あらすじ
本書の目的は単純明快。文の構造を正確に理解し、正しく助詞を使い、正しい日本語を使って文章を書くこと。どこか変な、違和感のある文には、文法的な欠陥、間違った言葉の使い方があるものです。
たとえば、次のような文章はいかがでしょうか。
「このバッターは選球眼がいいので三振とフォアボールをよく選び、打率と本塁打が多いバッターだ。」 (詳細は本書16ページ以降で)
ベテラン校閲記者が「読み手に正確に伝わる文章の書き方」をわかりやすく解説。「書くことにいまいち自信がない」という人も楽しく学べます。
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Posted by ブクログ
分かりやすい文章を書くための必須事項をまとめた本。頭では理解できても、身につけるには時間がかかるだろうなぁ。。「こそあど」や助詞の使い方のような当たり前の事柄でも、振り返ってみたらちゃんと書けているのか自信が薄れていく。慣用句に至っては、日常生活で間違った用法を繰り返し見聞きしているので、正しい用法を身につけるのが逆に難しいかもしれない。
Posted by ブクログ
普段感覚的に書いている文章や言葉の使い方について、改めて整理しているという点で勉強になった。だが、ここで書かれているほど論理的に分類して、常に文章が書けるかと言われると、少し意識する程度だろうなというのが正直な感じだった。
Posted by ブクログ
手元に欲しい一冊。
読みやすく、ためになる。
同じ意味の言葉を繰り返さない(p.142)
「従来から」って間違ってるんですね!使ってた…
「従来の」もしくは「以前から」が正しい使い方だそうです。
同じく、「アンケート調査」も!
アンケートは、調査の意味…
読むだけじゃ身につかないけれど、文法を意識するきっかけになった。
正しい日本語を使えるようになったらすてきだな。
Posted by ブクログ
気にすることなかった文法や慣用句を、丁寧に解説してくれている。
「てにをは」など助詞の活用は、例文がわかりやすく理解できた。
巻末の文章の書き方は、文を付けたしていく過程が具体的でよかった。
何度か読んで、知識を身につけたい。