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のび太の本質は、その優しさにある。のび太は、人の幸せを喜び、人の不幸を共に悲しむことができるという評価を得ている。それは人間に対しての最高の褒め言葉であると思う。のび太は人に頼ることができると点で優れているのかなと感じていたが、のび太の本質は転んでも起き上がるという失敗にくじけないということ、苦しいことがあっても前向きに生きていこうとすること、そしてその気持ちを周りに伝えるということ、そこにのび太の良いところが表れていると思う。
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"ドラえもん"の主人公"のび太"の姿から、人生の歩み方を考えてゆく本。正直こじつけっぽいところもあるけれど、元の素材がいいとこういう料理の仕方もあるのだなあと。のび太の人生もポジティブにとらえれば、まさに他山の石。
この本のおかげで、ドラえもんの素敵な話を思い出せたのが個人的には良かった。
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久しくドラえもん見てないけど、いつもダメダメなのび太だけど本当にダメなやつなわけじゃないんだよね。のび太にも人を引きつけるところがちゃんとあって、それはけして特別なことではないってことに多くの人が勇気をもらえたんだと思いました。
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日本を代表するアニメである「ドラえもん」。日本で育ったのであれば、一度は観たことがあるだろう。毎週テレビで放送されるだけでなく、映画としての作品も多数ある。そんな「ドラえもん」を研究している大学教授が書いたのがこの本。
「夢が叶えられる!これが『のび太メソッド』 いまの時代を生きるヒントがたくさん!」という帯が目を惹いた。
ドラえもんといえば子供が観るアニメという印象があったが、「いまの時代を生きるヒント」という大きなスケールにまで話が膨らんでいて、純粋に興味が湧く。また、「のび太は、だらしなくて困ったことがあるといつもドラえもんに頼り助けられる」というイメージを私自身強くもっていたため、そんな「のび太」の生きかたから学べるものなんて何があるのだろうと疑問に思ったことが出発点。そんな興味や疑問をもって本を読み始めることができた。
本書籍は、主人公である「のび太」に焦点を当てている。「のび太」の考え方や生き方には人生にとって大切なこと(教訓)が秘められていることを発見した著者は、具体的な場面を抜き出して教訓と共に説明を加えている。私も観たことのある場面がいくつか取り上げられていたが、知らない場面の方が圧倒的に多く、アニメや映画でその場面を観てみたい、観たことのある作品も再度見直したいと思わされた。
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漫画ドラえもんを分析したドラえもん学の提唱者である作者が、これという短編を紹介しつつ、さまざまな切り口から、のび太の生き方を肯定的に評価している。決してヒーローではないけど、優しくて前向きで、素直で。
心に残る言葉があふれていて、息子に読ませたいと思った一冊。
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心身ともに弱っている読んだ。
体も壊した後の病み上がりの時期で、大好きなはずの読書も思うようにできない時だったので、
あまり前向きで力強い啓蒙書的なものを読める状態ではなく、子供向けの本とかを読んでいたなぁと思い出す。
やなせたかし先生の「何のためにうまれてきたの?」とか読んでたなあ・・・
そういう時期には、こののび太の生き方をヒントにする、と言うのは、割とちょうど良かった。自分をダメだダメだとせめていた時期の自分には。
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自分がクヨクヨしていた時期に読んだ後半は、特に身にしみて参考になった。のび太自身が藤子先生そのものと、先生ご本人がおっしゃっていたエピソードを最後に知って、現実味というか、「そうしなければ」、「同じ人間、俺もそうできる!」と思う気持ちが強くなった。
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一気に読めた!
のび太を通して学べること多数!
要は自分のペースで、ゆっくり何事にも挑戦して取り組むということ!
それから、誰に対しても優しい心を持つこと!
捉え方の問題やけど、やっぱりのび太にはなりたくないのが本音。
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『ドラえもん』のメインキャラクター、野比のび太を学問や多くのデータに基づいて分析する一冊である。ダメな人間の象徴として描かれがちののび太だがそれは表面的な一面でしか無く、その本質を探るとストレス社会にある我々が心のより軽くなる方へ向かう良い処方箋になると思う。
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のび太はまずやってみる
あきらめない
自分の得意を理解する
のび太なりに努力する
周りの期待に応えようとする
夢(ビジョン)を語り、周囲に共感を得る
人の幸せを願う
のび太から勉強することはたくさんありそうだ。
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息子がADHDでかなりいつものんびりで、勉強もできません。
このまま息子は自立できないんじゃないかと不安になることがよくあります。
ただのび太と同じように前向きでやさしいところもあるので、心配しすぎなくてもいいのかもなーとこの本を読んで少し思いました。
バリバリと成果を出すような生き方だけが正解ではないというのを、息子ではなく自分が理解する必要がありますね。
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長年ドラえもん学を研究している横山先生の書。
ドラえもんのストーリーから学ぶのび太の素晴らしさを伝えている。
のび太はジャイアンとスネ夫にいじめられても、テストで毎0点を取っても、運動ができなくても、なぜ最終的にはクラスのマドンナしずかちゃんと結婚ができたのか?
不登校にならずに学校に通えているのか?
それはのび太の心、意志にあった。
・のび太は人間にも自然にも動物にも優しい心を持っている
・上手くいかなくても決して諦めない
・悔しいことがあれば「僕だって」と何かしらの行動に出る
・夢を具体的に口にすることが出来る
・自分のやりたいことに向かって自分で考えて行動することが出来る
・行動することでたくさんの失敗をする、その事によって新たな気づきが生まれて前に進むことが出来る
このように一見ドラえもんに頼って何も出来ないのび太に見られがちだが、のび太にはたくさんの魅力がある。
ストーリーを見ていくとドラえもんも無闇矢鱈にのび太くんに秘密道具を与えているわけではなく、様子を見てどうしても道具が必要だと思った時に手を貸す。
のび太が夢を叶えていくのは自分の行動のおかげだであり、秘密道具は夢を叶えるための手助けになっていたのだ。
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ドラえもんの話自体は面白いが、それをこねくり回してのび太メソッドなる教訓にするのがいまいちヒットしなかった。
教訓自体もどこかで聞いたことのあるものが大半。
これならドラえもんのコミックスを読んだ方がよほどいい。
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ドラえもんあんまり見ないで育った勢なのでストーリー説明は面白かったけど、教訓の部分に関してはおじいちゃんの柔らかい文章すぎて頭入ってこなかった。
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昔からドラえもんが好きだった。
小学生の頃に全巻揃えた。3年ほどかけて少しずつ。自転車で色々な古本屋を回って。
この作者ほどではないがドラえもんからは大きな影響を受けていると思う。脳の表面部分だけでなく心の奥底でも。
この本は大学教授が真面目にマンガを分析して、のび太の人となりをまとめたものだ。
どうでもいいことに時間と情熱を割いて取り組んだことには敬意を表する。
ただドラえもんは何も考えずに読むものだと私は思う。それで十分に心に残る。そういう作品なのだ。
持ち上げることも蔑むこともない。のび太はのび太なのだ。
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内容に共感はするが、のび太との親和性はちょっと強引な感じ。
結局、サボったり楽して手に入る成果はなくて、精一杯努力しようね。って結論に落ち着く。
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叶う夢には、法則がある
そんなメソッドがあったのですね。
そして、ドラえもんはあなたにもいる
困ったときは、自分のまわりにいる大切な人を思い出そう。
愛されていることを思い出そう。
そして、子どもにとってそんな存在に私もなろう!
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著者はドラえもん学を研究していて、ドラえもんの漫画に隠された大事なメッセージを解説している本。ドラえもんを50回以上読んでいるというからすごい。ドラえもんをちゃんと読んだことがないので、ふ~んという感想。
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親は子供に悩まされているのだという永遠の真理~1人間関係で悩む→完璧をいきなり目指さない2やる気が出ない→深く考えずにやってみる3苦手意識が強い→簡単に実現する成功を体験する4どんなに有能でも悩む→解決に向かわせる5「うっかり忘れ」も、防ぐ方法を探せばいいだけ6思い立ったら即実行。行動が裏目に出ても構わない。7人手を集めるよりも、やり方を改善しよう8有能でも、優しさがなければ敵を作ってしまう9夢中になってしまえばこっちのもの10妬むよりも、相手の長所を素直にホメル11欲を持ち過ぎない12どんなに憎い人にも優しくする13何に対しても偏見を持たない14心配するよりも、まずは実行15「かっこいい自分」を想像する16でも、現実ではかっこつけない17周りの人たちに納得してもらう18自ら行動して、周りに共感してもらう19非常識な夢は叶わない20他力本願で欲望丸出しだと、ひみつ道具も役に立たない21具多的に描ける夢は、叶いやすい22「ぼくだって」という気持ちが、明るい未来を作る23「負けん気」が夢を生み出し、夢を叶える24最初から他人を頼らないようにする25夢は口に出して、周りに知らせる26直感で決断。とにかく動き出す27失敗したら、再チャレンジするだけ28夢は叶うと信じきる29幸せになった自分の姿を想像する30もくひょうから逆算して、今すべきことを洗い出す31周囲からの期待を思い出す32励まされた体験を思い出す33夢や冒険に憧れ続けて、頑張る心を元気にする34「愛する存在」で、心を強くする35当たり前の人間関係こそ大切にする。でも依存しすぎない。36自分より、まず他人の幸せを望む37「失敗すること」までも、楽しむ~夢・・・ねえぇ
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何をやってもダメなのび太のイメージだけどのび太から学ぶことって多いんだな。って改めて思う本。
ドラえもんのストーリーをベースにのび太の逸話を入れてくる。
自分が響いたのは、
・のび太は直感を信じてとりあえず何事にも挑戦する。
・悔しいことがあっても「僕だって」となにかしらの行動に出る。
・笑われても夢を口にする。
子供向けの本かもしれないけど、大人が読んでも響く本でした。
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ドラえもんの漫画から読み取る
のび太の明るい未来を手に入れるメソッド
漫画だと一見ダメ人間にみえるけど
こう分析するとのび太は実はすごいんだな
でも確かに人間性はある
悪口いわず、行動力ある
他人のいいところ素直にいいなと肯定できる
失敗してもめげないし
やさしい
偏見がない
以外と欲がない
心配なことは考えない
やりたいことはぜったいやる
具体的に描ける夢は叶う
負けん気
理想を声にする
直感で決断
何度もチャレンジ
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『ドラえもん』で一見ドジで勉強もせず、失敗や怒られてばかりいるのび太の優しさや行動力のある一面を切り取り、子どもへの困難なことや挫けそうな時の乗り越え方を教えてくれる本。
ストーリーを言いたいことに紐づけていて、その紐付けが少し無理矢理なものもあったが、子どもにも分かる本になっていた。
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のび太は何をやってもダメなヤツというイメージしかなかったけれど、この本を読むと自分ものび太を見習おうと思えた。のび太は「いいな」と思うと、とりあえず行動する。行動してうまくいかないことはあっても、何もせずに諦めることは絶対にない。考えてから行動するのも決して悪いことではないけれど、少し考えたのならまずトライしてみるようにする。
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★夢や冒険に憧れ続ける心を持ち続けて人生を楽しもう!
ドラえもんの主人公「のび太」にスポットを当てた本書。
のび太のイメージは「何をやらせてもダメな男」ですが、じっくり観察すると逆にすごい男というのがわかるように解説しています。
●のび太メソッド
→のび太はひみつ道具に頼らず自力で問題解決をした方がいいのを実は知っている
・うつつまくら
→夢と現実の間にはギャップが必ずある
ギャップを一歩一歩埋めて夢へ階段を登っていくことこそが人生の営みなのである
・のび太ののび太
→失敗しても失敗した結果を元に改善してまた挑戦していく気概が大切
・のび太の模型鉄道
→苦労して作ったモノは喜びも大きい
・四次元たてましブロック
→無計画でもあえて行動する、心配しすぎて行動しない方がもったいないと考える
・のび太と雲の王国
→夢を描くことができなければチャレンジすらできない
まずは夢(目標)を自己宣言してみよう。
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ドラえもんはよく見てたけど、のび太が好きではなかった。
ドラえもんにすぐ頼って、自分では何もしない。可哀想な自分を演じてドラえもんの気を引こうとしたり。
映画になると仲間を引っ張ったり、敵に向かっていったり、優しさをすごく感じたりと良い所も分かるけど、気に入らないことの方が目立って悪い印象が勝っちゃう。
この本は、エピソードを解釈しながらのび太の行動や言動を分析して、個人的に気にも止めていなかった部分がクローズアップされ、のび太メソッドとして教えてくれる。
言われてみれば、切り替えはすごく速いし、行動と失敗を沢山している。
そういう所は見習いたいと思った。
それに人をもっとよく観察しようと思ったし、ドラえもんをもう一度観たくなった。
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辻村深月の「凍りのくじら」を読んで、ドラえもんを思い出し、気になったので読んでみた。
ドラえもんを大人な見方をするとここまでしっかり分析する人がいるんだなぁと。これまで楽しいアニメとしてしか見ていなかったから、なるほどと思った。
懐かしい話が出てきたり、他にもこんな話もあって面白かったなと色々思い出して、ゆっくりまた見てみたくなった。
色んなことをアニメからも伝えられるし、教えてもらっていたんだなぁ。