レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。
私は本のレビューを書くときに、あらすじはなんとか書けるのですが、自分の感じたこと(感想)が、まさに3行くらいしか書けず、この本にとびつきました。
とても、簡単で、基本的なことを述べてある本ですが、今まで書けなかった、自分の感想をこの本を参考に
...続きを読むすれば、少しは書けるようになるかと思いました。
以下要点をまとめました。
第1章 3行以上書くための基本
・5W1Hを武器にする。
・5つめのWは「WHY=なぜ、どうして」。この「WHY」を忘れているので、書くべき要素を見失ってしまうのです。
・「WHY」の要素を中心に書き加えていくと、自然と文章のなかに「行動」や「変化」が現れてくる。
↓
「状況」を書き表しただけの平板な文章から動機や理由を伴った具体的で生き生きした文章が引き出されてくる。
第2章 具体的に書くためのコツ
1「楽しかった」って何が?
・文章に具体的なエピソードを盛り込んでいくことが、一番手っ取り早く、説得力がある。
・<なぜ楽しかったのか>という部分を具体的に書いていくと楽しかったという言葉でくくる必要がなくなる。
・<楽しかった>という何にでも当てはまる形容はできるだけ使わないようにして、その内容を書き込むようにする。
2「ありがちな言葉」は避ける。
「可愛い」を使わずに、子犬の可愛らしさを描くには、「なぜ、どうして」という問いかけをして、エピソードを積み重ねていけばいい。
3筆が進まないのは、その「一言」が原因
・「会話が弾んだ」という慣用句を使わずに、その内容を書いていけば「なぜ会話が弾んだのか」という理由がわかる。
4「データ」「数字」を取り入れる。
・「すぐ」より「歩いて10分」
5「説得力ある」文章の書き方
・観念論より「自分自身」のことを。
第3章「観察眼」を身につける
1「出来事」「表情」の背景を探る
・「その笑顔に癒されている」という慣用句を使わずにその具体例を書き込んでいく。
・「苦虫をかみつぶしたような」という慣用句でなく根本原因を具体的にしていく。
※元の文→改善例を見ていくとわかりやすかったです。