大野八生のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
豆カレー、おいしそうです。
小3の「ぼく」がじったん(=おじいちゃん)に料理を教わるんだけど、中々本格的です。じったんも厳しく指導してます。
でも、まぁ土鍋でご飯が炊けなくてもいいけど、小学生でも普通に電気ジャーでご飯くらい炊けた方がいいよね。
気になるのは、お父さんの影が薄いこと。
最後の挿絵でお父さんも食卓囲んでる風だけど…あれ?作ったオムライスは、4つ…1つ足りなくない??
でも、気持ち的には、家族が揃っている方が、ステキ。お母さんの誕生日だからお父さんも早く帰ってきてくれたんだよね!
ところで私、この方の挿絵、好きです。表情がステキだし、見てると何だか自分の顔もほっこりしてくるんです。 -
Posted by ブクログ
三年生のかんこは、親友、のともちゃんがハワイに引っ越してしまうことになったり、お兄ちゃんが拾って来た犬を全然触らせてくれなかったり、面白くないことが続いていた。そんな日に、近所の空き地で足をくじいて座り込んでいた風助さんを見つけた。そこで、かんこは風助さんを拾って帰ることにした。かんこの突飛さに両親も最初はとまどっていたけらど、いつしか風助さんはかんこの家族になっていった…
なかなかじ〜んとくるお話です。見知らぬおじいさんを受け入れるかんこの家族。かんこに昔の色んな話を教える風助さん。タイトルは、風助さんが座ってた少し大きな石の名前。石の横に生えているカタバミにヤマトシジミが集まることから来ていて、それも風助さんがかんこに教えたことです。その石で新しい友だちと出会えたかんこ。おじいさんが教えてくれた励ましのおまじない。おじいさんを中心にかんことその家族は色んなものを取り戻していく。けれど、この風助さんにも秘密があった…。
作者は、この物語を湿っぽく書いたりはしません。淡々と、かんこたちがいる風景をまるで懐かしむかのように。だからこそ、かんことおじいさんの(もう今では神話の様な)関係の素晴らしさや、かんこの両親やおじいさんが抱えているものに、より深く思いを馳せることができる。
それにしても風助さんが良いなぁ。おじいちゃんと全く接点が無い人生を送ってきたので、かんこがちょっとうらやましい。 -
センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―
- カート
-
試し読み
-
センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―
- カート
-
試し読み
-
センス・オブ・何だあ? ― 感じて育つ ―
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
高楼方子さんの作品は、「ゆゆのつづき」以来、久しぶりに読みましたが、今作はユニークな中にも、ひっそりと大切なものが潜んでいる、おとぎ話のような面白さを感じました。
「フラココノ実」を食べられない現実に、不安を抱えて生きる、四十代の主人公「ポイット氏」が、同じ仲間三人と協力して、なんとか実を食べようとお互いに協力し手を結んだのが、「4ミリ同盟」。
同じ仲間と書いたが、細かい点での嗜好というか、考え方の違いを強調しているところが、重要なのかなと思いました。フラココノ実や、周りの考え方に惑わされずに、あくまで現実に起こったことを冷静に見つめる、と。児童書だけど、なんだか大人も読めて奥が深いというか、人生を楽しく生きるための方法を教えてくれているようで、興味深かったです。
ただ、ストーリーが簡潔で短かったのが、やや消化不良な感もありましたが、児童書だから、仕方ない部分もあるとは思いました。それでも、個性的な挿し絵の構成や、時折、崩れる文字フォントの自由さ等、何かワクワクさせる要素が多かったのが、また印象に残りました。
これを読んだ子供たちが、どういった感想を持つのかが、すごく気になります。