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社会学者である著者(故人)が、10年以上前に書いた本。
お笑い芸人の又吉直樹さんがTVで取り上げ話題に。
日本は、他の国と比較して、「友人重視志向」の傾向が突出して高いのだそうです。
自分自身を高めたい、成功したいなどの意識よりも、親友を得たい、色々な人と付き合い人間関係を豊かにしたいという意識が高いそう。
その一方で、友達が多いのに寂しい、恋人や家族との関係が上手くいかないと悩む人も多い。
様々な悩みや疑問のヒントが書かれています。
同じでなければならないのではなく、違いを受け入れること。
親しくなければならないのではなく、適度な距離で関わること。
完全な自由ではなく、適正なルールを共有すること。
当たり前だと思っていた思い込みを捨てることで、新しい心地よい人間関係を見つけられるかも。
元々は学生向けを想定して書かれていますが、大人にもオススメの本。
Posted by ブクログ 2024年02月16日
他者
異質性
同質性から並存性へ
気の合わない人と一緒にいる作法を学ぶ
傷つけあわずに共存する
やり過ごす
「愛せない場合は通り過ぎよ」
距離の感覚は人それぞれ
露骨な"シカト"の態度 = 攻撃、敵対
最低限のあいさつ
あくまでも自然に"敬遠"
親しさ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月23日
この本は大変気づきが多かったです。 現代に添った人付き合いの仕方について書かれているページには、なる程と納得すると同時に、変わってきたなぁ…としみじみ思いました。 無理に関わるから傷つけあう、その通りだな、と再度気づきがもらえました。 気の合わない人との付き合い方「気に入らない相手とも、お互い傷つけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月04日
・「他人」と「他者」の捉え方についてが印象的で、どんなに親しい人や一緒にいる家族等でも「他者」である以上お互いの全てを理解すること、理解してもらうことは不可能なんだってことを忘れてしまいがちだけど、そのことを再確認させられる本でした。だからと言って孤独、というのではなくそのことを理解した上で「他者」...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月20日
副題の通り、「人と人の〈つながり〉を考える」内容でした。
大人が読んでもおもしろい!と思います。
否、大人だからこそ、いろんな場面と出会ってきているからこそ「そうだよね」と思える表現と出会えるのではないかと思います。
人と人との距離感に目を向けることの大切さや、気の合わない人と共存していくために...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月27日
私は体調がよければ、愛想がよく浅い付き合いが多い、名前を知らなくても平気で話せる。たぶん深く知らなくても都合よく解釈して接しているだけなんだなと思う。
体調悪い時は、相手がどう思うか気になって不安でしかない。
わかるはずもない、相手の気持ちを気にしすぎて疲れていただけなんだと、この本を読んで、なるほ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月03日
タイトルには「友だち」という言葉が使われていますが、「他者」とのかかわり方全般に役に立つ本だと思います。
「他者」との交流は、「喜び」の面もあるけれど、「苦しみ」の面もある。
また、すべての「他者」と仲良くなることは不可能。
人付き合いにおいては、これらを前提として、他者との関係を築くことが、幸せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月22日
友だちのことはもちろん、教育のことも書かれており参考になった。例えば、小学校高学年ぐらいの子どもが身の回りのことをできるようになったり、それなりに親と対等な口のきき方でコミュニケーションができるようになったときも、内面ではまだまだ親に甘えたい気持ちや幼い心情を残したりすることがよくあるため、親の精神...続きを読む
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