あらすじ
内容は、「学びで得た喜び」や「学びの本質」、「挫折からの学び」、「池上流勉強法」、「オススメ書籍」、「学びの正体」へと多岐にわたる。
学びとは、つまるところ「人を知ること」であり、「自分を知ること」、ひいては「よりよく生きるための人間力」そのものであることに気づかされる。
子どもから大人まで、すべての世代におすすめの1冊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学校を卒業して強制的な勉強から解放されたからこそ思う。学びに終わりはなく、むしろ社会に出てからの方がより必要になるため、学び方を大学までの時点で身につけておくべきものだ。子どもには進路を決める前の高校生時点で、大学で学ぶ意味について書かれた章だけでも読んでほしい。池上さんご自身のエピソードがふんだんに盛り込まれ、アメリカの大学で何を学ぶか、大学の授業ではすべてを疑うこと、プランBを用意しておくことの意義など、どれを読んでも興味深い。私は乱読しがちなので、もっと教養を深めるような読書にスイッチしていきたい。
Posted by ブクログ
大人になってから、小中高校で習ったことは日常の出来事につながっていると感じることがあり、テストで良い点をとるための勉強の仕方をしていた自分にもったいない、もっと日常と結びつけて学ぶと役に立つのに、、と今更ながら思う。日本の教育方法に文句を言っても仕方ないが、学校でもそのように教えてくれるともっと興味を持って学べるのではないか。しかし、今からでも遅くはない!大人になってからでも学べばよいのだ。
大学は選ばなければ多くの人が行ける時代になっているが、大学に行く意味を分かっていない人が多いように思う。生徒ではなく学生。近年では日本でもリベラルアーツを取り入れている大学もあるらしいが、自分で考える力を身に付けられるように、日本ももっと取り入れていく必要があると考える。
私は読書が好きだが、他人の知識を取り入れるだけでは教養にはならない。たくさんの他人の考えを知った上で、自ら考え自分の考えを持つ必要がある。
学ぶことは楽しい。私はこれからもたくさんのことを学び、教養を身につけていき続けたい。
この著書をきっかけに、もっと池上彰氏の著書を読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
久しぶりに本を読んで興奮をした。
自分には知らなかった世界や教養があり、心から学びたいと思えるものに出会えた。
全体的には池上さんの考え方や伝記などが書かれていて、現在の池上さんがどうやって誕生したのかを知ることができた。
大学生に語りかけるような口調で書かれているので10代や20代の人には強く勧めたい。
Posted by ブクログ
学ぶことの重要さ、楽しさ、それができること自体が素晴らしいことであることをわかりやすく解説。池上氏が読んだ本など中身も濃く、素晴らしくお得な本。
Posted by ブクログ
今,この本に出会えてよかった!
様々な分野で活躍されている池上彰氏でもこんなに失敗や挫折を経験されてきたんだなと驚いた。
今まで因数分解をなぜ解くのか考えた事が無かった私は「因数分解は物事を整理し,共通点を見つけ出すのに役立つ」というとても説得力のある文章に「なるほど!!」と納得した。
これからもたくさんの本を自分の中で考えながら読み,辛くなったときには本の世界に逃げて過ごしていきたいと思う。
Posted by ブクログ
今までは読書を避けていました。
しかしながらこの本と出会い、一生学ことの大切さ!
知識を得る事は無限大なんだと言う事を知り!
これからは沢山の本を読もうと思いました!
Posted by ブクログ
純粋理性批判。カントの名著。池上彰さんも高校生のときに読もうとして挫折したと知って、私はものすごく親近感を覚えた。デカンショ(デカルト、カント、ショーペンハウアー)。この言葉も初めて聞いたけど、高校倫理が大好きだった身としてはこの方々たちの本を読むと「おっ」と思われそうで気分がウキウキする。
さて、なんのために学ぶのか。生きるため、楽しく生きるため、、、ということも書いてあった気がしたけど、1番感じたのは「学ぶことそのものが楽しい」ということ。
知識は教養ではないし、知識はあくまでも手段。それでも、世界中の人とつながるために役立つ。というか、相手を理解したいと思ったときにこれほど役に立つことはないんだと思ったのが正直な感想。
あとは池上彰さんのこれまでの人生から、役に立たない知識や経験はないということ。これがダメ人間の私にはどれほど心強く思えたか。今の仕事を一生懸命やるのも大事。
“ニュース番組のキャスターに「週刊こどもニュース」のお父さん役、そして出版社からの依頼もそうですが、とにかく依頼された仕事は感謝して引き受け、引き受けた以上は必死に勉強する。そして少しでも良い仕上がりになるよう努力する。その過程で失敗があってもくじけない。そうした積み上がりがいまにつながっていると思っています”
与えられた仕事を一生懸命やることは決してムダじゃない。ありがとう、池上さん。
Posted by ブクログ
素因数分解とか微生物の名前とかペリーの来航した年とか…覚えて何になるの?と思っていた自分を奮い立たせてくれるような、新たな気づきを与えてくれる一冊。
今は学ぶ意味がわからなくとも、将来大人になった時「学んでおいて良かった」と身にしみることが絶対にある。
逆に「もっと勉強しておけばよかった」と後悔することがないよう、今のうちにためらわず知識を吸収していかなければ。
読み書きができることのありがたさを噛み締めながら。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読み始めた本。
著者の池上彰さんの経験をもとに、なぜ学ぶのかについて書かれていた。
学んで身に付けた知識、教養は私たちの見方を広げるだけではなく、出会いを広げることにもなる。本当にその通りだと思う。
池上彰さんのように「明日死ぬことがわかっていても勉強したい。」とまでは思えないかもしれないが、いつまでも学び続けて豊かな人間になっていきたいと感じた。
Posted by ブクログ
池上彰氏の経験に基づいた話が多くエッセイ感覚でスラスラ読めた。
勉強や学ぶことの重要性、学ぶことで生活が潤う、勉強は盗まれない財産、愚かな質問はない、あるのは愚かな答えだけはいい言葉。
Posted by ブクログ
学びの本質とは という忘れがちな視点に改めて立ち返り考えることができた。義務的な勉強をしているとつい忘れがちな学びの楽しさや喜びを改めて感じたいと思った。もちろん義務的な勉強をすることによって得られる知識は後々役に立っていくことも多い。これまで学習してきた知識や経験をもとにこれからはより学ぶ楽しさに没頭したい。
Posted by ブクログ
著者の経験を交えながら人が学ぶ意義について主に大学生を対象に書かれた本。
人間とはどういう存在であるかを知り、教養を身につけることで人生を豊かにしてくれる。
そのためにも私たちは生きている限り学び続けることが大事である。学校の勉強、興味のあることでもいい、面白いことを見つけ、それを受け身ではなく、自問自答しながら学びを深めよう。
時には失敗や挫折を経験するかもしれない。若いうちに経験しそれが自身の成長にもつながるだろう。
読書をし教養を深めることで新たな出会いや発見が見つかるだろう。
何も知らないと生活で困ったり、学ぶ楽しみがなかったり、自分飲みの経験となり失敗回避がしづらかったり、自分中心となり視野が狭くなったりする。また旅行をしても知らないことで楽しみが半減するかもしれません
読書でもいい、学校の授業でもいい、自分の興味のあることをつく詰めることがよいのではないか
著者の言う通り読書はもっとも教養はつきやすい。しかし読書が好きではない人はどうか。その人のすきなことをとことんやってみることではないか。それは楽しいことでもいい、友達とのことでもいい、今直面していることでもいい。それに真剣に向き合いそれを検証する。それでも十分ではないか。著者の言う教養とはならないかもしれない。そのひとなりの経験は必ず成長することになるだろう。
大学生だけではなく、なんのために学ぶのかを知りたい人にもおすすめしたい。
学ぶことの楽しさをより実感できるだろう。
Posted by ブクログ
有名なジャーナリスト、池上彰さんが自身の経験ももとにしながら、「なんのために学ぶのか」に追求した本。
順風満帆に見える著者でさえ、「専門性がない」という理由でNHKから爪弾きにされていた話には驚いた。
専門性はないが、広くわかり易く説明することが出来ることを強みにし、独自のスタイルを確立した著者は凄いなぁと思わされた。
「長所は短所」を体現していると感じた。
なんのために学ぶのかという問いにはそれぞれの考えがあるが、参考に出来る考えを増やすことができた。
私も文系の大学の進学するため、なんのために学ぶのかについては今まで以上に考えることが増えると思う。自分の中や、目の前の状況に向き合って常に考えていくことを留めておきたい。
Posted by ブクログ
何のために学ぶのかというタイトルから学ぶことのメリットみたいものが挙げられているが、最終的には、楽しいからゲームをするというように、楽しいから学び続けるという主張。
人間には元来知りたいという欲求があるはずだが、それらが感じられないような子どもがいるというのは先進国ではあるあるらしい。
どうしてそうなってしまうのかそのメカニズムについて知りたくなった。
Posted by ブクログ
池上彰の知識とわかりやすさ。
こういう人が近くにいればいいのに。
学びの大切さを感じられる。
学びたくなる本。
池上彰のこれまでの人生での取り組みや失敗も書かれていて良い。
福沢諭吉やカントなど、知識をわかりやすく書いてくれているので、勉強になる。
Posted by ブクログ
大学生や、これから大学生になろうとする生徒を主なターゲットとして、(特に大学で)学ぶとはどういうことか、教養はどのように身につけるのかを書いた本。
本の中に出てくる「学びとは、決して人から盗まれることのない財産」「学校で学ぶというのは、親から遺産相続を得ているのと同義」というのが印象的であった。
基礎知識から固めて、面白いことを一つでも見つけて深く掘り下げていき、そうやって教養を深めていきたい。
Posted by ブクログ
池上さん自身の話が興味深い。挫折を肯定的に捉え、失敗を財産として、そこから成功に結びつけている。勉強は何歳からどんな段階で始めても楽しいもの。始終嫌々で、どこにも楽しいと感じる部分がなければ、長く続けられるわけもない。苦痛しか感じられないのなら、その学び方はちょっと見直したほうがよさそう。池上さんの話からは、知る楽しさ、経験する楽しさ、失敗を克服する楽しさなど、いろんな楽しさを発見できた。
Posted by ブクログ
内容はタイトルずばりそのもの。
「学び」に対して迷いがある人に動機づけしてくれる一冊。
学生はなぜ学校にいかなきゃいけないのか?
社会人になっても学びは必要なのか?
何を学んだら良いのか?
そもそも「学び」とは何か?
難しい課題に対して、心底考え抜いて、腹落ちしてだした結論はいつまで立っても覚えていることがある。
それも学び。
恥かいたことや、人を怒らせたことで、すごく後悔したことで、次は同じ間違いを繰り返さないようにしようと決意する。
それもまた別の学び。
実は、生きているだけで学びの連続。
だけど、自分から教養を広げれば人生はもっと面白くなると、池上彰氏は伝えようとしている気がする。
池上彰氏の著作を何度か読まれている方には、過去作と似たエピソードが含まれるので既視感はあるかもしれないが、気軽によめて「学び」に対する考え方が軽くなる一冊と思う。
Posted by ブクログ
平易な言葉で、なぜ学ぶのか、学ぶとどんな素晴らしい人生になるのかが書いてある。
いくつになっても学ぶことはとても楽しいと思うし、続けていこうと改めて思わされる。
無知の知。
学ばなければ自分が無知であることさえ気づけない。
Posted by ブクログ
『教養を身につけると、普段の何気ない出会いが豊かな出会いに変わる』というフレーズに強く共感した。
教養を備えていると、周りの人が分かっているのか分かっていないのか釈然としない状況下で、自分は分かっているけど言わないでおこう、うっしっし、みたいな感覚が結構好きだったりする。
加えて、学びは、点と点でインプットされている知識の間を繋げてくれるときもある。そんな瞬間に出くわすことも好き。
Posted by ブクログ
何のために学ぶのか
その瞬間には何の意味も成さなかったことが
いつか線となって繋がることがある
だからこそ学ぶことに意味がある
本文にはスティーブ・ジョブズの例があった
大学を中退した彼はカリグラフィーの授業は
面白いと思ってこっそりと受けていた
それがiPhoneやiPadを作るに当たって
花開いた
その瞬間は何の意味も成さなかったかもしれないが
のちに大きな花を咲かせることがあるのだと思った
また、企業経営者たちか海外へ行くと
英語が全然話せない。
それは日本の教育が問題というのは大きな間違い。
話すべき内容がないだけであると
本文には書かれていた。
たしかに日本は受験勉強のため就職活動のために
必要のないことは排除しがちだと思った。
教養なんて受験には関係ないとし
点数を取るためだけの勉強をしている。
だからこそ話す内容がなく、
英語で語るべきことがないのだと納得した。
そして最後には
学びとは人から盗まれることのない財産だ
と書かれていた。
以前、テレビでGACKTが話していた内容を
思い出した。
「今、自分が持っているもの、お金や財産、全てがなくなってもやり直す自信はある。それは全てがなくなっても自分には知識があるから」
と語っていた。
やはり、学びを楽しむ人は最強だと思った
Posted by ブクログ
学ぶことについて、考える一冊。自分が昔から思っていることだなと思った。もっとそこについて、池上さんらしい視点があると思ったが、共感できる部分が多かった。あとは、過去を知った感じ。これを読んで、学ぶ姿勢は変わらずもっていたいというのはそうだけど、教養を身につけるための本を読むのも面白そうだなと感じたのが、読み終えた後の1番の変化。シェイクスピアもカントも読みたい。君たちはどう生きるかも再読したい。
今は、やりたいことがたくさんある。いつ何があっても後悔ないように、やりたいことをいつまでもやり続ける人生を生きていきたい。
Posted by ブクログ
学生向けに、色々な失敗を経験すること、読書をして教養を身に付けることの重要性が語られている。本はただ読むだけではなく、読んだものについて府に落ちるまで自分で考え、アウトプットすることが大事なのだということを改めて感じさせられた。
Posted by ブクログ
●アウトプットを意識したインプット
●愚かな質問はない、あるのは愚かな答えだけだ
●本を読んだ後、感想を言い合う(自分の頭で本の内容について考える)
Posted by ブクログ
本を読んで別の世界に逃げればいい、何度もそうしている内に心の持ち方が変わるからというのが良かった。また英語が話せる以前に教養がなければ会話が成り立たないという部分も参考になった。
Posted by ブクログ
「学ぶことは、人生をより深く、豊かにしてくれる」という考え方。本書では、学びが自己実現や人生の充実などにつながることを強調しており、学ぶことが人生を豊かにするために重要な役割を果たすという点が印象的でした。
21世紀における必要なスキルや能力についての議論。本書では、21世紀においてはコミュニケーション能力やデジタル技術の理解などが必要不可欠であるという指摘がありました。これらのスキルや能力は、今後ますます重要になっていくと考えられるため、学ぶことの意義や必要性を改めて認識することができました。
自己学習の重要性についての言及。本書では、自己学習が重要であることが強調されており、インターネットを活用することで、誰でも自分自身で学ぶことができるという点が示されていました。このような情報化社会において、自己学習がますます重要になっていくと考えられるため、学ぶ方法について改めて考えることができました。
Posted by ブクログ
池上さん好きなので。ご本人の経験から得た「学びの力」の解説、高尚じゃないし目新しいことも特にないけど、わかりやすいし実感がこもっている。
失敗・挫折から学ぶ、早いうちに挫折を、というのは大賛成。
あと「プランBは?」というのはいいな。英語の代替案の言い回し、ポジティブで。
おススメ本(メモ)
『読書について』ショウペンハウエル
『君たちはどう生きるか』
『学問のすゝめ』
『永遠平和のために』カント
『民主主義』文部省
『人生を面白くする本物に教養』出口治明
Posted by ブクログ
作者の経験談をおり混ぜたわかりやすい文章ではあるが、どこかで聞いた事がある内容が多かった。最近よく目にするリベラルアーツは興味深かった。おススメ書籍も参考になった。
Posted by ブクログ
本を読む
それだけではダメであることは衝撃だった。
自分でその本について思考する、その行為が重要であると知れたので良かった。
何のために学ぶのか、それは人それぞれだと思うが、人生を歩むのに必要な教養を身につけられればと思った。