カルロ・ロヴェッリのレビュー一覧

  • 時間は存在しない
    時間か存在しないことを物理学の知識を駆使して記載。でも大変読みやすく、最終的に時間が宇宙の発生や自分に帰ってきて、哲学的要素もある、名著。
  • 時間は存在しない
    ループ量子重力理論の提唱者であるイタリア人理論物理学者によるもので、時間という概念を考察する。
    まず低地と高地での時間の進みの違いから始まり、4光年離れた太陽系外惑星プロキシマ・ケンタウリbにいる姉とこちらとで対応する現在はあるのかという話になり、時空の時間的構造は層的なものではなくたくさんの光円錐...続きを読む
  • 世の中ががらりと変わって見える物理の本
    「凄い物理学講義」「時間は存在しない」に続いて3冊目。本当にわかりやすい。高校で教科書とは言わないまでも、副読本くらいにしたい。
  • 時間は存在しない
    時間に関する本ではありつつも数式は皆無であり、哲学寄りの本だと思いました。
    翻訳本ですが無駄にボリュームは多くなく、個人的には良書だと思いました。
  • 時間は存在しない
    時間という感覚は、独立した変数として存在しない。互いの系により相対的に決定されるものであり、時間の流れはエントロピー増大の法則により説明される一つの変数である。それを時間の流れとして認識しているのは我々の認知がそのように理解するようになっているからだ。時間とは個々にとっての物語であり、絶対的なもので...続きを読む
  • すごい物理学講義
    科学解説書は好きでたまに買ってよみますが、この本で初めて量子論の触りが、ほんのほんの少しだけ感じる(分かったとは口が裂けても言えない(^^))ことができました。品位があって、正面きって物事を説明している凄く良い本です。
  • すごい物理学講義
    「自らの無知に対する確固たる自覚こそ、科学的思考の核心である」
    なんという謙虚な。真摯な言葉でしょう。
    科学には「Why」は原動力になるのですね。
  • 時間は存在しない
    色々と感想が出てるが、どれもちょっと変な感じになっているのは、この本の難しさの反映か?

    まず、指摘しておきたいのは、訳者あとがきにあるけども、この本のタイトルは「時間の順序」というような意味のものであって、「時間は存在しない」というのは、NHK出版の編集さんが考えたのか、いかにも今の日本の出版界を...続きを読む
  • 世の中ががらりと変わって見える物理の本
    ベネディクト・カンバーバッチが持ち歩いてる愛読書で、朗読で賞を貰ってたので読んでみた。ブラックホールや宇宙の発生についてすごく簡単な文書で書いてあって理解しやすかった。良本。アインシュタインが、親友が亡くなった時遺族に「物理学を信ずる者にとっては、過去、現在、未来というような区別は、幻想以外何者でも...続きを読む
  • 時間は存在しない
    日本語版解説によると
    本書は、「時間とは何か」という問題意識の下に、人々の通念を鮮やかに覆し、現代物理学の知見を駆使して時間の本質をえぐり出す、魅惑的な書物。

    一回読んでも理解できないところは繰り返し読んでいます。
  • すごい物理学講義
    原題「現実は眼に映る姿とは異なる」のループ量子重力理論の解説書であり、3つのテーマが織り込まれながら、展開されていく。
    ①一般性相対理論と量子力学を統合する可能性がある理論「ループ量子重力理論」について
    ②「ループ量子重力理論」に至るまでの物理学の歩みをギリシア時代から遡る
    ③哲学と物理の関係、特に...続きを読む
  • 時間は存在しない
     タイトルにつられて即買いしてしましました。
     「時間」が存在しないって、、どーいうこと??
    って思いましたが、物理「量子力学」の世界では常識らいしです。
     高さや速さによって、時間の流れは変わるらしいので自分の「頭」と自分の「足」は、違う時間を生きているみたいです(笑)
     頭が「???」ってなりま...続きを読む
  • 時間は存在しない
    新書のようなタイトルに思わず釣られて手に取ってしまったが、専門領域に深く踏み込んだ科学者だけが知覚しうる世界の観方を、極めて分かりやすく平易な言葉で説明している良書だった。
    訳文も素晴らしい。

    ニュートン力学からアインシュタインの相対性理論、そして量子力学などへと連なる物理学の系譜が序盤では丁寧に...続きを読む
  • 時間は存在しない
    書いてることが難しく途中で断念していますが一通り読みたい本が読み終えたら再チャレンジします。内容としては非常に勉強になるものばかりです。
  • 時間は存在しない
    導入部であっという間に引き込まれるが、
    太陽という低エントロピー起源の元に住む私たちにとっては
    宇宙の中では非常に特異であっても今の時間は成り立つという話。
    物ではなく出来事が大事という主張には
    主語ではなく述語を、という蔵本由紀を思い浮かべた。
  • 時間は存在しない
    原書のタイトルはアナクシマンドロスの「時間の順序にしたがって」。
    ハイデガーとライヘンバッハが時間に関する考察を進めたものの、二人の時間のイメージはまるで異質なものになった。
    その理由を「二人は別々の問題に取り組んでいたからだ。一人は、目をこらせばこらすほどぼろぼろであることが明らかになっていくこの...続きを読む
  • 時間は存在しない
    時間って何だ?ということに関して,「ループ量子重力理論」を専門とする著者の一冊。核心の部分は著者独自の見解のよう。翻訳書と言うこともあり小難しいかと思ったが,比喩も上手くてある程度一般向けに書かれている。相対論の説明なんかも,先日読んだブルーバックスの同様な本より分かりやすくて読みやすかった。とは言...続きを読む
  • 時間は存在しない
    原題『時間の順序」

    実際に観察する前に理解する力が科学

    熱:冷たいものから温かいものへは移れない。
     エントロピー(=分子の振動)増大の法則

    t =静止しているときの時間
    t'=動いているときの時間
    「現在」は自分の近くのもの、地球全体くらいまで。
     遠くにあるのは私たちの過去。

    半順序
     ...続きを読む
  • 時間は存在しない
    物理学(量子力学)の観点から時間の存在について語った本。絶対的な「時間」は存在せず、人間が認識する特殊な状態を「時間」と述べている。
    量子力学と哲学を掛け合わせた本であり、どうしても難解ではあるものの、ところどころに今までの要約を挟んでくれているため最後まで食らいついていくことができた。
    分野を統合...続きを読む
  • すごい物理学講義
    この前読んだブルーバックスの本よりは分かり易かったな。こう言う本て日本人が書くより外国人が書いた方が全体の掴み方とか構成とか分かりやすく面白い気がするのだが気のせいか。日本はひも理論が優勢だが、この人はループ量子重力理論。正直違いは良く分かってないが、世界を理解しようと言う物理学の美学は伝わってきた...続きを読む