大野八生のレビュー一覧

  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    朝ドラは見てなかったし、正直牧野富太郎の事は何も知らなかった。好きな事への素直な探究心、知る、学ぶ、知識を広める前には何人でも平等である事を体現された方なんだと思う。学者ではないけれど、好きな事や自分が打ち込むと決めた事に、楽しみを見出しと追求する貪欲さが、人や世界を動かすのだな。絵本の絵と文章から牧野富太郎の温もりが感じられた。

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    2023年04月29日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    絵本だけど難しすぎ!小1がなんとかついていける…くらいの感じ。下の子は読んでいる途中でどっか行ってしまったw

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    2023年01月19日
  • 4ミリ同盟

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    高楼方子さんの作品は、「ゆゆのつづき」以来、久しぶりに読みましたが、今作はユニークな中にも、ひっそりと大切なものが潜んでいる、おとぎ話のような面白さを感じました。

    「フラココノ実」を食べられない現実に、不安を抱えて生きる、四十代の主人公「ポイット氏」が、同じ仲間三人と協力して、なんとか実を食べようとお互いに協力し手を結んだのが、「4ミリ同盟」。

    同じ仲間と書いたが、細かい点での嗜好というか、考え方の違いを強調しているところが、重要なのかなと思いました。フラココノ実や、周りの考え方に惑わされずに、あくまで現実に起こったことを冷静に見つめる、と。児童書だけど、なんだか大人も読めて奥が深いという

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    2024年11月10日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    牧野日本植物図鑑を見るたびに、高知の関連施設に行きたいと感じています。
    牧野富太郎の一生をサラッと書いてありました。ちょっと物足りなかったな。絵の植物が何なのか調べるのが面白かった。

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    2020年11月08日
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢

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    日本が世界に誇る植物学者、牧野富太郎の伝記絵本。学校教育を受けていないことで学会から閉め出されたこともあったそうだが、家族や仲間に支えられ、94才まで植物を研究し続けました。

    高知にある牧野植物園は、広々としていて素敵でした。練馬区にある牧野記念館のお庭は、博士の眼差しが感じられる良いお庭でした。

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    2020年08月27日
  • 4ミリ同盟

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    ネタバレ

    ポイット氏はフラココノ実を食べたことがない。

    この本の世界では、人はある時期がくるとみんなフラココノ実を食るようになる。はじめて食べる時には、未知の味を味わおうと大人びたふうを装ったり、精神鍛錬に励んだりする人もいれば、逆にフラココノ実を拒否しようとする人もいる。けれど、一人一人違う「食べ時」が来たら、人はフラココノ実を食べずにはいられない。
    大きな湖の中程にあるフラココノ島にある木になるフラココノ実。一度食べたら、毎月一度食べに行くことになるが、そうなると、フラココノ実は日常のひとつでしかなくなる。
    大人はほぼ、フラココノ実を食べている。

    だけど、ポイット氏は、そこそこおじさんで、仕事も

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    2018年05月17日
  • カエルの目だま

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    カエル、トンボ、ミズスマシ、それぞれに合った目があるんだ、って言うお話。

    微妙に絵がリアルで、トンボの複眼のアップは怖かった。
    自分の目を自慢し合って、お互いに認め合って、最後はみんな仲良くなる、という王道と言えば王道のストーリー。
    でも、爽やかで優しい気持ちにもなれ、生き物にも興味がわく、とても良い絵本だと思います。

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    2015年05月29日
  • ヤマトシジミの食卓

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    タイトルからはストーリーが分からないだけに、一読の価値あり。
    まず、ヤマトシジミがシジミで、それを食べられると思っている人は、途中まででも読んでみることをお勧めします。
    そうすれば、きっと最後までページをめくっているはず。

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    2013年07月23日
  • カエルの目だま

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    ネタバレ

    トノサマガエルは自分の目だまを自慢したが、ギンヤンマ、特にミズスマシの目だまは、すごかった。
    カエルはしょぼくれたけど、そもそもそれぞれに合った目だまになってるんだ。
    ひとりひとりの個性を大切に、という著者のメッセージが込められているようです。

    実際ミズスマシの目だまは2対あって、1対は水面から露出しており、食料や敵を見張る。もう1対は、水中にあって、速度センサーの役目を果たしているらしいです。

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    2024年03月24日
  • ヤマトシジミの食卓

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    知らないおじいちゃんを拾ってきちゃった女の子の話

    ヤマトシジミってシジミかと思ったらチョウチョだった^^

    ぜったいシジミの味噌汁的な話かと思ったのにな~笑

    知らないおじいちゃんといっしょに暮らすのはけっこう突拍子もない(一人暮らしとかならともかく)

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    2011年06月25日
  • ヤマトシジミの食卓

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    ネタバレ

    お兄ちゃんは犬(マフィア)を拾ってきた。かんこは、おじいちゃんを拾ってきた。
    学校で一番の友達だった子がハワイにお引っ越し、お兄ちゃんは犬を触らせてくれないし、かんこは悲しい気持ちだった。学校の帰り道、空き地で広い1枚石に座っているおじいさんが、なんだか兄ちゃんの拾ってきた犬の目と似ていたから、かんこはおじいちゃん(風助さん)を拾ったのだ。
    風助さんは「よし、そうしてもらうか」とかんこの家にやってきて、一緒に住みだした。風助さんは空き地の平たい石の近くにヤマトシジミの食草が生えているので,石はヤマトシジミの食卓だと教えてくれた。風助さんはいなくなったり、戻ってきたり。かんこは石のところでかおと

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    2011年06月12日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    友人との別れを関係からの引き算ではなくて、元々あった一として存在させることが素敵だと思った。一と一との友人関係、というのは寂しく聞こえるかもしれないが、依存の無いその向こうに太さがある。ぶれなくてどっかりとした太さ、それはそれぞれを尊重した強さ。すべては信頼から始まる。のぞみさんも大きい小鳥も小さい小鳥も、いい友達だと思った。元気でいれば、それでいい。

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    2011年03月03日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    絵本のようで詩のようで文学のようで。
    みんなで凧もなかを食べる夜も、ひとりで味わって食べる夜もそれはそれでわるくない。

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    2011年03月02日