福尾匠の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 眼がスクリーンになるとき
    『眼がスクリーンになるとき』。タイトルに引かれて久々に哲学関連の本を読んだ。良書だったので感想を書かずにはいられない。難解で知られるドゥールーズ『シネマ』の入門書であると同時に、「創造」についての本でもある。

    何を隠そう僕は学生時代に『シネマ』を読んだものの1ミリも理解できなかった人間だ。何が書い...続きを読む
  • 眼がスクリーンになるとき
    内容は難解だけど数回読めばわかるようになる。
    問題は『シネマ』を読まないと『シネマ』の議論と福尾の解釈との見分けがつきづらいこと…
    この本を手掛かりに『シネマ』も読むかあ
  • 眼がスクリーンになるとき
    (01)
    本書も,映画の本でもなく,映画史の研究でもない.何の本なのか,といえば,著者が冒頭でいうように,ドゥルーズ「シネマ」(*02)の解説書ではあるが,おそらく「シネマ」の詳細な解説が読めてよかったという読書体験にはならないはずである.
    終盤のモチーフとなる仮構や偽といった話題へと接続しつつ,偽...続きを読む
  • 眼がスクリーンになるとき
    ただ見るとは。
    映画はモンタージュの集合体であり、それ自体が隠喩であると信じていた自分には、あまりにも逆説的な出だしで困惑した。だが、映画は映画でありスクリーンであり自分が見ている世界でもある。目の前で流れている存在そのものが自分の眼であると考えるのも面白い。

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