あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
★文章を書くのが苦手な人必見!
★辞書代わりに手元に置いておくと便利な1冊!
メールやSNSの投稿、資料作成など、文章を書く際に「相手に意図が伝わっていない」「読み返すと、なんとなくおかしい…」と思ったことはありませんか?
それは文と文をつなぐ「接続詞」がうまく使えていないことが原因かもしれません。
接続詞の使い方がおかしいと、違和感が生まれて読み手の負担が大きくなり、何を伝えたいのかがわかりにくくなります。普段は無意識に使っている接続詞を改めて知ることで、読みやすい文章は書けるようになります!
本書では、第2章、第3章で50音順に接続詞を解説しています。使い分けに困ったときにも、すぐ調べられる便利な1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
接続詞を使った方が接続助詞を使うより文章が短くなる。
「仕事が不規則なので、普段、家族との団らんがなかなか持てないので、夏休みくらいは家族とゆっくり過ごす時間が欲しいと思うが、最近は子どもも大きくなってきたので、クラブ活動なので忙しいので、時間のすりあわせが難しくなっっているが、今年はクラブ活動が休みの時になんとか一緒に過ごせそうだ。」
「そのワインは安いがおいしい」そのワインは安い。しかしおいしい。対比がはっきりする。
接続詞でその後の文章の風景が変わる。
「犬がいる。だから、うちの犬を近づけないようにしよう。
犬がいる。おかげで、癒やされる。
犬がいる。そのため、その路地を避けて投稿している。
犬がいる。しかし人懐っこいので番犬にはならない。
犬がいる。そして飼い主とじゃれ合っている。
犬がいる。そのうえ羊もいる。」
接続詞は読み手の負担を軽減する。
「例えば」「つまり」「それにしても」は正確には接続詞ではない。が同じ役割を果たす。
逆接 が、しかし、かといって、けれど、さりながら、さりとて、しかし、しかしながら、そうはいっても、そうでありながら、そうはいうものの、そのくせ、それどころか、それにもかかわらず、だが、だがしかし、だからといって、ところが、にもかかわらず、
仮定 さもなそれにしては、ければ、さもないと、そうしたところで、そうしたら、そうすれば、そうすると、そうであっても、そうだとしても、それでいながら、
因果 おかげで/そのせいで、したがって、ゆえに、そのせいで、そのため、それだけに、だから、ゆえに、
対比 一方/他方、いわんや、逆に、これに対して、これに比べて、反対に、そのかわり、その一方、反面、それに比べて、それに対して、それよりも、他方、ましてや、むしろ、よって、
結論 いずれにしても、いずれにせよ、かくして、このように、どうせなら、とにかく、ともかく、どのみち、どうせ、どちらにしても、ともあれ、なににせよ、
累加(加えて説明する) おまけに、加えて、さらに、しかも、そのうえ、それに、
継起(続いて起こることを示す) すると、そこで、そして、それで、それから、それで、ついては、
制約(条件や例示) ただし、ただ、とはいえ、とはいうものの、なお、もっとも、
並立(同時に成り立つ内容) および/ならびに、かつ、しかも、そして、それから、なおかつ、ならびに、また、
換言(別の言い方に変える) すなわち、つまり、つまるところ、ようするに、
選択 あるいは、それとも、ないしは、または、もしくは、
例示 具体的には、げんに、事実、実際、じつは、たとえば、具体的には、例を挙げれば、
順序 あげくに/挙げ句の果てに、終わりに、結局、最初に、最後に、さらに、そのあと、その瞬間、そのとき、と同時に、第一に第二に第三に、つづいて、とうとう、はじめに、畢竟、一つ目に二つ目に、まず、
転換 さて、そもそも、それでは、では、それはそうと、ところで、さて、
順序の接続詞は、わかりやすいが面白い文章になるわけではない。
はじめに、まず、次に、ついで、さらに、このように
第一に、第二に、第三に、最後に、
接続詞が多すぎる文章
ビジネスは利益を生み出すものです。趣味とは違います。ところが、多くの人はビジネスではなく趣味に甘んじているのです。それはなぜかというと、利益が出せないからです。つまり一円も稼げないものは趣味だからです。
しかし「赤字は織り込み済み」などと言って、現実を見ない人が多いのです。が、しかし、それでは思いを叶えられるわけがありません。が、あなたが、ビジネスを本気でやりたいのなら、まずは一円です。しかし、多くの人はこれができません。なぜならビジネスで一発を狙おうとするからです。
しかし、現実は夢物語ではありません。なぜなら、赤字の会社にたとえ小さな案件であっても任せようとはしないからです。なぜなら、クライアントはリスクを嫌うからです。だから、信頼を得るためにもビジネスをしなくてはなりません。まずは、一円を稼ぐことが重要なのです。つまり一円を稼げないと一万円を稼ぐことはできません。
接続詞の後の句読点は必要か、推敲する。接続詞を目立たせる必要があるか。
「君の考えは理解できる。しかし、僕は君と違う意見だ」「しかし僕は、君とは違う意見だ。」接続詞は対比させる役割がある。
逆接の接続詞は、起から承に使える。
転換、累加の接続詞は、承から転に使える。
結論の接続詞は、転から結に使える。
このように、そのように、はまとめに使える。