作品一覧

  • ブラックホールは白くなる

    ブラックホールは白くなる

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    理論上の天体「ホワイトホール」の存在に迫る! 天才物理学者による圧巻の宇宙論 2019年に観測され、ついに存在が明らかになった「ブラックホール」。光さえも吸い込むこの天体は、どのような運命をたどるのか。カルロ・ロヴェッリが提唱するループ量子重力理論を推し進めると、ブラックホールは長い時間を経たのちに、あらゆる情報がそこから噴出する「ホワイトホール」に変わる可能性が浮かび上がる。ブラックホールは時の経過とともにて細く長く引き絞られる漏斗のような構造を持ち、最も深い領域では量子現象による時空の歪みの影響を受け、時間が反転する。そして黒い穴は、白い穴へと変わる―― 『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』で常識を覆し、”ホーキングの再来”と評された天才物理学者が、満を持して自身最大のテーマである「ブラックホールとホワイトホール」の謎に挑んだ集大成の一冊。 【内容】 第一部  黒い穴(ブラックホール)  第一章  ブラックホールとは何か  第二章  地平線で時は止まるのか  第三章  不穏なる時間の相対性  第四章  内側に行って、見る  第五章 量子効果と特異点  第六章 ブラックホールの奥底を見る 第二部  白い穴(ホワイトホール)  第七章  ホワイトホールとは何か  第八章  空間そのものを構成する基本粒子  第九章  ブラックホール内部での飛躍  第十章  計算は今も進行中  第十一章  ホワイトホールの外部で起きること 第三部  過去と未来  第十二章  科学者たちの論争  第十三章  ホワイトホールの地平線  第十四章  過去と未来は何ゆえ異なるのか  第十五章  わたしたちは未来を思い出すことができない  第十六章  わたしたちは過去を選べない  第十七章  天空を漂うホワイトホール 訳者あとがき 原注
  • 規則より思いやりが大事な場所で 物理学者はいかに世界を見ているか

    規則より思いやりが大事な場所で 物理学者はいかに世界を見ているか

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    天才物理学者は「この世界」をどう見ているか? 文理を横断する思考の核心に迫る! 『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』等の著書で、物理学の最先端を詩的な言葉で解説しベストセラー生み出してきたカルロ・ロヴェッリ。彼が10年以上にわたりイタリアの新聞各紙に発表してきたコラムから、約50篇を厳選して収録。「ループ量子重力理論」を牽引する理論物理学のトップランナーであるだけでなく、哲学や文学にも造詣が深く、社会問題にも鋭く切り込む「発言する知識人」ロヴェッリはこの世界をどのように見ているのか? 常識にとらわれず真実を明らかにしようとするその思考の核心に迫る一冊!
  • カルロ・ロヴェッリの 科学とは何か

    カルロ・ロヴェッリの 科学とは何か

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻2,310円 (税込)
    地球が宙を浮いていることを最初に見抜き、初めて地図を描き、世界を始まりも終わりも無限だと想定した古代ギリシャの世界初の科学者アナクシマンドロス。科学的思考の本質をえぐり出す。
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

    世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻2,200円 (税込)
    世界の本当の姿とは? 天才物理学者が「真実」を明かす 「ホーキングの再来」と評される天才物理学者が「真実」を明かす イタリアで12万部を売り上げ、世界20か国で刊行予定の話題作! 科学界最大の発見であり、最大の謎とされる量子論。 はたして量子論の核心とは何か、それはどんな新しい世界像をもたらしたのかを、研ぎ澄まされた言葉で明快に綴る。 量子は私たちの直感に反した奇妙な振る舞いをする。 著者によれば、この量子現象を理解するためには、世界が実体ではなく、関係にもとづいて構成されていると考えなくてはならないという。 さらにこの考え方を踏まえれば、現実や意識の本質は何か、といった哲学的な問いにも手がかりが得られるのだ――。 深い洞察と詩情豊かな表現にいろどられ、私たちを「真実」をめぐる旅へといざなう興奮の書! 竹内薫氏の解説付き。 7万部突破の『時間は存在しない』著者の最新作!
  • すごい物理学入門

    すごい物理学入門

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻858円 (税込)
    世界的ベストセラー『時間は存在しない』『すごい物理学講義』の天才物理学者による世界一わかりやすく美しい「七つの講義」。『世の中ががらりと変わって見える物理の本』を改題。物理を知りたいと思っているあなたに贈る、最も軽やかで最も素敵で、あっというまに理解できる感動的な究極の名著。
  • すごい物理学講義

    すごい物理学講義

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,078円 (税込)
    だれもが興奮できる究極の世界原理! わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている! 時間は存在しない、ビッグバンの先にあるもの、無限の終わり……最新物理学をあなたに。 これほどわかりやすく、これほど感動的な物理本はなかった。長い物理学の歴史から導き出された最前線の宇宙観。 「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」受賞の名著! 「物理学の進化」は「物理学の歴史」そのものだ。天才物理学者による世界一わかりやすい物理学と、その全体像!
  • 時間は存在しない

    時間は存在しない

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻2,090円 (税込)
    時間はいつでもどこでも同じように経過するわけではなく、過去から未来へと流れるわけでもない──。“ホーキングの再来”と評される天才物理学者が、「この世界に根源的な時間は存在しない」という大胆な考察を展開しながら、時間の本質を明らかにする。本国イタリアで18万部発行、35か国で刊行予定の世界的ベストセラー!

ユーザーレビュー

  • ブラックホールは白くなる

    Posted by ブクログ

    ブラックホールなんて存在しないよって言われていたものが実際に2019年4月10日に全世界に発表されて嬉しすぎて科学館に走ってしまったのを思い出しました。

    事象の地平面(Event horizon)を超えたら二度と戻れないと言われているが、ブラックホールの特異点に跳ね返り事象の地平面付近に出口専用のトンネルがあってそれこそがホワイトホールに繋がっているという考え方に理解するまで時間がかかりました。確かにダークマターがホワイトホールだったら辻褄が合うような!

    SFがお好きな方なら空想が止まらなくなるオススメ本です。

    0
    2026年09月23日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

    Posted by ブクログ

    学問は全て繋がっているということを、再認識させてくれる本。分かりやすく、軽快に語る文はとても読みやすかった

    0
    2026年09月04日
  • すごい物理学講義

    Posted by ブクログ

    「量子とはなんぞや」という疑問から本書を開いた。エンジニアの端くれとして日々データと格闘しているが、最先端物理の難解さに中盤までは頭を悩ませた。しかし、読み終えた今、胸を満たしているのは圧倒的な浪漫である。本書で「量子」の存在が、確率の雲のようにモヤっと腑に落ちた。驚いたのは、空間も時間も滑らかなものではなく、極限まで分解すれば映画のフィルムのような「離散的(コマ送り)」な粒だということだ。水も空間も光もすべて「場と粒」という同じ物質であり、時間はその場の関係性から後から発生している。このゲシュタルト崩壊のような宇宙の姿に鳥肌が立った。歴史好きの自分にとって、本書は古代ギリシャから続く「知性の紆余曲折の歴史」として最高に面白かった。今ある事象だけでなく、そこに至る経緯を知ることの大切さは、科学も人間の歴史も同じだ。例えば、古代ローマも初期は合理的で最善な選択(法やインフラ)をしていたが、政治に宗教を取り込んだ辺りから硬直化していった。物理学も「未来はすべて決まっている」という古い決定論に縛られていた時代は、冷たい宗教に似ていたかもしれない。しかし、量子力学が明かした現実の世界は違っていた。サイコロ1個のミクロの情報量すら、地球上の全データセンターで処理しきれない天文学的な量になる。人間を物理的にハッキングするようなSF的支配や瞬間移動が不可能なのは、宇宙がそれほど複雑で、規律ある確率で守られているからだ。パラレルワールドのような別の世界は存在しない。だからこそ、過去の経験値から明日を想定し、何者にも邪魔されずに自由意志で決断する「この瞬間」が、宇宙で唯一無二の価値を持つ。「完璧な正解が誰にもわからないからこそ、そういうこともあり得るという余白を持って楽しむ」。ロヴェッリの詩的で温かい文体から、そんな生き方の哲学を受け取った。世界の見え方が変わる、生涯忘れられない一冊。

    0
    2026年07月06日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    量子論を論じた物理学者たちの思索を経由しつつ、量子力学という切り口から世界のすべてが相互作用によって成り立っている事を、形而上学としてではなく、あくまで科学哲学的な解釈として捉えようとしている本書。(垣根を越えようとしている?)

    ただし、ここでいう"相互作用"というのは『華厳経』に由来する「一即一切・一切即一」に近い感覚です。「一つのものの中に全体が宿り、全体の中に一つが宿る」という華厳思想。すなわち世界を独立した実体の寄せ集めとしてではなく、すでに互いの中に互いが折り込まれているものとして見る事を指しています。

    す〇ぢさんはこれを『サク〇ノ刻』だと仰いました。
    (ヴィジュアルノベル)

    本書を元に解釈すれば、「芸術」は個人の表現であると同時に、他者、過去、喪失、継承、さらには世界全体が、一つの形を通して映し現れるものである、と捉える事が出来ます。それは単なる自己表現ではなく、その人の生き様を通して世界そのものと接続するもの、という解釈です。

    直哉や圭、他の登場人物達もまた、孤立した主体では無く、互いを映し合い、傷つけ合い、救い合いながら、世界という”網”の中で燃えています。芸術は、作者と世界と受け手が交差する、華厳的に言えば「珠玉」であり、一つの形の中に無数の関係が反射し、結晶したものとも言えます。

    そして完成した「強き神」に奥行きはない。いや、全てを自足したものは強いのかもしれない。けれど、同時に閉じてもいる。だから本当に重要なのは、「弱き神」であること。まさに、”未完成の筆”であることです。

    欠けていること、届き切らないこと。その未完成さこそが、他者を受け入れ、喪失を抱えつつも未来へ手を伸ばすための余白になる。完成したものはそこで終わる。しかし未完成なものは終わらない。閉じる事なく、別の生の中で反響し続ける。だからこそ、未完の筆は帝網に参加できる。

    この所謂「帝網重々無尽」の感覚。「世界は独立した実体の集まりではなく、帝網のように相互に折り込まれた関係の網である」という世界像を、芸術と人物の生を通して描いた作品。それが『サク〇ノ刻』そのものであるという事。そう思えました。

    0
    2026年05月05日
  • 時間は存在しない

    Posted by ブクログ

    いやはや難しい本。量子力学から哲学的な話まで、時間について言及されており、普通に考えれば、一般の人では到底理解できないことを、ギリギリ読めるレベルに落とし込んでいる。私的には本当にギリギリの理解。エントロピーあたりで若干挫折しそうになった。AIに相談しながら、エントロピーとは?みたいに質問して理解しつつ、相対性理論で立ち止まったり、右往左往したけど、何とか読み切った。書評としては詳しく書けるような言葉を持ち合わせて無いし、理解もできていない。ただ、物理学、量子力学は面白い、次は何を読もうかなと思わせてくれた。式とかはちょっと敬遠したいけど、本に出てきた偉大な科学者の人生を辿ったりしたい。科学は哲学的な面もからもアプローチできることは作者の著作で物凄く感じた一面。

    0
    2026年04月04日

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