子どもの貧困や孤食対策、あるいは地域コミュニケーション増進の手段として最近注目されている「子ども食堂」。その企画設立から運営までの方法を著者自身の体験に基づき説明した本。
経験者だけあって、細かいところまで説明が行き届いている。
なお、あとがきにはこの本を手にとった人は勇気を持って子ども食堂の設立の
...続きを読む一歩を踏み出してほしい、とあったが、必要性は十分理解できるもの、なかなかその勇気は出ない。せめて些少ではあるが、寄付等でささやかながらの支援をさせてもらいたいと思う。
もちろん、子ども食堂の必要がなくなる社会が一番良いのだが・・・。