う。
    三も二ももともとは全て一の組み合わせなのだというところに、とても惹き付けられた。

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    2009年10月04日
  • きみは なんの つる? いろいろな つるしょくぶつの そだつ にわ

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    謎のツルが伸びてきて、家の壁などに張り付いて伸びる植物たちに絡んでいく。それを通じて、いろんな植物のこと学ぶことができるようになっている。絵も細かく描かれているのが良い。

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    2025年07月11日
  • きみは なんの つる? いろいろな つるしょくぶつの そだつ にわ

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    10歳1ヶ月の娘に読み聞かせ

    これはたまらーーーん!
    好き!!

    ちょうど先々月あたりに
    植物園に行ってて。
    クレチマスを観てきていたから
    知ってる知ってるー!
    と興奮。

    ツル植物が
    こんな風にいろんな種類があって
    それぞれ特徴があって
    工夫があって
    面白い!!知らなかった!!!

    そして
    なんのつる?は

    つい最近、息子が学校でもらってきた種を
    ベランダで育てていたので。
    種も芽も。既視感がありまくり笑
    速攻でわかってしまった。

    それにしても
    植物好きとして
    めっちゃ楽しめる本だったなあ。

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    2025年07月03日
  • きみは なんの つる? いろいろな つるしょくぶつの そだつ にわ

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    素敵なお庭!
    こどもに語りかけるような、易しく柔らかな語り口。
    ある日顔を出したとある植物が主人公。
    植物たちがおしゃべりしたり、それぞれのびたり花を咲かせたり。
    全部の文字を読むと情報量が多いので、ところどころ端折ったり、補ったりして(読み聞かせを)一緒に楽しんだ。

    のびのびと伸びていくツル(詳しくないので一様にツルということに)も、様々なタイプがあるそう。
    巻きついたり、トゲで固定したり、おもしろい!

    植物のつる、ひげ、ようへい、など絡みつく箇所?の名前が様々あることを学んだ。
    著者の方の他の作品も読みたくなった(以前に読んでいたことが判明)。植物への眼差しがなんか好き。

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    2025年05月25日
  • 4ミリ同盟

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    ネタバレ

    暗喩的な話
    マイノリティも自己肯定していきたいねという話(違うかも)

    同種の仲間と分かり合えれば幸せだけど、仲間を探すのが大変そう。現実だとネットとかで探すのかな。

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    2025年05月03日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    とても良いお話◎

    「時間がたつのをわすれ、寝る間を惜しんで熱中するものを、いまみなさんは持っていますか?
    どんなことでもいいので、熱意を持って自分が信じることをつらぬけば、たとえ苦労が多くても自然と道がひらける、人生は幸せなものになる」
    最後のあとがきのようなところも是非読んでほしい一冊。

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    2025年04月06日
  • ヤマトシジミの食卓

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    4.5年から。かんこが空き地で拾ったのは、風助というじっちゃん。空き地にある大きな石や神話について教えてくれたじっちゃんは、家族のように過ごし、ある時突然いなくなった。
    大野八生さんの絵と話の世界観がぴったり合って、お話も心地よく進む。切なくも暖かい読後感。

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    2024年12月19日